どの航空会社がベスト!?オーストラリアとニュージーランドで運行している航空会社の比較
ワーキングホリデーでオーストラリアやニュージーランドに来た方は、国内旅行をする際に特にオーストラリアでは飛行機を使うと思います。
また、日本からや帰国する際にも、どこの航空会社がいいのか迷いますよね。
筆者は国内や一時帰国際にいつも決まった航空会社ではなく、主に値段で比較しているのですが、過去使用したものを挙げていくと8社ほどありました。
今回は、今まで使ったオーストラリアとニュージーランドで運行する航空会社を紹介したいと思います。なお、値段は時期によってかなり変動があります。
Qantas(カンタス)
カンタスは、オーストラリアの航空会社です。
日本からは、羽田・成田・関西・札幌からブリスベン・シドニー・メルボルンへの運航があります。
私は、ブリスベンから東京の長距離($800~900、直行便で9時間)とブリスベンからパースやアデレードからの帰路の短距離の旅の際に使いました。
値段は安くはありませんが、その分サービスは充実していて追加料金なく快適に過ごせると思います。
日本からの国際線は、30kgまで預け入れできるので留学の際にも充分な量だと思います。
余談ですが、朝が早い便に乗る場合は、空港泊を考える方もいると思います、筆者もそうでした。しかし、アデレード空港は閉まってしまいます。夜の11時には閉まり、朝の4時にオープンします。
警備員の方が言うには、もし他にも空港泊する人が何人かいたら中に留まってもいいけど、いなかったら外にいってもらうと言われて焦りました…。この日は私の他に3人ほどいたので、中で過ごすことが認められました。
Virgin Australia(ヴァージン・オーストラリア)
こちらは、Virginグループのオーストラリアの航空会社です。私はブリスベンからシドニー行きで約$100で利用しました。
シドニーへの3時間ほどの短距離でもスナックとドリンクのサービスがありました。
しかし、ヴァージン・オーストラリアは、コロナウイルスの影響によりこのほど経営破綻しました。
運航を継続しながら事業の再構築と経営の立て直しを目指すとのことなので、今後完全に無くなるワケでもなさそうです。
オーストラリア国内での移動の際にはお勧めです。値段は安いに関わらず、この値段に預け荷物も含まれるのでお得です。荷物の重量は23kgまで可能です。
日本から友達や家族が旅行に来た際の国内旅行や、ワーホリ中の引っ越しの際にはこの空港会社の利用が良いと思います。
Tigerair(タイガーエア)
タイガーエアは、シドニーやパースへの旅行で使いました。こちらは、安いことで人気です。Jetstarと同じくらいの金額設定です。
ですが、運が悪いのか毎回のごとく遅延があり、他の便を電光板で見てもよく遅延が見られます。急ぎの用事がある方は、万が一のこともあるので注意が必要だと思います。
パースでの際は3時間ほど遅れ、空港内で使えるドリンク券をもらいました。持ち込み荷物は7㎏まで可能です。毎回厳しくきっちり量られました。預け入れは、12~15㎏が$75、15~20㎏が$85と重さによって異なりますのでご注意を。
Air New Zealand(ニュージーランド航空)
こちらは、名前の通りニュージーランドの航空会社です。カンタスと同じくらいの金額設定で機内も快適です。機内放送ではラグビーの試合も観ました。預け入れは23㎏で超過利用金を払うと32kgまで大丈夫です。
ワーキングホリデーなどの行きの場合は足りますが、なぜか帰国の際にはお土産等もあり荷物が増えるので超過が必要かも知れません。
機内食では、ニュージーランドのアイスクリームであるKapitiが出ました。ニュージーランドのレモンサイダーL&Pも常備されています。
Philippine Air(フィリピン航空)
フィリピン航空を使う理由は、羽田行きの便があるからです。ブリスベン、マニラ経由で羽田となります。
もちろん時期によって異なりますが、$450程で日本に帰ることができます。こちらの航空会社は、預け入れが25㎏までです。
この値段で荷物預け入れや機内食・エンターテイメントがついているので、学生さんにオススメです。
Jetstar(ジェットスター)
東京からゴールドコーストへの直通があるため1度使いました。日本からブリスベン行きは高いのですが、ゴールドコースト行きだと比較的安い場合が多いです。機内食やエンターテイメント等には追加料金がかかります。
ただ、夜便だと寝るだけなので付ける必要は無いと思います。預け入れの料金だけ追加して、東京から$660でした。ちなみに、成田からゴールドコーストまで直行便で9時間ほどです。ブリスベンに移動の場合、ゴールドコースト空港からバスと電車の乗り継ぎとなります。
バスの本数が少ないことから1時間半~2時間ほどかかってしまいますが、空港からVarsity Lakes Station行きのバスに乗り、そこから電車1本でブリスベンまで行くことができます。ブリスベン行きを探している方は、この選択肢もありますよ。もちろん国内線の際にもお得に旅行ができるのでオススメ。
Royal Brunei Air(ロイヤルブルネイ航空)
ロイヤルブルネイ航空は、あまり聞いたことがないと思いますが、ブルネイという小さな国が運行している航空会社です。ブリスベンからは、バンダルセリベガワンというブルネイの街経由の成田行きです。フィリピン航空と同じくらいの値段設定です。
預け入れは30㎏まで可能です。また、オーストラリア認定の学校に行く方、または帰国する際は追加で15㎏の荷物の持ち込みが可能となります。学生IDが必要のようです。
詳しくは、サイトやチケット会社に問い合わせをしてみて下さい。イスラム宗教柄、お酒の提供はありません。
Air Asia(エアアジア)
こちらは、マレーシアの格安航空会社です。初めてオーストラリアに来る際に、羽田発クアラルンプール経由メルボルン行きで使いました。
食事やテレビなどのエンターテイメントには、各々追加料金がかかります。
クアラルンプールの空港は事前に調べていた通り、かなり広くて綺麗でした。
チケットの探し方
筆者がチケットを探す際に使うことが多いのが、Skyscanner(スカイスキャナー)です。
多くの方が既に使っていることかと思います。多くの航空会社の比較が一気に見ることができるので楽です。
日にちによっては行きと帰りで航空会社が違ったり、経由の際も航空会社が違う場合や経由先で荷物を自分でピックアップしなくてはいけないチケットもあったりするので確認が必要です。
また、Itinerary(旅程)に記載されている時間は現地の時間になっています。パッと見て乗り換えの時間(Stop Over)が約1時間しかなくても、現地時刻では時差で1時間遅かったりするので、結局は2時間ほどあるのでそこまで心配はいりません。
私は時差で混乱しないために、携帯電話の時間を到着する国の時間に設定することをしています。
また、サイト内でもチケットを扱っている会社によって値段が変わります。
私が、よく使うのが、Skiddoo(https://www.skiddoo.com.au/)です。こちらはオーストラリアのオンラインチケットを扱う会社です。質問にもすぐ返答がきて、返金や変更にもすぐに対応して下さるので、今まで不満に思ったことはありません。
一度、BestJet(既に事業閉鎖)という会社を使った際、2日前になってもEチケットが届きませんでした。新たに送りますと連絡がきたのに1日前になっても届かず不安になりました。それにも関わらず、電話対応もかなり怖い感じでした。
チケット会社によっても返金の割合やチケット確定までの時間が違ったりするので、レビューを見ることをオススメします。
ニュージーランドでの国内線は、ニュージーランド航空やジェットスターが多く見られます。
国内旅行には、InterCityなどのバスの移動でも十分だと思います。
また、日本への帰国の際は、ニュージーランド航空やカンタス航空、シンガポール航空や中国東方航空などが検索にて出てくると思います。
【まとめ】 色々な航空会社を試してみよう!
航空会社を選ぶ際は、金額かサービスを重視する人が多いと思います。
行先や用途によって航空会社を変更するのはもちろんですが、留学中だからこそ複数回飛行機に乗る機会があろうかと思います。
航空会社により値段の違いがあるように、サービスの違いなども様々で新たな発見が沢山あります。
留学やワーキングホリデーの際には、乗ったことない航空会社を利用するのもたまには面白いですよ!
今回の記事が、旅行や帰国の際の航空券探しに少しでも助けになったら幸いです。