オーストラリアのマクドナルド事情!日本との違いとは?
こんにちは、オーストラリア・シドニーでライターをしている「ちさき」です。
オーストラリアで生活をしていると、さまざまなシーンで日本との文化の違いに驚かされます。
先日、シドニーCBDのマックに行った時に、「そう言えば、オーストラリアと日本だと結構違うよな…。」と、世界中で大人気のファストフード店にさえ、文化の違いがあることに気がつきました。
そこで、この記事ではオーストラリアのマクドナルド事情を日本と比較しながら紹介します。
「オーストラリアのマクドナルドってどんな感じ?」、「日本と何が違うの?」と気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
オーストラリアでマクドナルドは人気?
結論からいって、オーストラリアでマクドナルドは大人気です。(きっとどこの国でも人気ですが…。)
マクドナルドが入っているフードコートだと、「マクドナルドが一番人気かな?」と思うくらい、本当にいつ行っても人で賑わっています。
そんなオーストラリアには、たくさんのファストフード店がありますが、私が個人的にTOP3だと思っているお店はこの3つですが、以下3つのファストフード店はシティや郊外どこへ行っても必ずあります。
ちなみに、ハングリージャックスは、バーガーキングのオーストラリア版です。
バーガーキング(アメリカのマイアミが発祥)がオーストラリアで展開した際に、既にその名前が他社に使われていたので、「ハングリージャックス」という名前になったんだとか。
私はどちらかというとマック派ですが、ぜひオーストラリアに来たら一度はハングリージャックスにも足を運んでみてくださいね。
物価が高いオーストラリア…マクドナルドの値段は?
オーストラリアと言えば、物価が高いことで有名ですよね。
一回の外食で最低でも20ドル(1,500円)は飛んでいく…。そんなオーストラリアですが、庶民の味方「マクドナルド」はどうなのでしょうか?
ここでは代表的なメニューの値段を、日本のマクドナルドと比較しながら見ていきましょう!
オーストラリア | 日本 | |
ポテト(M) | $3.10 (約233円) | 280円 |
コーラ(M) | $3.40 (約255円) | 220円 |
ビッグマック(単品) | $6.30 (473円) | 390円 |
ハンバーガー(単品) | $2.0 (約150円) | 110円 |
チーズバーガー(単品) | $3.70 (約278円) | 140円 |
※「AUD $1 = 75円」で計算しています。上記料金は、2020年11月現在のものです。
基本的にオーストラリアのマクドナルドの方が、少し値段設定が高くなっていますね。
一般的にオーストラリアの方が日本より物価が高いことを考えると、オーストラリアのマックでこの値段というのは、かなり良心的な価格設定だなと感じます。
ちなみにハンバーガーやポテト、ドリンクのサイズはどちらの国でもほとんど違いはありません。
オーストラリアと日本のマクドナルドの違い5選
続いて、「オーストラリアのマクドナルドは日本と何が違うの?」と疑問に思っている人に向けて、オーストラリアのマクドナルドの特徴を5つ紹介します。
1. マクドナルドの略称
日本ではマクドナルドのことを「マック」とか「マクド」などと呼びますが、オーストラリアでは“Macca’s(マッカス)”という略称が一般的に使われています。
初めて聞いたときは、「変な呼び方だな…。」と思いましたが、オーストラリアで1年間半生活していたら、なんだか聞き慣れてしまいました…。(笑)
現地でオーストラリア人の友達ができたら、“Let’s go eat Macca’s!”と誘ってみてくださいね。
2. タッチパネルでセルフオーダーができる
オーストラリアのマクドナルドでは、店内に設置されているタッチパネルからセルフオーダーが可能です。
「英語で注文するのは不安…。」「メニューをじっくり見てから決めたい!」という人からすると、嬉しいシステムですよね。
ちなみに、カード払いであれば支払いもすべてこのタッチパネルで済ませることができます。支払いが終わると、3桁の番号が印字されたレシートが出てくるので、注文後はカウンターで注文したものが提供されるのを待ちましょう。
3. 日本にはないメニューがある
オーストラリアと日本のマクドナルドのメニューは、よく見ると結構違います。
もちろん、ハンバーガーやポテト、コーラ…といった基本メニューは同じですが、ハンバーガーやサイドメニューはそれぞれ異なることが分かります。
オーストラリアのマクドナルド特有のメニューには、以下のようなものがあります。
オーストラリアのマクドナルドでは、ハンバーガー以外にラップが売っているのが特徴的です。
クリスピーチキンとレタスが入ったラップは、かなり美味しかったです。オーストラリアを訪れた際にはぜひ試してみてくださいね!
反対に、日本のマクドナルドにあってオーストラリアのマクドナルドにないメニューには、以下のようなものがあります。
私はえびフィレオが大好きなので、日本に帰国したら絶対にえびフィレオを頼もうと決めています。(笑)
ちなみに、日本では冬季限定で発売されるグラコロもオーストラリアでは食べられません…。
4. 選べるソースが豊富
日本でマックナゲットを頼んだ時に選べるソースと言えば、「バーベキューソース」か「マスタードソース」ですよね。
日本ではナゲット関連のキャンペーンをやっている時でも、期間限定のソースが2つ程度追加されて4種類といったところでしょうか。
でもオーストラリアでマックナゲットを頼むと、なんと8種類ものソースの中から好きなものを選ぶことができるんです!
タイ生まれのシラチャーソースや、タルタルソースなど、本当にたくさんのソースが用意されていますよね!
オーストラリアが多国籍な国だからでしょうか?(笑)
私は無難にいつもマスタードソースを選んでしまうんですが、試してみたいソースを見つけた人はぜひ試してみてください!
5. マックカフェのメニューが豊富
日本でも「マックカフェ」が入っている店舗を見つけると、ちょっとテンションが上がりますが、オーストラリアのマックにはかなりの確率で「マックカフェ」が併設されています。
マックカフェのショーケースには、「え?これマクドナルドなの?」というくらいおしゃれなスイーツが並んでいます。
私はチャンスを逃し続け、まだ食べたことはないんですが、今度トライしてみようと思います!
オーストラリアのマクドナルドで使える英単語を紹介!
最後に、オーストラリアのマクドナルドを訪れた時に使える便利な英単語を紹介します。
1. Meal(ミール)
“Meal”トは、ハンバーガーとポテトとドリンクのセットのことです。子ども向けの「ハッピーセット」も、オーストラリアでは、“Happy Meals”と呼ばれています。
「セット」は英単語ではあるものの、オーストラリアでは通じない可能性が高いのでご注意ください。
オーストラリアのマクドナルドでセットを頼みたい時は、“Meal”を使うと覚えておきましょう。
2. Take away
お持ち帰りのことを、日本では「テイクアウト」と言いますが、オーストラリア英語では “Take away(テイクアウェイ)”と言うのが一般的です。
ちなみに、英語の授業で多くの人が、 “for here or to go?(ここで召し上がりますか、それともお持ち帰りですか?)”という英文を習ったと思います。
でもオーストラリアではこのフレーズは聞いたことがありません!
このオーストラリアバージョンは、“Have here or take away?”です。
このフレーズは、マクドナルドだけでなく、オーストラリアのカフェやレストランでよく使われるフレーズなので覚えておくといいでしょう。
オーストラリアに来たら「Macca’s」を利用しよう!
今回の留学コラムでは、オーストラリアのマクドナルド事情を日本と比較しながら紹介しました。
世界中どこでも大人気のマクドナルドですが、メニューや注文のシステムなど、国ごとにいろいろと違いがあって面白いですよね!
まとめると、オーストラリアのマクドナルドは、以下の特徴が挙げられます。
英語力や経済的にいろいろと悩まされることが多いワーホリ生や留学生にとって、非常にやさしいお店です。
オーストラリアで生活していると、意外と利用しないマクドナルドですが、ぜひ機会があれば足を運んでみてくださいね。