【Rain Bomb】2022年オーストラリア北東部にて大洪水!そんな時どうすれば?
こんにちは、まゆみです。
日本でもニュースになったオーストラリア東海岸部で起きた100年に一度の洪水。
筆者はブリスベンにいたので、その様子をシェアさせてください。数日間大粒の雨が降り続き、日中も太陽を見る事がなく鬱々とした雰囲気で、どうなるのかと不安を感じていました。
各地で降った大雨
2月27日(日)からブリスベン市からブリスベン川が洪水の恐れがあること、避難勧告が出た際に速やかに避難できるように避難準備をすることなどを知らせるテキストが送られて来るようになりました。
2月28日(月)にブリスベンでは数日ぶりに一旦晴れ間がのぞきました。私の働いているカフェは運よく営業が出来たのですが、バスや電車といった交通機関は運休していたので、仕事仲間はUberを使ってその日は通勤していました。
カフェに来るお客さんと話すと、仕事場の数ブロック先では停電していたり、小学校が休講していたりと辺りの被害をひしひしと感じました。街を見渡してみるとブリスベン川近くの低地では、辺り一帯が水浸しでした。その他、友人たちのSNS上の投稿を見てみるとバイロンベイ、シドニーにいる人たちもそれぞれ大雨を経験したようです。
今回の洪水で起こった困った事
・スーパーマーケットから生鮮食品が消える
・電気が消えて冷蔵庫がダメになってしまう
・交通機関がマヒ
・仕事に行けない
もちろん、これらは洪水による浸水被害を受けなかった私のラッキーなケース。災害時に備えてできる対策はなんでしょうか…?
Covid-19でのロックダウン前にも毎度起こるのですが、非常時の食糧の買い込みが行われるので、日常的に非常時の水・米・ラーメンや缶詰の乾物の用意・ロングライフの乳製品などがあってもいいでしょう。
日本は地震や洪水と災害の多い国なので、みなさんの防災リテラシーは他の国の方に比べて高いのではと思っています。
ただやはり異国の地で生活しているとそういった意識が薄れてしまうのも事実。改めて考えさせられる機会になりました。
公式情報源
・What to do before, during & after a flood
私たちができること
3月に入り1週間が経ちました。浸水被害があった地域では、回復に向けての作業が少しずつ進んでいますが、まだまだ困っている人が多いのです。
SNS上でも助けを呼ぶストーリーなどが拡散されていました。浸水した家々では、ダメになってしまった家財道具を外へ出し、泥を家から掃き出し、水を含んでしまった壁を剥がし落とす作業をされています。
物資・資金・その他サービスのドネーション先
公式なドネーション先で、ホームページから何が必要なのか、被害を受けた地域の確認ができるだけでなく、自分でドネーション先(被害を受けた個人・家族・コミュニティー)を選べます。
・St Vincent de Paul Society Queensland
直接的なボランティアの方法
Emergency Volunteeringにてオンラインで登録。またはVolunteering Queensland1800 994 100へフリーコール。