ワーキングホリデーでオーストラリア生活を始めるための12コの準備(前編)
こんにちは!オーストラリアに滞在予定のコバヤシです。
海外生活を実現するためには、様々な準備を進めていく必要があります。
海外生活をするにあたって、「何の準備をする必要があるんだろう…。」、「やることは分かったけど、どの順番でやっていけばいいんだろう…。」と不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
僕も準備を始めた当初は何をすればいいのか分からなかったので、海外での生活に対する不安を少しでも減らすために、インターネットに掲載されている個人ブログや留学情報サイトを見たり、留学エージェントさんにメール・電話でお話しを聞いたりして、手当たり次第に情報をかき集めていました。
この記事では、僕がオーストラリア生活の準備に取りかかったときに、実際に役立った12コの準備をまとめてみました。これからワーキングホリデーでオーストラリアに行く方は、海外生活の不安を少しでも解消できるように、ぜひ参考にしてみてください。
オーストラリアでのワーホリ準備は遅くても渡航の3ヶ月前から
ワーキングホリデーでは、どのぐらいの時期から準備を始めれば日本を出発できるのでしょうか。
結論としては、遅くても渡航の3ヶ月前から始めればぎりぎり間に合いますが、2ヶ月を切ると相当忙しいはずです…。
また渡航の1年から半年前ほどから準備が進められれば、様々な手続きの時間や渡航先での生活費などの貯金もできるため余裕を持てるはずです。
もし語学学校へ行く場合は、入校の申し込みから入校許可証の発行がされるまで1ヶ月ほどでできる、すぐに通学することができます。
しかし、新型コロナウイルスの影響やビザの申請などでいつも以上に時間がかかってしまう可能性もあるので、自分の目的にあったワーキングホリデーをするには、やっぱり1年~半年くらい前から準備を開始した方が安心です。
では、具体的にどのような準備が必要になってくるのでしょうか。ここからは12コの準備をそれぞれの項目に分けて、各準備内容を紹介していきます。
1. 何を目的に行くのか整理する
ワーキングホリデーをしたいという大半の人は、英語が勉強できるし、アルバイトでお金が稼げるし、旅行ができるから、取り敢えず何でもできるワーキングホリデーで海外渡航しようとする場合が多いようです。
その行動力は素晴らしいものですし、僕も実際にそういう考えでワーキングホリデービザを選択しました。しかし僕は今、出発ぎりぎりになって「入国したら何をしようかな…。」と考える日々を送っています。(それはそれで楽しいですが…。)
僕みたいに出発直前になってあたふたしないように、皆さんはワーキングホリデーの目的を決めておくことをおすすめします。
日本にいるうちにワーキングホリデーをどのように活用しようか考えておくことで、海外での生活を充実させるための準備を進められるはずですし、渡航するまでのモチベーション維持にもつながるはずです。
またワーキングホリデーで海外渡航を考え始めた時点で、「どうして海外に行きたいのか?」という目的を考えてみましょう。方法としては、ワーキングホリデー終了後の自分の姿を想像してみるといいかもしれません。
英語を使って外国人と話をしたいのなら「英語を学習できて、外国人の友達を作れる語学学校に行く必要があるな。」とか、日本に帰国したら英語が使える企業で働きたいのなら「ビジネス英語と実務を体験できるインターンをしたいな。」とか、帰国後の姿からどうなっていたいかを想像すると、目的が設定しやすくなるのではないでしょうか。
2. ワーキングホリデーで行く国を決める
ワーキングホリデーの目的を決めたら、次は渡航先を決めましょう。
ワーキングホリデーで行きやすい国は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドらしいです。
インターネットで調べた際に、ワーキングホリデーのできる他の国と比べてアルバイトが見つけやすく治安が良いと書いてあったので、僕もこの3カ国を基準に選んでいきました。
インターネットでそれぞれの国の情報(物価、食べ物、観光地など)を比較した後、さらに詳細が記載されている留学サイトや個人ブログを見て自分の行きたい国を数ヵ国に絞っていきます。
特に個人ブログでは、語学学校の様子や生活スタイル、アルバイトの様子など、現地のリアルな情報を手にすることができます。
また留学説明会や個別相談会で、留学エージェントに相談してもよいでしょう。今ではオンラインで説明会を開催している留学エージェントも多くあり、話を聞きやすくなっているはずです。
3. パスポートの申請(有効期限の確認)
ワーキングホリデーをするには、パスポートが必要不可欠です。パスポートの発行には10日ほどかかるので、早めに申請を終えてしまいましょう。
初めて海外へ行かれる方は自分の住んでいる地域の窓口で申請します。すでにパスポートを持っているという方は、有効期限を確認してみてください。
ワーキングホリデービザ申請時にパスポートの有効期限が6ヵ月未満だと、新しいパスポートに更新してからビザ申請を行う必要があります。
4. ワーキングホリデービザの申請
続いて、ワーキングホリデービザを申請します。ワーキングホリデービザ申請時には、現在の年齢で条件に適応できるかを判断されます。年齢上限の制限があり、30歳の人は31歳の誕生日を過ぎる前に申請をする必要があります。
また僕が行くオーストラリアはオンラインでの通年受付をしているので、ワーキングホリデービザはオンライン申請で行いました。オーストラリアのワーキングホリデービザ申請はすべて英語での申請だったため、英語初心者の僕には厳しいだろうと感じました。(手続きをする時間もなかった…。)
申請書の不備でビザが取れないなどの不安があったので、インターネット上で探した申請代行サービスを利用しました。
5. 語学学校やホームステイ・寮など滞在先の手配
オーストラリアに渡航したら、最初の数ヶ月間は現地の語学学校に通学する場合が多いようです。でも、ワーキングホリデーでは、語学学校に通うこと自体は求められていないです。
また語学学校の提携先である学生寮や、現地の雰囲気を味わえるホームステイ、色々な国の人たちとのシェアハウス、のんびりとアパートで一人暮らしなど、自分の目的にあった滞在先を検討しましょう。
僕は初めの1ヶ月は語学学校に通って、ホームステイで滞在をしようと思っています。
僕が語学学校に行く理由は、現地での生活や英語の環境に慣れるため、そして、外国人の友人を作りたかったというのが大きかったです。
また滞在先をホームステイにした理由としては、現地での会話の雰囲気や現地人の人柄、食べているものに興味があったからです。
さらに、入国後は多少バタバタして忙しいと思うので、時間に余裕のある滞在方法だったからです。例えば、ご飯を作らなくてよかったり、洗濯しなくてよかったり…。
6. 航空券の手配
パスポートやビザの申請が終わっていれば、早く航空券を手配した方がいいです。手配する時には、語学学校を開始する日にちを決めてから、逆算して渡航する日にちを決めましょう。
航空券の種類には片道航空券と往復航空券、周遊航空券の3つの選択肢がありますが、ワーキングホリデーで行くのなら片道航空券がいいと思います。
片道航空券をおすすめするのは、何が起こるかわからないワーキングホリデーでの海外生活では、日本を出国する前に帰国予定日を決めておくのはすごく難しいからです。例えば、以下のような想定外のことが起こるかもしれません。
このような理由から、日本帰国時は現地で様子をみながら航空券を手配した方が得策です。
余談ですが、新型コロナウイルスの影響でオーストラリアは、日本からの直行便での入国しか許していないため、コロナ以前と比べてすごく片道航空券代が高かったです。
違う国を経由する必要があったLCC(格安航空会社)を利用できなかったのは、金銭面においてすごく痛手でした…。(後編に続きます!)