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交通ICカードGo Cardとは?ブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコーストで使えます!

公開:2022/05/16 著者:小林 龍輝 2830 Views

こんにちは!オーストラリアに滞在中のコバヤシです。

オーストラリアで電車やバスに乗るたびに、慣れない英語を使ったり、切符をその都度買ったりするのは少し不便ですよね。

そこで、日本にあるSuicaやPASMOのように使える交通ICカード「Go Card(ゴーカード)」を使いましょう。

 

Go Cardはブリスベンのあるクイーンズランド州内で利用でき、長期滞在の方はもちろん、短期滞在の方にもおすすめです。

公共交通機関に乗車するたびに切符を購入する手間が省けるだけでなく、通常よりも交通運賃がかなり割安になるのでぜひ利用してみましょう。

今回は、Go Cardの概要や買い方、使い方などをご紹介します。

「Go Card」とは!?

 

Go Cardとは、ブリスベンやゴールドコースト、サンシャインコーストで使える交通系ICカードです。

クイーンズランド州内のTRANS Link(トランスリンク)電車・バス・フェリー・トラム(路面電車)で利用することができ、公共交通機関を乗り降りする際にとても便利で、通常の運賃よりも安くなることが多いです。

TRANS LinkのサイトとGo Cardを連携することで、オンラインでGo Cardに交通運賃を入金できたりなど、便利な機能もあります。

 

※TRANS Linkは、オーストラリア政府が運営している交通局のことで、街の公共交通のほとんどがTRANS Linkのサービスになります。

 

Go Cardを利用するメリット

Go Cardを利用するメリットはたくさんあります。下記がメリットの一覧です。

 

・運賃が紙の切符と比べて30%の割安。
・オフピーク時に乗車するとさらに20%の割引。
・同じゾーン内で1時間に3回までは乗換無料。
・月曜〜日曜の間に8回利用するとその週の残りの日数の運賃が半額。
・Senior Go Cardで1日に2回使ったらその日の3回目からの運賃は無料。
・Child Go Card保持者は週末無料。

 

オフピーク: 平日 8:30~15:30と19:00~6:00、週末、祝日。

ゾーン: どの区分間を移動したかによって運賃が変わる。電車・バス・フェリーで共通。

 

4つのカード種類

Go Cardには4つの種類があります。

 

・Adult(大人用/青色): ワーキングホリデービザや観光ビザ、語学学校の学生

通常料金です。

 

・Child(子供用/黄色): 5歳以上14歳以下の子供

運賃が半額になります。また、4歳以下は無料となります。

 

・Concession(学生用/緑色): 中高・TAFE・カレッジ・大学に在籍中の学生・年金受給者

上記の学生は、学割申請をすることで運賃が半額になります。クイーンズランド州内の学生証や学校の制服の着用などが必要になるようです。学割を適用する際は、TRANS Linkのサイトからオンラインで申請ができます。

 

Senior(シニア用/赤色): オーストラリアのシニアカード保持者

運賃が半額になります。

 

Go Cardの購入方法

Go Cardの購入場所は、ブリスベン空港・ゴールドコースト空港や主要な駅、ブリスベン近辺のコンビニエンスストア、ニュースエイジェンシー(雑誌や新聞などを売っている売店)などです。

購入する時は、デポジット10ドルと最低チャージ額5ドルがかかり、合計で15ドルは必要になります。

 

チャージ方法

交通ICカードにチャージすることを、オーストラリアではTop-up(トップアップ)と言います。チャージ方法は4種類あります。

 

・駅に設置されている機械から手動でTop-upをする。
・コンビニやニュースエイジェンシーでTop-upをしてもらう。
・TRANS LinkのサイトからオンラインでTop-upをする。
・ Auto Top-up(自動チャージ)の設定をしておく。

 

残高が残り少なくなった時点で、登録しているクレジットカードから自動で入金できる機能です。

Auto Top-up設定をしておくことで、自分でチャージする手間がなくなり、残高を気にすることなく利用できます。

初めて利用される方は、どのくらいの金額をチャージすればいいのか悩まれると思います。その場合は、50ドル以下の金額をチャージしておきましょう。50ドル以下だと払い戻しが簡単なためです。

 

Go Cardの利用方法

どの公共交通機関でも乗車時(Touch On)、降車時(Touch Off)にGo Cardを機械にタッチするだけです。

TRANS Linkの電車、バス、フェリー、トラムで共通の利用方法です。

 

Go Cardを使う時の注意点

 

乗車時の注意

オーストラリアには改札のない無人駅が多くありますが、Go Card をタッチする専用機械は必ずどの駅にも設置されています。

電車・バス・フェリー内では「Go Card をタッチしないで無賃乗車していないか」を駅の検査官が見回りをしていることがあります。

もしも乗車時にGo Card をタッチしていなかった場合、罰金として235ドルを支払うことになるのでGo Card のタッチは忘れずに行いましょう。

 

降車時の注意

車両を降車する際にGo Card を機械にタッチし忘れると、次回利用する時にGo Card から10ドルが差し引かれます。

機械が故障などで作動しなかった時は、インターネットでTRANS Linkサイト、または電話で乗車履歴や状況の説明をして問い合わせすることで返金してもらえます。

また残高が足りない場合であっても降車することができます。降車する際にマイナスの金額が表示され、次回のチャージ時にその金額がGo Cardから差し引かれます。

 

その他の注意

乗り換え時間が1時間以内で、同じゾーン内の乗り換えであれば、乗り換え回数が3回までは追加料金は発生しません。

乗り換えは電車からバス、バスからフェリーなど乗車する乗り物が違っていても、1時間以内に乗り換えをすれば追加料金は発生しません。

またGo Cardを使用する必要がなくなったら、初回購入時に支払ったデポジットとチャージした残金は戻ってきます。

 

クイーンズランドに来たらGo Cardは必須!

 

Go Cardはブリスベン、ゴールドコースト、サンシャインコーストの長期滞在者が利用しやすいのはもちろん、短期の旅行者が利用する場合であっても、非常に便利で、交通運賃を割安にできるので活用する価値があります。

留学生やワーキングホリデーで来られる方々は、学校や仕事での通勤手段は公共交通機関の利用は外せないですし、長期滞在の中で観光も色々することと思います。

ぜひGo Cardを入手して、快適なオーストラリア生活をお楽しみください!

 

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