【児童英語教師(TECSOL、J-SHINE)】留学プログラムと学校のご紹介 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:各種コースの紹介

【児童英語教師(TECSOL、J-SHINE)】留学プログラムと学校のご紹介

公開:2022/08/07 著者:中山 大輔 780 Views

「帰国後は、何か英語を使った仕事をしたいな」、「子供が好きだから、子供たちの英会話を教える先生になれたら良いな~」という方に、ぜひオススメしたいのが児童英語教師の資格が取れる留学プログラムです。

ここでは児童英語教師の基礎情報からオススメの学校、プログラムまでしっかり解説をしていきます。

※残念ながら、2023年12月時点でオーストラリアの語学学校でJ-SHINEが取得できるプログラムは開講されておりません。

そもそも児童英語教師とは?

児童英語教師とは、幼児から12歳以下の児童(0歳から小学校6年生まで)を対象に英語を教える先生のことです。

例えば、下記のように小学校の学級担任として英語を教える場合には教員免許が必要ですが、英語活動アドバイザーやプリスクール、民間の英会話教室などで児童英語教師になるための資格というものは原則的にありません。

 

> 児童英語教師の義務資格はない

※英語活動アドバイザーとは、小学校で学級担任と協力して、英語授業をサポートする非常勤職員の事

 

単純に勤務先での応募や採用規定を満たしていて、児童英語教師として採用されれば、児童英語教師という事になるんですね。

ちなみに、英語活動アドバイザーという非常勤講師が採用されたのは、小学校の学級担任が必ずしも英語に自信があって英語がめちゃくちゃ堪能とは限らないためです。

2020年度から始まった国の新学習指導要領では、小学校の3~4年生は「外国語活動しましょう」5~6年生は「教科として外国語を学びましょう」となりましたが、小学校の先生も英語を教えるのに十分な経験や実力などが足らない人も多いため、「英語が堪能な人=英語活動アドバイザーと協力して小学校では英語を教えましょう」となったんですね。

 

やっぱり資格を持っていると採用に強い!

上記のように児童英語教師になるためには、国が定める必須の義務資格などはありません。

しかし、児童英語教師の資格を持っているとやはり採用にも強くなります。

 

資格を持っていることで、採用側も「この人は児童に対して英語を教える一定の知識や技術を持っているんだな」というのがハッキリ分かるためです。

 

例えば、私たち日本人は当然日本語がペラペラですが、日本語がしゃべれるからと言って、いきなり外国人の児童の前に立って「はい!じゃあ今から目の前の子ども達に日本語を教えてください」と言われてもきっと困ると思います。(笑)

 

つまり、「その言語が堪能である」という事と「その人が児童に対してその言語を上手に教えられる」かどうかはまったく別問題なんです。

 

また、その人の英語自体が堪能かというのは、大人同士であればTOEICスコアなどの資格や実際に英語で会話をしてみればすぐにわかりますが、「児童に対しての教え方が上手かどうか」というのは、なかなかすぐに見極めができません。

そうした時に「私は児童に対する最低限の知識や技術を持っていますよ」という事を資格で対外的に分かりやすく見せる事ができるのはやはり資格取得での大きなメリットと言えます。

 

児童英語教師に関する資格はどんなものがあるの?

それでは、もし日本で児童英語教師になろうと思った場合に、対外的に提示できる資格はどんなものがあるのでしょうか?

特に有名なものとしてJ-SHINE、TECSOLという2種類の資格がありますので、ここではその2つをご紹介致します。

 

> J-SHINEとは

J-SHINEとは、小学校英語指導者認定協議会というNPO法人が認定する民間資格の事です。このNPO(小学校英語指導者認定協議会=J-SHINE)は、「日本の小学校で英語教育を普及させよう!そのために小学校できちんと英語を教えられる人を増やそう!」という目的で2003年に設立されました。

小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)は小学校での英語教育が義務化されるずっと前から(約20年近くも前から)児童英語教師の資格認定をしていますので、現在日本で一番有名な児童英語教師の資格と言えます。

ちなみに、2023年時点でもまだ日本の法律では児童英語教師になるための国家資格などはないため、このJ-SHINEは民間資格でありながら、業界のスタンダードのような形になっています。

 

> TECSOLとは

一方、TECSOL(テクソル)とはTeaching English to Child Speakers of Other Languagesの略で、英語を母国語としない子供達へ英語を教える方法(教授法)の事です。

※「TEYL(Teaching English for Young Learners)=子どもに対しての英語の教授方法」と呼ばれる事もあります。

 

英語を母国語としない子供達、つまり「私たち日本人にとっての英語」、「中国人にとっての英語」、「韓国人にとっての英語」というような形での英語教授法になります。

J-SHINEは日本のNPO法人が認定する資格でしたが、このTECSOLは各国の語学学校などが認定する資格となっています。

 

また、正確には「各語学学校が認定する資格」というよりは、「コースの修了証(卒業証明書)」のようなものです。

 

つまり、「合格・不合格」のような合否で渡される資格ではないため、単純に語学学校が規定するカリキュラム(TECSOLコース)を、きちんと卒業したら学校が「あなたはこのTECSOLコースを修了(卒業)しました」という修了証を発行してくれる形なんですね。

両者の違いをまとめると下記のようになります。

 

 

また、J-SHINEでの資格は下記のように6種類あり、指導経験、英語力、検定の合否などで資格名が変わります。

 

> J-SHINEの資格種類

1)小学校英語準認定指導者 (指導経験50時間未満)
→指導者として一定の知識、技術はあるが実務経験が少ないという準資格
2)小学校英語指導者
→指導経験50時間以上で取得できる正資格
3)小学校英語上級指導者
→指導経験が200時間を超える優れた指導者として上位資格
4)小学校英語指導者プラス
→2番の条件に加えて、CEFRのB2レベルも所持しているという資格
5)小学校英語上級指導者プラス
→3番の条件に加えて、CEFRのB2レベルも所持しているという資格
6)小学校英語指導者育成トレーナー
→指導経験400時間以上かつCEFRのB2レベルを持っていて、さらに指定の検定試験合格者が持つトレーナーとしての資格

 

また、CEFRのB2レベルってどれくらいの英語力?という方はこちらのコラムをご参考ください。

 

 

J-SHINE、TECSOLどっちの資格が良いの?

現状、児童英語教師になるために必要な義務資格はないため、児童英語教師になるために「どちらの資格が有利(必要)」というものはありません!

 

極端な話、たとえ資格が一切なくても、雇用主に「採用します!」と内定を貰えれば児童英語教師となりますし、逆に資格が両方ともあっても雇用主に「ウチではちょっと…」と不採用となれば、児童英語教師になれません。

そのため、児童英語教師として採用されるためには、資格の有無というよりも、ある意味で実力次第(実力主義)な部分もありますので、就職時に有利になる資格を取りつつも、自分自身に足りないスキル、経験などを埋めれるような資格取得のプランを立てていくのがベストです。

 

児童英語教師として採用されるために必要な技術、スキルは?

では、児童英語教師として採用されるために必要な技術やスキルはどのようなものがあるのか見ていきましょう!

 

◆ 英語力

→児童英語教師になるための英語力規定はありませんが、最低TOEIC600~700程度は欲しい所です。

 

やはり採用側としても「英語自体はそんなに上手じゃないけど、児童への教え方だけは上手!」という先生よりは、「英語も当然ある程度できて、児童への教え方も上手!」という先生が欲しいためです(笑)

 

特に親御さんの目線としては「ウチの子どもに英語を教えている先生はどうやらあんまり英語が得意じゃないみたい…」となるとやっぱり不安が募りますので、「先生=英語は当然得意」というイメージの人の方が断然採用されやすいです。

 

そのため、もし現時点で英語力自体に自信がないのであれば、海外留学を通じて英語力がアップできる「海外留学を通じてのJ-SHINE取得」や「海外留学を通じてのTECSOL資格取得」というプランがオススメです。

 

やはり日本で通信のJ-SHINEプログラムでは資格は取れても、日本に滞在している以上、劇的な英語力向上は現実的に見込めないためです。

 

一方で、もし海外留学、海外での生活ができれば英語に触れる機会や時間も増えるため英語力自体の底上げもしやすくなります。

 

◆ 実務経験

→英語力の次は実務経験になります。具体的には「実際に子ども達の前で授業を行ったことがあるかどうか」という部分です。

 

やはり採用側も「知識だけ勉強したけれども、実際子ども達の前では授業をした事がない」、「授業回数が少なくて自信がない」という先生よりも、「何度も授業をやった事がある」、「授業回数も多く、授業運営にも自信がある」という先生を雇いたいからです。

J-SHINEの通信講座などだと費用的には安いのですが、通信講座では実務経験までをまかなうことはできないため、通信講座のプログラムとは別に自分自身でボランティアやアルバイトなどで実務経験をコツコツ積まないといけません。

一方で、海外で取得するJ-SHINEプログラムであれば実務経験も含まれているため、経験や自信なども一度に身に付けやすいというメリットがあります。

 

◆ 子ども達を飽きさせない能力

→児童英語教師は、年齢が低い子どもに対して英語を教えますので、教える英語内容も決して複雑なものではなく、どちらかというと簡単なものとなります。

 

例えば、フォニックス(スペルと発音の規則性)などは、日本のひらがな一覧のような一覧表でパッと見れるものですし、チャンツ(正しい発音とリズム)などでも「 I like my town 」 のような短い単語をラップのようにリズムをつけて歌うような訓練ですので、授業中には決して難しい事をやっているわけではありません。(小さな子ども達に細かな文法や難しい単語を教えるわけにはいきませんので…笑)

 

→フォニックスを学ぶシート

 

→ 英語の絵本です(単語も少なくシンプルな英文です)

 

しかし「簡単な内容だから、教えるのも簡単」と考えるのは大人の先入観になっていて、実際は「簡単な内容でも、飽きっぽい子ども達へ何か教えるのは一苦労!」というのが現実です。(苦笑)

つまり「教える内容は簡単だけど、飽きっぽい子ども達に教えるのは簡単ではない」というのがポイントとなりますので、採用側も「子ども達を飽きさせずに授業を進める能力、実力」という部分をすごく重視しています。

こうした能力は経験豊かな先生からの指導や練習などを通して少しずつ身につくものになりますので、対面の講座でないとなかなか肌で感じられない、身につけられない部分でもあります。

 

◆ コミュニケーション能力

→児童英語教師は、英語を教える対象は子どもですが、その子どもの周りには意外にも多くの大人達が関係していますので、そうした大人達ともしっかりコミュニケーションできる能力も必要とされます。

 

例えば、個人で自分だけの英会話教室を開く場合でも、少なくとも保護者(親御さん)とはしっかりコミュニケーションを取らないといけませんし、大きめの英会話教室であれば同僚の先生、職場の人、さらに英語活動アドバイザーであれば学級担任ともしっかりとしたコミュニケーションが必要になります。

 

「年齢が低い子どもに対してはコミュニケーションが上手だけれども、大人とは苦手…」、「社会人経験がまったくない」という場合には、児童英語教師として高い実力があってもなかなか就職が難しかったりします。

そのため、他業種であっても社会人経験があったり、どこかの職場で働いた経験があるという人だと、採用する側としてもより安心して採用できるんですね。

 

◆ なにより英語、子ども、教える事が好き!

→児童英語教師は一見楽しく華やかな職業に見えますが、世の中に簡単で楽なお仕事が存在しないように、児童英語教師も仕事としてやっぱり大変な所はあります。

 

そうした時にやはり重要になってくるのは「英語、子ども、教える事が好きかどうか」という部分です。

そもそも英語が嫌い、子どもが嫌いという人はそもそも「児童英語教師になりたい!」、「資格を取ろう!」という事にはならないかと思いますが…。(笑)

 

英語と子どもが好きな事に加えてさらに「人に何かを教える事が好き」という気持ちがある人は特に児童英語教師に向いています。

 

なぜなら、人に何かを教える事自体も好きであれば、毎日働きながら、授業をしながら「もっと上手に教えたい!」、「こうやって教えたらどうだろう?」と工夫しながら児童英語教師としての技術や実力が少しずつ向上していくからです。

もし児童英語教師の技術や実力が毎日少しずつでも向上していけば、授業に参加している子ども達が大きく成長し、結果を残す事に繋がります。そして結果が出れば、授業の運営、内容にも自信が持てますのでお仕事が楽しくなるんですね。

そして、やはり教え子の子ども達が何か結果を残したら、親御さんはもちろん雇用主、同僚達からも認められる事になりますし、何より子ども達からも「〇〇先生の英語の授業楽しい!」と言ってもらえるのは、児童英語教師でしか得られない大きなやりがいと言えます。

 

J-SHINEの留学(プログラム)と通信講座との違い

日本で一番有名な児童英語教師の資格であるJ-SHINEは、通信講座でも取得ができ、実情として通学(留学プログラム)よりも安価となっています。

一方、留学をするためには、どうしてもある程度まとまった時間とお金が必要ですので、「なかなか勉強する時間が取れない」、「とにかく費用を押さえたい」という人には通信講座の方が魅力的に映るかもしれません。

しかし、通信講座と通学(留学プログラム)それぞれにはメリット・デメリットがあります。もし、メリットとデメリットを把握しないままお申込をしてしまったらお金や時間が無駄になってしまう可能性があるため、こうした部分もしっかり押さえて自分の希望にあった選択をしていきましょう!

 

 

上記のように、通信講座は確かに安くスキマ時間にできるというのが魅力ですが、通信講座の宿命として「一人でコツコツ長時間」頑張らないといけません…。

また、通信講座と言えども「受講=資格取得が絶対に保証されている」というわけではなく、講座の期間内に全課題をきちんと毎回合格する必要があります。

自分一人でコツコツ勉強出来るタイプ、分からない事があったら自分でいろいろ調べながら前に進められるタイプであれば通信講座は良い選択肢になるでしょう。

 

一方で、何かあった時には先生や友達にもすぐ相談したい、一人で長時間コツコツやるよりは集中して短期間で、さらにみんなで一緒に頑張りたいという人は通学タイプの方が向いています。

 

→ 同級生と一緒に先生に質問しながら通えるのが通学タイプの魅力

 

児童英語教師のプログラム留学の魅力

児童英語教師のプログラムは、「すぐに児童英語教師になりたい!」という人がほとんどなのですが、実はそうじゃない人も受講しています。

なぜそんな事になるのでしょうか?

その理由は、児童英語教師のプログラム留学に幾つかの魅力があるためです。

 

> 発音が上手になる

→児童英語教師は子ども達にきちんとした発音を教えるために、自分も正しくきれいな発音を習得しなければいけません。

 

そのために、児童英語教師のコースではフォニックス(スペルと発音の規則性)を学びます。このフォニックスを学ぶ事で、スペルと発音の関係が理解できるため、通常の英会話コース(ESL)に通う時と比べて英語の発音がグッと上手になります。

ちなみに通常の英会話コース(ESL)ですが、先生は留学生に対して発音の矯正や指摘というのをほとんど行いません。その理由としては、ESLの教授法として「生徒が喋る最中には、できる限り口を挟んだり、間違いを指摘しない」というルールがあるためです。

子どもに英語を教える事に興味があり、自身の発音も良くしたいという場合には、児童英語教師のコース受講はピッタリになります。

 

> 人前で大きな声で英語を話す自信がつく

→ビジネス英語コースやビジネスの専門学校に通うことでも、「こうした人前で大きな声で英語を話す」という自信が身につきます。

 

しかし、同じように児童英語教師のコースでもこうした訓練を行いますので、「自信を持って大きな声で英語を人前で話せる」という能力を身につける事ができます。

「1対1ならば英語しゃべれるけれども…」という人は大勢いますが、「大勢の人前で、しかも大きな声で英語がしゃべれる」という人はかなりの少数派になります。

こうした大勢の前で堂々と自信を持って英語をしゃべれるようになりたい、度胸を付けたい、そうした練習をしたいという方にも英語教師のプログラムはオススメです。

 

> 一生続けれていける能力、資格を手に入れられる

→今後、世の中で子どもへ英語を教える需要がなくならない限り、児童英語教師は一生使える資格であり能力と言えます。

 

児童英語教師のプログラムにチャレンジする方はこんな感じで受講の理由は多岐にわたります。

 

・「自分の子どもや孫などへ英語を教えてあげたい」
・「子どもと英語が好きだからチャレンジしてみた」
・「今すぐに教師になるわけじゃないけど、退職後に小さい英語教室を開きたい」
・「好きな英語を活かして何かやってみたい」
・「興味があるから単純に勉強してみたかった」

 

上記のように資格取得を目指す目的や理由は様々ですが、決して「児童英語教師に今すぐなりたい!」という人だけの資格ではないことはおわかり頂けると思います。

子どもに英語を教える需要や将来性、児童英語教師という資格の認知度、誰でもできるというわけではない専門性を考えると、数多くある留学プログラムの中でもかなり魅力的な資格だと言えます。

 

オススメの学校とプログラム

最後にJ-SHINE、TECSOLの資格取得ができるオススメ学校とプログラムについてご紹介していきます。

 

◆ IH Australia(Sydney, Melborne, Gold Coast)

 

IHはオーストラリア国内に複数のキャンパスを構える大手校です。またInternational House World Organisation (IHWO)に所属しており、加盟校は世界52か国に160校あります。IHWOは1953年に設立され、世界で最も古く大きなネットワークを築いている語学学校で成り立っています。

このようなIHWOはTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)トレーニングのパイオニアでもあり、こうした実績は国際的にも広く認知されています。(後述するIH VancouverもTESOLトレーニングに実績があります)

そんなIHはオーストラリア国内で唯一J-Shineコースを提供している学校ですので、オーストラリアでJ-Shineの資格を取得したい、という方に特に人気です。

 

コースは6週間で構成され、5,6週目に現地のチャイルドケアセンターにて実習があります。

コース受講には一定の英語力が求められ、英語力が満たない方はIHの英語コースにて英語力を付けた後に受講することができます。学校が無料で提供しているプレースメントテストを受けて英語力を査定してもらえます。

コースを無事修了すると、J-Shineが承認する正資格と英語を母国語としない4歳から12歳未満の子供たちに教える資格TECSOLの2資格がもらえます。

 

◆ La lingua

 

ラリングアでは、英語を母国語としない4歳から12歳未満の子供たちに教える資格、TECSOLコースを提供しています。

J-SHINEは日本国内では強い資格ですが、一方海外ではJ-SHINEよりもTECSOLの方が認知度が高いため、特に日本国外で子供たちに英語を教えたいという方にはTECSOLコースが人気です。

コースでは子供たちが興味をもってレッスンを受けられるようなテクニックやどのように英語を教えるかなどを学びます。

 

またラリングアでは経験豊富な教師たちから5回もの模擬授業に対して細かく評価をしてくれるため、即戦力となれるような英語教師育成を目指しています。

コース受講には一定の英語力が必要となるため、学校が提供する無料のプレースメントテストを受けて英語力の査定を受けることができます。

開講日が決まっているため、年に数回の受講チャンスとなっています。また定員もありますので、コース受講を考えている方はお早めのプレースメントテスト受験やお申込みをお勧めします。

 

◆ Career Up

 

ゴールドコーストにある児童英語専門学校によるオンラインコースになります。コロナ前は現地での通学コースも定期的に開講されていましたが、現在は通学コースは不定期開催でオンラインコースがメインとなっています。

通信講座ではありますが、Career Upの運営講師がなんと「日本で7年間英会話スクール運営+オーストラリアで18年以上専門学校を運営している+16年間J-SHINEの認定団体としてのコース運営歴もある」というベテラン講師のため、安心して受講ができます。

また、コースの修了者はもちろん単純に「J-SHINEの準資格は持っているけれども、実習時間(50時間)が足りない」という方などにも、オーストラリアでのボランティア、実習プログラムも手配しており、海外での経験を積みながら正資格へ切り替える事もできます。

 

「海外への留学プログラムが理想だけれども、なかなか時間の都合が付けられない…」という方(幼稚園の教諭、保育士、学校教員、保護者、自宅の英会話教室開業を視野に入れている方など)や既にJ-SHINE資格を持っているけれども、経験豊かな先生から直接指導を受けてさらに実力をワンステップ上げたいという方に特に人気の学校です。

 

◆ IH Vancouver

 

カナダ全土には数多くの語学学校がありますが、カナダ全土で唯一J-SHINEが取得できる語学学校がバンクーバーのIH Vancouverになります。

カナダで唯一という事もあり、カナダでJ-SHINEの資格を取得したい方に選ばれている実績校で、英語があまり得意でない方でもコースが受講できるようにコースレベルが2つに分かれています。

また、バンクーバー近郊の幼稚園や保育園で2週間もの実習も一緒に行えるため、実務への自信を付けることもできますし、J-SHINEの指導者資格もすぐに申請する事ができます。中規模の学校でサポート体制も充実しているため、留学初心者の方でも安心して勉強が出来る環境が整っています。

 

◆ ILSC(Greystone)

 

世界中にキャンパスを持つ大規模教育グループであるILSCのバンクーバー校(その傘下にあるGreystoneという専門学校)が提供するプログラムです。

このTKTとはTeaching Knowledge Test(英語教授知識認定テスト)の事で、「母国語が英語以外の生徒へ英語を教える能力、知識」を評価する試験となっています。

そして、そのTKTの中でも特に子ども達への指導を対象としているのが「TKT – Young Learners Certificate」になります。

 

ちなみに、この資格(TKT)の認定はILSC(Greystone)が行うものではなく、ケンブリッジ大学英語検定機構が認定機関(テストの主催者であり認定者)となっています。

 

つまり、ケンブリッジ大学英語検定機構が「あなたはちゃんと英語を教える際の基礎知識、教授法の知識を持っていますか?」というのをTKTというテストで測り、ILSCはこの試験で合格するための対策コースを運営しているという形です。

基本的にTECSOLは各語学学校が認定する「コースの修了証(卒業証書)」となるのですが、ILSCは「語学学校が個別で認定するコース修了書(卒業証書)」よりも「世界的にも有名なケンブリッジ大学英語検定機構が認定する合否資格」の方が資格として使いやすいのではないか?という判断をしてこうしたコースの運営をしているんですね。

また、Greystone Collegeは専門学校で、その専門学校の1つのコースとして運営されているため入学基準は少し高め(IELTS 5.5程度)となっています。

 

◆ SGIC

 

こちらはバンクーバーとトロントにあるSGICで提供している「語学+専門知識」のコースで、取得できるのは発行元教育機関であるSGICのコース修了証(卒業証)=TYCPのCertificateとなります。

児童英語教授法を4週間で身に付ける短期プログラムになっていて、子どもの発達、言語学習の勉強方法、基礎文法、多種文化などの内容を学べます。また、カナダの児童教育現場と同じ実践的な理論に基づいて勉強するため、物語、絵、音楽、ゲームなどを通して楽しく学べる教授方法を訓練できます。

このコースでは特にプレゼンテーションや課外授業など参加型の内容も多く含まれているのが特徴で、資格の有無よりもどちらかというとより実践的な内容を学びたいという方にオススメです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?児童英語教師の資格、プログラムなどについての疑問は解消されましたか?

 

「一生使える英語資格が何か欲しい」
「普通の一般英語コースじゃなくてちょっと違う事にもチャレンジしてみたい」
「子どもと英語の両方に興味がある」

 

このようなモチベーションがある方には特にオススメですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

児童英語教師のコースは一般英語コースにように「毎週月曜日入学できる」というわけではなく、「入学日が限られている、必要英語力がある、前もっての手続きが必要」となっていますので、興味のある方はぜひお早めにお問合せください。

しっかりとした準備、留学プラン作成のお手伝いをさせて頂きます!

 

【参考URL】
最後に児童英語教師に関連するコラム、体験談をまとめました。興味がある方はこちらもぜひチェックしてみてください!

 

留学ドットコムへのお問合せ方法
※資料請求は以下のバナーをクリック!

100 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(8件)/全投票数(8件)
この記事は参考になりましたか?
こちらの記事も人気です
戻る
国名から記事を探す
戻る
カテゴリーから記事を探す
戻る
開始日を指定
戻る
終了日を指定
戻る
タグから記事を探す
個人カウンセリング予約
資料(パンフ)請求