ビクトリア州はオーストラリアでは2番目に小さい州ですが、人口が多く人口の約4分の1が海外で生まれた新移民となっています。そのためヨーロッパ系やアジア系など様々な人種が共存する場所となっており、学生も多いため活気がありながらも落ち着いた州として知られています。北東部の山岳地域ハイ・カントリーではスキーやスノーボードなどが盛んで、スキーリゾートもあるため、アウトドア派の人にも楽しめる州となっています。
州都 | メルボルン |
---|---|
政体 | 立憲君主制 |
人口 | 571,300人 |
面積 | 227,419㎢ |
標高 | 1,986メートル |
各都市紹介
メルボルン
ビクトリア州の州都であり、オセアニアでも有数の世界都市と有名なメルボルン。
歴史的な建物や文化が残り、シドニーに比べるとのんびりとした雰囲気を漂わせています。世界で最も暮らしやすい都市として2度も1位を獲得しており、市内には現在までイギリス風の建物が残っています。学術都市として有名な場所であり、数多くの留学生が学んでいます。移民が多く多国籍レストランも楽しめるため、アジアからヨーロッパまで様々な国のグルメを楽しむことができる美食の街としてもおススメです。平均最高気温は5月~10月が14℃~20℃、11月~4月までは20℃~25℃となっており、気温差のある地域となります。
グレートオーシャンロード
グレートオーシャンロードとは、メルボルンの南西トーキーから、ローン、アポロベイ、ポートキャンベルを経てワーナンブールの東まで続く約250㎞の海岸沿いの道路のことであり、第一次世界大戦から帰国した兵士によって作られたものが今では観光地として有名になりました。沿岸部ならではのサーフポイントも数多くあり、世界大会なども開催されるため、サーファーの聖地としても知られている場所です。グレートオーシャンロードは全てつるはしやシャベル、ダイナマイトなどを使って人力で作られています。
バララット
バララットはビクトリア州にある都市で、メルボルンからは105㎞ほど北西にあります。バララットとは、先住民の言葉で「休憩所」という意味があり、歴史のある都市となっています。1850年代に始まったゴールドラッシュにより、一攫千金を夢見て世界中から人が集まった歴史があるため、街の中心にはゴールドラッシュ当時の頃の建物が数多く残っています。当時の街を復元したソブリンヒル、金の博物館であるゴールドミュージアム、オーストラリア原産の動物たちに会えるバララット・ワイルドライフパークなど様々な観光スポットのある街です。
日本から各都市へのアクセス
空港からメルボルン市内まではバスかタクシーでの移動となり30分~40分ほどでアクセスが可能です。バスだと$16、タクシーだと$40ほどで移動ができるため、アクセスのよい都市となっています。メルボルンはシドニーに次ぐ2番目に大きい都市で、街並みも綺麗に整備されていることから、留学生やワーホリの数も多く集まります。
※公共交通機関の値段は変わることがございますのでご注意ください。
メルボルン(メルボルン空港)
東京 | カンタス航空で直行便を就航 |
---|---|
名古屋 | 乗継便のみ |
大阪 | 乗継便のみ |
福岡 | 乗継便のみ |
ビクトリア州の祝日
1月1日(水) | 元旦 |
---|---|
1月27日(月) | オーストラリア・デー |
3月10日(月) | レイバー・デー |
4月18日(金) | グッド・フライデー |
4月19日(土) | イースター・サタデー |
4月21日(月) | イースター・マンデー |
4月25日(金) | アンザック・デー |
6月9日(月) | クイーンズ・バースデー |
11月4日(火) | メルボルン・カップ・デー |
12月25日(木) | クリスマス |
12月26日(金) | ボクシング・デー |
ビクトリア州マメ知識
メルボルンの日帰りスポットと言えば、フィリップ島。そこではペンギンパレード見学目的の観光客が数多く訪れる場所です。とは言え、ペンギンと触れ合えるということではないので注意です。観光客はペンギンから離れた場所から見ることが決まっており、スタッフが常に厳重に見張っています。このように遊歩道からペンギンの姿を眺めるというのが決まりとなっている上、写真撮影も禁止されているので注意が必要です。フィリップ島に行く途中ではチョコレート工場と岬、ワイナリーなどが見ることができるツアーもあり、思う存分観光気分を楽しむことができます。