旅行や留学で海外に行く際、慣れない土地で予期せぬ事故に遭ったり、怪我をしたり、体調が悪くなったりすることがあるかもしれません。その際に海外に渡航する際に必要となる海外旅行保険ですが、なぜ入らなくてはいけないのか、どんな時に役に立つのかをここでは解説します。
なぜ海外旅行保険が必要なのか?
海外旅行保険に入るメリットは、海外生活の中で怪我や事故に巻き込まれた場合、また体調を崩した際の治療費の支払いが発生した際に補償があることです。特に、日本では保険によって安価で治療が受けられますが、外国では留学生は外国人扱いとなり保険が適用されないために高額になってしまいます。かかった医療費は全額自己負担となり、治療費が高額で支払えない可能性も想定しておかなければなりません。実際には渡航先で大きなけがや入院までしてしまう人はごく僅かですが、万が一のことを考えて保険に加入しておけば医療費を保険会社が負担してくれるため安心です。大きな怪我でなくとも、年に数回は慣れない土地で暮らしているためお腹を壊したり風邪をひいたりすることもあるかと思います。保険プランは様々な種類がありますが、最低限いずれかには加入して不測の事態に備えておきましょう。
ケース1 |
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オーストラリアにワーキングホリデービザで留学していたTさんは熱が出たため、病院に行って診察をした。その際、病院からは約200ドルの請求があったが、海外旅行保険に加入していたためキャッシュレスで診察を受けることができました。後日、腰痛で病院に行った際にも適用されました。また滞在中、盗難に遭ったカメラも補償がされました。 |
ケース2 |
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オーストラリアでワーキングホリデーをしていたNさんは具合が悪くなり、病院に行った際に良性腫瘍と診断されました。急遽手術が必要となりましたが、海外旅行保険適用で無事手術を終えることができました。(その際、医療通訳を付けたため、約100ドル/1時間は自分で支払いました。) |
海外旅行保険契約時の注意点
海外旅行保険の加入手続きは、必ず日本を出発する前に手続きが必要となります。万が一、海外旅行保険に加入しないで日本を出た後に「やっぱり海外旅行保険に入りたい!」となった場合は、日本に一時帰国する必要があります。また、海外旅行保険手続きにも時間がかかるため、出発の約2週間前には手続きを始めるようにしましょう。どうしても出発前に時間がないという場合は、インターネットで契約をする方法もあります。(ただし、インターネットでの手続きの場合は、加入できるプランの種類に制限あり。)留学ドットコムではご留学される学生に対し、専門スタッフが海外旅行保険のご案内をしていますので、まずは資料請求を頂き、保険プランの概要をご確認ください。