日本人であれば観光目的で入国する場合、最近ではビザ申請が不要な国も増えています。ですが、オーストラリアでは入国時に何かしらのビザを取得していなければいけないシステムとなっているため注意が必要です。現在ほとんどのビザはインターネット上で申請が可能となっており、ビザ発給通知もメールで受け取ることが出来ます。ビザの種類によっては日数が必要なものや注意が必要なものもあるため、より確実にビザ申請を終えるためにもしっかりと仕組みについて学んでおきましょう。
オーストラリアビザの種類
1.訪問 | ETAS/e600ビザ |
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2.通過 | トランジットビザ/船員・乗組員ビザ |
3.医療・治療 | 医療ビザ |
4.ワーキングホリデー | ワーキングホリデービザ/セカンドワーキングホリデービザ |
5.学生ビザ | 学生ビザ/学生ガーディアンビザ |
6.一時居住 | Temporary Workビザ/スペシャルプログラムビザ/芸能ビザ/長期就労ビザ |
7.家族永住 | 配偶者ビザ/婚約者ビザ/両親ビザ/子供ビザ |
8.職業訓練・研究 | 専門的能力開発ビザ/客員研究ビザ |
9.技術移住・技能職移住 | Skilled-independent/Regionalビザ |
10.熟練労働者指名永住 | 雇用指名スキームビザ/投資家退職者ビザ |
11.永住者の再入国 | Five Year Resident Returnビザ |
※あくまで一例となります
申請時の言語について
オーストラリアのビザの申請は、基本的にインターネットでの申請となり、全て英語で手続きを行います。ビザ申請の審査は日本にあるオーストラリア大使館ではなく、オーストラリア国内の移民局にて審査されるため、何かトラブルが起こった際や問い合わせをする際には直接英語での交渉となります。日本大使館に問い合わせても回答してもらえるわけではないので、英語力がない方やビザ申請に不慣れな方は注意が必要です
ビザ申請は基本的で簡単な英語が使用されていますが、英語力に不安がある場合はビザ代行センターや留学エージェントのサポートを利用したほうが確実です。過去に多くの留学生のサポートを行っているため、数多くの事例を経験していることから、ビザ申請で失敗するリスクが極めて低くなります。観光ビザ(ETA)は簡単に取得できますが、ワーキングホリデービザと学生ビザに関しては、申請項目が多く間違った申請をするリスクも高くなります。申請後は取り消しや修正ができないため、無駄な手間を避けるためにも留学エージェントのスタッフと共に手続きを進めていくことをお勧めします。
健康診断を求められた際の注意点
オーストラリアで学生ビザを取得する際には、健康診断が必要となる場合があります。健康診断書はあらかじめ決まったフォーマットがあるため、そちらを使用することになります。健康診断を受ける病院はどこでもいいというわけではなく、オーストラリア移民局が指定した病院のみで可能となっていますので注意が必要です。指定病院は必ずしもすぐに予約が取れるわけではなく、時期によっては混み合っている場合あるため、診察まで1カ月程度かかる場合もあります。そのため、出来る限り予約は早目に済ませるようにしましょう。基本的には診断結果はすぐにオーストラリアへ直送となりますが、届くまでに2~3週間はかかるとみておきましょう。また、診察の際はパスポートを必ず持参するようにしてください。