カナダへ留学する際に、必要なものリストをご紹介します。カナダは季節によって気温差が激しいため、特に防寒対策をしっかりとする必要があります。また、西側のバンクーバーと東側のトロントの間でも気温差は大きいため、同じカナダの中でも用意する衣類は変わってきます。衣類以外では他国と比べて必要なものはありませんが、ここでは荷造りをする際の持ち物を優先度順に記載しています。
優先度1
パスポート |
出国・入国する際にはパスポートが必須となります。パスポートの有効残存期限が十分残っているかを確認し、念のためにパスポートのコピーを数枚保管しておきましょう。 |
航空券(Eチケット) |
航空券はインターネットで購入するケースが多くなっており、Eチケットと言う形で旅行代理店から予約の書類を貰います。空港にはEチケットを必ず印刷して持って行き、チェックインカウンターでチケットを受け取ります。特に観光ビザの場合は往復のチケットが求められることがあるため、往復チケットを購入するようにしましょう。Eチケットも紛失に備え、コピーを用意しておきましょう。 |
ビザ |
観光ビザの場合は、特に日本での申請は必要がありません。ワーキングホリデービザや学生ビザの場合は、必ずビザ発給通知メールを印刷して持ち込むようにしましょう。 |
国際キャッシュカード |
海外でお金を引き出す場合は、国際キャッシュカードやキャッシュパスポートが必要です。いざとなった時、日本から振込みをしてもらえる大事なアイテムとなります。 |
カナダ通貨 |
交通費やちょっとした出費に備えて、出発前にカナダドルを用意しておきます。日本円で3万~5万程度は両替をしていくようにしてください。両替は最寄りの銀行や両替所でできますが、お住まいの近場にない場合は、空港での両替が可能です。 |
入学許可証 |
学校に通う場合は、入学許可証を印刷して持っていくようにしてください。入国審査の場合に、渡航目的を聞かれる可能性があり、その際に空港で入学許可書の提示を求められた際に役に立ちます。 |
滞在先の証明書 |
入国審査の際、滞在先の住所を入国カードに記入する欄があります。スーツケースの中に住所を記入した書類が入っている場合には、入国カードの住所欄を空白で申告しなければなりません。その場合、入国審査の際に渡航目的などを詳細に調べられる可能性があるため、質問を受けて慌てることがないように手荷物のカバンの中に入れておきましょう。 |
海外旅行保険の保険証 |
移動中に事故に遭った際やトラブルにあった場合、海外旅行保険の保険証が手元にあると役に立ちます。紛失や盗難に遭った場合は余計な手続きが増えるため、普段は自宅で保管するようにしておきましょう。 |
優先度2
衣類 |
1~2週間程度の着回しができる服を持参し、必要な分については現地調達します。カナダと日本ではサイズが異なるため、大事なものに関しては日本から用意したほうがよいでしょう。北米圏ではパーティ文化もありますので、フォーマルな服も必要です。 |
ノートパソコン |
ノートパソコンは勉強やアルバイト探し、シェアルーム先探しなどに重宝するため必須アイテムと言えます。移動中の破損や盗難のリスクがあるため、あまり高価なノートパソコンよりは留学用に少し安価なものを用意していくのもおすすめです。最近ではタブレットもありますが、メールやインターネットで調べ物をする程度であれば、タブレットでも良いでしょう。 |
電子辞書 |
海外生活を始めたばかりは英語が分からないことが多々あるため、電子辞書があるとすぐに意味を調べることができます。語学学校では、分からない単語は次から次へと出てきます。電子辞書が無いと授業について行けないため、電子辞書は必須アイテムです。 |
変圧器 |
カナダの電圧に日本の電化製品が対応していな場合、電化製品が壊れてしまうことがあります。変圧器は日本で1,000円~2,000円程度で入手できるため、用意おきましょう。 |
常備薬 |
海外で慣れない気候や生活から体調を崩す場合があるため、風邪薬や胃腸薬などの普段利用している常備薬を持っていると便利です。そのため、普段使い慣れた常備薬を持参されることをおすすめします。一度に大量の常備薬を持参すると、空港で引っかかる可能性がありますのでご注意ください。 |
化粧品 |
直接肌につける化粧品や化粧品など、自分に合ったものを用意していきましょう。 |
文房具 |
いざという時に手元にないと困るのが文房具です。入国カードなどを記載する際にも、ボールペンが無いと記載できません。最低限、メモとペン1本はカバンに入れておくと便利です。 |
携帯電話 |
携帯電話は現地にて契約することになりますが、日本のスマートフォンを持って行くと、現地でもWi-Fiを利用することができます。SkypeやLINEのやり取りも可能なため、日本での契約を解消した後でも持っていくことをおすすめします。 |
コンタクトレンズ用品 |
海外でコンタクト用品を購入することもできますが、到着したばかりの際は何かと忙しいため、最低3カ月分のコンタクト用品を用意していくと安心です。 |
参考書 |
日本語で書かれた参考書は、海外で手に入りにくいものです。そのため、単語帳や文法書など、日本語で読みたい参考書は必ず持参しましょう。 |
優先度3
デジタルカメラ |
カナダ観光や友人との思い出作りのために、カメラは必須と言えます。近年はスマートフォンの普及のため、携帯のカメラで写真を撮る人が増えていますが、高画質で思い出を残したい人には必須アイテムです。 |
ドライヤー |
ドライヤーは日本製品のものが高品質で使いやすいですが、カナダでも購入が可能です。 |
耳かき |
カナダでは日本の耳かきはほとんど売っていないため、持参した方が良いでしょう。なお、綿棒は現地で購入が可能です。 |
日本食 |
海外生活が長くなると日本食が恋しくなるため、ちょっとしたインスタント味噌汁などの日本食を持参するのがおすすめです。また、日本のお菓子などは珍しいため、留学生や現地のカナダ人たちとの話のきっかけになります。 |
ウェットティッシュ |
意外にも活躍するのがウェットティッシュとなります。用途が広いため数個程度持っていくといざとなったときに役に立ちます。 |
留学に必要がなかったもの
留学するにあたり、日本から持っていく必要がなかったものとしてよく挙げられるのは、分厚い紙の辞書、日本茶、カップラーメン類、日本独特の洋服、生理用品などがあります。基本的にはカナダは先進国かつ移民の多い国のため、日本人が必要なものはほとんどが揃います。特にカナダではパーティなどを除いて、普段着はかなりカジュアルなものを身に着けているため、日本のように重ね着などで何枚も服を持って行くと結局は使用せず、かさばる原因にもなりかねません。衣類は最低限のものだけ用意して、後は必要に応じて現地調達が望ましいと言えます。