カナダには数多くの語学学校があります。カナダは世界の中でも格段に教育水準が高く、数多くの移民が暮らす国として知られているため、世界中から多くの留学生が集っています。カナダでは社会人になってから学び直す方達も数多くおり、様々な国籍・年齢層の留学生の中で勉強することができます。学校のタイプやコースも様々なものがあるため、自分の目的に応じた留学プランを知るところからスタートしましょう。ここではカナダの学校について詳しくご紹介します。
学校の種類
学校の種類には2つのタイプに分かれており、それぞれ特色のある教育環境を整えています。中でも特に人気があるのは私立語学学校となり、一般英語コースから試験対策、インターンシップなど多種多様なプログラムを取り揃えているのが特徴です。ここでは目的や学ぶ内容によって異なる学校の種類をご紹介します。
私立語学学校 | 受講期間は1週間~1年以上と特に制限がなく、毎週月曜日から入学ができるといった入学時期も厳格に定めていない学校がほとんどです。そのため、ワーキングホリデービザや観光ビザといった、個々の留学プランが幅広い方々にとって、希望の時期から通学を始めることができます。コースは一般英語コースから試験対策、英語+アクティビティ、インターンシップなど学校独自で様々なプログラムを展開しています。海外生活初心者を想定した学校運営をしているため、学生サポートや施設も充実しているのが特徴です。 |
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コミュニティカレッジ付属の語学学校 | カナダの国公私立が運営する大学や、コミュニティカレッジが運営する付属語学学校となります。コミュニティカレッジや現地の大学へ進学・編入を目指す方を対象とした語学の授業が行われ、日常会話よりはプレゼンテーションやレポートの書き方などのアカデミックな学習内容がやや強くなります。中級~上級レベルの留学生には適したスタイルの授業が中心となるため、既に英語力の初歩が身についている学生に適した授業内容です。あくまで進学を前提とした学生のために用意された語学学校のため、専門学校や大学と同様にコース開始日など指定がある場合が多く、入学可能時期を事前に確認する必要があります。 |
私立の語学学校と大学付属の違い
私立の語学学校と大学付属の語学学校のどちらに行けばよいか悩むかと思いますが、基本的には大学入学や編入を考えていないのであれば私立の語学学校が最適です。理由としては、私立の語学学校は初級から上級レベルまで幅広く対応しているうえ、レベル分けが細かいため自分にあったペースで授業を受けることが可能です。また、施設や教育の質、留学生に対するサポート体制によって学校の評判が決まるため、各私立学校様々な工夫や努力を行っています。結果として、大学付属の語学学校より安心感をもって留学生活を送ることができます。現在の英語力に自信がない、アカデミックな英語力より日常で使える実践的な英語を身につけたいという方には私立の学校が良いでしょう。一方、コミュニティカレッジ進学や大学進学を目指すのであれば大学付属の英語コースということになります。