そもそもワーキングホリデービザって何?ワーホリの基本情報をまとめてみた
ワーキングホリデー(ワーホリ)という言葉を耳にされたことはありますか?
ワーホリとはビザの一種で、一部の国で取得できるビザになります。簡単に言うと自由度の高いビザで、勉強もできて、アルバイトもできて、自由に旅行もできると言うことで、使い勝手の高い留学手段なんです。
特に節約留学したい方は、ワーホリビザを選択するのが一般的です。
毎年1万人以上の方がワーホリビザを利用して海外に渡航されており、我々の体感だと長期留学の8割以上はワーホリ利用者という感覚です。
ワーホリは自由度が高いビザで人気がある留学手段の1つですが、その決まりについて知らない方も多くいると思います。
「ワーキングホリデーとは、どういったものなのか?」を今回まとめてみました。
ワーキングホリデー制度って何?
ワーキングホリデー制度は2国間の協定です。つまり、「日本とオーストラリア」や「日本とカナダ」と協定を結んだ制度と言うことです。
年齢制限もあって、18~30歳までの間だけしか利用できません。ビザの目的は休暇や文化を楽しみながら、アルバイトで資金を補いながら生活ができる制度です。
協定のある各国毎、一生に一度しか利用できません。
つまり、オーストラリアで1回使ったら、もうオーストラリアにワーホリビザでは行けません。でも、カナダやニュージーランドには、ワーホリで行けます。
1つの国で1回なので、安易でビザを使ってしまわずに、しっかりと計画を立てることが大事ですね。ワーホリビザの使い方次第では、ワーホリ終了後も海外で活躍するような人もいます。
現在、日本とワーキングホリデーの協定を結んでいるのは18カ国です。英語圏ですと、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アイルランドでワーキングホリデーをすることができます。
英語圏以外の国でもフランスやスペイン、近い所ですと韓国や台湾などヨーロッパやアジアでもこの制度を利用することができます。
ワーキングホリデー協定国一覧
国名 | 言語 | 地域 |
オーストラリア | 英語 | オセアニア |
ニュージーランド | 英語 | オセアニア |
カナダ | 英語、フランス語 | 北米 |
イギリス | 英語 | ヨーロッパ |
アイルランド | 英語 | ヨーロッパ |
フランス | フランス語 | ヨーロッパ |
ドイツ | ドイツ語 | ヨーロッパ |
ポーランド | ポーランド語 | ヨーロッパ |
ポルトガル | ポルトガル語 | ヨーロッパ |
スロバキア | スロバキア語 | ヨーロッパ |
オーストリア | ドイツ語 | ヨーロッパ |
ハンガリー | ハンガリー語 | ヨーロッパ |
デンマーク | デンマーク語 | 北欧 |
ノウウェー | ノルウェー語 | 北欧 |
韓国 | 韓国語 | アジア |
台湾 | 中国語(北京語) | アジア |
香港 | 広東語、英語 | アジア |
※2018年現在
ワーホリビザでどんなことができる?
ワーホリは語学学校に通うことができ、アルバイトもすることでき、資金に余裕させあれば何もしないでのんびり過ごすこともできる自由なビザです。
各国によっては学校に通える期間が定められており、例えばオーストラリアは最大4カ月、カナダやニュージーランドは最大6カ月などの制限もあります。
ワーキングホリデーで渡航される方の一般的な流れとして、最初の数カ月は学校に通い、語学力を身に付けてから現地でアルバイトする流れが一般的です。
アルバイト収入で、留学費用を大幅にカバーできるのがワーホリの最大メリット!
英語力がありタイミングがよければ、そのまま仕事先の企業からビジネスビザを発行してもらい、海外で就職できる可能性もあります。そのような可能性も夢見てる方は、計画的にワーホリビザを使いたいものです!
ワーホリビザはその他のビザに比べ、自由度が高く、なんでもできるビザなので楽しみ過ぎてしまいがちですが、日本帰国後に留学経験をアピールできるようしっかりと明確な目標・目的を持つことが大切です。
ワーホリ経験を今後のキャリアアップに活かすのか、それとも休暇としてリフレッシュするために使うかは個人次第です。
「帰国後に経験を活かしたい!」と考えている方は、留学した結果として英語力を証明するモノが必要です。英語圏でしたら、誰もが知るTOEICでしょう。
ワーホリが終わって帰国する時には、最低でもTOEIC700のスコア取得が必要です!
ワーキングホリデーで人気の国は?
私たちは義務教育で英語を学んでいます。必然的に英語圏の国を選ばれる方が多く、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドがワーホリで圧倒的に人気が高いです。
ワーホリ国の中でも、良く渡航先として選ばれるのがオーストラリアとカナダです。
理由としてはビザ申請がそこまで難しくなく、都市の規模もある程度大きく、アルバイト先も見つけやすく、滞在しやすい等といった理由が挙げられると思います。
では、ワーキングホリデー渡航先国として人気のオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスの各条件について見ていきましょう。
ワーホリ人気国の各種条件
国 | 滞在可能期間 | 就学 | 就労 | ビザ発給数 |
オーストラリア | 1年間 最大2年間 | 4カ月 | 同一雇用主のもとで最大6カ月 | 制限なし |
カナダ | 1年間 | 6カ月 | 制限なし | 6,500名 |
ニュージーランド | 1年間 最大1年3カ月 | 6カ月 | 制限なし | 制限なし |
イギリス | 2年間 | 制限なし | 制限なし | 1,000名 |
各国によってビザの申請方法・費用・制限数等が異なるため、どの国にするかによって留学プランが変わってきます。また、申請時期が限られているイギリスや、発給制限のあるカナダについては早めの準備が必要です。
渡航予定時期の半年~1年ほど前には、弊社のような留学エージェントにご相談頂くのがベストです。
留学ドットコムでは、ビザ取得までの期間などを逆算し、渡航までのプラン・留学中のプラン・帰国後の就活まで相談できますので、お気軽にご相談くださいね!