【節約留学】留学手続きは円高の時がオススメ!円高になりやすい時期とは?
海外留学やワーホリが決まったら、誰でも留学予算が気になったり、できるだけ費用を節約したいと思いますよね?
実は、為替レート次第で、自分の留学費用が1年間で20%変動することも珍しくありません。
そこで、このコラムでは留学費用を少しでも節約するための方法(円高での上手なお手続き)についてご紹介しています。
為替レート?円高って?
まずは為替レート、円高といった基本的な部分を押さえていきましょう!
まず、外国為替とは一言で説明すると「外国のお金を日本のお金(円)で買う(交換する)」事です。
そして、その時の値段(交換レート)が為替レートと言います。
皆さんが毎日ニュースで目にする「1ドル=108円5銭~108円10銭」というのがお金を売り買いする市場(外国為替相場)で、そこでの交換比率が為替レートなんですね。
次に、円高とは簡単に言うと「外国のお金を日本円で買う(交換)時に有利な状態」を言います。
有利な状態というのは「少ない日本円でたくさんの外貨を買える(安い)」という事です。
一方、円安とは「外国のお金を日本円で買う(交換)時に不利な状態」を言います。
不利な状態というのは「たくさん日本円を支払わないと、外貨が買えない(高い)」という事です。
◆円高の例(ハワイ旅行で米ドルに両替が必要!)
→1ドル=100円であれば、10,000円は100ドルと交換可能
→1ドル=90円(円高)であれば約111ドルと交換できる
◆円安の例(ハワイ旅行で米ドルに両替が必要!)
→1ドル=100円であれば、10,000円は100ドルと交換可能
→1ドル=110円(円安)であれば約91ドルしか交換できない
つまり、同じ10,000円なのに、為替レート(円高、円安)によって交換した外貨が91ドルと111ドルになるという事です。
もちろん111ドルと交換できた方がお得ですので、留学や海外旅行時に狙うべきは「円高」なんですね!
つまり、少しでも安く留学を実現するためには、できる限り有利な為替レート(円高)の時に留学手続きする必要性があるのです。
まずは為替レートの意識とチェック!
為替レートは常に変動しています。
もし、あなたが「留学費用を安く押さえたい」という場合には、まずは為替レートへの意識とチェックを行いましょう!
しかし、1日1回や1週間に1回のようなものすごく頻繁なチェック必要はありません。
留学生の場合には、だいたい2週間に1回くらいは為替がどうやって動いたのかというのを意識したりチェックするだけで十分です。
また、定期的にチェックをしていると「今、為替レートはどれくらいかな?」、「渡航する時に為替が有利になっているといいなぁ」とだんだん気になってくるはずです。
円高になる時はいつなのか?
気になる円高ですが、いったいどんな時に円高になりやすいのでしょうか?
一般的に言われるのは、ネガティブなことが起きている時は、円高になりやすいという点です。
例えば、不景気の時や政治的不安、世界情勢の不安などですね。
また世界で一番強く、最も流通している通貨は米ドルです。
米ドルの価値が下がる(米ドル安)になると、相対的に円の価値が上がる(円高)になりますので、アメリカに何らかの不安材料がある時はドル安となり、結果として円高になります。
オーストラリアやカナダに留学する人にとっては、「アメリカのことは関係ない!」と思うかもしれませんね。
しかし、アメリカは世界で最も影響力のある国なので、アメリカで何かがあると、豪ドルもカナダドルも全て動きます。
アメリカ以外の国に留学する人でも、アメリカ抜きに為替は語れませんし、世界の経済はアメリカ中心に世界は回っていると思って頂いて良いでしょう。
また、主な円高になる要因ですが、以下にまとめてみましたのでご参考にしてみてください。
・日本の景気が悪くなる時
・日本の貿易黒字が大幅にプラスの時
・日本国内で政治問題や自然災害(大地震など)が起きた時
・アメリカの景気が悪くなる時(例:リーマンショックなど)
・アメリカ国内で大きな問題が発生している時(政治問題など)
・アメリカが他国との軍事衝突が懸念される時
・アメリカ経済に大きな影響を与えるハリケーンや大雪などの自然災害の時
・日本以外の他国で経済危機が起きた時
こうした円高になる要因は、経済ニュースを見ているとなんとなく把握できるかと思います。
外国為替相場は、平日は24時間どこかの国で為替マーケットがオープンしているため、常に変動しています。
そして、その為替レートは国と国の間での需要と供給が関係していますので、いつ円高、円安になるのかというのは正確な予測はできません。
しかし、ニュースや為替に意識を向けていたら「今、円安だな」、「今は円高だな」というのがなんとなく分かりますので、円高のタイミングを上手に狙ってお手続きを進めて行きましょう!
早めの準備で円高を選べる可能性が高くなる
「海外留学は円高が有利」と紹介しましたが、いくら留学の決意を固めていても、ニュースを見て「よし!来月円高になりそうだから…いざ出発しよう!」とはなりませんよね!?
海外留学は自分にとっての大きなライフイベントであり、学校や仕事の関係で事前に計画を練って実行に移る必要があります。
実際のところは、留学生活を送る時に円高なのか円安なのかは運も大きく関わってきます。
しかしながら、、、
留学手続きは、早くから動いていれば、手続き時期を選べます!
例えば「出発が2ヶ月後に迫っているからもう急いでお手続きしないと!」という場合には、「即支払いが必要=レートも選べない」となります。
しかし「出発は半年後で、今はまだ円安だから、もう少し待って見よう」という状態であれば、「支払いを保留できる=レートを選ぶ余裕がある」という事になります。
留学費用のうち大きな割合を占めるのは、何より語学学校の費用です。
仮に3カ月学校に通う費用が5,000ドルだった場合、1ドル=100円の時に支払いをすれば、50万円ですが、1ドル=90円の時だと45万円になります。
その差額は「5万円」です。
同じ商品を買うのに手続きのタイミングが違うだけで、5万円浮くとしたら…タイミングはしっかり見極めた方が良いですよね!?
そのため、海外留学を検討されている方は、出発時期が1年先であっても、具体的に渡航先や語学学校も決めておいて、いつでも準備に取りかかれる形がベストです。
そして、円高になった時にすぐ手続きを開始すれば、留学費用を大幅に節約できるのです!
実際、「行きたい語学学校はあるんだけど…予算オーバーだから。。」という理由で、ご自身の本当の希望よりも費用を優先させて学校を選ぶ方もいらっしゃいます。
しかし、もし円高の時を狙って支払い費用が1~2割安くなれば、行きたい学校にも選択できる可能性がグッと広がります。
外国為替相場は、1年のうちにだいたい2~3回の周期で、円高と円安を繰り返します。(一方的に片方だけに動き続ける相場はありません!)
1年のうち最低1回は円高チャンスがあるので、そのチャンスを逃してはいけません!
もちろん為替相場は変動的ですので「絶対に年2~3回の円高チャンスがある。」との断言はできませんが…早めに留学プランを決めておいて、手続きのチャンスを待てる時間的余裕があるのが理想です。
そのため、出発予定日の「半年以上前」には、留学プランを決めておくと良いでしょう!
実際に節約留学を実現する人は、こうした為替変動のところまできちんと考えて、事前事前に行動している方が多かったりします。
外国為替相場だけじゃない!早く留学手続きをした方が良いワケ
早く留学手続きをしておけば、円高の時に最大の留学費用である学校費用を抑えられることが分かりました。
しかし、実は為替だけでなく、早く手続きをすることによって、以下のような様々なメリットがあります。
・留学エージェントの早期申込特典を受けられる
・留学プランが明確になるため、予算計画が立てやすい
また、上記のような「早めの準備で生まれるメリット」や「為替を含めた留学エージェントがオススメする節約方法」を詳しく知りたい方はぜひ下記のコラムもご参考ください!
一般論として、留学手続きは3~4カ月で手続きが可能ですが、その期間で安く、お得に手続きできるかどうかは別問題です。
もしあなたが少しでも安く手続きをしたいなら、まずは時間に余裕を持って動くのがなにより賢い方法と言えます。
手続き時期を全く意識せず、予算が足りないからと、質の低い語学学校を申し込むと言った留学手続きだけは避けていきたいですよね。
もし自分に適した留学時期が分からないという方は、まずはプロである留学カウンセラーに気軽に質問をしてみましょう!
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