ホームステイでお土産は必要か?渡すならどんなモノがベターか紹介
海外留学やワーキングホリデーする際、最初の滞在先としてホームステイされる方は多いと思います。
ホームステイでお世話になるファミリーに、お土産は持っていくべきなのでしょうか?
結論から言うと、お土産は「必須ではないが、持っていくとベター」です。
もちろん絶対にお土産を持っていかなければいけないという決まりはありませんし、お土産が無いからといってホストファミリーの態度が冷たくなるといったこともありません。
ただ、お土産は最初の話題作りにも役立ちますし、なによりファミリーに喜んでもらえます。
高価なものを買う必要はないので、1,000円~2,000円が目安として良いと思います。
お土産を渡す側の負担も少ないですし、ファミリー側も「高額なモノを貰ってしまった…。」といった負い目も無く、丁度良いバランスなのではないでしょうか。
ホストファミリーとの初日のアイスブレイク用に、気持ち程度のお土産を渡せると良いですね。
では、お土産を持っていくなら、どんなものが適しているのでしょうか?
違う文化を持つ外国人の好みって分からないし、折角持っていったのに微妙な反応をされたらショックですよね…。
そこで、今回はホームステイに持って行くお土産について、紹介したいと思います。
お土産は食べ物がベター
私たちがお土産でイメージするのは、和風の小物や置物、扇子、和の小物入れなどが多いのではないでしょうか?
ホームステイ先のファミリーは、これまでにも何度も留学生を受け入れている可能性が高いのです。日本人の留学生を多く受け入れているファミリーは、その分日本のお土産もたくさん貰っています。
ですから、置物など置き場に困るものは避けるのが無難です。
ホストファミリーへのオススメのお土産は、日本のお菓子です!
食べたら無くなるものは他の留学生と被ることもありませんし、置き場に困ることもありませんよね。
今回は、お土産にピッタリな日本のお菓子を筆者が厳選してご紹介します!
キットカット
誰もが知るチョコレート菓子、キットカット。日本だけでなく世界中で愛されているキットカットですが、実は味の種類がここまで豊富なのは日本だけなんです!
日本に旅行に来る外国人観光客は、日本にしかない珍しいキットカットを皆こぞって買っていきます。
特に抹茶味やわさび味、みそ味など、日本ならではの種類は外国人にとても喜ばれるので、まさにお土産にもってこいの商品です。
お煎餅
日本を代表する定番菓子、お煎餅も外国人に人気です。特に、歌舞伎揚げやハッピーターン、ばかうけが喜ばれるようです。
ティーバッグタイプの緑茶
近年外国人の間で人気の緑茶は、海外のお店でもよく目にするようになりました。「日本から持ってきた日本の緑茶」は現地のファミリーにとって貴重なお土産になりそうですね。
ただの緑茶では使い方が分からず飲んでもらえないことがあるので、欧米で馴染みのあるティーバッグタイプのものを持っていくと良いです。
個別包装の洋菓子
ヨックモックなど、個別包装された洋菓子もかなりウケが良いです。「日本のお土産なのに洋菓子?」と思ってしまいますが、海外ではお菓子の個別包装があまり一般的ではありません。日本の個別包装された洋菓子は衛生的だと喜ばれます。
ポッキー
日本では定番のお菓子ですね。チョコレートは海外でも馴染みのあるお菓子なので、抵抗なく食べてもらえることが多いです。ちなみに私の外国人の友達は、わざわざ現地のアジアンマーケットに買いに行くほどポッキーが大好きです。
レトルト食品
これはお菓子ではないですが、日本のレトルト食品は保存性に優れているだけでなく、味も申し分なく美味しいですよね。レトルト食品を持っていって日本品質の良さを知ってもらうのも、ひとつのアイディアです。
地元の名産品
地元の名産のお菓子は、他の留学生と被らないユニークなお土産になります。ホストファミリーがいくら日本人を沢山受け入れているとはいえ、同じ地域の名産品を何度も貰うことはありません。
ファミリーに自分の地元を知ってもらうという意味でも、地方の名産品は良いお土産になります。ただ単に日本から来た留学生としてだけでなく、「日本のあの地域から来た子」とイメージしてもらえたら嬉しいですよね。
オリジナリティーを意識するとベスト!
今回ご紹介したもの以外にも、自分が大好きなお菓子や試してほしい日本の食品を渡すのも、オリジナリティーのあるお土産になって面白いですね。
お菓子は軽いものが多いので、スーツケースに入れて日本から持ち込むのに適しています。
ただし、持ち物規制には十分気をつけること!
注意をしておきたいのが、国によって一部の食品に持ち込み規制があります。
例えば、アメリカでは肉製品の持ち込みが厳しく禁止されており、ビーフジャーキーや肉エキスの入ったカップラーメンさえも規制対象となってしまいます。
没収されたり罰金を取られたりすると折角用意したお土産も渡せなくなってしまいます。食品は、事前に渡航先のルールを把握したうえで持ち込みましょう!
【参考記事】
知らないと後から後悔!日本から持ち込み不可能なモノを紹介
ホストファミリーへのお土産選びに、是非参考にしてみてください。
また、ホームステイはせずに学生寮する方、シェアルームする予定がある方にも、ルームメートにお菓子のお土産を持って行くことをお勧めします。
お土産を渡すことで、相手との会話が生まれますし、相手の警戒心が溶けるのも早いので、より簡単に打ち解けるキッカケになるはずです。