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カテゴリー:現地生活情報

【カナダ留学】カナダ留学ってどの程度の費用が掛かるの?語学留学1年間の費用を紹介

公開:2019/01/17 著者:阪本 達郎 377 Views

カナダに語学留学するにあたって、懸念材料の1つが留学費用ではないでしょうか?

 

「高そうだけど…、実際にはいくら掛かるの?」

 

最初のお問い合わせで、お客様から良く頂く質問です。

留学費用の目安が分からないと、「具体的な計画もできない!」という人も多いはずです。カナダでしっかりと1年間語学留学をした場合、どの程度の費用が掛かるのか見ていきましょう。

カナダ留学でどんな費用が必要なのか?

カナダ留学でかかる費用として、授業料や滞在費、航空券が必須なことは何となく分かると思います。それがどれくらい掛かるのか、またその他でどんなところにお金が必要なのかは分かりませんよね。

まずカナダ留学でかかってくる費用は以下の項目です。生活費までしっかりと見ておく必要があります。

 

カナダ留学で掛かる料金項目のリスト
・語学学校の授業料
・ホームステイ費用
・シェアルーム費用(ホームステイ後の滞在費)
・現地での生活費
・航空券費用
・海外旅行保険の費用

 

語学学校の授業料

まずパッと思い浮かぶ費用が授業料という人も多いでしょう。カナダの授業料は月12~14万円程度が相場です。念のため高めに設定して月14万円とすると、12カ月で約168万円(約14万円×12カ月=168万円)見ておきましょう。

選ぶ学校や地域、コースによっても費用に開きは出てきます。タイミングが合えば、学校が出すキャンペーンを利用して、うまく費用を抑えることができます。

 

ホームステイ費用

ホームステイ費用は月13万円程度が相場です。ホームステイは、1人部屋や相部屋のプランがあります。食事の提供も、朝晩2食や3食付きなどがあります。

ホームステイはカナダ文化を体験してみるという面では、とてもよい滞在方法です。一方でトラブルにもなりやすい滞在方法でもあります。ホームステイの申込の際は、1カ月など短期間で申し込みをして、気に入れば延長する方法がお勧めです。

「お金を支払っているのだから、お客さんとして扱われて当然」と思いがちです。しかし、他人の家庭にお邪魔するということを忘れてはいけません。この辺の意識の違いが個人差で異なるため、ホームステイは短期間で様子を見るのがセオリーです。

 

ホームステイや嫌だという方は、学生寮完備の語学学校を選択しましょう。

 

学生寮を選択する場合ですが、食事は自炊となるため、食事が含まれるホームステイよりも費用は割安になります。

学生寮の費用は、月8~10万円くらいが一般的です。

 

シェアルーム費用

「他人の家庭にお邪魔するのは気後れする」、「もっと自由に滞在を楽しみたい」といった方にお勧めなのは、シェアルーム滞在です。通常はホームステイは1カ月間で、残りはシェアルーム滞在する流れになります。

シェアルームの費用は月8万円ほどです。例えば、ホームステイを1カ月、残りの期間をシェアルーム滞在する場合は、11カ月で約88万円(約8万円×11カ月=約88万円)程度が想定予算となります。

シェアルームは自身で滞在部屋を選びます。家賃が安いところや、ダウンタウンに近い物件で交通費を抑えるなど、自分の好みに合わせて探せるのが魅力です。食事時間や門限も無いため、自分のライフスタイルに合わせた自由度の高い滞在方法です。

 

現地での生活費

ここでの生活費とは、家賃以外の生活に費用になります。

具体的には、交通費、食費、カフェや友達との交際費、などが含まれます。

 

カナダでは学生ビザでの滞在の場合、原則アルバイトはできません。

 

そのため、しっかりと現地での生活費を準備しなければなりません。アルバイトで生活費をカバーしながら語学留学したい場合は、アルバイトが可能なオーストラリアを検討しましょう。

カナダでの月の生活費は、平均して月に約5万円を想定してましょう。1年分の生活費は約60万円(約5万円×12カ月=約60万円)が相場です。

カナダの物価は日本とあまり変わりません。税金の違いや、チップ制度から外食や趣向品を購入される際は、少し高いと感じると思います。そのため、自炊中心を心掛けて生活していきましょう。

 

ちなみに、カナダにワーキングホリデービザで渡航する予定の方は、アルバイトで生活費を稼ぐことができます。

 

フルタイム(週5日、1日8時間労働)した場合、1カ月の稼ぎは20万円前後稼ぐことが可能です。

ワーキングホリデービザの方は、生活費の全額、またはそれ以上の稼ぎとなります。

節約留学を考えている方にとっては、ワーキングホリデービザでの渡航が最適です。

 

航空券費用

航空券は往復で約18万円です。学生ビザでの渡航の場合には、片道航空券でも入国することが可能です。

1年を通して大きく値段が変わることはありませんが、早めに予約をすることで、比較的安いチケットも見つけられる場合もあります。観光シーズン(夏休みなどの長期休み)や年末年始は航空券が高いことが多く、できればこれらの時期を外すことがお勧めです。

 

海外旅行保険

海外留学をする時には、日本の国民保険は利用ができません。そのため、海外旅行保険に入っていないと、カナダで病院にかかる際に莫大な費用が掛かるため、日本出発前に必ず加入しておきましょう。

特にカナダでは、入国時に海外保険に加入しているか確認をされたり、語学学校自体が保険の加入を義務づけていたりするため、加入の有無は個人の自由では済まされない部分があるため注意が必要です。

海外保険は月2万2千円程度が目安です。1年の費用は約27万円(約2.2万円×12カ月=約26.4万円)。プランによって多少費用が上下します。プラン内容をしっかりと確認し、自分の必要だと思う内容に合わせてプランを決めていきましょう。

 

カナダ留学で1年間の総費用とは?

上記で各項目についてまとめてきましたが、カナダ留学に学生ビザで1年間過ごした場合の総費用はどのくらいかかるのか見ていきましょう。

なお、語学学校の費用は高めに計算しているため、余裕を持った予算計画としてご覧ください。

 

カナダ留学で1年間語学留学した場合の費用総額

項目費用
語学学校の授業料約168万円(12カ月)
ホームステイ費用約13万円(1カ月)
シェアルーム費用約88万円(11カ月)
現地での生活費約60万円(12カ月)
航空券費用約18万円(往復)
海外旅行保険の費用約27万円(12カ月)
アルバイト収入なし
合計約374万円

※為替レートの変動で費用も上下するため、目安としてお考えください。
※ワーキングホリデーの方は、語学学校に通う期間で計算ください。

 

海外留学は生活費も掛かる分、総費用は割高に感じるかも知れません。トータル予算が400万円まで考えられる方は、1年間のカナダ語学留学は問題ありません。もし、予算的に厳しい場合には、 フィリピン留学を経由する2カ国留学 を選択するか、教育ローンを組む方法を検討しましょう。

 

カナダ留学で得られることは、決して英語力だけではありません。

 

カナダにいるだけで世界各国に友達ができます。そして、彼らと一緒に学ぶことで、日本人だけの環境ではなかった新しい考え方や、貴重な国際体験ができます。

多くの方にとっては、一生に一度あるかどうかの海外留学ですし、価値ある投資にしたいものですね!

早め早めに留学エージェントと相談して、無理のない計画を立てるようにしましょう。

 

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