【カナダ留学】バンクーバーとトロントどちらを選ぶべき?メリットとデメリットを紹介 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

【カナダ留学】バンクーバーとトロントどちらを選ぶべき?メリットとデメリットを紹介

公開:2019/05/20 著者:齋藤 朱里 6506 Views

海外留学先として人気があるカナダ!特にワーホリを考えている方にとっては、カナダは大人気の留学地です。

カナダと一言で言っても、カナダはロシアに次いで世界第二位の国土を誇る大きな国です。調べてみると、日本の国土面積と比べて約26倍あるそうです!

カナダ留学すると言っても、国土の広いカナダで具体的にどの地域(都市)を選ぶべきなのか悩みますよね。

 

カナダの都市を選ぶ時は、多くの場合バンクーバーとトロントでまず悩むのが一般的です。

 

語学学校の数もたくさんあって、生活に不便の無い場所である条件を考えると、この2つの都市が候補になっていきます。

そこで今回、カナダで最も人気のある地域、バンクーバーとトロントを比較し、メリットとデメリットを紹介したいと思います。

英語初心者や海外がはじめての方にはバンクーバーが最適

バンクーバーは日本から一番近い北米のゲートであり、世界一住みやすい街として人気を集めています。

 

バンクーバーは、トロントに比べてアジア系、特に中国系が多く住んでいます。

 

海外留学がはじめての方にとっては、アジア系の文化も広がっている地域であることから、アジア系や日本食材も気軽に手に入りますし、違和感なく生活をスタートすることができるメリットがあります。

ただ、バンクーバーは日本人にとって人気の留学地のため、日本人留学生の数もまた多い特徴があります。

そのため、春休みや夏休みなどの長期休みシーズンの語学学校は、日本人学生の数が多くなることがあります。

 

バンクーバーでは初心者向けの語学学校やコースが存在しますので、英語をイチから始めたい方にとっては良い環境になります。

 

バンクーバーを選ぶ場合は、せっかく留学したのに現地で日本人とばかり過ごしているとマイナスになります。適度な距離感を維持しながら、誘惑に惑わされずに自分のペースで勉強できる方には最適です。

逆に英語を上達させたい方や日本人との関わりを控えたい方にとっては、バンクーバーは物足りなさを感じてしまうこともあります。

 

ある程度の英語力や海外経験がある方にはトロントが最適

カナダの東部にあるトロントはヨーロッパからの距離が近いため、バンクーバーに比べてヨーロッパ系学生の割合も増えます。

結果的に日本人を含めたアジア系学生の割合が少なくなり、ヨーロッパ系学生の割合が増える傾向にあります。

また、トロントはバンクーバーよりも寒い地域になります。日本人留学生の大半は暖かい地域を好む傾向にあるため、トロントを避ける人も多いのでしょう。

 

トロントでは、すでに中学、高校レベルの英語を理解していることが前提となっているレベルの高いコースを提供する語学学校が多くなる傾向にあります。

 

ヨーロッパ系学生は、リスニングやスピーキングなどのコミュニケーション力の高い学生が多いため、彼らを中心としたカリキュラムを組むことになると、必然的にレベルの高いコース設定が多くなります。

そのため、基礎的な語彙や文法をマスターしている場合は、トロント留学の方が刺激的なz間を過ごすことができる点からオススメです。

トロントはバンクーバーより大都市なため、語学学校の選択肢の幅も広がりますので、より自分が勉強したいコースを持つ語学学校を見つけられる可能性が広がります。

 

温暖な気候、多民族の大都市どちらを好む?

カナダには四季がありますが、同じカナダでもトロントとバンクーバーの気候は、かなり大きく異なるのはご存知でしょうか?

 

トロントは北海道をイメージすると丁度良いでしょう。冬になれば、日中でも気温がマイナスになることが当たり前で、雪も積もります。

 

交通機関が遅れることやバスが急遽ルート変更を行うことは珍しくありません。夏は涼しくて過ごしやすいですが、冬は不便さがあります。

また、一年を通して空気が乾燥しているため、喉からの風邪には注意が必要です。

 

バンクーバーは、年間を通して過ごしやすい気候が特徴的です。

 

夏は25度くらいでそれほど暑すぎず、冬は0度前後と東京とさほど変わらない気候です。冬は雨の日が多くなりますが、雪が降らないのでトロントのように公共交通機関の乱れはありません。

カナダの大都市と言われているバンクーバーとトロントですが、生活環境は異なります。バンクーバーは海や山が近く落ち着いた雰囲気です。トロントは金融街や大企業が集まるビジネスの中心であるため、都市がとても大きく都会的です。

 

トロントはメインストリートがバンクーバーの2倍あり、お店やレストランの数や種類も豊富です。

 

トロント市内には、イタリア、ギリシャ、ロシア、ブラジル、インド、韓国、中国など多くのエスニックタウンが点在します。

各国からの移民は、このエスニックタウンに住んでおり、現地の料理や文化、雰囲気を味わうことができます。

 

スポーツ観戦派はトロント!スポーツする派はバンクーバー!

トロントには、『Blue Jays』というメジャーチーム、また『Toronto Raptors』というNBAのチーム、その他にもアイスホッケーやメジャーリーグサッカーのチームがあります。

 

トロントは、スポーツ観戦が大変盛な地域なのです!

 

熱烈なファンが多く、スポーツ観戦はとても盛り上がります。

隣の席に座っている赤の他人でさえも、観戦を終えた後は仲良くなっているということもあり、スポーツ観戦を通じて友達ができる機会もあるでしょう。

 

さらにトロントは、ミュージカルやオペラも有名です。

 

40カ所以上の劇場が点在し、人気作品や新作のテスト公演が世界に先駆けて行われることもあります。ミュージカルやオペラを見るためにアメリカに行かなくても、トロントで十分満喫できます。

ちなみに、ミュージカルやオペラ公演は、語学学校に通っている学生であれば、学生証の提示でチケットが半額程度で購入できます。

さらに、トロントには有名な観光スポットがいくつかあります。CNタワーやカサロマ、ロイヤルオンタリオ美術館、トロントアイランドはその例ですが、その他にもナイアガラの滝には車で1時間半から2時間で行くことが可能です。

 

その一方、バンクーバーは自然が豊かであるため、アスレチックやハイキング、サイクリングを楽しむことができます。400ヘクタールほどの広大なスタンレーパークは自転車のレンタルが可能で、サイクリングに人気な場所となっています。

さらに、カナダと言えば、ウィンタースポーツ。カナダに行ったら、スキーやスノボをしたい方もいるのではないでしょうか?

トロントの場合は、何時間もかけて北上しないとスキー場を見つけることができません。

 

しかし、バンクーバーは、ダウンタウンから30分程のところにスキー場が3つもあります。

 

規模はそんなに大きくはないですが、週末などに気軽に楽しめるため、スキーやスノボ好きには魅力的な地域であるでしょう。

 

バンクーバーとトロントのまとめ

以下、2都市の特徴を表にまとめてみました。

 

バンク―バトロント
気候比較的温暖。冬は雨が多い。冬は極寒でマイナスは当たり前。夏は涼しい。
人種アジア人が多い。留学している日本人も多い。誘惑を回避するために、自らの努力が必要。バンクーバーに比べて日本人比率は低い。多人種が多く在住。積極的な自己主張が求められる。
物価少し高め。バンク―バーオリンピックを契機に物価が上昇傾向。東京より気持ち高いレベル。
食べ物サーモン、寿司、アイスワイン、ナナイモバーメープルシロップ、プーティン、ビーバーテイル
交通バスが中心。スカイトレインという電車も3路線走っている。24時間運行しているバスあり。地下鉄4路線とバス、路面電車が縦横無尽に走っているので、外出する際は便利。24時間運行しているバスあり。
環境海と山に囲まれており、自然が多い。大都市だが、街から離れると自然が多い。
観光スタンレーパーク、バンクーバー美術館、カナダプレイスCNタワー、カサロマ、ロイヤルオンタリオ美術館、トロントアイランド
英語語学学校は50校以上。コースの選択肢の多い環境。語学学校は100校以上。質の高い環境かつ国際色豊かな環境
治安全体的に良好だが、一部治安が良くないエリアあり。バンクーバー人はとても親切。全体的に良好だが、一部注意が必要なエリアがある。(生活上立ち寄ることはない。)
生活アジアンショップが多く、日本のものが手に入れやすい。コリアンタウンにお米や納豆などを始め、日本食に近い食べ物が手に入る。
娯楽ウィンターシーズンはスキーやスノボができる。サイクリングが気軽にできる。プロスポーツチームが多い。ミュージカルが有名。
米国へのアクセスアトルまでバスで3時間程。ナイアガラの滝までバスで2時間程。ニューヨークまで飛行機で約2時間程度。

 

留学地として有名なバンクーバーとトロントですが、それぞれの特徴をつかめたでしょうか。

英語や海外初心者の方にはバンクーバー。多文化な環境で英語を学び、エンターテインメントを楽しみたい方にはトロントが良いかもしれませんね。

トロントもバンクーバーもそれぞれ異なる面で良い点があるため、自分の好みを基準に、留学地域を決めると良いでしょう。

 

ワーホリの方は英語初心者の方が多いので、最初はバンクーバーで体慣らしをしてから、ある程度生活や英語に慣れたら、トロントに都市移動するプランも良いのではないでしょうか。

 

バンクーバーとトロントの特徴は分かったけど、「どちらに行ったら良いのか迷って、自分えは決められない!」と言う方は、留学ドットコムまで相談してみてください。

これまでの経験から、皆さんに最適な都市やプランを提案してくれるはずです!

 

留学ドットコムへのお問合せ方法

100 %の人が「役に立つ」と評価! 「参考になった」投票数(6件)/全投票数(6件)
この記事は参考になりましたか?
こちらの記事も人気です
戻る
国名から記事を探す
戻る
カテゴリーから記事を探す
戻る
開始日を指定
戻る
終了日を指定
戻る
タグから記事を探す
個人カウンセリング予約
資料(パンフ)請求