カナダワーホリ必見!ワーホリ中に絶対行くべき観光地6選
「カナダワーホリ期間中にできるだけたくさんの場所を訪れる。」
これが、僕がワーホリに行く前に掲げた目標でした。
カナダという決して日本から近くはない場所に留学またはワーホリで行くからには、「できるだけたくさんの場所に行ってみたい!」と考える人もたくさんいるでしょう。
僕自身もそのうちの1人でした。
実際にカナダ国内を端から端まで、さらにはアメリカやメキシコまで足を伸ばして色々な場所に行ってみました。
今回の記事では僕が実際に行って見た場所で、皆さんにも絶対にオススメできると思った場所だけを紹介して行きます!
カナディアンロッキー(バンフ、キャンモア、ジャスパー)
僕がカナダで一番オススメする場所は、カナディアンロッキーのエリアです。
カナディアンロッキーはバンフ、ヨーホー、ジャスパー、クートニーの4つの国立公園と3つの州立公園の計7つの自然公園で構成されていて、1984年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
このエリアの魅力は、何と言っても大自然。
これぞカナダというような、山、川、湖、滝、星空などが楽しめます。
一口にカナディアンロッキーといってもその大きさは広大で長さが約2,000kmもあり、2,000kmを日本で表すと北海道の端から九州の端までもあります。
この広大なカナディアンロッキーには、バンフ、レイクルイーズ、キャンモア、ジャスパーなどの観光拠点がいくつかあります。
その中でも最大のカナディアンロッキー観光拠点の町がバンフ。
カナディアンロッキー観光に訪れるほとんどの観光客がバンフに訪れるということも言われています。夏のハイシーズンは、バンフ国立公園内は観光客でごったがえしています。
しかし、バンフから近いところにはカナダの20ドル紙幣にも描かれているモレーンレイクや「カナディアンロッキーの宝石」とも言われているレイクルイーズがありますので、これらも観光するなら必ず訪れておきたい場所。
バンフ国立公園を訪れた際には、キャンモアという町もお勧めです。この町はバンフから車で約20分のところに位置しており、バンフほど観光客が多くありません。
町自体もバンフより大きくゆったりとした雰囲気が流れる町なので、キャンモアに宿を確保してカナディアンロッキーの観光をするのがオススメです。
アウトドアの聖地とも言われているカナディアンロッキーは、夏が最も盛り上がるシーズンですが、冬にもウィンタースポーツの天国になります。
スキー、スノーボードはもちろんのこと、ドッグスレッディング(犬ぞり)、クロスカントリー、スノーシューハイキング、アイススケート、など様々なウィンタースポーツがあり冬の間もアウトドアを楽しみ尽くせます。
フレンチカナダ(モントリオール、ケベックシティ)
次に紹介する場所は、フレンチカナダのエリアです。
フレンチカナダというのは主にカナダの東側に位置するケベック州のことを指しており、ここは「北米のヨーロッパ」と言い表されることもあります。
ケベック州の公用語はフランス語であり、町に出るとほとんどの人がフランス語で会話しているのを耳にすることができます。
ここフレンチカナダのエリアでオススメの場所がケベック州の州都でもあるケベックシティ。
ケベックシティは北米唯一の城塞都市であり、城壁に囲まれた丘の上にあるアッパータウンと丘の下を流れるセントローレンス川との間にあるロウワータウンに分かれています。
ケベック旧市街の歴史地区は世界遺産として登録されていて、街を歩いているだけでも楽しめるほどおしゃれでかわいい街並みです。ケベックシティにいるとまるでヨーロッパにいるような錯覚に陥ります。僕はヨーロッパに行ったことがありませんが。(笑)
そしてフレンチカナダと言えば、忘れてはいけないのがモントリオール。モントリオールはトロントに次ぐカナダ第二の都市であり、「北米のパリ」とも呼ばれています。
ちなみにモントリオールは、パリに次ぐ世界で2番目に大きなフランス語圏の街だそう。モントリオールもケベックシティと同じくヨーロッパ調の旧市街があり歴史的な雰囲気を感じることができます。ケベックシティとの違いは高層ビルがすぐ近くにあること。
モントリオールの街は旧市街エリアと高層ビルが立ち並ぶエリアがうまく融合されていて、とても住みやすそうだなという印象を受けました。そんなモントリオールを訪れると、忘れてはならない観光スポットがあります。それがノートルダム大聖堂。
この聖堂の外観は、普通の石でできた大聖堂のようにみえますが、中に入った途端壮大で色とりどりな内観を見ることができます。
内部の装飾やステンドグラス、超巨大なパイプオルガンがあるブルーにライトアップされた祭壇は圧巻の一言。
ちなみにこのノートルダム大聖堂では定期的にコンサートが行われ、カナダ出身のセリーヌディオンが結婚式をあげた場所としても知られています。
ビクトリア
ビクトリアはカナダの西側にあるバンクーバーアイランドの南端部に位置しており、バンクーバーなどがあるブリティッシュコロンビア州の州都です。
ビクトリアは「花の都」と言われるほどたくさんの花が咲いており、カナダ人が選ぶ「いつか住んでみたい場所」でもNo.1を獲得したこともある街。
寒いイメージが強いカナダの中でもビクトリアは比較的温暖なので、雪もほとんど降らずに快適に過ごすことができます。
訪れた時の印象は、さすが住みたい街No.1という感じでした。個人的な印象では、街のサイズ感がちょうど良いなと思いました。今までにトロント・バンクーバーなどの都市やバンフ・キャンモアなどの田舎に行きましたが、ビクトリアはそのちょうど中間くらいの印象です。
街中の人通りはそこまで多くなく、都会特有の忙しさは全くありません。かといって廃れているのではなく、英国式の美しい街並みのなかでゆったりと時間を過ごせるような空気感が漂っていました。
僕はワーホリビザが切れた後にビクトリアを訪れたのですが、もしビザがあればここにも住んでみたいなと思えるような街でした。
トロント
トロントはカナダで最大の都市で「人種のモザイク」と呼ばれるだけあって本当に様々な国籍の人々が生活しており、人口の半分はカナダ以外の出身だとも言われています。
実際に僕が初めてトロントに訪れた時にも、電車の中でみんなが違う言語で会話しているのを目の当たりにして驚きました。(笑)
そんな大都市トロントを訪れたら、やって欲しいことがスポーツ観戦。
トロントではMLB(野球)、NBA(バスケ)、NHL(アイスホッケー)などの各スポーツの世界最高峰の試合を観戦することができます。
カナダ唯一のMLBチームであるトロントブルージェイズは、川崎宗則選手や青木宣親選手が在籍したこともあるチームとして日本でも有名です。
しかし、僕がトロントにいた時は、残念ながらお二人ともすでに退団した後だったのでお二人をみることはできず…。
そして、NBAチームのトロントラプターズは2018-19シーズンに球団史上初優勝を果たし、NBA設立から73年初めてのアメリカ国外での王者誕生という快挙を成し遂げました。
この快挙にトロントの街中はお祭り騒ぎ。しかし、この時も僕はすでにトロントを去った後だったので参加できず…。
いつもタイミングが悪い自分を恨むしかありません…。(笑)
最後のNHLリーグは、カナダの国技でもあるアイスホッケーのリーグです。
アイスホッケーは日本人にはあまり馴染みのないスポーツですが、日本における野球やサッカーのようにカナダの子供達はみんな小さい頃にホッケーをやるらしいです。
実際に試合を見に行きましたが、これが予想以上に楽しかったです。想像以上の迫力に気圧されながら観戦しましたが、その中でも注目したいのが乱闘。
アイスホッケーは体の接触が多い競技なので、試合中の乱闘は日常茶飯事。むしろ乱闘あってのアイスホッケーだと友人は言っていました。(笑)
僕が見に行った試合中にも3回乱闘騒ぎがありました。
NBAとNHLのチケットは若干高いですが、MLBのチケットは2,000円くらいでとても安いのでトロントに行ったら是非本場のスポーツ観戦を楽しんでください。
アメリカ・ニューヨーク
カナダ国内ではないのですが、カナダワーホリに行く人がよく行く観光地がニューヨーク。
実はニューヨークはトロントからバスで移動ができるほど近いため、トロントを拠点とするワーホリメーカーたちの多くがニューヨークを訪れます。
実は僕自身あまり都会が好きではないので、ニューヨークにはあまり期待せずに訪れました。行った理由は友達がたまたまニューヨークにいて、僕はトロントに住んでいたから。
ほとんど期待をせず友達に会うために行ったニューヨークでしたが、行って見ての感想。
「人生で一度は行くべき!」
都会が好きじゃないとか、もはや関係ないです。
タイムズスクエアに立った時のあの高揚感、街全体の雰囲気、ニューヨークという街には言葉では表せないような魅力がありました。
物価は高いし、人は多いので住みたいとは思いませんが、ニューヨークは人生で一度は行く価値があると思います。
ニューヨークは自由の女神やセントラルパークなど観光地が溢れかえっていますが、街を歩いているだけで最高に楽しい街です。とりあえず何も考えずに行ってみて、世界の中心を感じてみてください。
メキシコ・カンクン
最後に紹介するのは、メキシコの超定番ビーチリゾートであるカンクン。カンクンはメキシコではありますが、カナダから飛行機で約4時間という近めの位置にあります。
カナダの冬は寒さが厳しく期間も長いためバケーションとして、カンクンを避寒地として訪れる人が多い印象です。
カンクンといえば白い砂浜と真っ青な海。カンクンの美しいビーチは必見ですが、定番のビーチリゾートということもあり、とにかく人が多いのが難点。
そんな時はダウンタウンエリアに行ってみてください。カンクンはホテルやクラブなどが立ち並ぶビーチエリアと、現地の人たちが暮らすダウンタウンエリアがあります。
観光客だらけのビーチエリアとは違い、ダウンタウンエリアには現地の人たちがたくさんいるので、本物のメキシコを感じることができます。
ダウンタウンにあるマーケットとしてはMercado28が有名ですが、敢えてMercado23に行ってみると現地の人達の生活を覗くことができます。
【まとめ】 ワーホリ中は行くとこだらけ!
カナダ周辺には、以上で紹介した観光地以外にもたくさんの観光地があります。
ワーホリビザで滞在できる期間はたったの1年間と短すぎるので、僕は観光ビザ6ヶ月を取得してまでカナダを楽しみました。(笑)しかし、ただカナダを知るには、まだまだ時間が足りないなと感じています。
短い期間で全て制覇するのは難しいと思うのでこの記事を参考にして、上手く計画を立てて行きたいところに全て行けるようにチャレンジして見てください!