僕が初ワーホリにカナダを選んで良かったと思う理由
「ワーホリで英語を勉強したい!」と思っている皆さん。
ワーホリで行くことができる英語圏の国ってたくさんあることを知っていましたか?
ワーホリで行くことができる英語圏の国は、カナダ、オーストラリア、イギリス、アイルランドなどいくつか選択肢があります。
その中で僕はカナダを選び、ワーホリが終了した今でもカナダを選んで良かったと思っています。
国によって様々な特徴があるので、自分がやりたいことができる国を選ぶのがベストです。でも自分がやりたいことが明確に決まってない人、特段国にこだわりが無い人もいます。
この記事では、カナダ大好きな僕が最初のワーホリでカナダを選んでよかった理由をシェアしていきます!ワーホリの国選びで、何かヒントになる情報があれば嬉しいです。
綺麗な英語が学べる&わかりやすい
他の英語圏の国ではなくカナダで英語を学んで良かったと思う理由のNo1は、ダントツで英語のアクセントの綺麗さです。
一口に英語とは言っても、各国で独特のアクセントがあります。つまり、各国で使われてる英語は、微妙に違うという認識で良いでしょう。
英語は大きく分けるとアメリカ英語とイギリス英語の2種類に分けられますが、その他のオールトラリアやニュージーランド、アイルランドも独特のアクセントがあります。
そして、僕たち日本人が中学校、高校で勉強しているのがアメリカ英語で日本人が考える英語はアメリカ英語を指すことがほとんどです。
カナダはアメリカと陸続きの隣国であることから、カナダで話される英語は限りなくアメリカ英語に近いのが特徴です。日本人は中高の英語教育で、少なからずアメリカ英語のベースがあるので、カナダでは英語初心者の方でも「英語が聞き取りやすい!」となりやすいのです。
僕はフィリピンで英語の勉強をし始めた時にオーストラリア人講師の授業を受けたことがあるのですが、本当に何を行ってるか理解できませんでした。(笑)
英語初心者のうちはただでさえ何を言っているのかわからないのに、聞いたことのない英語のアクセントだとさらにわからなくなってしまいます。
このようなことから英語を学び始める時は、聞き覚えのあるアメリカ英語が使われるカナダで英語の勉強をすることをおすすめします。
どのアクセントも聞いていれば時間に比例して慣れてはきますが、僕自身オーストラリア英語はいまだに聞き取ることが難しいです。(笑)
ちなみに、この記事を読んでる方からは「アメリカに行けばよくない?」と言う声が聞こえてきそうですが、実はアメリカにはワーホリという制度がありません。
アメリカで勉強する場合は、仕事も勉強もできるワーホリではなく、勉強だけをしに行く留学という形で渡航することになります。
ビザの種類で言えば、観光ビザか学生ビザで渡航することになります。これらのビザでは、仕事もできませんし、ワーホリのように自由に行動することも難しいのです。
要するに、アメリカ英語をワーホリビザという手段で学びたいなら、カナダにワーホリする選択肢となるのです!
多民族国家で移民(外国人)に寛容
カナダは多くの民族が一緒に暮らすモザイク国家として知られています。
中でもカナダで一番大きい都市トロントでは、人口の約半分がカナダ以外の国出身だとも言われており、僕が実際にトロントに住んでいた時もそれを感じることができました。
地下鉄に乗ると何種類もの言語が聞こえてくるし、トロントの街にはチャイナタウンやリトルイタリーなど色んな国のコミュニティが存在します。
トロントにはたくさんの文化が存在し、その1つ1つが混ざり合うことなく独立していますがトロントという街を全体的に見ると、見事に調和が取れています。
これが、トロントが「人種のモザイク」と呼ばれる所以です。
このような多民族国家の良いところは、「国民が様々な人種や文化に寛容」という点だと僕は考えています。
カナダでは様々な人種が一緒に生活しているので、彼らは他の人種に対しての理解があり差別などがほとんどありません。
僕自身、カナダで1年以上過ごしましたが、自分が差別を受けたことも無ければ、周囲の誰かが差別を受けたという話も聞いたことがありません。
残念なことに僕が今までに訪れた東南アジアや中米の国では、軽い差別を受けたことがありますし、オーストラリアにいる友人からも差別を受けたことがあるという話を聞いたことがあります。
しかし、カナダでは僕らのようなアジア人が生活していても何も違和感なく、普通に接してくれるのでとても快適でした。
特に英語初心者で英語が上手く話せなくても彼らはしっかりと耳を傾けてくれるので、初めてのワーホリには最適な国だと思います。
これは余談ですが、すでに毎年20万人以上の移民を受け入れているカナダですが、2019年〜2021年までの3年間で移民を100万人受け入れるという計画を発表しています。
すでに多くに民族が共存しているカナダですが、多民族化は今後もまだまだ加速していきそうです。
ウィンタースポーツ天国
これは人によってはデメリットになるかもしれませんが、僕のようなウィンタースポーツ好きにとってカナダは天国のような場所です。
カナダは、多くの人がイメージするように基本的に寒く雪もたくさん降ります。
それ故にスキーシーズンが大体11月〜5月までと半年くらいあるので、スキー場のシーズンパスを買ってしまえば半年間遊ぶことができるのです。
その上カナダのスキー場は日本よりも桁違いに広いことが多く(場所にもよります)、滑っている人達のレベルも高いです。
僕は平日だけ使えるシーズンパスを約45,000円で購入し、(1日券は約10,000円)休みの日はほとんど毎日雪山で滑っていました。
住んでいる場所からスキー場までは車で約20分の移動距離なので、仕事前に滑りに行ったこともあります。
カナダ人の中には、前日に雪が降ると次の日は仕事を休んでまで滑りに行く人もいるそうです。(笑)
スキー・スノーボード好きとしてはこんな環境はまさに天国でしょう。(笑)
さらにカナダではスキーやスノーボード以外のウィンタースポーツも充実しています。
ドックスレッディング(犬ぞり)やクロスカントリー、アイススケート、スノーシューハイキング、アイスホッケー、カーリング、etc… 。おそらくウィンタースポーツの部類に入るものなら何でもできると思います。
その中でも特にアイススケートは気軽にできる場所がたくさんあります。
冬の間ずっとカナダにいる予定で、アイススケートを楽しみたいなら、いっそのことシューズを中古で買ってしまった方がいいでしょう。
そして、あまり知られていない事実ですが、バンクーバーの西側ではあまり雪が降らない地域がたくさんあります。
冬のバンクーバーの最低気温は0℃あたりで、日本でいうと東京と同じような気候になります。
バンクーバーのダウンタウンでは、雪が降ることも年に数回しかないようです。また、雪が降ったとしてもすぐに溶けてしまうので、防寒具も東京に住んでるレベルと同じ感覚で過ごせます。
もしウィンタースポーツに興味がない人や寒さが苦手な人は、バンクーバーなどの暖かい地域で冬を越すのもいいかもしれません。
世界最高峰のエンターテインメントが楽しめる
カナダ最大の都市トロントでは、世界最高峰のエンターテインメントが楽しめます。
エンターテインメントのまず1つ目がスポーツ観戦です。
トロントではあの有名なMLB(野球)とNBA(バスケ)の試合を生で観戦することができます。
MLBではトロントを本拠地とするブルージェイズというチームがあり、このチームはMLBで唯一アメリカ国外に拠点を持つチームとして知られています。
なので、わざわざアメリカまで行かなくても、カナダ国内で世界最高峰のMLBの試合観戦ができます。
NBAでもトロントを本拠地とするラプターズというチームがあり、このチームもNBA全30チームのなかで唯一アメリカ国外に拠点を持つチームです。
ラプターズは2018-2019シーズンにおいてチーム史上初優勝を成し遂げトロントの街は大いに盛り上がりました。
さらに日本ではあまり知られていませんが、NHLというアイスホッケーのリーグもあります。
カナダの国技でもあるアイスホッケーの試合は、迫力満点でチケットも安く手に入るので、1度見に行ってみるのもいいかもしれません。
そして、意外かもしれませんが、もう1つのエンターテインメントがミュージカルなんですね。トロントは、ニューヨークのブロードウェイ、ロンドンのウエストエンドに次いで劇場が多い街であり、ミュージカル第3の都市とも呼ばれています。
毎年行われる世界的に有名なトロント国際映画祭などからわかるように文化芸術活動が盛んなトロントには、エンターテインメントディストリクトというエリアがあります。
このエリアはユニオン駅周辺にあるのですが、歴史的で豪華な建物が立ち並んでいるのでちょっと散歩するだけでも楽しめます。
アメリカにすぐ行ける
地図を見ていただけば一目瞭然なのですが、カナダとアメリカは隣同士に位置しているので、すぐにお互いの国に行き来することができます。
カナダは広いので、「場所によっては結構時間がかかるのでは?」と思うかもしれませんが、主要都市のほとんどがアメリカの国境付近に位置しているので、ほとんどの方は国境付近で生活しています。
トロントからニューヨークまでは飛行機で1時間、バンクーバーからシアトルまではたったの40分で行くことができます。
たった数時間のフライトで、誰もが人生で一度は行ってみたいと思うような有名都市に簡単にアクセスできるのは、カナダワーホリのメリットのうちの1つだと思います。
そして先ほども触れましたが、アメリカにはワーホリという制度はありません。
それでもアメリカに定期的に行きたいという方は案外多く、そういった方の多くはアーティスト(歌手、ギタリスト、絵描、etc…)の方でした。
このようなアーティストの方達に出会う機会が何度かあったのですが、ほとんどの方はアメリカに近いからという理由でカナダワーホリを決めていました。
僕がトロントに住んでいた時にルームメイトだったベーシストの友人は、ブラックミュージックの聖地メンフィスや音楽の街シカゴにしょっちゅう出かけていました。
こういったアメリカに強い思い入れがあるけど実際アメリカで生活をしていくのは金銭的に難しい…と考えている人とって、カナダのワーキングホリデーはオススメです。
【まとめ】 ワーホリ初心者にはカナダがオススメ!
いかがだったでしょうか?
ワーホリで行くことができる国は、その国ごとにメリットやデメリットがあります。
カナダでよく言われるデメリットは「寒すぎる…。」です。(笑)
しかし、この記事で書いたように、寒いというデメリットが気にならないくらい多くのメリットがカナダにはあります。
もしあなたがワーホリを考えているのであれば、ぜひカナダを検討してみてください!
絶対に後悔はしないはずです!