語学留学とワーホリどっちが良いですか?YouTube動画で解説しました
海外留学を検討し始めた時、「語学留学」すべきか「ワーホリ」すべきか多くの方が悩みます。
きっと、悩んでいる時点で、おそらくメインの留学目的が「英語力向上」だからではないでしょうか?
英語力向上が主の目的でない場合、語学留学を選択しようとは思わないはずです。
多くの方が、帰国後の就職活動のことも頭にあることと思います。1年近く海外に行って来て、帰国後に何にもアピールできる材料が無いのは厳しいと思うのは当然です。
そこで、今回は「語学留学」と「ワーホリ」のどちらが良いのか、YouTube動画で解説した内容を補足説明したいと思います。
留学目的をハッキリさせることが重要!
ビザの種類で迷ってる方は、第一に留学目的がハッキリしていないことが挙げられます。
「いや、でもやりたいことはある程度イメージできてる!」と言われる方もいるでしょうし、カウンセリングでもやりたいこと自体はポンポン出て来る人は多いです。
我々が言う留学目的とは、「皆さんのやりたいこと」よりも、最終的なゴールイメージなんです。
帰国後に自分がどんな姿になってることをイメージしているのか。特に帰国後の就職活動で、どんな職種を選ぶのか。帰国後に留学やワーホリ経験をどのようにアピールしたいと考えてるのか。
このようにゴール姿をイメージして貰って、そこから現在までさかのぼる形で留学プランを固めるのがベストなのです。
例えば、皆さんはご飯を食べる時、どんな食べ方をしますか?
留学生の中で最も失敗するのが、1番目の「食べたいモノから食べる。」パターンだったりします。やりたいことを優先してプランを立てると、どこかで行き詰ります。
例えば、「英語環境でアルバイトしたい!」と目標を掲げる方は多くいます。でも、現時点で英語力はゼロ。語学学校も1~2カ月しか通わない、または通える予算がない。
これだと、留学プランが最初から破綻していることになります。
2番目の「バランス良く食べ進める。」の場合、一見良さそうに思えます。
ワーホリプランに置き換えると、語学学校3カ月、アルバイト6カ月、インターン2カ月、旅行1カ月で合計で1年間といった具合です。この場合、語学学校3カ月通って、「本当に自分の目指す語学力に到達できるんですか?」、「アルバイトもローカルの英語環境の仕事見つけられますか?」という事なんです。
現在の自分の英語力から逆算して、「語学学校3カ月間が理に適った期間なのか?」が重要です。ネットを調べてたら「語学学校は3カ月で十分!」といった体験談を見て、そうした根拠のない情報に影響されてる人。心当たりありませんか?
理想は、3番目の「健康を意識して食事バランスを決める。」のパターンです。
自分の体への影響を意識して食べ進めているワケです。その人にとって、肥満気味で慢性的な野菜不足ならば、野菜が8割を占める食事の方が良いかも知れません。
留学に例えるなら、何をするにしても基礎である英語力をまずは固める意識を持って欲しいのです。既に英語力があるなら、語学学校の期間は短くなります。一方、英語力が無いなら、必然的に語学学校の期間は長くなる傾向にあります。
英語力向上が主の目的であれば、学生ビザで語学留学すべきです。ワーホリと言う選択肢は、英語力向上を第一に考えるなら最初から選択肢には入って来ないはずです。
でも、なぜワーホリが選択肢に入ってくるのか?
それは、資金の問題です。留学予算が十分にあるなら、「最初から語学留学しますよ!」という話になります。でも、予算が限られているが故に、現地でアルバイトが自由にできるワーホリという選択肢が出て来るワケです。
留学資金が足りないなら、足りないなりのやり方があります。それをYouTube動画内で解説してますので、是非参考にして頂けたらと思います。
動画の内容
1.語学留学(学生ビザ)とワーホリビザは、全くの別物。
2.ワーホリで期待できる語学向上は日常会話くらいまで。
3.留学予算はワーホリの方が安い。(1年の予算:学生ビザ300万、ワーホリ150万)
4.お金に余裕がないならフィリピン留学を活用するしかない。
5.余裕がある方は、TOEICだけでなくケンブリッジ検定、IELTSも挑戦しよう!
撮影後記
学生ビザとワーホリビザのどちらを選んで海外留学しても、そんなに変わらないイメージがあるかも知れません。同じ語学学校に通い、同じ時間と空間を過ごしているのですから、ビザの違いはあまり意識してない方も多いと思います。
でも、やっぱり世界が違うんです。学生ビザは学生ビザ同士、ワーホリはワーホリ同士で交流する機会が圧倒的に多い。つまり、学生ビザとワーホリビザには、どこか見えない壁があるんですよね!
留学先での出会いによって、自分の将来が影響するケースは多々あります。この選択によって、自分の人生が変わる分岐点になると分かって欲しいです。だからこそ、留学プランは適当に考えず、客観的にアドバイスをくれる留学カウンセラーと着実なプラン固めをすることをお勧めします。