【トロントVSバンクーバー】カナダの最強留学地はここだ!実際に住んでいた留学経験者によるぶっちゃけ対談
犬派or猫派か、朝食はご飯orパン、きのこの山派orたけのこの里派などなど…世の中には意見が真っ二つに分かれる議題はたくさんあります。
そして、「カナダ留学するならトロント or バンクーバー」もその例の1つです。
カナダに留学しようと考えているけど、「結局どっちがオススメなの?」と思う方も多いのではないでしょうか?
このコラムを書いている私自身も留学前のぎりぎりまでトロントかバンクーバーで悩んだ経験があります。
そこで、今回のコラムではそんな疑問に終止符を打つべく、[ トロント留学経験者 ] VS [ バンクーバー留学経験者 ]による徹底討論を行いました!
今回、2人の仲介役を勤めるのはトム君です。
「カナダの大都市トロント」か「世界で最も住みやすい街バンクーバー」かどちらに留学しようか迷っている方はぜひこのコラムを参考にしてみてください。
なぜトロント・バンクーバーに留学することに決めたのか
今回話を聞くのは留学ドットコムインターン生の神谷さん&塩口さんだよ。
いきなりだけど、2人はどこに留学してたの?
私の1番の決め手は雨が少ないこと!雨が降るだけで、その日は家から出たくないと思うレベルの雨嫌いだから、雨季が長いバンクーバーは無理かもって思ったんだ。あと、髪の毛が湿気に弱くて雨の日に爆発するのを回避したかった。(笑)
バンクーバーは自然が多くて穏やかな都市って聞いていたから凄く迷ったけど、天候が悪くてお日様が見えないのは気持ち的につらいかも?と思ったのも理由かな。
トロントのカナダ人もそうだったよ!雨が降ってるのに誰も傘さしてないから、自分も空気読んでパーカーのフードかぶってしのいでたよ。(笑)
それと、トロントの寒さが厳しいのは噂通り。でも、私も寒さに慣れてしまって特に支障はなかったかな。あと、きちんと防寒してれば寒いのは移動中だけで、室内は暖かいし快適だったよ。
トロント・バンクーバーの街の雰囲気の違い
バンクーバーはストレスのたまらない都会って感じ。時間がゆっくり流れているイメージかなぁ。
ダウンタウンにはビルとかもたくさんあるんだけど、人は多くなくて中心地から歩いていける距離にビーチや公園もあるんだ。あと、バスに乗ったらハイキングできる山にも行けるよ。多分、日常のすぐそばに自然があるから、窮屈さをあまり感じないんだと思う。
いいな~。トロントにも自然はあるんだけど、公園にわざわざ電車で出かけに行くっていうイメージ。だから、バンクーバーみたいにすぐそばに自然があるってわけではなかったんだ。
ただ、カナダ自体がすごく広いから、トロントはカナダ最大の都市なのに、人口密度が名古屋と比べても低いと思ったかな。電車とかも普段はいつも席に座れるくらいだったよ。
多分、日本の都市圏で生活している人だったら、トロントでもバンクーバーでも人が少ないと感じると思う。
バンクーバーはイメージ通り都市と自然が融合した街なんだね~。
トロントは最大都市で人もたくさんいるイメージがあったから意外かも!
バンクーバーのダウンタウンは端から端まで歩いて30分くらいで行けちゃうんだ。
私が住んでたのが「ジョイス駅」の近くだよ!
ここから電車に乗って13分でダウンタウンに行けるから、移動時間に時間が取られないもの良かったな。あと、移動はスカイトレインっていう無人の全自動モノレールがあって、交通で不便さを感じた事はないよ。
→ジョイス駅前
私は飽きなかったな~。バンクーバーは自然がいっぱいあるから、夏は山でハイキング、ビーチでのんびり日光浴、サイクリングとかをして過ごしてたよ。
アウトドアが好きな人には最高のロケーションだと思う。
いやいや、便利さや楽しさでいったらトロントも負けてないよ!トロントはバンクーバーと比べて、都会的で刺激が多いのがやっぱり魅力的だなぁ。
特にダウンタウンのショッピングモールの近くに広場があるんだけど、そこでは夏だったら月に1、2回はイベントが開催されているんだ。あと、フェスティバルやパフォーマンスなどが定期的にあって、活気がある楽しい街がトロントだよ。
それに、トロントなら長距離バスを使って1万円でNYに行けちゃうの!最高でしょ。
→ トロントで一番人が多いダンダス・スクエア。ニューヨークのタイムズスクエアを彷彿させるかなり活気がある場所
それに、地下鉄がなくなった後も24時間バスが走っているから、それで帰ることも出来るんだ。遅くまで遊びたいという人には便利だよね!
広いトロントだからこそ、色んな場所で遊べるし、今回は東側を開拓しようとか、西側に行ってみようとか散策のバリエーションがあるのが魅力だよ。
トロント・バンクーバーの気温について
私は夏にトロントに着いたんだけど、「ここは天国か!」って思うくらい涼しかった。(笑)日本みたいなジメジメした蒸し暑さが一切なくて、さらっと暖かい気候だったよ。
あと、夏のカナダは9時くらいに日が沈むから1日が長くなったみたいで好きだったなぁ。
でも、マイナスと言ってもいきなり寒くなる訳ではなくて、10月ごろから2ヶ月くらいかけてゆっくり気温が下がっていく感じだから体もゆっくり慣れていくよ。私も想像してたよりは平気だったから大丈夫だと思う。
あと、1月(トロントでは平均気温マイナス10前後)にマイナスが一桁台だと「今日はいつもより暖かくてよかったね!」と話してて、人間には適応能力があるんだなぁとしみじみ思ったよ(笑)
マイナス一桁は暖かいとか、感覚がヤバくなってるよ。(笑)
バンクーバーは真冬でも最低気温が0度以上、最高気温が4度くらいあることが多いから、話し聞くだけで寒くなってきた。(ブルブルッ)
トロント・バンクーバーのオススメ観光地対決
バンクーバーは何て言っても、ダウンタウンのすぐ近くで自然が楽しめるのが良いよね。特におすすめなのはスタンレーパーク!ダウンタウンのすぐ隣にある大きな州立公園なんだけど、中に水族館があったり、トーテムポールがあったりと、とにかく広くて盛りだくさんの公園だよ。
一番おすすめの楽しみ方はサイクリングで一周すること!公園の外周が9キロもあって、ずっと海沿いで景色のいい場所を走れるから最高なんだ。スタンレーパークの近くにはレンタサイクルショップがたくさんあって、確か2時間借りて1,500円くらいだったかな?試してみてほしいな!
→都市のすぐ横にこうした開放感ある自然環境がバンクーバーの魅力
とても有名どころだけど、ナイアガラの滝がやっぱりオススメだな!
日帰りバスツアーみたいな感じで、1日で観光できるよ。私は学校からのツアーで行ったんだけど、語学学校でできた仲間と一緒に旅行するのは本当に楽しかった♪
→リアルに見ると写真では伝わらないものすごい迫力!
滝の近くまで行ける船にも乗ったけど、正直水しぶきが凄すぎて目を開けてられなかったよ。(笑)そしたら、友達が「20ドルのシャワーかよ!」ってつぶやいて、みんなで「Hahaha」って笑いあったのを今でも思い出すな~。良い思い出だなぁ。
→トロントアイランドのビーチ。左奥に見えるのがダウンタウン
バンクーバーから行けるとなると…アメリカ・シアトルも4時間くらいなので、特にスタバ好きと野球ファンにはオススメ。
でも、一番はビクトリア!ビクトリアは、バンクーバーも所属するBC州の州都で、バンクーバーからはバスとフェリーで5時間くらいかな。
ビクトリアは「花の都」とも言われてて、庭園が有名。街全体がとにかく可愛いんだよね。あとは、BC州の州議事堂が観光地としてすごく有名だからぜひ行ってほしい!
どっちも素敵な観光地がいっぱいで選べないよ~。観光地対決は…引き分けかな…。
それじゃあ最後の対決!2人の「ここが好きだよバンクーバー/トロント」プレゼンで勝敗を決めるぞ~!
バンク―バーの好きなところ…。まずは、前にも出たけど、街がコンパクトで自然も多く穏やかだから、とにかく過ごしやすいところ!
それと、もう1つ!バンクーバーの好きなところは、エリアによって雰囲気が違って、歩いて回れるくらい小さいダウンタウンだけど、散策が楽しいところ!
それこそ、さっき紹介したガスタウンはどことなくヨーロッパの古い街並みっぽい雰囲気で可愛いし、イェールタウンはアメリカ西海岸って感じかな?どちらかというと洗練されたオシャレエリアっていう言葉が似合う。
西の方に歩いていけば、イングリッシュベイっていうビーチもあって、いろんな要素がコンパクトにまとまってるところはすごく素敵だなって思うなあ。
→イングリッシュベイのビーチ
私のトロントのここが好きは、もしトロントを5つのチャートで評価してくださいって言われたら、全部均等に高得点が取れるところかな!
バランス型の街で、何かに特化してすごいって訳ではないけど、何でもある便利さや楽しさは他の都市に勝ってると思うな。夏はイベントも毎週違うものが開催されていて、すごく活気があるよ。
→世界初の可動式屋根が付いたメジャーリーグのスタジアムとトロントタワー
そうなんだよ!個人的には、特に長期留学したい人にトロントをオススメしたい!
イベントも常にいろんなことがやってるから、友達を誘って参加して、コミュニティを広げやすいと思うな。
バンクーバーVSトロント オススメの選び方
そうだね。…選び方かぁ。
バンクーバーとトロントの違いって、大きく分けると「気候」と「街の雰囲気」あたりの好みで選ぶのがいいのかな。
うんうん。あ、あと、旅行が好きな人はロケーションで決めるのもいいかも!バンクーバーだと、アメリカ西海岸のロスやサンフランシスコは結構行きやすそうだけど、カナダ国内ってなると、ビクトリアとか、バンフっていう国立公園くらいだよね。
逆にトロントは、オタワやモントリオールなど、カナダ国内を楽しみたい人は行きやすいと思う!あとはNYもすごく近いよ。
カナダの好きなところ
カナダのいいところか~、1年住んでみてわかったのは、とにかく「親切な人が多い!」っていうことかな。カナダで一番感動したのは、バスに乗っていて、お年寄りや車いすの方、ベビーカーの赤ちゃんが乗ってくると、みんな当たり前のように席を立って、譲っていたこと。
誰も何も頼んでないのに、前のドアから乗ってくるとほとんど全員席を立って、後ろに詰めるんだよ。最初本当にびっくりしたなあ。席を譲るのが当たり前なんだよねきっと。
ほんとに、カナダは親切な人が多いよね!あとは、英語の発音がきれいだとも言われてるよね。せっかくだからきれいな発音を身に付けたいっていう人は、カナダがいいかも!
あとは、都会のトロントでもゆったりしていて、すごく落ち着く国だと思う!
まとめ
このコラムでは、バンクーバーとトロントに留学したインターン生2人で、それぞれの街の魅力を語り合いました。
残念ながら結局トム君は、決着をつけることができませんでしたが…。(笑)あなたに合う街は、どっちかわかりましたでしょうか?
カナダの留学先としてはバンクーバーとトロントがトップで人気ではありますが、他にもステキな街がありますので、カナダに興味がわいた方はお気軽に公式LINEからお問合せください!