留学までに何を勉強したらいいの?留学前に勉強すべきこと5選! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:勉強方法のコツ

留学までに何を勉強したらいいの?留学前に勉強すべきこと5選!

公開:2020/02/11 著者:入江 翔太郎 22085 Views

「留学は決まったけれども、それまでに何を勉強しておくべきか分からない…。」

 

このように悩んでる人は多いのではないでしょうか?僕もトロント留学を控えていた半年前は、「英語の勉強をしないといけないのは分かっているけど、何をしたらいいか分からない。」と悩んでいました。

そこで今回は留学経験のある僕が、留学前にやっておいてよかったこと(やっておけばよかったこと)をランキング形式でご紹介します!

ランキング毎に僕がやっていた勉強方法もご紹介しているので、是非これから留学を控えている人や、将来留学をしようと思っている人は参考にしてください!

【1位】 リスニング対策

留学前に勉強しておくべきこと、堂々の1位は「リスニング勉強」です。

それも2位と大きく差を開いてのダントツの1位です!

 

なぜリスニングがそんなにも大事なのかと言うと、実際に留学に行った際に英語が聞き取れなければ勉強にならないからです。

 

もしリスニング力がない状態で留学に行けば、高確率で以下のような悪循環が待っています。

 

・外国人の友達ができない

・結局日本人同士で固まってしまう

・留学に行った意味がなくなる

 

僕が留学に行った際にも日本人の友達の8割は日本人同士で遊んでしまって、全く英語力が伸びないという結果になっていました…。

しかし僕は今でもトロント留学で知り合ったカナダ人や、外国人留学生の友達と連絡を取っているぐらい仲良くなりました。

なぜ、僕が他の日本人とは異なり、スムーズに外国人の友達を作っていけたのか?

 

その理由はリスニング力を鍛えていたおかげで、スムーズに外国人の輪に入ることができたからです。

 

以下は、僕が留学前に行っていたリスニングの勉強方法です。

 

・日本にいる外国人留学生と交流する

僕の場合は、通っている大学に留学生が多く在籍していたので、積極的に留学生の集まるラウンジに行って話しかけていました。

 

授業では習わないような、留学に行ってからも使える日常会話の言い回しなども教えてくれるので、留学生と仲良くなることはとてもおすすめです!

 

初めは日本語で話していましたが、仲良くなると日本語と英語を混ぜて話すようになります。

そうすると遊びながら英語の勉強をできるので、楽しくリスニングを鍛えることができます。

また、聞き取れなかったり、分からなかったりするフレーズがあると丁寧に教えてくれるので、自分だけの英語の先生のような存在になり、リスニング以外の勉強にもなりました。

 

・洋画を英語字幕で観る

洋画での英語勉強も日常会話で使える英語がよく出てくるのでおすすめです!

 

僕の場合は以下のような方法で映画を観ていました。

 

(1回目) 英語音声、日本語字幕で観る

(2回目) 英語音声、英語字幕で観る

(3回目) 英語音声だけで観る

 

詳しく説明をすると、1回目に映画の内容をだいたい頭に入れておきます。

そうすることで2回目に英語字幕で観た時に分からない単語やイディオムがあっても、内容から予測できるからです。

それでも分からない単語やイディオムがあれば、辞書(英英辞書を推奨)で調べます。

 

そして3回目に英語音声だけで観る時には、スムーズに英語が理解できるので自分でも驚きます。

もちろん個人のレベル感にもよりますが、かなり時間がかかります。僕も初めの方は分からないことだらけだったので、2時間の映画を4時間ぐらいかけて観ていました!

しかし、そこで諦めずに継続していたので、リスニング力の面では周りとかなり差が付いたと感じます。

 

・洋楽を聴きまくる

洋楽を聴いている人は多いと思いますが、歌詞を覚えてから歌詞を見ずに洋楽を聴くと、かなりリスニング力が鍛えられることはご存知でしょうか?

 

歌詞を覚えずにただ洋楽を聴いていても、それはBGMを聴いているのと同じです。

 

音楽は自分の好きな洋楽であれば何でもいいです!

ただ、ラップやヒップホップは文法などが無視されているので、勉強のためであればバラードの曲をおすすめします。

僕の場合はBruno Marsが好きだったので、何回も通学中に聴いていました。おかげでBruno Marsの曲は全て歌えるようになりました!

 

【2位】 単語の暗記

留学前に勉強しておくべきこと、第2位は「単語の暗記」です。

 

その理由は、文法が分からなくても単語さえ知っていれば一応会話はできるからです。

 

もちろん単語だけではスムーズな会話はできませんが、言いたいことは伝わります。

単語が分からなければ、リスニングも聞き取れませんし、自分から言葉を発することすらできません。

ですので、単語の暗記は基本中の基本とも言えますね。

 

また、スムーズに会話をしたければ、イディオムも一緒に勉強することをおすすめします!

 

イディオムとは、「Get along with~ (~とうまくやっていく)」のような単語からだけでは推測しにくい英語の熟語の事を言います。

英語ネイティブスピーカーはイディオムを多用するので、僕も初めの頃は「一つ一つの単語は分かるけど、意味は分からない…。」という事がよくありました。

そんな僕が留学前に単語やイディオムを勉強していた方法が以下の3つです!

 

・ひたすら単語帳を暗記する

やはり、単語の母数を増やすのであれば、単語帳の利用がおすすめです。

正直単語帳は、単語数が多ければなんでもいいと思います。

僕は単語帳を4冊ぐらい持っていますが、どれも大差ないかなと感じました。

 

ただ、収録されている単語は殆ど同じでも、デザインや使い勝手などは単語帳によって違いがあるので、自分の勉強法に合った単語帳を使うのが一番です!

 

→ これは僕が使っている「Vintage」という単語帳です!

 

具体的な勉強方法は、最初に50個程度単語を実際に発音しながら軽く見て、次に日本語訳を隠しながら紙に単語を書いていくという方法です。

もし間違えたらチェックをつけて、それを覚えられるまでやります。

大体3回程すれば、暗記できるので挫折せずに続けてください!単語帳1冊を留学までに3周ぐらい勉強しておくのが理想ですね!

 

・ニュース記事を英語で読む

これは中級者向けの勉強方法です。

 

なぜかというと、ニュース記事には専門用語や日常会話では使わないような単語がたくさん出てくるからです。

 

僕は最初に日本語でニュースを読んで、概要を掴んでから、英語のニュースを読むという事をやっていました。

 

政治やビジネスのニュースは分からない単語だらけだと思いますが、将来ビジネスで英語を使いたい人には必須の勉強方法です!

 

僕のおすすめは、「CNN」というアメリカのニュースサイトです。

世界のニュースを取り上げているので、世界を知るという意味でもとても勉強になります!

 

・日常の日本語を英語で調べてみる

普段何気なく使っている日本語を英語に翻訳する勉強方法は、日常会話ですぐに使えるのでとてもおすすめです!

例えば、友達とご飯を食べているシチュエーションで、「そこの塩を取ってくれない?」と言いたければ、「Can you pass me the salt?」と英語で言えるなどです。

どんな事でも意識して英語に翻訳していると、そのうち自分の使っている日本語はほとんど限られていると感じると思います。

 

その限られた日常会話での日本語を全て英語に翻訳して、覚えておくと日常会話でほとんど困らなくなります!

 

是非意識してトライしてみてください!

 

【3位】 留学する国について調べる

留学前に勉強しておくべきこと第3位は英語勉強の事ではなく、「留学先の国について調べる」という事です。

「これが3位?」と驚く人もいるかもしれませんが、実は留学先の下調べは留学中にかなり役に立つんです!

 

その理由は、留学する国について事前に調べておけば、現地の人と話す際に会話のタネになり、仲良くなりやすくなるからです!

 

僕はトロント出身の俳優やアーティストの映画や曲を観たり聴いたりして、それが会話のタネになっていました。そして、そこから映画の話になり、一緒に映画を観に行って仲良くなっていました。

また、外国人から日本の事をよく聞かれたので、もっと日本の事を詳しく調べて英語で話せるようにしておけば、もっと会話が弾んだのかなと今になったら思います。

何でもいいので、自分の興味のある分野や得意分野の事について留学前に調べておいておきましょう!

 

【4位】 発音練習

留学前に勉強しておくべきこと、第4位は発音練習です。

発音練習が大事なのは分かっているけれども、練習する機会がない…。

このように考えている人は多いのではないかと思います。

 

実際に僕が留学に行って感じたことは、発音が悪ければ全く言いたいことが伝わらない、という事です。

 

そこで僕がやっていた発音練習を2つご紹介します。

 

・シャドーイング

「シャドーイング」とは、英語を聞きながらそれを真似して発音するという練習方法です。

ちなみに、「リピート」とは異なります。

 

「リピート」は英語を聞き終わってから発音しますが、「シャドーイング」は聞きながら後を追う形で発音をします。

 

シャドーキングは、英語独特のイントネーションや区切るポイントをすぐに真似でき、ネイティブに近い英語のリズムを身に付けることができます。

シャドーイングの具体的な方法は以下の通りです。

 

1. 英語の音源を英語のスクリプトを見ながら聞く
2. シャドーイングをする
3. 聞き取れなかった箇所をスクリプトで確認する
4. 全部発音できるまで2と3を繰り返す

 

「リスニング」と「発音」を同時にするので難易度は高いですが、一番効果的な発音練習方法だと言われています。

是非挑戦してみてください!

 

・「th」、「RとL」、「BとV」の集中練習

誰もが留学中に発音の壁にぶち当たることになります。

 

「th」、「RとL」、「BとV」の3つは、日本人が一番つまずく発音と言われています。

 

以下では、これらの発音の仕方をご紹介します。

 

「th」
舌を前歯にあてながら、「スー」と発音する。
「R」
舌を口の中でどこにもつけずに、カタカナの「ラ」と発音する。
「L」
舌を前歯の裏にあてながら、カタカナの「ラ」と発音する。
「B」
日本語のバビブベボを弾く感じで発音
「V」
下唇を噛みながら、バビブベボと発音

 

これら3つの発音をマスターすれば、かなり綺麗な英語になるので、是非練習しましょう!

 

【5位】 文法の復習

留学前に勉強しておくべきこと第5位は、「文法の復習」です。

日本の中学校、高校では文法をメインに勉強をしてきました。

中高で文法のほとんどは習い終えているので、ほぼ全てが復習作業になります。

 

しかし、英語で日常会話をする時に文法はさほど重要ではありません。

 

なぜなら、少し文法を間違っていても通じるからです。

例えば、「He likes pasta」の「like」の三人称単数を忘れて、「He like pasta」と言っても意味は変わりません。

 

とはいえ、英語としては間違っているので、綺麗な正しい英語を話すためには文法の勉強は必要です。

 

将来、英語環境でアルバイトしたい人、帰国後に外資系を考えている人、TOEICなどの語学試験のスコア取得を目指している方は、文法の知識は必須になります。

僕がやっていた文法の勉強方法は、たった一つです!

高校時代に使っていた参考書を引っ張ってきて、ひたすら暗記するまでやり続けました。

 

→ これは僕が高校時代に使っていた参考書です。

 

参考書は何でも良いのですが、できるだけ詳しく解答説明の書いてある参考書を使う事をおすすめします!

なぜなら、解答の説明を読んで、なぜこの解答になるのかを自分で納得して勉強した方が覚えられるからです。

日本でインプットした文法をすぐに留学先でアウトプットできるように、全文法を頭に入れてから留学に臨みましょう!

 

【まとめ】 留学前の時間は有限!効率的に勉強したい!

今回は、僕が考える留学前の英語学習のランキングを紹介しました。

 

1位 リスニング
2位 単語の暗記
3位 留学する国について調べる
4位 発音
5位 文法

 

ただ留学に行くだけ、現地で過ごしているだけでは英語は伸びません。

 

留学前数か月の英語のインプットの量で、海外留学後の英語の伸び幅がかなり変わってきます!

 

リスニングや発音などはすぐに成果が出るわけではないので、最初は挫折しそうになります。

しかし根気強く続けることが一番大切です!

是非僕が紹介した練習方法を参考にしながら、留学前の準備を進めていってください!

 

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