留学前後のTOEICの点数を大公開!僕が留学で英語力を伸ばした方法!
最近留学に行く人が増えてきていますね。
僕の周りでも短期留学を合わせると、半分以上は留学に行っているように感じます。
しかし、同じ国に同じ期間留学に行っても、英語力が伸びる人と伸びない人が顕著に表れます。
その差は何だと思いますか?
答えは、「留学中にどれだけ英語力向上にコミットしているか。」です。
今回は、僕がトロント留学中に英語力向上のためにやっていたことをご紹介します。今留学中の人や留学を控えている人は是非参考にしてください!
実際どれぐらい英語力が伸びたか?
まず初めに僕が4ヶ月間トロントへ留学に行って、どれだけ英語力が伸びたかをご紹介します。
左の610点がトロントへ留学に行く前のTOEICのスコアです。
そして、右の740点が4ヶ月間トロントへ留学に行った後のTOEICのスコアです。
見てもらったら一目瞭然ですが、130点も上がりました!
同じ大学で20人ぐらいが留学に行ったのですが、点数の上がり幅は僕が一番でした。
正直な事を言うと、留学中に机に向かって勉強をあまりしなかったので、リスニングの点数が約100点上がっているという感じですね。
留学の目的を忘れない
留学の目的を忘れないことは、英語力を伸ばす上で一番重要な事です。
高いお金を払って留学に行くという事は、英語力を伸ばしたいことが前提であると思います。
「英語力を伸ばしたい。」という漠然とした目的ではなく、もっと突き詰めて留学の目的を紙に書いておくことをおすすめします。
なぜ紙に書くのかというと、頭の中で目的を掲げても、留学生活が始まると楽しすぎて流されてしまうからです。
例えば、僕の場合だとトロント留学前に掲げた目的は、「とにかく英語でのコミュニケーション能力を伸ばす。」という事です。
ですので、上記で「あまり机に向かって勉強をしなかった。」と書きましたが、僕の場合は意図的にそのようにしていたのです。
なぜなら、リーディングやライティング力の向上は、僕の今回の留学の目的ではなかったからです。
もっと掘り下げて言うならば、「机に向かうぐらいならネイティブと会話したい。」、「座学は日本でもできる。」と思っていました。
僕の場合は極端かもしれませんが、留学の目的を作るのであれば何でも構いません。
例えば、「TOEICを○○点伸ばす!」や「外国人の友達を○○人作る!」などでも大丈夫です。
とにかく何でもいいので、今留学中の人も留学を控えている人も、留学の目的を紙に書き出すことをおすすめします!
そして、その目的を到達させるために忠実に行動することです。
その目的をひと時も忘れないように、紙に書いて常に目に見えるところに置いておくのです。
他の日本人の友達が楽しそうに日本人同士で遊んでいても、自分の目的達成に必要のない時間なのであれば、それは敢えて犠牲にしなければいけない時間です。有限である貴重な時間を無駄にせぬよう、流されてはいけません!
僕が留学中に英語力を伸ばすためにしたこと
それでは、僕が留学中に英語力を伸ばすためにしたことを4つご紹介します。
僕の留学の目的は「英語でのコミュニケーション能力を伸ばす。」ことだったので、リスニング、スピーキング力向上が中心になっています。
とにかく英語環境に飛び込む
留学初めの頃は、とにかく英語環境を求めてそこに飛び込んでいました。
具体的に英語環境に飛び込むためにやっていたことは、以下の3つです。
1. 語学学校のイベントに毎回参加
もしみなさんが語学学校に通うのであれば、週に数回イベントがあると思います。
日本人は結構恥ずかしがって参加する人はあまりいなかったのですが、僕は積極的に参加していました。
なぜならイベントには日本人が少なく、他のクラスの留学生とも仲良くなれるからです。
僕の通っていた語学学校は、日本人が同じクラスに固められる傾向があり、クラスの半数以上が日本人でした。
ですので、イベントで留学生の友達を作り、そこから友達の輪を広げていきました。
2. ホームステイ先で一緒に住んでいる留学生と仲良くなる
僕が留学していた時のホームステイ先で、隣の部屋にブラジル人男性が住んでいました。
僕よりも10歳ぐらい年上だったのですが、とても気さくで一緒に飲みに行ったり遊んだりしていました。
どちらも英語が第二言語なので、初めは会話が成り立たないという事が多々ありました。
ですが、一緒に伝えたいことをスマホで翻訳しながら会話をしていたので、かなりお互いに勉強になったと思います。
もしホームステイ先に違う国の人がいれば、英語力を伸ばすチャンスだと思い、積極的に仲良くなることをおすすめします!
3. パブで現地の人に話しかける
パブ(バー)でいきなり知らない人に話しかけるのは、結構勇気のいる事だと思います。
僕はダーツやビリヤードをやっている人を見つけて、「対戦しようよ!」と話しかけていました。
やはり知らない人に話しかけるのは緊張するので、少しお酒の力を借りて話しかけたりもしていました。
全く知らない人からコミュニティが広がって、仲良くなった人もいるので、少しハードルは高いですが、是非挑戦してみてください!
分からない英語はその都度調べる
初めの頃はネイティブや留学生と英語で会話をしていると、分からない単語や言い回しが多々出てきていました。
分からない英語が出てきた時に、知ったかぶりをしてスルーするか、相手にその意味を聞くか、で英語力の伸びにかなりの差が出てきます。
グループで話をしていると、会話を止めてまで知らない英語の意味を聞くのは無理な場合もあります。
そういう時でも、その都度スマホなどで分からない英語をメモして、後で調べるような癖をつけましょう。
そして、調べて意味を理解した単語や言い回しを積極的に使うようにすれば、頭に残って自然と使えるようになります。
分からない英語の意味を調べて、積極的に使う習慣のある人とない人では、時間に比例して大差がつきます。
余談ですが、分からない英語を調べる時は英英辞書を使う事をおすすめします!
なぜなら、英英辞書で調べると調べる度に知らない単語が出てきて、1つの単語を調べているのに一気に複数の知らない単語と出会えるからです。
僕は自己投資だと思い、有料の英英辞書のスマホアプリをダウンロードして使っていました。
分からない英語が出てきた時には、英語力を伸ばすチャンスだと思って、積極的に英英辞書で調べるようにしましょう!
日本語使用を断ち切る
言うまでもないですが、英語力を伸ばすためには日本語を断ち切る必要があります。
しかし、それが難しいのが現状です。
人気な国の語学学校には、必ずと言っていいほど日本人がいます。
完全に日本語を断つのは難しいかもしれませんが、できるだけ日本語を話さない、聞かない努力はできるはずです。
僕は、留学中は本当に日本語を話すのはもちろん、聞くのも嫌だったので、できるだけ英語Only生活をしていました。
そんな僕が日本語を断つためにやっていたことは、以下の3つです。
1. 日本人だけでは遊ばない
僕は大学のプログラムで留学に行っていたので、同じ大学の日本人が20人ほどいました。
ですので、日本人の友達によく遊びに誘われていたのですが、日本人だけで遊ぶことはしませんでした。
もし遊ぶとしても、留学生を誘って一緒に遊んでいました。
そうすることで共通言語が英語になり、日本語を話さなくなるからです。
確かに日本人だけで遊んだほうが、会話もスムーズに進み、楽しいという事は分かります。
しかし、上記で述べた「留学をしている目的」を振り返り、日本人だけの遊びに誘われた時はよく考えて判断しましょう。
2. 英語の音楽しか聴かない
元々洋楽ばかり聴いていたのですが、留学中は邦楽を一切聴きませんでした。
とにかく英語を聴いて頭を英語脳にしたかったからです。
友達にこれを話すと変人扱いされますが、そのくらいの環境を作らないと結果は出ません!
洋楽を聞く際のポイントとしては、聴き流すだけでは意味がないので、歌詞を覚えてから聴くようにしていました。
歌詞を覚えることで、新しい英単語とも出会えるので、洋楽で増えたボキャブラリーも多くあります。
3. スマホの言語を英語にする
今やスマホは1日に多くの時間目にするマストアイテムです。
英語環境にすることが重要だと理解しているなら、スマホでさえも英語環境にしましょう。
スマホの言語を英語環境に切り替えるのは、国籍問わず留学中の人はほとんどやっていたように感じます。
常に英語に触れるという意味では、とても効果的です。
僕は日本に帰ってきてからも、ずっとスマホの言語は英語のままです。
最初は特に、設定をいじる時は分からない単語だらけで、面倒くさいと感じると思います。しかし単語の勉強になり、日常会話でよく使われる単語も多く学べます。
スマホの言語を英語に切り替えることはすぐできる事なので、是非皆さんやってみてください!何なら、留学前の今から切り替えてしまいましょう!
間違ってもいいから英語を話す
特に日本人は「完璧な文法で話さないといけない。」という意識が強すぎて、完璧でなければ恥ずかしい…と無口になる傾向があります。
しかし、僕が留学に行って驚いたことは、他国の留学生は滅茶苦茶な文法だけれどもとにかく英語を話しているという事です。
もし通じなくてもとにかく相手に伝えようと会話をしていました。
そのような人は大体、数か月後には綺麗な英語でスムーズに会話ができているようになっているのです。
僕も最初はグループで発言する時などは、「間違ったら恥ずかしい…。」と思って消極的になっていました。
しかし、間違っても一生懸命自分の言いたいことを伝えようとしている留学生の友達を見て、とにかく話すようにしました。
そこで気づいたことは、少しぐらい文法が間違っていても英語は通じるという事です。
英語がどれだけ話せるようになるかは、英語を話す時間にもある程度影響します。アウトプットする機会が無ければ、英語が流暢に話せるようにはなりません。
「間違ったら恥ずかしい…。」なんて考えていたら、話すチャンスをどんどん失っていきます。むしろ、「英語初心者なんだから、間違って当然!」くらいの気持ちで良いのです。
最初のうちは、英語を間違って話すことはダメな事ではないので、是非留学をする際には、積極的に英語を話してみてください!
【まとめ】 やるべきことをやれば英語力は伸びる!
僕が留学で英語力を伸ばした方法は以下の4つの方法です。
留学を楽しむことはもちろん大切です。
しかし「英語を習得しに来ている。」という本来の目的を忘れて、日本人だけで楽しんでいる人が多くいるのが現状です。
楽しむにしても、日本人と楽しむのではなく、外国人との交流を楽しむように強く意識しましょう。
留学先で日本人だけで遊ぶことが多くなってきたな…と感じれば、今一度本来の留学の目的を振り返ってください。
帰国した時に後悔をしないような留学生活を送るように努めましょう!