カナダ・トロントの交通事情を紹介!トロントからおすすめの旅行先もシェアします!
全く知らない海外へ留学や観光で行く時に気になるのは、現地の移動手段や交通事情ではないでしょうか?
海外では交通事情に限らず、日本では当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなります。
そこで今回は、トロントに1年半住んでいた僕が、トロントの交通事情とトロントから旅行へ行く際の交通手段を詳しくご紹介していきます!
また、トロントからアクセスができるオススメの旅行先もご紹介します。
トロント留学や観光を控えている人は、知っておいて損がない事ばかりなので、是非参考にしてください!
トロント市内での移動手段
トロントは東京並みに都会なので、市内での交通機関はかなり充実しており、困ることはありません。
しかし、そもそも交通手段を知らなければ、最初戸惑ってしまいます。
そこで、以下では僕が利用していた交通機関を3つご紹介します。
TTC(Toronto Transit Commission)
TTCはトロントの公共交通機関であり、日本でいうJRみたいな存在です!
TTCは地下鉄、バス、ストリートカー(路面電車)を運営しており、留学に行けば一番使うであろう交通手段です。
TTC最大の特徴は運賃の安さです。
TTCが運営する交通機関を3.25ドル払って、一度乗ってしまえばどこまで行っても降りるまでプラス料金がかかりません!
例えば、地下鉄に乗って、乗り継ぎでバスに乗ってもプラス料金はかかりません。
TTCの地下鉄は主に2線しかなく、東京みたいに複雑ではないので、とても分かりやすいです!
また、24時間バスが運行していることも、TTCの特徴です。僕が働いていた所は、夜シフトだと終電を過ぎてしまうので、かなりバスには助けられました。
タクシー
トロントのタクシーは、日本と比べるととにかく安いです!
例えば、トロント・ピアソン国際空港からトロント最大の駅であるユニオン駅まで約30kmありますが、約5,000円で行けます。
東京のタクシー料金だと、東京駅から横浜駅までの約30kmで、料金は約1万円です。
1人の時はTTCを利用する方が安いですが、3~4人で乗ると距離によってはタクシーの方が
安くなる時があるので、よく利用していました。
Uber
日本でも最近耳にするUber(ウーバー)ですが、トロントではかなり普及しています。
僕の友達はタクシーはほとんど使わず、Uberをよく使っていました。
僕も最初はタクシーとTTCを使っていたのですが、友達に教えてもらった時からタクシーを使わなくなりました。
その理由は、タクシーよりも便利だからです。タクシーは自分でタクシーを捕まえなければいけません。
しかし、UberだとUberアプリから自分の現在地を指定するだけで、そこに来てくれます。
さらに、料金はあまりタクシーと変わりませんが、様々なキャンペーンをしており、よく使う人であればタクシーより安くなります。
トロント国際空港からトロント市内までのアクセス
トロント国際空港は、ピアソン空港と呼ばれており、トロントの玄関口です。
飛行機でトロントに到着するのはピアソン空港ですが、市内から少し離れており最初はかなり戸惑います。
そこで以下では、ピアソン空港からトロント市内までの移動手段をご紹介します。
UPエクスプレスを使う方法
UPエクスプレスとは、ピアソン空港とトロント市内を直通で結ぶ電車です。
ピアソン空港とトロント市内を結ぶ交通手段の中で、UPエクスプレスは一番おすすめです!
その理由は、安さと便利さです。タクシーを使うとユニオン駅まで約5,000円かかるのに対して、UPエクスプレスは片道12ドル(約1,000円)です。
また、駅が空港直結で、案内板を見ながら行けば確実に迷うことはありません。
所要時間は、ピアソン空港からユニオン駅まで25分ですので、タクシーと同じかまたは道路の混み具合によれば、タクシーよりも速いです。
TTCを使う方法
「とにかく安くトロント市内まで行きたい。」という方には、TTCがおすすめです。
先ほども述べましたが、TTCは一律3.25ドルですので、ピアソン空港からトロント市内までにも3.25ドルで行けます。
ユニオン駅までは以下のルートです。
UPエクスプレスと比べたら、かなり複雑だという事が分かると思います。
英語に自信があり、海外慣れしている人で安く済ましたい方であれば、是非挑戦してみてください!
トロントからのおすすめ旅行先と交通手段
トロント周辺には様々な観光名所があり、僕もカナダ国内・国外問わず旅行に行っていました。
以下では、僕が旅行に行った場所と、僕が使った交通手段を4つご紹介します。
ナイアガラの滝
カナダの国内の一番の観光名所と言えば、ナイアガラの滝ではないでしょうか。
トロントに行くのであれば、一度は必ず行ってほしい場所の1つです。
もちろんナイアガラの滝も壮大で圧巻なのですが、近くにカジノがあり、そこもかなり人気です。
僕のカナダ人の友達はカジノ好きで、カジノ目当てでナイアガラの滝に行っていました。
実はトロントからかなり近く、車だと1時間程で行けます。
トロント市内からナイアガラの滝までの観光バスがいくつかありますが、僕は「カジノバス」というバスを使っていました。
カジノには興味がなかったのですが、PACと呼ばれるカジノカードを作れば、10ドルでナイアガラの滝まで行けたからです。
是非ナイアガラに行く際には、カジノバスをおすすめします!
ニューヨーク
ニューヨークは、誰もが一度は訪れたい場所ではないでしょうか。
「カナダ国外だから飛行機でしか行けないのでは?」と思うかもしれませんが、実は夜行バスで行けてしまいます。
僕は、「Megabus」というバス会社を利用しました。
所要時間は約12時間で、料金は時期によって変動しますが、僕の行った時は往復約6,000円でした。
バス車内は広々としており、日本の夜行バスと比べものにならないぐらい快適です。
飛行機を使うと往復2万円以上はかかるので、安く済ませたい方はMegabusがおすすめです!
モントリオール
モントリオールは、元々フランス領土だった事から、公用語はフランス語で街並みもヨーロッパ風なので、「北米のパリ」と呼ばれています。
トロントより北の方に位置しており、僕が行った時は冬だったのでかなり寒かった記憶があります。
「ノートルダム大聖堂」が最も有名な観光スポットで、モントリオールに行けば必ずと行っていいほどみんなが行く場所です。
モントリオールも夜行バスで行くことができ、Megabusを使って行きました。
所要時間は約6時間で、料金は僕の行った時は往復約2,500円でした。
トロントからであれば安く行くけることも、旅行先として人気な理由の1つなのかもしれません。
ケベックシティ
ケベックシティは、モントリオールよりも北の方に位置する街です。世界遺産の街と言われており、ケベック旧市街が街ごと世界遺産に認定されています。
シャトー・フロンテナックと呼ばれるホテルが韓国の人気ドラマの舞台になったことから、最近では韓国人観光客で溢れています。
モントリオールとセットで行く人がほとんどで、僕もモントリオール観光をしてから、ケベックシティに行きました。
モントリオールからケベックシティまでは、「Orleans Express」というバス会社を使いました。
所要時間は約3時間で、料金は僕が行った時は往復約6,000円でした。
Megabusの方が料金設定は安いので、個人的にMegabusを使いたかったのですが、モントリオールからケベックシティまでのルートがなかったので断念しました。
【まとめ】 トロントの公共交通機関は充実しているが…
ご覧の通り、トロントの交通事情は充実しています。
以下、今回記事のまとめになりますので、頭の片隅に入れておきましょう!
よく耳にすることかもしれませんが、海外の公共交通機関は時間通りに来ないのが当たり前で、トロントも同じです。
「日本の電車は時間通りに来る!」と外国人観光客が驚く気持ちも分かります。
ですので、語学学校や通勤に公共交通機関を使う人は、日本よりも早め早め行動を心掛けることをおすすめします!