語学学校の数が多すぎて困っている方へ!語学学校を選ぶ際のポイント5つを解説します
これから留学に行こうと思っている方や、留学に興味がある方の中には、語学学校選びの時に誰でもぶつかる壁があります。
このような疑問や不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
正直な所、僕自身も留学前は、どの語学学校を選べば良いのか分からない状態でした。
そんな方のために今日は、僕の経験談から考える「語学学校を選ぶ際の5つのポイント」を話したいと思います。
あくまでも僕自身の経験談からですが、語学学校選びは留学においてかなり重要なポイントになるので慎重に選ぶ必要があります。
語学学校毎に特徴が存在するのですが、その特徴と自分の求めるものが最大限にマッチする所があなたにとってベストな語学学校です。
1つずつ詳しく説明していくので、是非参考にしてみてください。
ポイント1: 国籍の割合
1つ目のポイントが「国籍の割合」です。
勇気を出して留学を決意したものの、いざ現地の語学学校に通ってみると「え、日本人ばっかりじゃん。」といった状況を経験する人もいます。
恐らく、ほとんどの日本人留学生が海外に英語を学びに行くと思うので、「日本人ばかり」の環境を望んでいる人は少ないはずです。
僕自身も留学前は、「海外では日本人が少ない方がいい!外国人の友達を増やして英語を上達したい!」と思っていたうちの1人でした。
もしあなたが僕と同じようなことを思うのであれば意識して見て欲しいものがあります。
それが学校に所属している学生の「国籍比率」です。
これは、ほとんどの語学学校が提示している、生徒の国籍のデータになります。
これを見ることで全生徒の何パーセントが日本人、また何パーセントがヨーロピアンといったデータが分かるので、日本人が比較的少ない語学学校を選ぶことが可能です。
僕はこの国籍比率を語学学校毎に比較して、最終的に通う学校を決めたので、「日本人ばかりじゃん!」といった環境に入らずに済みました。
ただ、1つだけ少し残念なお知らせがあります。
日本人が存在しない語学学校なんて、ほぼどこにも存在しません。
特に留学先で人気のカナダやオーストラリア、ニュージーランドなどには必ず日本人がいます。例え国籍比率で日本人の割合が低いとしても、数人の日本人が存在するのが現実です。
そして、この国籍比率は季節によって変動するものです。季節毎に海外からバケーションを取って語学留学に来るヨーロッパの生徒もいれば、長期休暇の時に短期留学で日本人生徒が増えるタイミングもあります。
なので、自分が学校に通う時期の国籍比率をしっかりと調べるように気をつけてください。過去の季節毎のデータは、留学エージェントに聞けば調べてくれます。
ポイント2: 日本人カウンセラーの有無
2つ目のポイントが「日本人カウンセラーの有無」です。
何か新しいことを始める時に、全てを自分1人の力で解決しようとするのは不可能に近いです。これは留学や語学学校でも同じです。
最初は分からないことだらけなので、それを誰かに聞きたいとすれば身近に相談できる相手が必要ですよね。
留学先でトラブルが起きたりした時も同様、質問したり相談したりする相手が必要です。留学前から英語がある程度出来る人は、外国人の先生や友達、外国人のカウンセラーに質問することが出来るかもしれません。
ただ留学前の僕みたいに、語学学校に通うほとんどの日本人は英語初心者かと思います。そんな人が、自分の悩みや分からないことを外国人に英語で質問できますか?
恐らく質問出来ないと答える人がほとんどでしょう。英語初心者が英語を使って外国人に不安や悩み事を相談するのは、かなりハードルが高いはずです。また、それができるなら相当な英語力を既に持っていることになりますし、語学学校はそもそも英語力が低い人が通う場所ですから、ある意味出来なくて当然です。
百歩譲って、仮に質問できる人はいるかもしれません。では、英語を全て正確に聞き取れるのか?不安や悩みは解決すると思いますか?
恐らくここで、1%以外の人はNo(出来ない)と言うでしょう。
ここで大きなアドバンテージになるのが、日本人カウンセラーが在籍しているかどうかの違いです。
悩み事が出てきてすぐに、僕たちの母国語である日本語を使えてコミュニケーションを取れる。これほど楽なことはありません。
僕は海外に渡航して、すぐに分からないことが山ほど出てきました。
例えば、以下のようなもの。
最初は分からないことだらけで困っていましたが、日本人カウンセラーが語学学校にいてくれたおかげで、スムーズに留学生活をスタートさせることができました。
日本人カウンセラーの方は、その国の在住年数が長い方が大半なので、現地のことについても多く知っていますし、プライベートな質問もすることができました。
「いや、俺は英語できるから外国人に相談する!」そう思う人はそれでもいいかもしれません。
ただ、現地の人が話す言葉は、僕達が日本の英語教育で学んできた英語より遥かに早いので、聞き取るのに苦労すると思います。
そして最初は自分が正しい英語を話すことができているつもりでも、文法的に違ったり発音が違ったりすることでディテールの部分が相手に伝わらない事が多々生じます。
そうすると、意図してない答えが返ってきたり、会話が成立しなかったりすることもあるので注意が必要です。
決して、「最初は外国人と英語で相談しない方がいい!」ということを伝えたいのではありません。むしろたくさんチャレンジした方がいいですし、そうすることでしか成長できません。
そうではなく、「留学のスタートをスムーズに切ってほしい。」ということをここでは伝えたいです。
最初に話したように、最初は必ず分からないことがたくさん出てきます。
自分の英語力が問題の無いレベルに到達したのならば、日本人スタッフは飛び越して外国人の友達やスタッフに相談すれば良いでしょう。
その疑問や不安によってストレスを抱えるよりも、早めにその問題を解決して留学のスタートをどれだけスムーズに切れるかが大切です。
いずれにせよ日本人カウンセラーがいる語学学校を選んで後悔はしないと思うので、日本人カウンセラーがいる語学学校をオススメします。
ポイント3: アクティビティの充実度
3つ目のポイントが「アクティビティの充実度」です。
語学学校によって、「有名観光地に行きましょう!」とツアーをたくさん開催したり、「この日にパーティーやります!」とイベントを開いたりなど色んな学校があります!アクティビティに参加することは、「普段の学校生活では関われない人と繋がれる。」ので貴重な機会となります。
まず前提として、語学学校は自分の英語力によってクラスレベルが分かれています。この構造上、下のクラスレベルにいると、上のクラスレベルの人(英語ペラペラなヨーロッパ人など)と関わる機会がほとんどないのが現実です。
「せっかく留学したのに友達は英語をあまり話せないアジア人ばかり。もっと英語ペラペラな人と友達になって自分も成長したい。」
そんな時に、このようなイベントごとやツアーなどで関わりを持つことで、友達の友達と繋がることが出来るなど、格段に友達の輪が広がります。
そうすると、必然的に語学学校生活も楽しくなっていきます!
実際に僕も語学学校時代にこの恩恵をすごく感じた経験があります。
僕が通っていた語学学校では、毎週水曜日にダウンタウンのクラブの無料入場チケットを配布していました。
語学学校生活の最初のことを振り返ってみると、当時の僕は英語を全く話せなかったのでヨーロッパや南米の外国人の友達が全くいませんでした。
そんな時に韓国人の友人に誘われたのがきっかけで、学校の無料チケットを使って人生で初めてクラブに行くことに。
そのクラブには僕と同じ語学学校に通うヨーロッパや南米の外国人が遊びにきていて、そこで一気に友達の輪が広がりました。
そこからは、ただただ勉強していた語学学校生活から、多くの友人が増えたことで劇的に楽しくなった経験があります。
あくまでこれは僕の一例でしかありませんが、僕の語学学校生活が大きく変わった出来事でもありました。
僕はクラブを通してでしたが、その他のアクティビティもたくさんあります。
授業以外での交流を通じて人脈を広げていくことに関しては、好き嫌いが極端に分かれる部分ではあると思います。
しかし、人脈を短期間で広げていくには、アクティビティの活用が一番です。じっくり時間を掛けて人間関係を構築していくだけの時間の猶予は、多くの留学生やワーホリの方には無いはずです。
自分から積極的に絡むのが正直苦手な人や、語学学校生活を思いっきり楽しみたい人は、アクティビティの充実度が高い語学学校を選ぶことをオススメします。
ポイント4: 授業カリキュラム
4つ目のポイントが「授業体系や授業カリキュラム」です。
ここは、語学学校によって最も違いが生まれる所だと思います。
例えば、以下のような特徴を良く見かけます。
ここは、自分自身の留学の目的に沿って選ぶ必要があると思います。
もし、あなたが「英語を話せるようになりたい!」と思うのであれば、スピーキングに特化した学校や授業を選択して、ひたすらスピーキングスキルを磨くようにするのがベストです。
資格取得も同様で、「帰国後のキャリアアップを考えてTOEIC900点取りたい!」や「海外に移住、海外の大学に進学する為にIELTSのスコアを取得したい!」など、自分自身の目的にマッチした学校を選ぶべきです。
僕はワーキングホリデーという留学スタイルだったので、いつかは英語を使って仕事をする必要がありました。
英語を話せるようにならないと現地の仕事には就きにくいので、語学学校の期間ではスピーキングに特化した学校を選ぶことにしました。
ただ最初に話したように、これらは語学学校毎にかなりの特徴が現れる部分です。
詳しいことを自分自身で調べるのには限界があるので、留学エージェントに相談して判断することをオススメします。
僕も実際に留学ドットコムに相談しましたが、数ある語学学校の中から僕の希望条件にあった学校4つに絞って頂けたので、無駄なエネルギーを浪費することなく決めることが出来ました。
ポイント5: 費用
最後のポイントは「費用」です。
僕自身、語学学校に行く時に1番ネックになったのがこの語学学校の費用です。
僕はカナダのトロントで4ヶ月間学校に通ったのですが、語学学校の授業料でトータル60万円かかりました。
60万円という金額は決して安い金額ではないので、もしこの4ヶ月間で目標を達成できなかったら情けないだけでなく、必ず後悔すると思いました。
話が少し脱線しましたが、ここで伝えたいのはこまめに情報収集をした方がいいということです。
自分が気になっている語学学校のホームページを覗いてみたり、他の学校と比較してみたりすることが必要です。
シーズンによっては、キャンペーンで通常よりも安くなっている語学学校もあったりします。
ただこれに関しても、かなりエネルギーが必要なのが事実です。自分一人で調べているとエネルギーだけでなく時間までも無駄にしてしまいます。
そういう時は素直に留学エージェントに頼ってください。留学エージェントは留学に関するプロの方々なので、そういった細かい情報を全て持っています。
エージェントを通して語学学校を申し込むことで、特別なキャンペーンが適用されることもあります。しかも、何よりすごいのが無料で細かな見積もりを出してもらうことが出来ます。
項目毎にかかる料金が詳しく分かることで、他の学校と簡単に比較することも可能です。
いずれにせよ、決して高くない留学費用を払うのであれば、自分自身が1番納得できるまでとことん費用と価値の情報を得ることをオススメします。
まとめ
これまで「語学学校を選ぶ際のポイント5つ」について詳しく話してきました。
あくまで僕の経験談から話しているので、これが全てではないかもしれません。
ただ、最低限この5つさえ押さえておけば、必ず最高の語学学校生活スタートを切れると思っています。僕はこの5つで最高の語学学校スタートが切れました!
途中で何度か留学エージェントのことに触れてきましたが、僕の考えは、語学学校選びにおいて留学エージェントは必須です。
僕達が知ることの出来ない詳しい情報や、細かな見積もりまで無料で出して頂けるので使わない手はありません。
自分で語学学校1つ1つ調べて留学前の貴重な時間を浪費するくらいであれば、留学前の英語学習に真剣に取り組んだ方が良いです。
誰かにやってもらえるようなことは外部に任せて、自分にしかできないことに従事するべきです。
そう考えると、語学学校に関する情報集めは留学エージェントに任せて、無料で情報をもらう方が効率的であることは明白ではないでしょうか?
最後に一番大切なことを伝えて、この記事を終えたいと思います。
僕が考える一番大切なことは、「自分自身が語学学校を通してどうなりたいのかを想像すること。」です。
自分自身のゴールが定まっていないのにも関わらず、なんとなく留学をしても大半の人が手応えなく帰国する結果になっているのが現実です。
例えば、3ヶ月間で5キロ痩せるダイエット計画をイメージしてみてください。目標があれば、逆算して1日1日何をしなければいけないのか分かりますよね。それは分かっているからできることであって、分からない人は何気なく毎日を過ごしてしまうでしょう。
目標を達成できる人は、明確な目標設定をしている人に限ります。目標設定していない人は、目標すらないのですから、周りの空気感に合わせて生活しているだけになってしまいます。それは、語学学校選びも同様です。
ここをしっかり掘り下げてこそ、自分にとってのベストな語学学校が見つかると考えています。
今回の記事はここまでとします!語学学校選びで悩んでいる方は、是非この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
それではまた次回!