これを見れば安心!ワーキングホリデーで準備しておいてよかったことをご紹介!【前編】 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

これを見れば安心!ワーキングホリデーで準備しておいてよかったことをご紹介!【前編】

公開:2020/03/17 著者:入江 翔太郎 218 Views
「ワーキングホリデーの渡航先を決めたけど、何を準備したらいいか分からない!」
「どの国にワーホリに行くべきか迷ってしまう…。」
「100万円ぐらい準備しなければいけないって聞いたけど、ほんと??」

 

こんな風に思っている人はたくさんいると思います。

僕は留学とワーキングホリデーを両方経験していますが、ワーキングホリデーは留学と違って自分でやることが多いと感じます。

大学での留学経験があったので、ワーキングホリデーでの渡航ではエージェントを使っていなかった事もあり、準備から大変だった記憶があります。

 

そこで今回は、僕がワーキングホリデー前に準備しておいて良かったことや、費用、手続きなどを順番に前編と後編に分けてご紹介します!

① 費用の見積り

 

みなさんがワーキングホリデーに行く際に、一番気になるのが費用面であると思います。

ネットで調べてみると、以下のように色々な意見が飛び交っています。

 

「しっかり勉強するなら150万円は欲しい。」
「1年間行くのであれば100万円は必要。」
「いや、50万円で足りるよ。」

 

このように色々な意見がある通り、結論としては行く国とワーホリプランによって費用は違います。

 

費用のウェイトが最も重くなるのは語学学校の費用です。そのため、1番目のように語学学校に通うのであれば、それだけ費用が増えます。つまり、150万円以上が必要になるプランも当然あり得ます。

一方、既に英語力に自信があり、すぐに仕事を見つける事ができるレベルにあるならば、そんなにお金を準備しなくても良いかもしれません。つまり、3番目の50万円でもワーホリは実現できる人もいます。

あとは生活費にどれだけの費用を掛けるかによっても費用は変わります。高層マンションに住みたいのであれば家賃はかなり高くなりますが、シェアハウスで良いのであれば家賃は抑えられます。

 

食費に関しても同様で、自炊中心の生活を徹底する人は食費が大幅に抑えられます。一方で外食中心の生活をするなら、生活費は必然的に高くなりがちです。

ワーホリで渡航する国によっても変わります。例えば、イギリスであれば物価が高い国なので、円よりポンドの方が強いので換金した際に目減りします。一方、カナダに行くのであれば、比較的物価は安く、円よりカナダドルの方が弱いので、換金した際に少し得をします。

最後に同じ国にワーホリするのであっても、都会で生活するのか、それとも地方の田舎で生活するのかでも物価が変わってくることになります。

 

このように、人それぞれの求める生活水準、英語力、渡航先などによって費用は変わってきます。

 

そこで参考程度に僕がカナダへワーキングホリデーに行った際に準備した、お金の内訳をご紹介します。

 

・航空券(片道):7万円
・家賃:8万円
・海外保険(年間):20万円
・貯金:30万円

 

細かい費用は記載していませんが、全て合わせても大体70万円ぐらいです。

 

僕の場合は本当にお金がなかったので、ギリギリで抑えようと航空券も片道分しか購入していませんでした。

しかし、渡航する国よっては往復分の航空券持っていないと、場合によっては入国拒否をされる可能性もあるので、その辺の事情は事前確認しましょう。

日本人であると可能性は低いですが、ゼロではありません。自分の渡航する国が片道チケットでも入国可能かどうか、留学エージェントなりに確認するようにしましょう。

 

僕のワーホリ費用が70万円程度で収まっているのは、語学学校に通っていなかった事が費用を抑えられた一番の理由であると思います。

 

貯金を30万円分日本の口座に入れていたのですが、運よく1ヵ月で仕事が見つかったので、その30万円から実際に使ったのは15万円程でした。

仕事で稼いだお金は、現地での生活費はもちろん、服とか靴とか買いまくっていました。もし買いものを控えていたならば、貯金の30万円には手を付けずにワーホリを終えられたかも知れません。

都心から離れれば月6万円程度の部屋もあるので、もう少し家賃も抑えることができます。

 

みなさんが思い描く海外生活像によって費用は違うので、色々な人の費用を参考にして見積もりを立てていきましょう!

 

僕の場合はワーホリ前の留学で語学学校に通っていたので、ワーホリでは学校に通わないプランが実現できましたが、初めての海外であれば語学学校に4か月前後通うのが一般的です。

語学学校の費用は、大体月13万円程度ですから、4ヶ月通った場合は約50万円となります。また、英語力が無い状態だと最初から仕事は見つけられませんから、2~3ヶ月分の生活費は用意しておかなければいけません。節約して1ヶ月12万円程度の生活費ですから、3ヶ月分で約35万円です。

このように考えると、僕が用意した70万円に加え、語学学校の費用(約50万円)と生活費の余裕資金3ヶ月分(約35万円)を加味すれば、合計150万円は必要となる計算は正常なワーホリ予算とも言えるのです。

 

② パスポートの発行

 

パスポートの発行は最短でも1週間はかかるので、早めにやっておきましょう!

 

パスポートには、5年間有効のパスポートと10年間有効のパスポートがあります。

10年有効のパスポートが16,000円、5年有効のパスポートが11,000円となっています。

値段は5,000円程しか変わらないので、もしこれから先も海外旅行に頻繁に行くようであれば、10年間有効のパスポートを発行することをおすすめします。

 

③ ワーキングホリデービザの申請

 

ワーキングホリデービザの手続きもパスポートと同様に早めに発行しておきましょう。

 

なぜなら手続きがかなり面倒だからです。

あと、渡航する国によってはビザの発給制限数も決まっており、ビザの申請する時期も決められているケースもあります。

自分の行きたい国が決まったら、その国のワーキングホリデービザの申請状況をいち早くチェックするようにしましょう!

 

ビザの申請はどの国でも全て英語で手続きしなければいけないので、手続きがかなり複雑かつ面倒なのです。

 

英語にあまり自信がなく不安な方は、VISAの面倒な手続きを代わりにしてくれる代行サービスがあるので、そちらを使う事をおすすめします。基本的には、留学エージェントを利用すれば、ビザの手続きも手伝ってくれるので安心です。

僕の場合は、過去にカナダ留学をしていたことに加え、英語力にも自信があったので全て自分で手続きをしました。それでも、ワーキングホリデービザの手続き自体ははじめてのことでしたから、かなり苦労をしたことを覚えています。

ちなみに、カナダやアメリカに行く際にはESTAという、電子渡航認証システムを発行する必要があります。ESTAとは、渡航者がアメリカの安全保障を脅かす危険性があるかを事前に審査するシステムです。

 

ここで気を付けなければいけない事は、アメリカで乗り継ぎをする際にもESTAは必要であるという事です!

 

カナダへの直行便であればワーキングホリデービザを持っていればESTAは必要ありません。しかし、僕がカナダに行く時のフライトは、アメリカで乗り継ぎをする便でした。

このESTAの存在ですが、日本を飛び立つ当日に気づき、急いで申請した苦い記憶があります。

ギリギリ申請許可がおり無事乗り継ぎができたのですが、僕のように自分で手続していると、こうした確認漏れのリスクが発生するので最後の最後まで注意が必要です!

 

④ 航空券の購入

航空券の購入は、極端な話をすると出発の前日でも購入できますが、余裕を持って数か月前には購入をしておくことをおすすめします。

 

なぜなら、出発日ギリギリで購入するよりも数ヵ月前に購入した方が、値段が安くなる場合があるからです。

 

また、可能性としては低いですが、出発ギリギリに購入しようとすると席が埋まっている可能性も考えられます。

留学やワーホリで渡航する方の殆どは、安い飛行機チケットを買います。留学生でなくとも、多くの旅行者は費用を節約するために安いチケットを好んで購入するはずです。

つまり、安いチケットから売れて行き、出発日に近づくにつれて高いチケットが売れ残っていくという構図なのです。

 

また、航空券の費用を抑えたいのであれば、直行便よりも乗継便(経由便)のチケットを購入しましょう。

 

僕が行ったトロントへのフライトの場合、直行便だと片道15万円程かかりますが、1回乗り継ぎをすると7万円に抑えることができます。

また、片道チケットよりも往復チケットの方が割安になります。ワーホリの方で帰国する都市が異なる場合は片道チケットでの渡航になりますが、滞在中に都市移動することなく同じ都市からの帰国予定の方は往復チケットの方が割安です。

一般的にワーホリの場合は、都市移動する可能性が高いので、片道チケットで渡航するケースが多くなります。

 

費用を抑えるには経由便をオススメしましたが、唯一のデメリットは時間が掛かるという事です。

 

例えば、羽田空港からトロントまで直行便であると12時間ぐらいで行けますが、1回乗り継ぎをすると20時間ぐらいかかってしまいます。

オーストラリアのシドニーであれば、直行便だと約10時間ですが、経由便になると15時間程度掛かることがあります。場合によっては、経由先の国で一泊して、丸1日(約24時間)掛かるフライトもあります。

値段は安くなりますが、時間が掛かることをどう捉えるかは個々の判断になります。あとは、LCC(格安航空会社)が飛んでいる都市であれば、LCCを上手く利用したい所です。

 

時間がかかってもいいから安く済ませたいという方は、乗継便またはLCCのチケットを買う事をおすすめします!

 

⑤ 宿泊先を決める

渡航先の家決めは以下の2つの方法があります。

 

1. 渡航前に日本からインターネットで決めてしまう

1つ目の方法は、あらかじめインターネット経由でオーナーとメールで連絡を取りながら、シェアハウスを決めてしまうという方法です。

この方法のメリットは、入国後にホテルなどに泊まらなくていいので、費用を安く抑えられるという事です。

デメリットとしては、オーナーと直接話ができず、騙されたり、ぼったくられたりするかもしれないという事です。

 

僕の場合は、安く済ませたかったので、渡航の1ヵ月前に家を決めていました。

 

ただ、詐欺などが怖かったので、日本語が通じる日本人オーナーの部屋を借りました。

日本人のオーナーであるからと言って、詐欺である可能性は否定できませんが、いざという時に日本語が通じるので話が通じると思ったからです。

海外初心者の方にとっては、あまり事前にシェアハウスを日本で見学もせずに決めることは、かなり冒険なので辞めた方が良いでしょう。

 

もし渡航前に家を決めるのであれば、詐欺などが心配なので、日本人や知り合いのオーナーなどの所に住むことをおすすめします。

 

 

2. ホームステイや安価なホテルに泊まる

2つ目の方法は、最初は短期の安心できる宿に泊まって、現地到着後にシェアハウスを探す方法です。その場合、ホームステイや学生寮、バックパッカー、安価なホテルなどに滞在するのが一般的です。

この方法のメリットは、シェアハウスを探す際に家のオーナーと直接話せたり、部屋の内見ができたりするので、安心して家を決められる点です。

デメリットとしては、最初からシェアハウスに滞在する方法よりも幾分お金がかかるという事です。

 

もしお金に余裕があり、安全に家を決めたいのであればこちらの方法をおすすめします。特に海外初心者の場合は、下手な冒険はしない方が良いでしょう。

 

ちなみに、ワーキングホリデーの家決めではシェアハウスが主流なのですが、女性のみのシェアハウスがたくさんあるので、女性の方でも安心して住むことができます。

逆に僕の場合は、いい物件があったと思っても結構な確率で女性のみのシェアハウスだったりするので、探すのにかなり時間がかかりました。

 

前編記事のまとめ

前編記事では、ワーキングホリデーでの費用面を中心に最低限必要な準備をご紹介しました。

今回ご紹介したことは、どれか1つでも抜けていたら渡航できない可能性があります。

 

また、海外で何かトラブルが起こると、手続きや言語の壁などで日本にいる時よりも深刻になる可能性が高いです。

 

何度も言いますが、僕の場合は4ヶ月間カナダの留学経験があった上でのワーキングホリデーでの再渡航になります。要するに、カナダ生活のイロハが分かった上で行動しています。

トラブル無く海外生活を送れるようにするためには、事前の情報収集はもちろんですが、必要に応じて留学エージェントを活用するなどして、準備を万全にしてからワーキングホリデーに臨みましょう!

次回は、必須ではないけど準備しておいた方が良いことをご紹介します!

 

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