【カナダ留学】私がトロントに来てビックリしたこと5選
皆さん、こんにちは!
人混みを避けなければいけない今、ドライブがてら肌寒い誰もいないビーチに気分転換に行ってきたケイコです!
カナダも新型コロナウイルスの影響により、多くの会社が自粛体制に入っています。政府は在宅ワークを呼びかけており、人々が人々を避け始めています。スーパーに行くと、商品棚が日に日に空っぽになって行っています…。
世界で起こっている状況を見て感染者を最小限に抑えるため、早めの対策に乗り切っているにもかかわらず、日に日に感染者数が増えつつあります。そんなトロントから今週もコラムを綴っております!
今回は、単純に私がトロントに来てビックリした事について、トロントと 日本の簡単な違い5選をお送りしたいと思います。
トロントに留学を考えている方の参考に。また、そうでない方にも少しでもトロントを知ってもらえたら嬉しく思います。
① 街中で見る動物の違い!
日本では毎日当たり前のようにどこにいても鳩やカラスを見かけますよね!一時、日本ではカラスの威嚇行為が問題になり、ニュースに取り上げられていた事もありましたよね。
しかし、トロントでは、鳩は見ますがカラスは滅多に見かける事がありません。その代わりにトロントでは、1日に絶対最低一度と言って良い程、野生のリスを見かけます!
カナダに生息するリスは全22種いるそうなのですが、その中でよく私が見かける代表的なリスは、「EASTERN GREY SQUIRRELS(トウブハイイロリス)」と「BLACK SQUIRREL(クロリス)」の2種類です。
どちらとも、一歩家から外に出ると電線の上を走っていたり、道を横断していたり、リス同士が追っかけあいっこをしていたりと本当にどこででも目にします。
調べてみると、クロリスは世界的にはとても珍しいリスのようです。
ダウンタウンから少し離れてハイキングなどに出かけてみると、「リスといえば!」の、あの代表的な「CHIPMUNK(シマリス)」にも簡単に出会う事ができます。
どのリスも、人と共存しているだけあり、凄く近くまでやってきてくれます!私も一度公園でお昼ご飯を食べていたら、自分の鞄の上にリスが乗っていてビックリのあまり、食べていたハンバーガーを落としてしまった事があるぐらいです!(笑)
ですが、やはり野生動物な為、どんなに近くにやってきたとしても、触れる事はおすすめしません。友達は餌をあげようとして、噛まれていました!
リス達の次によく見るのが、あのダウンジャケットでも有名なCANADA GOOSE(カナダグース)です。水辺が近くにある場所では頻繁に見かけます。4~5月になるとグースの家族に遭遇する事も良くあります!
黄金色のベビーグース達はとても可愛く、近くに行って写真を撮りたくなりますが、家族でいる時は決して近づいてはいけません。
上記の写真でも分かるように、雄グースが家族を守るために威嚇してきます!
是非携帯のズーム機能を活用し、遠くから素敵な写真を収めて下さい!
最後にアライグマです!日本ではサンリオのキャラクターに使用されるなど、可愛いと人気者のアライグマですが、トロントでは凄く嫌われ者です!
アライグマ達は本当に手が器用で、鍵を閉め忘れた窓から家に入ってきて、台所の食料を食べあさることもあります。
トロントでは家の外に大きなゴミ箱を置いて、週一回のゴミ回収の日までそこにゴミを溜めるシステムになっています。そのゴミ箱を上手に開けて、中のゴミを食べ散らかして去って行ったりするのです…。
私も昔住んでいた家で、一度夜中にガサガサと外から音が聞こえたので、恐る恐る出てみました。そこには堂々とゴミ箱を荒らしているアライグマが居ました。
私と目が合ったアライグマは、逃げるどころか、ゆっくりと歩いて暗闇に消えて行きました!
あまりにも堂々と歩いて行ったので、一瞬私が邪魔をしてしまったのかとさえ考えさせられたぐらいです…。
トロントには、今回紹介した動物以外にも素敵な野生動物が沢山います。本当に癒されますし、とても可愛いです!
ですが、最後にもう一度。
あくまでも野生動物なので、動物達との距離感には気をつけて下さいね!
例え彼らから近づいて来たとしても、セルフィー(自撮り)のために近づいて来たのではなく、何か食べるものはないか狩をしに来たということを忘れないで下さい!
私、個人的にはトロントの野球チーム名前にも使われているBLUE JAY(アオカケス)に凄く会いたいのですが、今の所は鳴き声を聞いたのみで姿を見た事がありません。
いつか発見した時は、みなさんに報告いたしますね!
② トロント中で海外旅行が簡単に出来る!
トロントは、ダウンタウンを歩いていても、電車やバスの中にいても、エレベーターの中にいても、常に英語以外の言語を耳にします。
なぜかというとトロントは世界一の多民族都市だからです。そんなトロントならではの醍醐味として、街の中に街(コミュニティー)があります!
どういう事かと言うと、トロントの中には以下のように数え切れないほどの色々な国のコミュニティーが存在します!
ぜひ週末、お友達とその国の雰囲気や料理、文化などを味わいに訪れてみて下さい。ちょっとした、小旅行気分を味わえますよ!
チャイナタウンやコリアンタウンには、日本製の調味料やお菓子などを見つけられます。
お土産なども安く購入できるので、帰国の際のお土産購入の際には足を運んでみましょう!
③ 我らの味方「TTC」
トロントの主な公共交通機関と言えば「TTC(TORONTO TRANSIT COMMISION)」です!
トロントの地下鉄は、下の写真でも分かるように凄くシンプルで4路線しかありません。
そして、殆どの主要地には、地下鉄かストリートカーかバスで辿り着く事が可能です。
なぜ、我らのTTCかと言うと、日本では区間によって運賃が変わってきますよね?
例えば、日本では地下鉄からバスに乗り継いだ場合、別々に運賃を払わなければいけないですよね?しかし、トロントではTTCを乗り継いでも$3.25均一なのです!
さらに、近年徐々に導入されてきているPRESTOカードにお金をチャージして使用することで、一回の運賃が$3.20になります。PRESTOカードとは簡単に説明すると日本でいう、SUICAやICOCAの様なものです。
トロントに1ヶ月以上滞在される予定でしたら、TTC MONTHLY PASS の購入をおすすめ致します!
なぜなら、1ヶ月$156で地下鉄もバスもストリートカーも全て乗り放題だからです!
トロントでは自動車の保険が異常に高いため、ほとんどの人が日々の生活でTTCを利用しています。
日本と同様に出勤ラッシュや帰宅ラッシュの時間は、ホームが人で溢れかえっています。そのため、観光で来られる方はこの時間帯を避けられる事をおすすめします!
また、日本の公共の乗り物と違い、TTCは当たり前のように遅れたり止まったりします!なので、TTCのウェブサイトを小まめにチェックする事もおすすめします!
特に休日は、区間止まりをよくしています。でも、必ずその際はTTCから用意されている無料臨時シャトルバスがありますのでそちらを利用してくださいね。
④ 隙間だらけのトイレ
海外旅行に行かれた人なら経験された事があるかも知れませんが、トロントも同じで公衆便所というものが一切ありません。
また日本のようにコンビニが沢山ないため、お手洗いを外で借りるとなると、人々はスターバックスなどのコーヒーショップに駆け込みます!
殆どのコーヒーショップのトイレには鍵がついており、店員さんに一言声を掛けないと暗証番号を教えてもらえない、またはカギをもらえません。
また、大体のバーやレストランのトイレは地下にあります。
そして、下写真の通りトイレの戸が凄く小さく、足元が丸見えです!
覗き見ようと思えば簡単に出来るくらいの広い隙間なので、ちょっと抵抗を感じます…。
今回の記事を書くにあたり、何故足元が丸見えなのか理由を調べてみると、犯罪防止のためだそうです。特に、レイプ防止が主な理由だそうです。
確かにここまで足元が丸見えだと、一目瞭然で中の出来事が分かる上に助けに入る事もできますからね!
だからこそ、トロントのトイレでノックされた事は一度もありません!
追記ですが、トロントのトイレには、日本とは違って音姫機能もウォッシュレット機能もシートヒートなども一切ありません。
冬場トイレに行くと便座がキンキンに冷えていて、飛び上がった事もあるぐらいです…。(苦笑)
さらに、トロントのトイレは一言、かなり汚いです。毎回、日本に帰国する度に日本のトイレの綺麗さに感動します!
⑤ 午前2時になると急に静まる街
日本ではナイトクラブやバー、居酒屋が朝方まで開いていて、週末になると人々で賑わっていたりしますよね?
トロントでは午前2時を境に人々はダウンタウンから姿を消していきます。なぜなら、2時以降はお酒の提供を法律で禁止されているからです。
殆どの人はバーやナイトクラブから午前2時になると去るため、ウーバー待ちの人で道が異常に混み合っています。(トロントではタクシーより皆ウーバーを使うのが主流です。)
お花見や炎天下のビーチで気の知れた友達とワイワイとクーラーボックスからお酒を出してきて飲むといった楽しみはトロントでは味わえません。
なぜなら、路上での飲酒は一切禁止されており、見つかると罰金のチケットを切られます。
その代わり、夏場はほとんどのバーがパティオといってテラス席を持っていて、そのバーの敷地内であれば外でお酒を飲めるため、短い夏を楽しむ人々でどこのお店もすごく賑わっております。
また、日本のようにコンビニでお酒は販売しておらず、アルコールは限られた酒屋で購入しなければいけません。
LCBOもしくはBEER STORE が主なのですが、どちらも、平日は午後9時には閉まります。休日は午後6時までです。なので、金曜日の9時頃は、とても混んでいる事が多いです!
最後にトロントでは、19歳からの飲酒を許可されていますが、提供する側が25歳以下に見えると判断した場合IDの提示を求められます。
私も必ずIDを聞かれます。毎回、毎回、面倒だなとも思いますが、たまに聞かれなかったらショックな気もします。(笑)
トロントに来てから人に言われ知ったのですが、アジア人の顔はすごく若く見えるため、アジア人以外の人から見るとアジア人は年齢不詳だそうです。
皆様もナイトアウトされる日は、身分証をお忘れなく!
小さな発見を楽しもう!
トロントと日本の相違点を考えている中で、今回気付いたことがあります。
日本にいても海外にいてもどこにいても、忙しい日々の中で少しの時間リラックスして周りを見渡してみましょう。
今まで当たり前に思っていたことでも、気付かなかったことや新しいことや小さな幸せを発見できるものです。カナダ留学やワーホリに来られたら、日本との違いを発見してみましょう!
日本の素晴らしいところも改めて気付かされますし、その小さな幸せに日々感謝しながら、楽しく自分らしい留学生活を堪能しましょう。
最後までお読み頂き有難うございました。では、また来週!