カナダのワーキングホリデーで通った語学学校(EC Toronto)の登校初日をレポート
こんにちは、Isseiです!
語学留学する方、そしやワーキングホリデーする方の多くは、最初に語学学校で英語を勉強するところからスタートします。英語ができなければ、現地生活もままならないので、語学学校生活はとても重要です。
しかしながら、殆どの人にとって初めての語学学校です。新しい出会いや期待がありつつも、これから始まる新たな世界に色々と思うところもあるでしょう。
特に初日のことは不安に思う部分かもしれません。英語力がほぼゼロと言う方は、特に緊張しているのではないでしょうか。
そこで今日は、僕自身の語学学校初日のことについてシェアしていきたいと思います!
「語学学校初日ってこんな感じなんだ!」とイメージを持っていただけると嬉しいです。それではいきましょう!
僕が通った語学学校の紹介
まず始めに僕が選んだ語学学校について紹介します。トロントには本当に多くの語学学校が存在し、学校毎の競争もすごく激しいのが実態です。そんな多くの語学学校の中から、僕が選んだのは「EC Toronto」という語学学校です。
ECという語学学校はアメリカのロサンゼルスやサンフランシスコ、シカゴなどの大都市にも存在します。要するに世界規模で展開している人気の語学学校を選んだわけです。
カナダ国内だと、トロント、バンクーバー、モントリオールの三都市に姉妹校を持ち、トロントに飽きたら転校することも可能です。トロント校はEglintonという閑静な住宅街にあり、白とオレンジを基調とした校舎、教室はガラス張りなど、少しお洒落チックな作りになっています。
僕がこの語学学校を選んだ理由は主に3つあります。
① 国籍バランスが適切であること
語学学校には国籍バランスというものが存在します。これはほとんどの語学学校が提示している、生徒の国籍のデータになります。
これを見ることで、「全生徒の何パーセントが日本人」とか「全生徒の何パーセントがヨーロピアン」などが分かるので、日本人が比較的少ない語学学校を選ぶことが可能です。
勇気を出して留学を決意したものの、いざ現地の語学学校に通ってみると「え、日本人ばっかりじゃん…。」といった状況を経験する人もいます。僕はせっかくの留学でこんな経験をしたくなかったので、国籍比率を重視しました。
ただ、1つだけ補足しておくと、主要都市に留学するなら日本人が存在しない語学学校はほとんど存在しません。
例え国籍比率で日本人の割合が低いとしても、人気の留学先であるカナダやアメリカなどの語学学校には何人かは日本人がいます。
そして、この国籍比率は季節によって変動するものなので、自分が学校に通う時の国籍比率をしっかりと確認するようにしてください。
日本人がゼロ、または限りなくゼロに近い条件の学校を探しているなら、初めて名前を聞くような田舎町にある誰も気づかない場所にある語学学校を選ぶと良いでしょう。
田舎町の語学学校を選ぶ場合は、確かに日本人は少なくなりますが、都市部に比べると娯楽が少なかったり、アルバイト求人が殆ど無かったりしますので、その辺のバランスをどう考えるかだと思います。
② 日本人スタッフが駐在している
正直なところ、留学先での生活は最初の方は分からないことだらけです。何が分からないかさえ分からないこともあります。留学先でトラブルが起きたりした時も最初はどうすればいいのか分からないですよね。
こんな時には語学学校に駐在している日本人スタッフに頼ることができます。英語初心者にとって英語で外国人に何か相談したりすることは容易ではないと思ったので、日本人スタッフが駐在している語学学校を選びました。
実際にカウンセラーが語学学校にいてくれたお陰で、留学生活をスムーズにスタートさせることができました。
日本人スタッフの方はその国の在住年数が長い方などが多いため、現地のことについても多く知っていますし、プライベートな質問もすることができました。
「海外に行ってまで日本人の人にお世話になるなんて嫌だよ!」という人も中にはいますが、日本人に助けを求めるのは決して逃げではないので安心してください。(笑)
むしろ、分からないことに対して、英語で助けを求めることの方がリスクは高いと個人的には思うので。留学したばかりの最初のステージでは、必要に応じて助けてもらうことは全然アリです。
ちなみに、1番の理由にも通じてきますが、日本人スタッフがいる学校は、必然的に日本人留学生の数は多くなります。日本人留学生が少ない学校が良いならなら、日本人スタッフが在籍していない学校を選ぶと良いでしょう。
③ 校舎の内装がお洒落だったから
決してふざけているわけではありませんよ!あくまで僕の意見ですが、勉強する環境はとても大事だと思っています。
極端な例だとは思いますが、汚い部屋と綺麗な部屋で勉強するとすれば、あなたはどちらで勉強したいと思いますか?
ここで喜んで、「汚い校舎!」と答える人はあまりいないかと思います。恐らく大半の方が「綺麗な校舎で勉強したい!」と思いますよね。
僕が伝えたいことは、環境は少なからず勉強のモチベーションに関わってくるということです。
綺麗な部屋だと快適に集中して、のびのびと勉強できると思います。もしかすると、留学は人生でたった1度きりかもしれません。
だからこそ、後悔することなく、学習の効率を可能な限り上げるために、素敵な環境があるEC Torontoを選びました。
語学学校の選び方については、以前記事にしているので興味あれば以下の記事も併せて読んでみてください!
学校初日の率直な感想
語学学校初日は、入学にあたってのオリエンテーションがあるということくらいしか情報はありませんでした。
こんな不安や疑問を抱く一方で、すごく楽しみでワクワクしながら学校へ向かいました。
EC Torontoでは毎週月曜日に入学ができるので、毎週月曜日には入学式が行われます。校舎のある3階へ向かうと、かなりの人数で溢れかえっていました。
パッと見て新入生が50人はいるのかな…という印象でした!
語学学校の先生によると、3月と4月には学生や社会人問わず多くの人が留学してくるらしく、海外からはバケーションを使ってくる人もいるらしいです。もちろん、僕のような大学休学した留学生も、この時期に多く留学で訪れるとのこと。
最初に受付を済ませて写真撮影をして学生証を発行してもらい、学校の概要が英語で説明されました。正直なことを言うと、この時点で既に何を言われているのか理解不可能です。(笑)先生の話す英語が早すぎて、何がどうなっているのか理解できないまま話は進み、周りがざわつき始めました。
僕の近くに日本人の留学生がいて、英語が出来そうな雰囲気を醸し出していたので、皆がざわついている理由を尋ねてみると、どうやらテストを行うとの事でした。先生の言ったことを理解できる「貴方のリスニング力すごいですね!」と真っ先に思ってしまいましたが…。(笑)
3人同時にグループ面接のテストを行うらしく、そこで自分のスピーキング能力を測定されて、入るクラスレベルが決まります。
と言うことで、何の準備もすることができず、急にグループ面接を受けることになりました。
受けたテストの内容
語学学校にはクラスレベルというものがあるのですが、上のレベルに行けば行くほど英語を話せる人が多い環境に身を置くことができます。
実は日本人は英語の文法を理解している方は多いですが、会話することがなかなかできないのでほとんどの日本人留学生は下のクラスレベルに入ります。海外の語学学校の授業はコミュニケーション中止なので、文法力よりも会話力の方が重視されてクラス分けされます。
つまり上のレベルに行くほど日本人が少なくなるので、日本語に頼らない英語環境で勉強することができます。もちろん、その分クラスの内容もハードになるワケですが。
僕は少しでも早く成長できるような環境で勉強したかったので、1つでも上のレベルのクラスに入れるように奮起しました!
気になるグループ面接での質問ですが、すごく一般的な質問です。「どんな難しいことを聞かれるんだろう…。」と、怖がる必要性はありません。
具体的に質問された内容は以下の通りです。
ただ、ほぼ初めてに近い英語での質問対し、それらを回答をするのはとても難しいのが現実…。自分の頭の中で考えていることや、思っていることはあるのですがなかなか口から英語が出てきません。
決して日本の英語教育を非難するつもりはないのですが、今までの英語学習において我々はインプットしかしてきていません。
リスニングや文法、単語を覚えることしか普通の学校教育ではしていません。他国の留学生と比べると、コミュニケーションを取る上で最も大切なスピーキングの能力が圧倒的に欠如していると痛いほど感じた瞬間でした。
そして、最終的なグループ面接の結果は「c-」でした。この「c-」が何を示すのかは全くわかりませんが、「あまりよろしくない結果」ということはうっすらと悟りました…。(苦笑)
クラスレベル(英語レベル)が正式に発表されるのは翌日ですが、意地でも高いレベルからスタートしたかったので、「何かの手違いか奇跡で上のレベルに入らせてください。」と祈っていました。
入学式を終えてからの感想・まとめ
ここまで語学学校初日のことについて話してきました。最後はこの日に感じたことをシェアして終わろうと思います。
まだ学校の授業が始まったわけではないですが、入学オリエンテーションを通して案外日本人大学生が多いと思ったのが率直な感想です。3~4月は日本の春休みや新学期に当たるので、どうしても日本人留学生が多くなりやすい時期なのもあります。
実際にオリエンテーションで出会って話をした日本人留学生が3人いました。この全員は大学生で、僕と同じく大学を1年間休学してワーキングホリデー留学に来ていました。留学前には、僕の周りで1年間大学を休学して留学する人を見たこともなければ、聞いたこともありませんでした。
しかし、この日に同じような境遇の人を目の当たりにして、今の時代では休学して留学することは案外普通のことなのだと感じざるを得ませんでした。
留学するだけで他の日本人留学生と差別化を図れると思っていた僕は、学校初日で早くもショックを受けたのが正直なところです。
留学が大学生にとって普通になってくると、「海外留学していました!」とか「英語話すことができます!」という経験やスキルは、就職活動においてそれほど高い価値を見出せないという焦りさえ感じました。
留学したことだけでなく、「留学して何をしたか?何を得たか?」というのが重要になるんだな…と深く考えていると 、あっという間に学校初日が終わりました。以上が僕の語学学校初日のストーリーです。
この日に感じたことが、僕のこの先の留学生活を大きく左右するとは、この時は思ってもいませんでした。
今日も読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回!