ワーキングホリデーはトロントがおすすめ!僕がトロントをおすすめする4つの理由
ワーキングホリデーをしようと思っても、候補国がたくさんあって悩んでしまいますよね。
僕もワーキングホリデーをすることを決めた時に、渡航先はとても悩みました。
結果、カナダのトロントに決めたのですが、僕にとってはベストな選択をしたと思っており、皆さんにも是非候補に入れてほしい国の一つです。
そこで今回は、僕がワーキングホリデーにおいてトロントをおすすめする理由を4つご紹介します!
ワーキングホリデー候補国で悩んでいる方や、カナダに行くことは決定しているけど都市選びで迷っている方には、是非参考にしてみてください!
理由① 仕事を見つけやすい
トロントはカナダで一番の都会なので、仕事はたくさんあります。もし日本食レストランで働きたいのであれば、ほとんどの確率で働き先はあります。
しかし、ローカルレストランだけに絞ってしまうと、時期によっては中々見つからないかもしれません。僕の場合もローカルレストランだけに絞って応募をしていたので、1ヵ月仕事が見つかりませんでした。
ワーキングホリデーで渡航した時は語学学校に通っていなかったので、何のコネクションもなかったというのが原因かもしれませんが…。仕事は友達からの紹介と言ったケースで決まるパターンも多いので、語学学校で多くのコネクションを作っておくのもポイントです。
実際、僕とは反対にトロントにいる日本人で語学学校に通っていた友人は、語学学校卒業と同時にローカルのカフェで働いていました。
英語力アップが目的であれば、地方に行った方が日本人の数も少なく、英語力が伸びるかもしれません。
しかし、地方は人口も少ないですし観光客も殆ど来ませんので、仕事の需要がかなり限られるのがネックとしてあります。
つまり、ワーホリで働くことを考えている人にとっては、地方は求人数自体が少ないことに加え、日本食レストランの数も少ないので、下手したら働くこと自体が厳しくなります。
ワーキングホリデーでの渡航であれば、トロントのような都会に行った方が、仕事が見つからずに帰国するという最悪の自体は避けられるため、トロントをおすすめします。
理由② 語学学校が充実している
トロントには、約80校もの語学学校があると言われています。
一方、カナダで人気のある都市の1つであるビクトリアですが、語学学校数は約15校です。比較してみると、トロントの語学学校の多さが分かります。
僕がおすすめしているトロントの語学学校は、以下の記事を参考にしてください。
さらに、トロントはアクティビティが多いので、現地の人との交流が簡単にできます。
例えば、月に数回ほど各地でイタリアフェスティバルやジャパンフェスティバルなど各国特有の祭りが開かれているので、そこへ足を運べば様々な人種と交流ができます。
また、僕が留学していた時に行っていた語学学校であれば、トロント大学生とディナーに行くなどのイベントを学校側が用意してくれていたので、そのような場所でも現地の友達を作
っていました。
語学学校がたくさんあるという事は、それだけ競争が激しいという事なので、語学学校の質は自然と高くなってきます。
また、語学学校の教師もそれだけ経験を積んでいるので、僕が行っていた語学学校では、どの教師の授業でも分かりやすく、勉強になることばかりでした。
他の都市の語学学校に行っていないので実体験からの比較はできません。しかし、様々な人からの意見を総合的にまとめると、やはり都市部の語学学校の方が学校間での競争もあるので、生徒たちが結果を出し満足感を高めることをより求められている感じがより強いです。逆に地方の学校は、のんびりとマイペースで授業をしているような雰囲気が強くなります。
ちなみに、僕のTOEICの点数は4ヶ月間の語学学校に通い、610点から740点に伸びているので、トロントの語学学校でとても満足しています。
理由③ 様々なアクセントの英語を学べる
トロントは世界でも有数の多民族移民国家です。街に出ると、様々な人種の人達が歩いており、初めて僕がトロントに行った時は日本との違いにかなり驚きました。
移民が多いという事は、話している英語のアクセントも様々です。
ですので、飲食店や買い物に行き、店員さんと話していると毎日どこかしら違うアクセントの英語を聞くことができます。
様々なアクセントの英語を普段から聞けることのメリットは、リスニング力が向上しやすくなるという事です。
分かりやすい例が、アメリカ英語とイギリス英語です。
アメリカ英語圏に1年間留学していて、アメリカ英語ではストレスなく会話できるようになっても、イギリス英語の人と話すとなると全く聞き取れないという事がよくあります。
僕のアメリカ人の友達でも、「イギリス英語の映画を字幕なしで観ると2割ぐらいは理解できない…。」と言っていました。
しかし、もし将来的にビジネスで英語を使うとなると、様々な国の人と取引をする事になるので、「綺麗なアメリカ英語でないと聞き取れない。」という事では話になりません。
その点トロントでは、第二言語が英語だという人が多いので、時にはかなりきついアクセントの英語を聞き取らなければならない場面が往々にしてあるので、様々な英語に対してのリスニング力が鍛えられます。
例えば、僕が働いていたレストランのマネージャーはフィリピン人だったので、初めはアクセントがきつくてあまり理解できませんでした。しかし、今となってはフィリピン訛りの英語はほぼ完璧に聞き取れます。
日本でも同様ですが、地方に行くと地元の人が中心となり、外国人の割合は圧倒的に少なくなります。様々な人種との交流ができるのも都市部の特徴になります。
実践的に英語を使いたいのであれば、トロントのような多民族移民国家に行き、様々なアクセントの英語に対する耐性を付けておくことをおすすめします。
理由④ 最低賃金が高いのに物価は高くない
トロントの最低賃金は、14カナダドル(約1,100円)です。東京の最低賃金と同じぐらいか、それよりも少し高いぐらいです。
それにも関わらず、物価は物によってはかなり安いです。
物によってはと書いたのは、カナダでは3種類の消費税が設定されており、買うものによって値段がかなり変わってくるからです。以下、3種類の消費税をご紹介します。
・Goods and Services Tax (GST)
「GST」とはカナダ政府によって徴収される消費税で、カナダ国内一律で5%となっています。
・Provincial Sales Tax (PST)
「PST」とは州によって徴収される消費税です。各州によって税率は異なります。トロントでは、「PST」はなく、次にご紹介する「HST」に含まれています。
・Harmonized Sales Tax (HST)
「HST」とは国税である「GST」と州税である「PST」が一つになっている消費税です。トロントでは「HST」を採用しており、税率は13%です。
以上がカナダでの消費税の種類なのですが、例外がかなりあります。
例えば、食料品や光熱費などの生活必需品は「GST」だけが適用されるので、課税額は5%だけです。
僕はよくパスタを食べていたのですが、パスタ1kgで約3カナダドルでした。また、多くの野菜は、日本で買うよりも安いイメージがあります。
対して、外食や嗜好品などは「HST」が適用されるので、かなり高くなります。
例えば、トロントでラーメン屋に行き、ラーメンとドリンクを頼むとチップも込みで約3,000円します。煙草も約1,500です。
細かいルールは色々あるのですが、なくても困らない嗜好品とみなされる物には「HST」が適用されるので高くなります。
ですが、生活必需品とみなされる物には5%しか課税されないので、余裕を持った生活ができます。
トロントは海外初心者にも住みやすい場所!
僕がワーキングホリデーでトロントをおすすめする理由は以下の4つです。
ワーキングホリデーで選ぶ渡航先によっては、自分の人生が変わるかもしれない経験や出会いがあります。だからこそ、国選びや都市選びは、かなり重要な部分だったりします。
カナダの中でもトロントは、一番多く発達している都市なので、何をするにしても利便性がカナダで一番高い場所です。
ワーキングホリデーする方の中には、はじめての海外と言う方もいれば、英語力がゼロの方もいらっしゃると思います。そうした方であればあるほど、利便性が高く選択肢の多い都市を選んだ方が困難に直面するリスクも最大限減らすことができます。
もちろん、人それぞれベストな渡航先は違うと思うので、できるだけ情報収集をして下調べをしましょう。
なかなか決めきれない場合には、留学エージェントに相談して不安を取り除いてもらうと良いでしょう。多くの留学生が抱える疑問や悩みに、対応し続けてきているので、的確なアドバイスがもらえるはずです。
どこの国、どの都市を選んでも、皆さんが後悔のないワーキングホリデー生活になることを願っています!