留学生活は華やかな世界だと思い込んでいるアナタへ!語学学校に通う前にやっておくべきだった後悔3選
こんにちは、Isseiです!
皆さんの中には、「留学生活ってすごく華やかな世界!」といったイメージ持っていませんか?
外国人やネイティブスピーカーン囲まれて、笑顔でコミュニケーションしている姿や。アルバイト先では、英語100%の環境で接客している姿を思い抱いている人は多いと思います。しかし、経験者から言わせてもらうと、ちょっと意見が違います。
「その通り、すごく華やかな世界だよ!でも精神的にキツいとか、大変なことの方が多いよ!」
既に僕の経歴を見たことがある人もいるかも知れません。英語ペラペラになって、海外で働いて結果残して…。もし僕がこんな人いたら、心底驚くと思います。
ただ、そのワーキングホリデーでの1年間の留学を振り返ってみると、本当に辛いことが何回もあっての結果なんです。
正直な話、何回も泣きそうになったし、日本に帰ろうと思ったこともあります。
これは、僕が留学前に本来やっておくべきだったことをしていなかったのが大きな理由でした。
この記事を読んでくれる皆さんには、僕のように精神的にきつい思いをして欲しくないと思っています。
なので、今回の記事は、「僕の考える語学学校に通う前にしておくべきだった後悔ベスト3」というテーマでお伝えしたいと思います!
これは多くの留学やワーキングホリデー経験者が感じる後悔ですので、是非参考にして頂けたら嬉しいです。
第3位: 英語の勉強しておけばよかった…
当然ですが、海外で生きていくためにはその土地の言語を話せた方が良いですよね?
なんで僕が「語学学校に行く前にきちんと英語の勉強をしておくべきだった…。」と後悔しているかというと、その答えはとても単純です。
出発前に勉強しておくことで、留学先での無駄な時間を省けるからです。
情けないのですが、僕はカナダ留学に行く前に全くと言っていいほど、英語の勉強をしていませんでした。留学の準備を開始してから出発までに3ヶ月もあったのにも関わらず…。(笑)
それに対して、カナダの語学学校に入学して自分の周りにいた日本人留学生のバックグラウンドは以下のようなケースが多かった印象です。
つまり、留学スタートの時点で、僕は完全に出遅れていました。
この違いは後になって明らかに出てきます。インプットしてきた英単語や文法の知識量、リスニングのスキルも桁違いなので当たり前のことですよね。
僕は留学先に到着して、英会話以前にそもそも知識が無いことに気付くことになります。そのため、まず初めに単語を覚えたり、文法を覚えたり、発音を覚えたり…。
このようなインプットを繰り返すだけでも、本当に忙しい毎日を送っていました。
では、僕以外の日本人留学生はどうでしょうか?
彼らは留学前に大半の知識をインプットしているので、その時点で既に外国人の友達を作ったり、遊んだりすることで、頭の中にある単語や文法のアウトプットをひたすら繰り返していました。
結局の所、英語を話せるようになりたければ、とにかく話す練習をするしかないのですが、僕に関しては話す練習をするためのボキャブラリーの数が圧倒的に足りませんでした。
要するに、彼らが英語を話して上達しているアウトプットの時期を、僕にとってはひたすら英単語を覚えるインプットの時期に充てなければいけなかったのです。
「単語や文法を覚える」なんて普通に日本でもできることなのに…。出発前に怠ってしまっていたせいで、その分の時間を無駄にしてしまいました。
結果的には努力の積み重ねで、2ヶ月半である程度は話せるようにはなりました。
ただ、あれだけの時間を無駄にしてしまったことは今でも後悔しています…。
個人的な意見ですが、語学学校は単語や文法をインプットするための場所ではなく、知っている単語や文法を使って会話の練習をひたすら繰り返すアウトプットの場所です!
語学学校で単語や文法を学ぶなんて考えは捨てた方が良いですし、そもそも学校に通っているだけでは単語や文法は頭に入ってきません。結局、日本にいる時の勉強と同じでコツコツ勉強するしかないのです。
もし、あなたが留学(ワーホリ)に行くことを考えているのであれば、渡航前に英単語や文法を1つでも多く覚えてから留学に行くことを心の底からオススメします。
「後悔していることの第3位が英語の勉強!?」と感じる人もいるかもしれませんが、個人的には英語の勉強は第3位に入ります。(笑)
第2位: 世界のことについて知っておくべきだった…
先ほど話したように、留学前の僕は何の勉強もせずに留学に挑戦しました。ではその時間に僕は何をしていたのか?実を言うと、大学生活を最高に謳歌していました。
毎日のようにずっとお酒を飲んで、バカなことをして遊んで…という生活の繰り返しです。新聞は読まないし、ニュースは見ない、そんなことに興味がさらさらありませんでした。
もちろん、世界がどうなっているのか全く知らないといった状況です。
カナダの語学学校の授業は1クラス大体10~15人くらいで、先生がトップダウン形式で授業を仕切るのではなく生徒主体の授業になります。
留学生同士でディスカッションをしたり、グループワークをしたりすることがとても多いです。もちろん受講しているコースごとによって違いますが、ほとんどの授業がこのような形式です。
そして、ディスカッションやグループワークの内容のほとんどが以下のような万国共通のテーマでした。
こういったことを英語で行うのですが、ディスカッションやグループワークとなると必然的に他の留学生と協力する必要があります。
そのプロセスの中で、自分の意見を言えないグループの生徒はだんだんと「こいつ普段から何も考えてないんだろうな…。」と思われ、意見すら求められなくなります。
そして、最終的には仲間外れにされて、何もできなくなってしまうのです。イジメという意味での仲間外れではなく、グループとしての戦力として見なされないポンコツ要員です…。(悲)
僕は世界の状況や、一般教養に関しての知識が皆無だったので何も発言することができず、仲間外れにされることもありました。
「そんなの言えることがあったら言いたいわ!」というのが本音ですが、なんせ何も知らないので会話に参加することさえできず…。
会話に参加できなくなる機会を失うことは、すなわち英語を話せるようになるための機会を失うことになります。
この何もできない授業の時間も、結局無駄になってしまうわけです。
僕の知識不足や好奇心不足で世界情勢のことついて、何の知識もなかったことを心の底から後悔しています…。
このような理由から、僕みたいな経験をしたくない人はきちんと世界のことついて勉強しておくことをオススメします。
世界情勢や一般教養は語学学校の授業のためだけでなく、これから僕たちが生きていく上で必ず必要になるので、これを機に勉強しておいて損はないと思いますよ!
第1位: 自分の国(日本)について勉強しておくべきだった…
「日本で有名なものは何か?」と聞かれたら、あなたは何が頭に思い浮かびますか?
多くの方は、「寿司」、「漫画」、「アニメ」、「侍」、「着物」、「柔道」、「剣道」などなど、たくさん浮かんでくるかと思います。
では、次の質問です。
この質問に答えられる人はごくわずかの人間かなと。実際、このような質問をされることがあるんです。当然相手が興味を持った部分に関しては、深掘りして聞かれることは普通にあります。
外国人にとっては、日本人は侍のことについて当然知っていると思っています。逆に外国人と同じレベルで、「ちょんまげ姿で刀を持っている人」という知識しか無ければ、その話題は終わってしまいます。
そして、カナダ留学時に外国人に聞かれることが最も多かったのは、以下のような日本の代表的なアニメ文化についてでした。
僕はそもそも漫画を読まないし、アニメも見ません。なのでさっきの質問に対する答えは全て「NO」でした…。(笑)日本で有名なものなんて全く知りませんでした。
そもそも、アニメや漫画が有名ということはカナダに行ってから初めて知りましたし、唯一有名と知っていたのは「寿司」のみです。
その他にも、「日本に旅行するとしたらどこに行けばいい?」と聞かれることも多々ありました。
その度に「TOKYO」と、取り敢えずは答えていました。しかし、実際心の中では「日本国内旅行したことがあまりないし分からない…。」という心境です。
日本のことが好きな外国人の方が、日本人の僕よりも日本について詳しく知っていました。
そんなことが頻繁にあったので、「自分はここまで日本のことを知らないのか。愛国心全くないじゃん。」と思うように…。
語学学校生活でせっかくみんなと仲良くなって、日本に興味を持ってくれたとしても、日本のことについて何も説明できないので恥をかくこともありました。
皆さんには、こんな経験や思いをして欲しくありません。
なので、僕が全力で伝えたいのは、「ナルト全部読め!」とか「ワンピース全部読め!」ということではありませんよ!(笑)
ではなくて、「日本のこと必要最低限知っておかないと、海外行って聞かれた時に恥をかくことになるよ!」ということです。
観光地のことや食べ物のこと、歴史や文化のこと。日本は僕たちが気づいてないだけで、海外の人にとってみたら「本当にすごい!」と感じる文化ばかりです。そんなことを少しでも留学に行く前に話の小ネタとして持っておくことを意識して欲しいと思います。
海外留学して、色々な国の生徒を会話すると分かりますが、外国人は驚くほど自分の国に愛国心を持っていて、自分の国のことについて教養がある人が多いです。
日本人は自分の国である日本に対して興味が無さ過ぎる…と言っても良いかも知れません。これを機会に日本のことを学び、日本を好きになって欲しいなと思います。
語学学校は英語を学ぶ場所だけではない!
今回の記事では「語学学校に通う前にしておくべきだった後悔」について話してきました。
語学学校というのは、ただ単純に「英語を学ぶ場所」だけではないことが分かると思います。
様々な国から留学生が集まってくるので、その土地や国のことについて知ること。そして、自分の国の魅力を伝えて、理解してもらう。
世界で起こっている様々な問題や個人ベースの問題などに対しても話して、自分自身の考え方を広げる場所でもあるのです。より充実した留学生活を送るためにも、僕がこの記事に書いた3つの後悔したことを実行してみてください。
僕のような経験をしないように、反面教師にしてもらえたら幸いです。(笑)
それではまた次回!