初めての方でも安心!カナダ・ワーホリでの部屋の探し方と注意すべきポイント
ワーキングホリデーで心配な事のひとつが部屋(シェアハウス)探しです。
海外の部屋の探し方が全く分からないのは、日本で住んでいる限り当然であると思います。
僕も渡航前は漠然と部屋探しや仕事探しのことで不安に思っていました。
しかし、部屋探しは注意点や探し方を理解すれば、とても簡単です。
そこで今回は、シェアハウス探しのステップから注意点までをご紹介します。
この記事を読めば、今すぐ部屋探しを始められるので、是非最後まで読んでください!
ワーホリでシェアハウスを探す方法
トロントで部屋を探す時のステップは以下の5つです。
2. 部屋のタイプを決める
3. 見学予約
4. 物件見学
5. 部屋を決める
それでは以下それぞれ詳しく説明します。
ステップ1: 情報収集
情報収集は、基本的にインターネットからするのが一番効率的です。
つまり、渡航前に日本からでも情報収集はできることになります。実際は見学に行って契約するのが一般的ですが、日本で下調べすることは可能です。
僕がトロントに滞在していた時に、部屋を探すために使っていたサイトは以下の4つです。
日本語サイト
・e-Maple
・お泊りくん
英語サイト
・Kijiji
・Craiglist
実際、僕は日本からe-Mapleを使って、トロントのマンスリーマンションを借りました。
オーナーとはメールでのやり取りだけだったのでリスクはありましたが、オーナーが日本人だったこともあり、物件見学せずに渡航前に決めました。
一般的には、部屋が決まるまでホームステイや安いホテルに滞在するのが一般的です。僕は以前にカナダ留学の経験があるのと、あまりお金に余裕がなかったので、最初から部屋を決めて渡航しました。
ステップ2: 部屋のタイプを決める
部屋のタイプは、「シェアハウス」と「コンドミニアム」がありますが、通常はシェアハウスに滞在するのが一般的です。
以下、それぞれ詳しく説明します。
・シェアハウス
圧倒的にメジャーな方法が、シェアハウスでの滞在です。海外の先進国では日本のような1Kや1LDKを借りようとすると、東京よりも高くなるからです。
シェアハウスのメリットは、「家賃が安い」ことと「日本人以外の人と仲良くなれる」ことです。
一方、デメリットは、「バストイレやキッチンが共同になる」ことと「ハウスルールがある」ことです。
女性の方は、シェアハウスは怖いと感じるかもしれませんが、女性専用シェアハウスも多くあるので、そうした物件を選べば安心して生活できます。
・コンドミニアム
コンドミニアムとは、日本でいう高層マンションみたいなイメージです。
海外でコンドミニアムに住める人は、リッチという印象があります。
トロントでコンドミニアムに住むためには、1Kでも最低月20万円はします。
コンドミニアムのメリットは、「自分だけの部屋に住める」ことと「コンドミニアム内にジムやプールが付いている場合が多い」ことです。
デメリットは、ダントツで「家賃が高い」ことです。
正直に言うと、コンドミニアムのデメリットは家賃が高いという事だけです。僕も当時お金があれば、コンドミニアム住んでいたと思います。
自分の金銭状況に合わせて、シェアハウスかコンドミニアムかは選びましょう。
ステップ3: 見学予約
見学予約は、上記で紹介したサイト情報に記載されている相手にメールをするか、電話をします。
僕は当時あまりスピーキング力に自信がなかったのでメールをしましたが、返信が来ないことも多々ありました。
その点、電話であると高い英語力が必要ですが、見学予約を取れる確率がメールよりも高いメリットがあります。
また、日本語サイトであれば、日本人オーナーも多く募集広告を出しているので、英語力に自信がない人は日本人オーナー限定で部屋を探すのも1つの方法です。
ステップ4: 物件見学
上記の通り、僕は物件見学することなく、日本から契約をして渡航しました。
僕の場合は、ワーキングホリデーの前に4ヶ月間カナダに語学留学経験があり、土地勘や生活上の注意点などが分かっていたことが大きいです。
はじめてカナダ留学やワーキングホリデーで渡航する方は、現地に行ってから物件見学をして契約するようにしましょう。
理由は単純で、実際住み始めて思っていたのと違うことが良くあるからです。
僕は別のシェアハウス探しの際は物件見学もしました。その際、物件見学する際に注意していたポイントを以下に紹介します。
見学をすれば直接オーナーと会話ができるので、安心できるオーナーかどうかも直接感じることができます。
もし英語力に自信がないのであれば、英語が得意な友人やネイティブの人と一緒に見学に行くことをおすすめします。
カナダに入国して間もない人は、語学学校の友達をと一緒に物件見学に行くと、友達からの客観的な意見も聞けるので良いと思います。
ステップ5: 部屋を決める
部屋を決める際は、何軒か他の部屋を見学してからの方が、自分にとってベストな部屋選びができます。
その際のデメリットとしては、他にもその部屋を検討している人がいて、即決しなければ埋まってしまうという可能性もあります。
長く住むことを想定しているのであれば、焦らずにじっくり考えてから決めましょう。
部屋を探す時の注意点
日本では当たり前のことでも、海外では全く通用しないことが往々にしてあります。
それは、部屋探しも例外ではありません。
そこで、海外でシェアハウスを探す時の主な注意点を以下5つご紹介します。
① 家賃の確認
家賃についてはトラブルになりやすいので、入居前にしっかりと確認しておきましょう。
以下は、僕が家賃について気を付けていた確認ポイントです。
これだけに限らず、他にも気になることがあるのであれば、オーナーに積極的に聞きましょう!
② 最低入居期間(ミニマムステイ)の確認
物件オーナー側は、すぐに退去されたら次の入居者探しに困るので、ほとんどの部屋で最低入居期間は設けられています。
僕が当時借りていた部屋の最低入居期間は1ヵ月でしたが、場所によっては3ヵ月や半年といったところもあります。
平均的には2~3ヵ月が一般的に思います。つまり、その期間は退去できないことを意味するので、慎重に物件を選ぶ必要性が分かってもらえると思います。
最低入居期間が長いタイプの部屋はあまり入居者がおらず、何らかの理由で人気がない部屋である可能性が高いです。
また、私情で引っ越す必要がある時に最低入居期間が長すぎると、安易に引っ越しできないため注意が必要です。
ワーホリの途中で予定が変わり他都市に移動したい時や、日本に緊急帰国しないと行けなくなった場合、残っている契約期間の家賃を支払わなければなりません。
留学やワーホリ中は何があるか分かりませんので、最低入居期間が3ヵ月以内の部屋を探すことをおすすめします。
③ インターネット環境
ほとんどの家にはWi-Fiがありますが、インターネット環境が全くない家はやめておいた方が良いでしょう。
渡航したばかりであれば、スマホのSIMカードもなく通信環境が全くない状態の方もいます。また、仕事を探すのにもインターネットが必須ですので、インターネットは欠かせません。
Wi-Fiがあっても通信制限があるという所もあるので、事前に確認しておきましょう。
④ ハウスルール
シェアハウスに住むのであれば、ハウスルールは必ずと言っていいほどあります。
入居後のトラブルを避けるためにも、ハウスルールは入居前に確認しておきましょう。
参考までに、以下が僕の住んでいた家のハウスルールの一部です。
これだけ見ても、実際に聞かなければ分からない事がほとんどであると思います。
快適に過ごすためにもハウスルールを把握して厳守しましょう。
⑤ シェアハウス詐欺に注意!
メールのやり取りだけ物件を決める際の注意点として、先にデポジット(敷金)だけ払わせて連絡が取れなくなる詐欺があります。
デポジットを払う前に見学をして、オーナーの顔を確認していれば、詐欺に引っかかる事はほとんどありません。
もし詐欺に引っかかったとしても、オーナーの顔を知っていて、住所まで分かっているので、警察に通報をすれば解決する可能性が高いです。
シェアハウス詐欺の典型的なパターンは、物件見学をせずにメールだけのやり取りの際に起きるケースが多いので、日本から物件を決めて行こうと思っている方は要注意です!
楽しいはずのワーキングホリデーで警察沙汰を起こしたくはないと思うので、デポジットを払う前に注意深く判断しましょう。
【まとめ】 注意点を守って快適な物件を探そう!
部屋を探す際にはあまり難しく考えずに、注意点だけ守っていれば何も問題はありません。
よく聞くオーナーとのトラブルは、デポジットが返ってこない、ハウスルールが守れていないなどです。
これらのトラブルのほとんどは、入居前に確認することで防ぐことができます。
住む家でトラブルが起きると、くつろぎの場が苦痛の場となってしまいます。
そうなると、毎日が憂鬱になってしまうので、入居前にしっかりとルール等は確認しましょう。
皆さんが快適なお部屋で生活できるように祈っています!