カナダのトロントやミシサガのおすすめレストランをご紹介!多民族国家だからこそ楽しむことができる多様な食文化!
こんにちは、カナダ在住のちひろです。
突然ですが、私はものすごく外食が好きです。日本で仕事をしていた頃は外食もしくはUber Eatsを利用して、人様が作ったものを口にする生活を365日続けておりました。
あまり大きな声では言えませんが、自炊とはほぼ無縁の不健康な暮らしで、「自宅にキッチンが付いている意味が全くない…。」という有様でした。
海外旅行中のメインイベントは食事ですし、カナダに移り住んでからも新しいレストランを開拓することが楽しみの1つです。
しかし、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中は、めっきり外食の機会が減ってしまいました。携帯のフォルダ内の食べ物写真を見返してはお腹を空かせ、1日も早く人様が用意してくれた料理を味わいたいと願う日々です。
そんなことで今回は、「おいしそうな料理写真をみんなで一緒に眺めよう!カナダ編!」という企画でございます。いつになるかは分かりませんが、コロナウイルスの騒動が落ち着いて、本日ご紹介するレストランの近くにお越しになる機会があれば、ぜひ実食いただければ嬉しいです。
また、当記事でご紹介するメニューや値段は変更になる可能性もありますので、最新情報は各項目に添えている参考URLをご確認いただければ幸いです。
ステーキハウス部門
世には「長生きしたけりゃ肉は食べるな。」という書籍があるかと思えば、「肉を食べる人は長生きする。」と主張する医学博士もいて、それらの真偽は依然として議論されています。
しかしながら、とりあえず私は肉が大好きです。ということでまずは、ステーキハウスからご紹介してまいります!
17 Steakhouse and Bar
こちらはトロントの西隣に位置するミシサガ市のレストランです。店内の雰囲気はセミフォーマルに近いので、カジュアルよりもややお上品な服装で来店するお客さんが大半でした。
価格帯は幅がありますが170gのカナダ牛ステーキなら日本円で約2,800円、450gのアメリカ牛は約5,800円となります。
メニューの中には1kg弱で約16,000円のステーキもあり、「シェアするとしても大きくない?何人用?」とスケールの大きさを感じずにはいられないお肉もありました。
ちなみに、このお店はカナディアンの間では誕生日などのお祝いによく利用するレストランとして有名です。私が来店した時も食事中に四方八方でケーキに立てられた花火の音が聞こえていたので、サプライズにはやや不向きかもしれません。
店内の至る所で花火付きのバースデーケーキがサーブされているため、誕生日デートなどの場合、勘の良い人は「もしかしたらあのケーキは自分のところにも来るかもしれない。」と察してしまう恐れがあります。
ちなみに、花火はパチパチと小さな音が鳴る可愛らしいものではなく、ゴゴゴッ!と、ものすごい勢いで噴射するタイプだったので余計に目立っていました。
店員さんの接客は丁寧だと感じましたしお酒もお料理も美味しかったので、個人的にはリピートしたいお店の1つです。
デートだけでなく家族や女子会利用のお客さんも多く、シーンを問わずに食事を楽しむことができるでしょう。
住所: 5165 Dixie Rd, Mississauga, Ontario L4W 4G1 Canada
電話: +1(905)614-1701
参考URL: http://www.17steakhouse.com
タイ料理部門
移民が多く生活しているカナダのトロントのようなエリアでは、街中に各国の料理を手軽に味わえるお店が立ち並んでいます。
私も中華やメキシコ、韓国料理など好きなジャンルがたくさんありますが、一時的にかなりハマってしまったのがタイ料理です。オススメ店はいくつかありますが、今回は1店舗を厳選してご紹介いたします!
PAI NORTHERN THAI KITCHEN
私が前回訪問した時は、パッタイ(写真左)とガパオライス(写真右)を注文しました。いずれも日本円で約1,200円前後です。ベジタリアンやビーガン、グルテンフリーにも対応しており、食物アレルギーや食事制限がある方でも利用しやすいお店です。
こちらはダウンタウンに位置していて、実は行列ができる人気店です。ディナータイムは特に、待ち列が店外まで伸びている光景をよく目にしますが、いわゆるオオバコで客席数が多いため見た目ほどは待たずに席まで案内してもらうことができます。
とは言え、可能ならばあらかじめ予約してから訪問されることをおすすめします。店内はカジュアルで照明はやや暗めですが、東南アジアの雰囲気漂う活気ある空間です。カレーやトムヤンクンなど、他にもおいしそうなメニューが盛りだくさんだったので、個人的にはこちらも再訪したいお店の1つです。
住所: 18 Duncan St, Toronto, Ontario M5H 3G8 Canada
電話: +1(416)901-4724
参考URL: http://www.paitoronto.com
ハンバーガー部門
北米はハンバーガーショップがありとあらゆる場所にあります。個人経営のお店からチェーン店まで様々で、どれも食べ応えがあっておいしいです。
しかし、たまに牛ひき肉や豚ひき肉以外のハンバーガーが食べたくなります。そんな時に行きたくなるお店がこちらです!
Fat Ninja Bite
写真はチキンカツバーガーです。ご覧の通り、カツが2枚重ねでとてもボリュームがあります。サイドメニューなしでも私はお腹いっぱいになりました。サクサクなカツを味わうために、テイクアウトではなくイートインで出来たてを召し上がっていただきたいです。
他にはトンカツやプルコギ、白身魚のバーガーもあり、変わり種バーガーを食べたい時にはぴったりです。カツの単品やどんぶりメニューも注文可能なので、ごはんが食べたい気分の日に行きたくなるお店でもあります。
また、カナダの食生活の中ではトンカツソースを口にする機会が少ないので、久々にソースがのどを通ると余計に美味に感じます。バーガーやカツの単品、どんぶりはいずれも日本円にして850円前後です。
住所: 3517 Kennedy Road, Toronto, Ontario M1V 4S4 Canada
電話: +1(416)321-8866
参考URL: http://fatninjabite.ca
ホットポット(鍋)部門
トロントの冬はとても寒いです。1月2月はマイナス20度前後が当たり前、3月4月でもいまだにコートを着用しているほどです。
そんな時、無性に食べたくなるのが温かい鍋料理です!そこで、日常の野菜不足解消にも一役買ってくれるお店をご紹介します!
Happy Lamb Hot Pot
こちらは中国人経営のホットポットのお店です。イメージは鍋よりもしゃぶしゃぶに近いですが、なんと時間無制限で食べ放題です!スープは複数の中から選択することができ、お肉(牛/豚/羊/鶏)・野菜・海鮮・きのこ・麺類の全てが食べ放題の対象となります。
ディナータイムは大人料金でも日本円で約1,800円と比較的リーズナブルに感じました。薬膳系のスープでもクセが強すぎず、食べ始めてからものの数分で自然と体がポカポカになります。
途中で味が変えられるように酢や醤油、チリなどが並べられたソースバーとパクチーやガーリックなどのトッピングもあり、最後まで様々な風味で楽しむことができました。
普段は外食をするにしても自炊にしても野菜が少なくなりがちで、ふと野菜を欲する瞬間があります。食べ放題の鍋だと味や湯通しの加減を変えながら色々なバリエーションの野菜をたくさん摂ることができるので、食後の満足感も高いように感じました。
ラム肉が好きな方はもちろんですが、他にもビーフ・ポーク・チキンと種類豊富ですので宗教を理由に特定のお肉が食べられない人でも気軽に行けるお店です。また、希望すれば鍋をシェアではなく、個人単位で1つずつ用意してもらうことも可能です。
仮に複数人でお店を訪れたとしても、衛生面や食物アレルギーに不安がある方は一人鍋スタイルでも食事ができます。
住所: 421 Dundas St W, Toronto, Ontario M5T 1G6 Canada
電話: +1(416)792-8885
参考URL: http://www.littlesheep.com/enfranchise/
【まとめ】 このエリアだからこそ楽しめる食の多様性!
実は他にもまだまだ、おすすめしたいお店があるのですが文字数の関係で本日はここで締めさせていただきます。今回ご紹介した以外にも、飲茶やインド料理、イタリアンやヌードル部門なんかもあるので、続きはまた別の機会にみなさんとシェアさせていただく予定です。
カナダの特にトロントには、本当に多種多様な食文化があふれています。日本食レストランは中国人や韓国人が経営している店舗もあり、私たちが想像する日本料理とは異なるフードが提供されているお店も一部には存在しています。
でもその一方で、中南米からの移民が営んでいるカリビアン料理店やインド系カナディアンが作るカレー屋など、各地に根差していた食が本格的な形で出されている店舗も多くあります。
新しいレストランや食べ物に挑戦してみることが好きな方にとっては、トロントは食事の楽しみもあるエリアです。カナダは外食をすると割高だと思われがちですが日本とは異なり、食べ残したものは家に持ち帰ることができます。
どのお店で提供されるフードも比較的量が多いので、私は食べきれなかった分をよくテイクアウトして翌日の食事に回したりしています。
一食分以上の分量を購入していると考えると、それほど割高ではないのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。