留学生の大半が利用するシェアハウス探しで気をつけるべき5つのポイントを紹介!
こんにちは、Isseiです!
今回の記事では、「シェアハウス探しで気をつけるべきこと、確認して欲しいこと」について話したいと思います。
ワーキングホリデーを含む海外留学する人の大半は、シェアハウスを利用します。ホームステイや学生寮は、シェアハウスを見つけるまでの一時的滞在先となるのが一般的です。
ホームステイや学生寮はエージェントや学校が手配してくれるケースが多いですが、シェアハウスに関しては自分で探す必要があるのが現実です。
特に僕と同じようにワーキングホリデービザで留学をする場合、大半の人がシェアハウスを現地で探します。
そんなシェアハウス探しですが、なかなか手間はかかるし、トラブルに巻き込まれることもごく稀にあります。
僕はYouTubeでも情報発信していますが、多くの留学を予定している方からメッセージを頂きます。
その中には、「これからシェアハウス探しをするけど不安。」とか、「留学中にシェアハウス探しをする予定なのですが、気をつけることはありますか?」といった質問も多いです。
そこで、僕の考える「シェアハウス探しで気をつけるべき5つのポイント」を紹介していこうと思います。
ポイント1: 契約書と領収書をもらうこと
まず1つ目に気をつけてほしいことは、シェアハウスのオーナーさんに「契約書と領収書をもらうこと」です。
これは、トラブルを避けるためにも必ずもらっておくことをオススメします。
実際に内見に行って、「ここに住むことにしよう!」と決めると、家賃(Rent)とデポジット(Deposit)を払わないといけないことが一般的です。
デポジット(Deposit)とは日本語で言う敷金のようなもので、シェアハウスに住む際にその場所に滞在することを確約するためのお金です。
デポジットは住む場所によって、退去する最終月の家賃分に使われる事もあれば、退去時に全額返金してもらえる契約もあります。
一方、食器や家具など使用していた物を破損した場合や鍵を紛失した場合には、弁償代としてデポジットから差し引かれた金額が返却される事もあります。
デポジットの金額も住んでいるところによって様々ですが、家賃の2週間分または4週間分を設定していることが殆どです。
僕の場合は4週間分の家賃額を請求されて、そのデポジットを退去する最終月に回すことにしていただきました。
そのため、最初にオーナーに支払った費用は、「家賃×2ヶ月分」の料金です。決して安い金額ではありませんよね。
しかし、実際にこの金額を支払った後に、このデポジットをオーナーに持ち逃げされたケースが何件か耳にしたことがあります。
要するに、シェアハウスの契約を巡った詐欺が起きているのが現実です。
国や州毎に法律があるのですが、実際に僕が留学したトロントでは2018年4月30日より標準賃貸契約書を使用し、双方当事者同士が署名し契約を結ぶことがオンタリオ州の法律により義務づけられています。
この契約書と領収書をもらえない限りは、仮にオーナーにお金を持って逃げられたとしても、何の文句を言う事もできません。
このような被害を無くすためにも、契約書と領収書は必ずもらうようにしてください!
詐欺をもくろんでいるオーナーは、そもそも契約書と領収書を作成したがらない、または作成を拒む傾向にあるからです。
幾らこれらの書類を貰っても逃げる奴は逃げると思いますが、法的な場に出た時の決定的証拠となるので、詐欺被害防止の布石にはなるでしょう。
特にアジア人は英語力が乏しく、警察に通報する人も少ないだろうと思われてターゲットにされていると言う話も耳にします。
シェアハウス契約の際は、この点だけは必ず気をつけてほしいと思います。
ポイント2: オーナーが同じ塔に住んでいるか
次に確認して欲しいことは、「オーナーが同じ塔に住んでいるかどうか?」です。または、すぐ近所に住んでいるでも良いでしょう。
同じ塔または近所に住んでいるかどうかは、両者にメリット、デメリットがあります。
同じ塔に住んでいることのメリットは、「トラブルがあった際にすぐに駆けつけてくれる。」ことです。例えば、以下のようなトラブルが起きる可能性は常にあります。
そんな時にオーナーが同じ塔に住んでいると、すぐに駆けつけてくれてトラブルを早急に解消することができます。
一方でデメリットは、「生活の制限がかかる可能性がある。」ことが挙げられます。
「せっかくの海外留学、海外生活であれば、ホームパーティーをしたい!」と考える人もいるのではないでしょうか?
個人的な話をすると、僕はホームパーティーが大好きでした。日本ではできない海外の文化に触れる事ができる1つの手段がホームパーティーだと思っていたので!
もしオーナーが同居している場合は、友人の宿泊や受け入れは拒否されるケースが多くなります。
「同じ場所に住んでいるのだから静かにして欲しい。」と考えるのは当然ですが…。
その他にも、「シャワーは23時以降に浴びないで!」や「ゴミ出しや掃除のルール」など、生活に関する制限がかかる可能性もあります。
オーナーが同居または近場に場所に住んでいることのメリットを享受するか、デメリットを避けるかは個人によって変わってきます。自分の理想の生活にあった方を選択して頂けたらいいなと思います。
ポイント3: 洗濯機・乾燥機はあるか
3つ目に確認して欲しいことは、「洗濯機乾燥機があるかどうか」です。
シェアハウス毎によって、洗濯機と乾燥機の有無は変わってきます。特に家賃が安い場合は置いていないケースも…。
どれだけ家賃が安くても、洗濯をするためだけに外出を余儀なくされる可能性もあるので、シェアハウス入居前にしっかり確認することをオススメします。
特にカナダのように寒い地域やオーストラリアのように暑いなど、洗濯のためだけに外出するのは手間がかかりますし、なかなかストレスが溜まるものです。
補足してもう1つ言うと、もし仮にシェアハウスが大人数での生活の場合は、洗濯機と乾燥機が何台ずつあるのかまで確認するとベターです。
例えば、10人も暮らしているのに洗濯機と乾燥機が1台しかシェアハウスに置いていないとなると、いつ洗濯できるのか目処が立ちませんよね。
滞在人数に対して、適切な台数が置いてあるかの確認も忘れずに!実際に僕がカナダで出会った友人のシェアハウスでは、人数に対しての洗濯機数が少なく頻繁に僕のシェアハウスに洗濯しにきていました。(笑)
ポイント4: Wi-Fiがついているか
4つ目に確認して欲しいことが「Wi-Fiが付いているかどうか」です。
何か調べ物をする際や、動画を観る際に必要になってくるのがインターネット環境ですよね。
海外のシェアハウスでは、Wi-Fiが設置してあるシェアハウスとそうでないシェアハウスがあります。言うまでもなく、Wi-Fiがついている物件をオススメします。
海外の携帯契約だけだと、通信容量が足りなくなる可能性が考えられます。また、個人でWi-Fiを契約するとなると、無駄な固定費を払う必要が出てきますよね。
シェアハウスによっては、家賃に追加料金としてWi-Fi使用料を設けている物件もあります。
「インターネットそんなに使わないから大丈夫だよ!」とか「日本からポケットWi-Fi持って来ているから大丈夫だよ!」と言う方は、そこまでこだわる必要はないかと思いますが…。自分が普段の生活でどの程度ネットを使うライフスタイルなのかによります。
Wi-Fiがあるかどうか、そして家賃の中にWi-Fi使用料金が含まれているかどうかは、住む場所によって変わってくるのでシェアハウスに入居を決める前に確認しましょう。
ポイント5: 最低滞在期間の確認
最後に確認して欲しいことが、「最低滞在期間」です。要するに、契約後に最低限滞在しないといけない期間です。一例ですが、長い物件で6ヶ月、短い物件で3ヶ月など。
この最低滞在期間を確認していないことで、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
もちろん最低滞在期間が設けられていないシェアハウスもありますが、それは非常に稀なケースです。大抵は、3ヶ月前後の期間の設定が一般的です。
最低滞在期間よりも前に退去する場合は、その分の家賃を請求される可能性があるので要注意です!
通常は契約の際にオーナー側は伝えてくれますが、何も言及が無かった場合は必ず確認しましょう。
最低滞在期間を知らなかったというトラブルに発展なると、お互い心の中がスッキリする訳がありませんよね。
退去する際に心の中のモヤモヤを抱えないためにも、トラブルに巻き込まれないようにするためにも、入居前に直接確認することをオススメします!
その他に気を付けること!
以上、海外のシェアハウス探しで気をつけてほしいことを5つ紹介してきました。
今回の記事で僕が紹介した5つのポイントを意識して、海外でシェアハウス探しをしてもらえたら快適なシェアハウスライフを送れるのではないかなと思います。
ただ1つ、自分の努力だけではどうにもできないことがあります!
ルームメイトに関しては完全に運でしかないので、自分の運を信じてください。(笑)
内見に行った際に同居人も確認できるようであればそれがベストですが、時間帯やタイミングによって変わってくるので…。
また、自分が入居した時の同居人が滞在中に入れ替わることも多々あります。滞在中は問題なかったのに、新しく入って来た人がトラブルメーカーだった…なんてことも。
その他、気をつける点を以下にまとめておきます。
僕は渡航して2ヶ月目からシェアハウスに引っ越す必要があったのですが、シェアハウス探しをするタイミングが完全に出遅れました。
そのため、十分な時間を持ってシェアハウス探しをできなかったことで住む家を見つけるまでにかなりストレスフルな時間を過ごすこととなりました。
僕のように苦しい思いをしないようにするためにも、時間にしっかりと余裕を持ってシェアハウス探しに取り組んで欲しいなと思います!
それではまた次回!