冬が美しい極寒の街、カナダのケベックシティをご紹介! – Part1
こんにちは、ハルです!
トロントでは、最近もう10度を毎日切るような寒さになってきてしました…。
「11、12度あると暖かいね。」なんて感じでお仕事に行くのもなかなか辛くなる季節です。やはり冬が大好きな方に向いている街だなと改めて実感です…。
そこで今回はカナダのモントリオールの隣にある冬は極寒の街、同じケベック州ケベックシティをご紹介させて頂きます!
なかなか聞いたことのない方もいるかも知れませんが、ケベックシティではフランス語を話す地域で有名なんです。フランスの文化が残っているのでまるでヨーロッパにいるかのようなとても美しい街です。
雪がたくさん降るので、クリスマスシーズンはまるで絵本の中のような景色になるんですよ。
ヨーロッパの雰囲気が好き、または寒いのが好きな方におすすめです。カナダ留学やワーキングホリデーをする方には、個人的にはぜひ一度訪れて頂きたい街でもあります!
実際に私のパートナーは、このケベック出身なのですが、彼の第一言語はフランス語なんです。
初めて彼に会った時は、ケベックについてほとんど知らず大変驚きました。(笑)
ケベックの歴史について簡単に
1534年にフランスが領有を宣言してそこからフランスによる開拓が進み、その後英国に占領された後もフランスの民法典などの存続が認められたため、今でもフランス色が残っているそうです。
そのためカナダでは英語とフランス語が公用語となっていますが、ケベック州では今でもフランス語のみが公用語となっています。
ですので、私1人でお買い物などするのはなかなか大変でした…。後ほどそれについてもお話しします。
冬は極寒!服装のお勧めとは!?
最初にお伝えしたように冬は大変寒いです!
この写真は大晦日に、オールドケベックというところのメインロード花火を見に行った時のものです。
沢山の人で溢れていて、そして何より雪が積もっている上にまた降り続けるので、寒い&歩き難いで、もうとにかく大変でしたね。皆さんお酒を飲んで温まっていました。
私が初めてケベックを訪れたのは12月だったのですが、「マイナス5度は暖かい!」と言われるような世界でした…。
トロントもそうですが毎年気温には差があるようで、12月だと大体マイナス5度~マイナス20度くらいです。気温に関しては年によるので変動しますが、とにかくマイナスの世界だと思って覚悟して行った方が良いですね。
ケベックシティの中心地は小さいですが、一応街なので12月でマイナス30度になったりはしないようです。一方、少し街を外れるともう山の中に小さな村が点々とある様な形なのでとても寒いです!
私の彼の実家がそのような小さな村にあるのですが、ケベックシティの街中心部よりも全然寒かったです!
もちろん毎年寒いので現地の方々は慣れっこですが、たとえマイナス35度なんかになっても学校は休講にならなかったそうです…。
私達からするととんでもなく薄っぺらなジャケットを着て、走って学校まで行っていたそうです…。驚愕です。(笑)
そこで、冬にケベック州を訪れる際のオススメの服装を紹介します!必要不可欠なものは、以下のアイテムです。
・ヒートテック(上下)
すごく個人的なのですが、私はトップにヒートテックを着るのが嫌いなのでヒートテックのスパッツだけ履いていました。それでも中を暖かいニットなどにすれば大丈夫でした!
・手袋
ニットで編まれたような可愛いものや布1枚でできている物は手が凍ります。固めのしっかりしたもの、かつ裏地が暖かいものにしましょう。私は手が真っ赤になってしまいました。
・暖かい靴下!
とても大切です。まずダブルソックスをしてください。それを考えた上で大きめのブーツがあると良いですよ。ここを怠ると足の感覚がなくなります…。
・マフラー
「薄くてシンプル!」と言うよりは少し大きくてゴワゴワする位のモノをオススメします。私はヒートテックマフラーを使っていましたが、少し小さくて薄かったです。
・フード付きのジャケット
上写真で私が着ているジャケットは、ユニクロで1番暖かい物を購入して行きました。中をしっかり着込めばマイナス15度でも大丈夫でしたよ。
夜や寒い日は、絶対にフード付きにしてください!!帽子だけなんて甘いです!(笑)そして、首元までボタンが付いているもの!しっかりマフラーをして、中に入れて、首までボタンを閉めます!
ゴワゴワしますが、寒い日に外を歩き回るには必須です。「寒いな…。」と思い続けながら生活するのは本当に辛いですよ。
・帽子
耳をカバーできるニット帽があると良いです。その上にフードをかぶって完璧です。耳は地味に忘れがちですが、髪の毛なんかでは頭皮の防寒はできません。
・厚底または雪用ブーツ
年末頃になると雪が基本的にはどこでも降り積もっているので、浸水しない雪対応のブーツ又は厚底のしっかりしたブーツで行く事をオススメします。
私は厚底のふくらはぎまである編み上げブーツで行きましたがその程度で大丈夫でした。
ですが、忘れずに防水スプレーをかけておくことと、底の部分がゴツゴツしている滑りにくそうな物にしましょう。
その他に関しては、特に私が準備した特別な服はありません。
バッグに関しても大体大きなコートにはたくさんポケットが付いているので、それらで十分足りました!両手は空いていた方が滑った時に安全です。
私は寒いのは嫌いですが強いので、日本の冬に着るようなコートに中着込んでいたりもしていました。また、夜は気温がグッと下がるのでしっかり防寒しましょう。
ディナーの後、なかなかウーバードライバーやタクシーが捕まらない!なんて事も夜は多いです。
そして、現地の方の服装は当てにしない方がいいですね!
マイナスなのに生足でスカートを履いていたり、薄そうなジャケットを着ていたり、私の彼も11月ごろから冬が終わるまでほぼ同じ服装をしています。(笑)
真似すると本当に寒いですよ!
ケベックシティの言語について
何と言っても心配なのが言語ですよね。英語ならまだ話せないにしても、日本語でも使うような英語ワードなんかは分かったりしますが、「フランス語となるとさっぱり分からない!」なんて方も多いのではないでしょうか。
私が初めてケベックに行った時は、当時まだケベックに住んでいた彼が空港までピックアップしてくれましたが、もう空港出てからは全てがフランス語で何もわからなかったのを覚えています。
道路の表記でさえフランス語オンリーです!日本のように小さく英語表記があると期待していましたが、そんな表記はありません!
国際免許をとって向こうで運転しようなんて考えは、フランス語が無知な状態では極めて危険かと思われます。
実際に夏にケベックシティを運転してみましたが、彼の翻訳、道路の知識なしでは不可能でした。
また、気になるのがレストランやカフェですよね。地区にもよるのですが大きなストリートやシティにあるレストランやカフェは、大体英語のメニューや英語の話せるスタッフがいるので安心です。
ただ小さな村やお店などだと誰も話せなかったりするので、そこはもうグーグル翻訳を使ってメニューをスキャン&スピーカー機能を使うのもありです。
ご存知の通り、フランス語の発音はとても難しいので、トライしても私の場合はほぼ伝わらなかったです…。(笑)
そこで、取り敢えず覚えておくと良いフレーズは、以下の3つがあれば大丈夫です!
お店に入った時に、「ボンジュール!」この時点で発音から判断して英語に切り替えてくれる方が多かったです。そして、お店を出る際には、「メルシー、ボンジョルネ〜!」と言うと大体ボンジョルネ〜と返してくれますよ!
日本語の文化では、良い1日をというのはあまり使いませんが英語では ”Have a good day!” と会話の後やお店を出る際に言うのが基本なので、フランス語でも是非使ってみてください。
たとえアジア人ルックスでも、フランス語を話せる方は大勢いて、たまに店員さんなんかもそのままフランス語で話しかけてきたりする場面があります。そんな時は丁寧に以下のように伝えましょう。
こんな簡単なフレーズでも大丈夫なので、しっかり伝えしましょう!
日本人はとても控えめな国民性だと思いますが、「私に話しかけているのかな?」と分からず無視するのは少し感じが悪かったりもしますよ。
【まとめ】 服装は暖かい装備を忘れずに!
今回はケベックの基本的な情報をお伝えさせて頂きました!服装なんかに関しては、是非参考になさってみてください。私自身、ケベックに行く前に服装に関しては沢山下調べをしたのですが、なかなか感覚がつかめなかったので!
冬にケベックを訪れるのは少しチャレンジャーですが、とても美しい街ですよ。これからどんどん寒くなってくる季節ですが、それを逆手にとって、冬が美しい街を調べて見るのも面白いです。
次回のPart2の記事では、ケベックシティのオススメ地区ごとのスポットやレストラン、英語メニューの有無や日本食レストランなんかも詳しくお伝えしたいと思います!