トロントから日帰りで遊びに行ける隣町!カナダの首都オタワのご紹介!
こんにちは、ハルです!
前回は、トロントとケベックシティの間にある街、モントリオールをご紹介いたしました!
そして今回は、そのモントリオールとトロントの間にある街でカナダの首都、オタワについてご紹介したいと思います。
私たちは実際にレンタカーを借りて、日帰りで行ってきましたのでそちらについてもお伝えします!
オタワはカナダの首都
カナダの街といえば、トロントやバンクーバーがすぐに思いつく方が多いと思います。
日本のように「大きい街が首都なのでは?」と思いがちですが、カナダの首都は今回ご紹介する街オタワなんです。
オタワはトロントと同じオンタリオ州に属しますが、街を通っているリドー運河を超えるとケベック州になるんです。面白いですよね。
イギリスのヴィクトリア女王が場所的に攻められ難いのと、フランス系とイギリス系住民の間にあるため選んだのではと言われていますが、諸説あります。
ですので、オタワにはとても多くの行政機関が存在しています。ちなみにこれはオーストラリアでも同じく、大きくて有名な街シドニーかなと思いきや、キャンベラというシドニーとメルボルンの間にある街なんです。
カナダもオーストラリアも首都はマイナーな都市にあることに、私はとても驚きました!
オタワで使われる言語
前々回と前回でお伝えしたように、ケベック州に属するケベックシティとモントリオールではフランス語を話します。またモントリオールでは、もう少し英語が半分入ってきたような感じでした。
ではその隣にある都市で、トロントと同じオンタリオ州に属するオタワではどうだったのか?
実際に街を歩いていて感じたことは、フランス語と英語、どちらも良く話していました。分かりやすくケベックシティやモントリオールとの違いをお伝えすると、以下のような感じです。
・ケベックシティ
全部フランス語、英語を話すと観光地では英語でも通じる。
・モントリオール
第一声はフランス語、英語を話すとどこでも英語で通じる。
・オタワ
第一声は英語、家族内や友達間でフランス語を話す場合はフランス語、かつフランス語を話しても大体通じる。
すごいですよね、英語も第一言語でペラペラ話せて、フランス語も英語と同時に習ってきているのでそちらもペラペラなんて!羨ましいです。
私のお友達でも、自分はフランス語を話せないけれど、子どもにはフランス語の教育を受けさせたい!と言ってオタワに移住した方がいます。
また、お家なんかを買うにしても、オタワの方がトロントよりも断然お安いんですよ!
オタワの街並み
街並みはトロントのような、高いビル!現代風のモダンな建物!というよりかは、どちらかと言うとモントリオールのような、ヨーロッパの名残が残った建物が多かった印象にあります。
政府関連の建物は、もうハリーポッターに出てくるかのような雰囲気でしたよ!また、大きく有名な河、リドー運河があり夏はその景色が美しく、冬には大きなスケートリンクになります!
私たちが訪れたのは、丁度秋頃だったので紅葉が綺麗でしたよ。
トロントからオタワへの行き方
トロントからオタワにはバスが何本か出ているので、それらを使用して行く事が可能です。今回、私たちはレンタカーを借りて車で行ってきました!
こちらでのレンタカーは高いです!しかも25歳未満だと保険料も上がりますし、車代に加えてガソリン代(トロントは何でも高い…。)も掛かるので、ぶっちゃけバスのが安く済みます。
私たちが利用したアプリはTUROと言われる車を所持しているけれど使ってないので、「貸しますよー。」と言う人たちが車の情報やピックアップ場所なんかを記載していて、私たちのように車を借りたい人たちが連絡を取り、予約をとって車を借りられるサービスです。
レンタカーもこちらで借りた事がありますが、1日だけであればそんなに価格の変化はないです。
また多くの貸出者が最大距離を記載しているので、それを超えるような遠出となると、また課金になります。
そして大体、ピックアップの場所がダウンタウンではなくダウンタウンから少し離れた住宅街に位置しているので、車を取りに行くまでの交通の便が悪い事が多いです。車を指定の場所に持ってきてくれたりもするのですが、それもまた課金になります。
そのことを考えると、レンタカー会社で借りた方が車をゲットするのは楽かもしれないです。
車でオタワまでは、トロントのダウンタウンから渋滞が無ければ、4時間ほどで行く事ができます。
高速道路のような感じですが、どちらかと言うと森の中にある大きな道路を永遠に走っていく感じです。
ですので、紅葉の時期は大変道路の脇の木々たちが美しいです!これも秋にドライブに行く醍醐味ですね。
行く途中には、カナダでは大変有名なコーヒーチェーン店であるティムホートンやガソリンスタンドなどもちゃんとあるので安心です。
夕方や夜にトロントのダウンタウンに帰ってくると、大体渋滞していますが朝オタワに行く際には渋滞はほぼありません。
私はカナダ人の彼が表札やカナダの交通ルールを知っているので、教えてもらいながら行きましたが、現地の方の同乗無しで車に乗る際は注意してください。
日本の交通ルールとは違う事がたくさんありますし、シティは運転慣れしている人で溢れているので、なかなかワイルドな運転をする人もたくさんいます。
そのため、トロントでは事故も多く、私の働いているカフェの目の前の交差点でも良く追突事故が起こっています。
ですので、お値段・手軽さ・安全さを考えると、個人的にはバスで行くことをオススメします。
オタワのオススメスポット
以下では、オタワのお勧めのスポットを紹介して行きます。
バイワード・マーケット
55 Byward Market Square, Ottawa, ON K1N 9C3
バイワード・マーケットはフードマーケットになっており、有名なベーカリー屋さんなんかも入っています。周りにはメープルシロップを売っているお店や、お土産屋さんが並んでいました。
上写真にあるレモンパイもこのマーケットで買ったのですが、今までで一番美味しいレモンパイでした!
また、この辺り一帯にレストランが立ち並んでいるので、ランチやディナーに良いかなと思います。私が訪れたのは水曜日だったのですが、なぜか多くの人で賑わっていましたよ。
メジャーズ・ヒル・パーク
Mackenzie Ave, Ottawa, ON K1N 1G8
メジャーズ・ヒル・パークは上記のバイワード・マーケットから歩いて5分、正確に道を渡って階段を登るとある大きな公園です。
カナダの公園はどこもとても綺麗な芝生で、お昼寝をしたり、ピクニックをしたりしている人がちらほらいました。ここの紅葉も綺麗だったのでオススメですね!
また、この公園から運河との綺麗な景色が見られるのもオススメです。
カナダ議会
111 Wellington St, Ottawa, ON K1A 0A9
こちらはカナダ議会で、正面からも美しいのですが、私のオススメは、メジャーズ・ヒル・パークから見るカナダ議会です!
要は横から見ているわけですが、これがホグワーツ城(ハリーポッターに出てくる城です)のような雰囲気をかもし出していて美しいです。
記事トップ写真もカナダ議会の写真になります。
国立戦争記念碑
Wellington St, Ottawa, ON K1P 5A4
この辺りは大きいヨーロピアン建築ばかりが立ち並び、広々としていてとても素敵なところですので、ぜひ歩き回ってみてください。
【まとめ】オタワにも行ってみよう!
今回はざっくりと、オタワについてご紹介させていただきました!多くの方は最初の渡航先にトロントかバンクーバーを選択すると思います。また、モントリオールやビクトリアを選ぶ人もいるでしょう。
いずれにしても、半年以上のカナダ留学やワーキングホリデーで滞在する方であれば、最初の2~3カ月もあれば主要な観光地は大体巡ってしまうでしょう。
自分の最初の渡航先の主要観光地を訪れたら、次は他都市に足を運んでみましょう。その1つの候補として、首都オタワも検討候補に入るかと思います。
今回ご紹介した場所以外にも、たくさんの観光スポットがあるのでぜひ参考にしてみてください。
また、トロントからは近いので、トロントに渡航する方であれば少し足を伸ばして訪れてみましょう!私たちは日帰りで行ってきたのですが、なかなか体力勝負でした。(笑)
ゆっくりと観光した方は、泊まりがけで行くことをオススメします!