カナダ留学・ワーホリに持って行かなくてよかった8つのアイテム
こんにちは、ちひろです。
先日、カナダに持って行った荷物を整理していたところ、2年間一度も使わずに放置しているアイテムがいくつかあることに気付きました。
思い返せば、日本からカナダへ向かう際に空港でスーツケースが重量オーバーと判断されてしまい、超過料金10,000円を支払いました。
初めての海外生活だったこともあり、パッキングをする時に「取り敢えず心配だから全部入れておこう!」と何でもかんでも詰め込んだのが裏目に出た結果です。
あの時、不要なアイテムが分かっていれば超過料金を払わずに済みました。何より、道中で重いスーツケースを引っ張って、大変な思いをして移動する必要もありませんでした。
そこで今回のコラムでは、カナダ留学・ワーホリに持って行かなくてよかったアイテムを8つピックアップしてご紹介します。
「これはいるのかな?いらないのかな?」と悩んでいる方や、渡航に向けてパッキングしたもののスーツケースが閉まらなくて困っている方がいらっしゃれば、参考にしていただけると幸いです。
大量の洋服
1年もしくはそれ以上の海外滞在となると、4シーズンの洋服を持って行かなければいけないので、それだけでスーツケースのスペースが殆ど埋まってしまいます。
特に冬物を入れる際は圧縮袋に入れたとしても、それだけでかなり場所を取ります。私が日本で大学に通学していた頃や、社会人として働いていた時は毎日コーディネートを変えて洋服がかぶらないようにしていました。
ですから、カナダ渡航に向けてパッキングする際も多様なコーディネートができるように大量の洋服を詰め込みました。
けれども、いざ留学が始まって大学に通学し始めてみると、周りの学生の服装があまりにもシンプルなことに驚きました。
日本の大学生のようにブランドバックを持ってワンピースにヒールというような服装ではなくパーカーにレギンス、そしてスニーカーという非常にラフな格好でした。
カジュアルな服装の学生が多い中でおしゃれをすると「今日はパーティーでもあるの?それともデート?」と質問されたりして、逆に目立ってしまうほどです。
ですから、通学するためにたくさんの洋服を用意する必要は全くなく、荷物を軽量化できるポイントのひとつでした。
日本食
海外生活では日本食が恋しくなるだろうと考えて、インスタントみそ汁やレトルト食品をスーツケースに入れる人もいるかもしれません。
これは住む地域にもよりますが、カナダのトロントのようなエリアでは日本食を現地調達できるので、私の場合は日本から持ち込まなくても留学期間を乗り切れました。
渡航先に日本食レストランやアジア系スーパーがあるかどうかはグーグルマップやネットで事前に調べられます。滞在先の近くにそれらがある場合は、買い物に行くまでの期間中に必要なものだけに数を絞ってパッキングするのも手です。
コンタクトの洗浄液
普段、コンタクトを使用している人は「コンタクトの洗浄液はどうしよう…?」と迷うかもしれません。私も迷った挙げ句、しっかりとスーツケースに入れました。
でも、液体ってボトルを一本入れただけでも結構重くなってしまうんですよね…。当時はカナダで洗浄液が入手できるか心配でしたが、実際には日本と同様に現地の薬局で購入できます。
渡航してすぐに薬局へ行けない場合は別ですが、2本も3本もパッキングする必要はないでしょう。
シャンプーとコンディショナー
シャンプーやコンディショナーを日本から持ってきた留学生仲間が何人かいたのですが、それもコンタクトの洗浄液と同様の理由で持ち物リストからは外して良いかもしれません。
大半の人が「わざわざ持ってこなくてもよかった…!」と後悔していました。液体物はとにかくスーツケース重量化の大きな要因となります。
「海外の製品が自分の髪に合うか心配です…!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、カナダの薬局ならパンテーンやダブ、ロレアル・パリスなど日本人にも馴染みのあるメーカーのシャンプーが入手可能です。
生理用品
女性は生理用品をどれくらい持っていけばいいか不安に思うかもしれません。ナプキンは洋服やコンタクト洗浄液、シャンプーほどの重さはありませんが、一袋持っていこうとすると意外にスーツケースの中でかさばります。
圧縮袋で潰すのも難しいため、少し困ってしまいます。生理用品を1年分持っていくわけにもいかないので、持っていくとしても数ヶ月分くらいかもしれませんが、個人的には生理1周期分があれば十分だと感じました。
ナプキンも、現地の薬局や均一ショップ(日本でいう100円ショップ)で購入可能です。海外ではタンポンの使用率が高いように思いますが、現在でもナプキンは複数の種類が販売されています。
電子辞書
英語の勉強に必要だろうと思ってパッキングした電子辞書ですが、カナダ滞在中に一度も使いませんでした。大学の授業にはパソコンの持ち込みが許可されていたので、授業中に分からない単語があればパソコンで調べられました。
その他、日常生活で単語の意味を調べる時も携帯のアプリを使用するのが便利だったので、電子辞書はスーツケースから出してすらいません。
なんなら、荷物の整理をしていた時に「あ、そういえば電子辞書を持って来ていたんだった!」とすっかり存在を忘れていたくらいです。(笑)
大量のノート
液体と同様にスーツケース重量化の原因となるのが紙類です。数枚であればもちろん問題ないですが、冊子となると意外に影響があります。
私の場合は勉強に使うと思ってノートをたくさん持って行きましたが、実際の授業ではプリントが配られたりパソコン持ち込みが可能な授業ではパソコン内でノートを取れたりしたので、大量のノートは必要ありませんでした。
シャーペンやボールペンは日本製のものが書きやすくて重宝しますが、ノートに関してはカナダ製でも特に問題なく使えました。
もこもこ素材の部屋着
カナダの冬はとても寒いと聞いていたので、「暖かい服を持って行かなければ!」と考えた私は、もこもこ素材の部屋着も何着かパッキングしました。
女性の方には特に共感していただけると思いますが、これが結構かさばります。それでも現地で寒い思いをするのは嫌だったので、無理矢理スーツケースに詰め込みました。
けれども、実際にカナダでは全く使いませんでした。と言うのも、カナダの家では“セントラルヒーティング”という暖房システムが採用されていたからです。
この暖房は建物内に設置されたひとつの装置から各部屋へ温風を送り、玄関や浴室を含む各部屋を暖めてくれる装置です。
外がマイナス20度を下回る日でも、ホームステイ先やシェアハウス内で寒いと感じたことがありませんでした。
もこもこ素材の部屋着がなくても、薄手のカットソーやパーカーがあれば十分でした。
現地製品に早く慣れることが大切!
結論として、留学期間1~2年分の消耗品を日本から持っていくのは現実的ではないでしょう。
渡航初期は日本から持ち込んだアイテムを使うとしても、どこかのタイミングで現地の製品に切り替える必要があります。
ですから、スーツケースに日本製品を詰め込めるだけ詰め込むのではなく、現地で買い出しに行くまでの必要分だけをパッキングし、あとは1日でも早く現地の製品に慣れるように努力する姿勢が大切だと思います。
パッキング時にそのような意識があれば、内容量も自然に減るはずです。私は自分が荷造りをする時は、現地の情報をほとんど調べなかったので不要なアイテムもたくさん持ち込む羽目になりました。
今後、留学やワーホリを控えている方は、渡航先の状況についても調べながらパッキングしてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。