トロントからモントリオールへお引越し!私たちが行った移動手段やアパートメント契約、家具はどうする!?
こんにちは、ハルです!
今私は、トロントのお隣の州、ケベック州のモントリオールに滞在しています。
5月半ばですが、朝方は10度付近で、暖かい日の日中は17度くらいまで上がるようになってきました。
今回は、私たちが実際に行ったトロントからモントリオールへお引越しする方法と注意点、アパートメント契約について伝えしたいと思います。
留学やワーキングホリデーで、ずっとホームステイをしている人は殆どいません。殆どの人がお引越しやアパートメントの契約、家具の購入などを行うことになります。
私たちはなるべく価格を抑えて移動したかったので、その方向で考えている方は必見ですよ!
アパートメントの契約
私が滞在してきたトロントやモントリオールでは、1年契約が基本です。その後はマンスリーでの契約になることが多いです。
途中で出ていくとなると、出て行った後の3ヶ月分の家賃を家主さんは請求できる仕組みになっています。そうなると随分損をしますよね。
家主さんによっては、「2~3ヶ月前に退去連絡してくれれば良いよ!」と言ってくれる方もいるので、ここは完全に家主さん次第です。
家主さんと言っても、その部屋を所持している人はそれぞれです。個人契約はもちろん、不動産会社を通している方。またコンドミニアムなんかだと、その会社が全ての部屋を所有しているケースもあります。
私たちは、1年間ではなく約半年間住める部屋を探していたので、「リース・トランスファー」という形で探しました。
リース・トランスファーとは、どなたかが1年契約で家を借りて、契約期間を満たさずに出ていきたい時に、残った契約を引き継いでくれる方を探す事です。
私たちのように1年間は滞在しないけど、シェアハウスではなく「あくまで自分たちだけのアパートメントを借りたい!」という方にオススメで、引き継ぐ側のことを「サブレット」と呼びます。
フェイスブックのマーケットプレイスなんかでも簡単に探す事ができます。
ホームページを見ていると、「Looking for sublet! Lease transfer.」などとよく書いてあります。
この、リース・トランスファーを探すのであれば、私の前の記事で紹介したようにエージェントに頼むのではなく、自分たちで以下のサイトから探すがオススメです。
トロントとモントリオールで同時に探していたのですが、トロントはほとんどこのリース・トランスファーはありません。一方、モントリオールには沢山募集があり、「サブレットが見つからなくて困っている!」なんて方も多いです。
注意点は、部屋を借りる際に引き継ぐ前の人がしっかり家主に許可を取って、家主が新しい人に引き継ぐことを知って要るのか。またはその住人に私たちが家賃を支払い、契約上はその前の住人がそのまま契約し続けている状態になるのか、確認をしておきましょう。
タウンハウスなんかではどちらでも大丈夫かと思いますが、コンドミニアムだと、誰が住んでいるのかをコンド会社が管理しているので注意です。
こうした部分も相手またはコンド会社次第なので、混乱してきたらしっかりと確認を取りましょう。
トロントでアパートメントを借りるのはなかなか手順も多く、審査も厳しく、提出書類も多かったので苦戦しました。一方、モントリオールではとても簡単にアパートメントをゲットする事ができましたよ。
ケベック出身の彼も言っていましたが、モントリオールはそんなに多くの書類も入らず、いつもウェルカムに部屋を貸してくれるとのことです。
トロントでは何件も審査に落とされているので、簡単に決まるのは有難かったですね。
もう一つ注意点は、「部屋の綺麗さ」です。
契約の終わったアパートメントを出ていく際はもちろん、全て綺麗にしてから退去します。
しかしながら、そもそも1年前に入居した際、「プロのクリーナーに掃除させました!」とか言っていた割に、前住人の髪の毛が出てきたり、角にほこりがたまっていたり…となかなか汚かったんです。
落とせなかった汚れもあったのですが、可能な限り綺麗にしました。彼とは、「クリーニング代として後から課金されても仕方ないね…。」と退去しましたが、その後何も言われることはなく、デポシット(敷金)も全て帰ってきました。
トロントの日本人エージェントさんも言っていましたが、カナダのクリーニング事情は良くないそうです。
今回、引っ越してきたコンドミニアムでも、リース・トランスファーだった事もあるのか前住人が全く掃除をせずに出て行ったので、大変汚かったです。
「ヘトヘトでモントリオールにやっと着いた!」と思ったら、また掃除をしなければならず本当に大変でした。カナダでアパートメントを借りる際は、リース・トランスファーでも新規契約でも、綺麗さは期待しない方が良いでしょう。
オーストラリアに長く住んでいる友達も、流石にそんなことはオーストラリアでも無いよと驚愕していました。(笑)色々と細かそうなカナダなのに意外ですよね。同時に日本の物件の綺麗さにも気が付かされました。
家具の売却
まず、私たちは車を持っていません。引越し業者に頼むのも高くつきますし、トラックを借りて移動するのもなかなかの高額です。そのため、家具を全て売り払い、スーツケースに服や必要なものだけを詰めて、移動することにしました。
持っていた家具は全て、フェイスブックのマーケットプレイスまたはKIJIJIにて売りました。棚類や、テーブルは早く売れるので、退去の1週間前なんかでも大丈夫です。
ソファやTVに関しては早めに出して、売れたら都度譲ってしまうのがオススメです。自分たちが出て行く直前に取りにきて貰うなんてことを考えていると、皆さん他の出品に流れてしまいます。
ちなみに、マットレスに関しては、売れないと思っていた方が良いです。その他の小物や服なんかは、売りたいものがあれば早め早めに行うのがオススメです。何気に売れますよ!
小物なんかに関しては、インスタグラムでアカウントを作り、Emapleというカナダに住んでいる日本人向けの掲示板があるので、「譲ります」欄に作ったインスタグラムのアカウントを書いて投稿するのも大変オススメです。
サイトに投稿するのは1枚の写真しか載せられないので、私はそのインスタグラムのアカウントをスクリーンショットして載せていました。
都市間の移動手段
上記でもお伝えしたように、車を持っていないので、今回はバスで移動しました。
利用したのは、メガバス(megabus.com)です。
大体いつもトロントからモントリオールでCA$60~80で移動する事ができます。
荷物に関しては、1人につき1手荷物と、1スーツケース(バスに預け入れる)となっていますが、飛行機のように重さの制限がないのでありがたいです。
トロントからモントリオールに行く際は、何回も駅を通ることもあれば、1度だけの時もあるので、飲み物と軽食は絶対に持っていった方が良いです。
注意点としては、チケットはネットで買っておくことと、とにかく早めについておくことです。
また余談ですが、私の後ろに座った方の匂いがとてもきつく大変でした…。こういう時に、小さな香水なんかを持っていると助かるな…と大変思いましたね。(笑)
コンセントは座席の下にあり、トイレもついているので安心です。初めてメガバスを使った際は無料Wi-Fiがあったと記憶していますが、この引越しで利用した際には表記がありませんでした。
そのため、社内で楽しむための映画や音楽などは、予めダウンロードしておくのがオススメです。
また、ここは日本のバスとは違い、カナダのバスの中はうるさいです。(笑)静かな時もありますが、永遠に電話をしている人もいれば、隣同士話している人も沢山います。もし静かに過ごしたいのであれば、自分のヘッドフォンなんかは必須です。
モントリオールに到着してからは、荷物も多いので、Uberにて新しいコンドまで移動しました。
モントリオールの電車やバスの駅名は全てフランス語なので、初めはUberを使ってしまうことをオススメします。ちなみに、Uberのお値段もトロントと変わりはないです。
無事に移動と引越し作業を終える
上写真はモントリオールの住宅街です。今回の移動は、家具の売却と格安バスの移動のお陰で大変安く済みました!
また、新しい家の家具ですが、IKEAとフェイスブックのマーケットプレイスで揃えました。
次回からは、モントリオールの生活事情についてご紹介していけたらと思います!