ワーホリで就学と就労を両立するのは可能?現地で勉強と仕事を両立させるコツをご紹介します!
こんにちは、ちひろです。
本日は、ワーホリ期間中の過ごし方についてシェアしていきます。
ワーホリビザはご存知のとおり、海外での就学と就労を同時に叶えられるビザです。
現地で働きながら勉強することができるので、少ない予算で渡航したい人にとってはありがたい制度ですよね。
学生だけでなく社会人も海外渡航を実現しやすいシステムです。ワーホリビザを発給している国の例としては、カナダやオーストラリアがあげられます。
私も過去にカナダワーホリを経験しましたが、ワーホリ仲間のほとんどが勉強と仕事を両立させていました。ワーホリビザで就学だけ、もしくは就労だけで滞在している人とは出会いませんでした。
でも、海外で勉強と仕事を両立させようと思うと、何となく難しそうな感じがしませんか?日本の大学生でも学業とアルバイトを余裕でバランス良くこなしている人はなかなかお目にかかれません。
ほとんどの人がバイトのシフトを詰めすぎたせいで寝不足で授業を受けていたり、逆に大学の研究が忙しくて理想通りには働けていなかったりするのではないでしょうか。
それが海外生活となると、一層ハードルが上がる気がします。本日のコラムでは、「ワーホリで就学と就労を両立することが可能なのか?」という疑問に迫っていきます。
また、両者のバランスを取ってワーホリを成功させるコツについてもご紹介します。
ワーホリで勉強と仕事の両立は可能なの?
そもそも、ワーホリで勉強と仕事を両立させることは可能なのでしょうか?
日本語が通じない国での勉強、ということで学業だけでも大変そうです。それに加えて仕事もするなんて、よほど余裕がある人しか無理なんじゃない?そんな風に考える人もいるかもしれませんね。
確かにワーホリ中の勉強と仕事の両立は、誰もができることではありません。私の友人にも両立ができずに、途中で学校をやめて仕事に専念した人もいました。
とは言え、最後まで両立しきった人ももちろんいます。
ですから、「両立が可能か?」と聞かれれば答えは「可能」ということになります。
しかし、ワーホリ期間全体のスケジュールや1日の予定は、それなりに工夫せねばなりません。
ワーホリで勉強と仕事を両立させるためのコツ4つ
ここからは勉強と仕事を両立させるためのコツをご紹介していきます。
具体例として、4つのポイントがあります。
以下でひとつずつ見ていきましょう。
① 現地の生活に慣れるまでは勉強に集中する
初めてワーホリに挑戦する人には、まずは学校生活に慣れることをお勧めしたいです。
なぜなら、学校生活だけでも割といっぱいいっぱいになるからです。私はカナダワーホリ中にカレッジと語学学校に通いました。
どちらの学校でも授業終わりには宿題やレポート、プレゼンの用意、テスト勉強をする必要がありました。
得にワーホリ初期の頃は、英語レポートの書き方を知らない人も多いのではないでしょうか?ひとつの課題を仕上げるだけでも結構時間がかかるんですよね。
課題をさくっと終わらせて仕事に行ければいいのですが、あまり現実的ではないのです。
学校から出されるタスク処理に慣れていないうちに仕事を始めてしまうと、仕事終わりのクタクタの状態で徹夜して課題をしないといけない状況に陥ります。
私のクラスメイトなんかは、仕事が忙しくて自宅での学習時間が確保できずにプレゼンの準備が間に合いませんでした。睡眠不足で授業中に居眠りをしてしまうこともしばしばありました。
その結果、先生にマイナス評価をつけられてしまい、卒業に必要な単位をとることができませんでした。
初めから両立しようとせずに、学校生活をしばらく続けてみて生まれた余白で仕事をするのがベターでしょう。
② 少なくとも就学期間中の生活費は日本で貯めておく
このコラムの冒頭で、私の友人に両立ができずに途中で学校を辞めて、仕事に専念した人もいるとご紹介しました。
彼女は、できることなら勉強を続けたがっていました。けれども、少ない予算でワーホリを決行してしまったために、仕事のほうを選ばざるをえなかったのです。
お金がないと学費はおろか、生活費も払えないので仕方ありませんよね…。
そうならないために、両立を目指すならば少なくとも就学期間中の生活費は日本にいるうちに貯めておくことをお勧めしたいです。
仮に勉強だけで手いっぱいになってしまっても貯金があれば、その時期はなんとかやり過ごせます。
本来の目的である勉強が十分にできず、学校を中退してしまったために英語力が身につかなくて仕事も見つからない…となるのは最悪のパターンです。
③ シフトの融通がきく職場を探す
仕事探しの際にも気をつけるべきことがあります。
それは、できるだけシフトの融通がきく職場を選ぶ、ということです。
私が勤めていた職場ではシフトは完全にマネージャーにお任せでした。自分では休み希望が出せず、マネージャーに指定された日に出勤するシステムが採用されていました。
そのせいで勉強と仕事のバランスを取るのが難しかったです。私の場合は学業にしわ寄せがいきました。テスト期間中だろうが課題の締め切り前だろうが、いつも通り仕事に出ねばなりません。
自分が休みたい時に休めないのは、誰にとっても辛いですよね。特に飲食店などの接客業では土日に休みが与えられないケースもあります。そうなると息抜きもできないので、疲れが取れないまま新しい週が始まることになります。
仕事の面接時にシフトがどのような体制になるのかは、必ず確認しておくようにしましょう。
④ 通学・通勤に時間がかかりすぎないエリアを選ぶ
勉強や仕事に最大限の時間を割けるように、時間短縮できる部分は短縮するのが望ましいです。例えば、通学・通勤時間です。
これらに1時間も2時間もかけるのは勿体ないように思います。その時間があれば課題のひとつでもできるでしょうし、働ける時間も増えます。
移動時間が長いと、疲れがたまりやすくなるデメリットもあります。
私がカナダでワーホリをした時は、住居はカレッジや職場の徒歩圏内で探しました。授業や仕事が始まるギリギリまで勉強したり作業できたりしたのでとても良かったです。
また住居についてはシェアハウスではなくホームステイをするのも一案です。ホームステイは基本的に食事付きなので、食料の買い出しや調理はホストファミリーにお任せできます。
本来は家事をしなければいけない時間を勉強や仕事に回すことで、ワーホリ期間を有効に使えます。
【まとめ】 ワーホリの目的を忘れないようにしよう!
ワーホリにお金稼ぎ目的で行く人は少ないのではないかと思います。よほど英語力が高くて経験豊富か休みなしで働き続けない限りは、日本より稼ぐのは難しいですよね。
多くの人が英語力の向上や楽しい経験をすることを理想としているはずです。それなのに、いざワーホリを始めてみると、ほとんどの人が本来の目的を忘れてしまうんですよね。
日本人の真面目な性格がでるのでしょうか、仕事一筋になってしまう人が多いように思います。
日本の大学生にとっては、あるあるの話かもしれませんね。
夜遅くまでアルバイトをしていたばっかりに翌朝起きられずに大学の授業をサボってしまう…というのはよく聞く話です。
もちろん、一所懸命仕事をするのはいいことです。でも、ワーホリ期間中にジャパレスで熱心に料理を準備していた、もしくはウェイトレスとしてお皿を運んでいた、というだけでは正直勿体ないです。
カレッジや語学学校で英語力を磨いたり、現地の学生や留学生と交流したりする時間も絶対に大切にすべきです。
仕事と勉強のバランスが取れるように意識し、そのバランスが崩れてきたらすぐに軌道修正するようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。