まるでヨーロッパ!なモントリオールとケベックシティの街並みをご紹介!
こんにちは、ハルです!
今現在、モントリオールは10月前半で、もう朝晩は10度を切るようになってきました。本当に寒い雪国ですね。
北海道に住んでいた方は、「地元と同じだから全然平気!」と話していましたが、関東出身の私からするとなかなか厳しいです。
さて、今回はそんなモントリオールとお隣の街、ケベックシティの春から秋にかけての雪のない時期に見られる街並みをご紹介したいと思います!
雪景色ももちろん綺麗なのですが、モントリオールが含まれるケベック州はカナダで唯一、フランス領だったこともあり、フランスの名残がとても多いエリアです。そのため、雪のない景色はまるでヨーロッパにいるかのようです!
トロントにも1年ほど住んでいましたが、まるで別の国のようです。実際に、このケベック州はカナダからの独立を目指し、投票まで行ったのですが、ギリギリのところで数が足りず、結局まだカナダ国土となっています。
モントリオールの街並み
・プラトーエリア
このプラトーというエリアは、ダウンタウン(街の中心部)から少しずれたところにあり、美味しいベーカリーや、ペイストリーショップ、ビンテージショップなどが沢山並ぶエリアとなっています。
トロントでは見たこともないようなヨーロピアンで年期の入った建物が沢山並ぶエリアでもあります。
モントリオールのダウンタウンは大きなビルやコンド(日本で言うマンション)なども立ち並んでおり、もちろん古いレンガ調の建物もありますが少ないです。
この辺りは、レストランなどのショップが大通りに立ち並び、1本道を変えるとアパートメントが立ち並びます。また、住居エリアともなっていて、ショップと、住宅街が混ざったような感じのエリアです。
ただ、ここも他のモントリオールの住宅街から比べると、ダウンタウンに近いエリアなので、家が並ぶと言うよりもヨーロピアンなアパートメントが並んでいます。この辺りを訪れた際は、ぜひ小道に入って散策してみてください。
こちらがそのプラトー周辺の大通りの一つです。
夏は多くのイベントをしたり、歩行者天国になったりする通りで、有名なベーグル屋さんや、バー、レストランが立ち並びます。
この通りを、モンロワイヤル(モントリオールにある山です)に向かって歩くと、モンロワイヤル公園にたどり着きます。
この公園はとても大きく、日曜日には音楽を演奏している人や、ピクニックをしている人、テニスなどをしにきている人などで大変賑わいます。
春から秋にかけては日当たりも最高に良く、気持ちが良いのでぜひ1度は訪れてほしいです。
・オールドモントリオールエリア
こちらはオールドモントリオールといい、モントリオールの中で1番歴史的な建物が見られるエリアで、大きな観光地の一つでもあります。
このエリアを歩いているだけで、日本では見られない景色が沢山見られます。
私ももう何度も訪れましたが、いまだに行くとキョロキョロと建物を見てしまいます。(笑)道が細い割に、よく車が通るので、写真を撮る時なんかは気をつけてくださいね。
このエリアには、前回の記事でも少しご紹介しましたが、沢山のオシャレなレストランや、カフェ、バーなどが並び、この雪のない季節は観光客で賑わいます。あまり大きなエリアではないですが、半日くらいはのんびりと歩いて、食べてと楽しめるエリアです。
歩いていると前ばかり見がちですが、ぜひ建物の上の方の作りを良く見てみてください。とても良くできていて、美しいんですよ。
また、このオールドモントリオールは川沿いに位置していて、その大きな川、セントローレンスリバーの真横に船が着くポートや、科学館、観覧車や、子供向けのプレイエリア、大人も楽しめるアスレチックなどの施設もあるんです。
日本で言う、小さなお台場みたいな感じですね。観覧車の真横にこのようなお店たちが夏場はオープンしていて、お土産やアクセサリーなんかが売られています。
この観覧車の周りは、公園のようになっていて、スワンボートがあったり、セントローレンスリバーを眺められたり、ピクニックができたりと、とても綺麗なエリアとなっています。
オールドモントリオールでコーヒーを買って、この辺りをお天気の良い日に歩き回るのはとても気持ちが良いですよ!
・マギル大学エリア
こちらは、ダウンタウンにある由緒ある大きな大学で、カナダではトロント大学に次ぐ2番目に良い大学とされています。
もはやホグワーツのような雰囲気です。この大学の敷地内にはもちろん誰でも入れて、ピクニックをするのにぴったりです。
学生たちも、暖かい日は外の芝生で本を読んでいたり、次の授業を待っていたり、募金を呼び掛けていたり、本当に映画で見たまんまの世界が広がっていて、私的にとても感動しました。
この辺りには多くの学生も住んでいるので、若者で賑わうエリアでもあります。
プロテスト(何かの問題に関してマーチをしたりすること)などが行われていると、必ずこのマギル大学周辺を通っているのを目にします。
学生以外にも、犬の散歩をさせている人や、お昼を買いに来た人など、本当に沢山の人で賑わっていました。この近くに、モントリオールの大きな美術館もあります。
この通りもとても綺麗で、素敵です。美術館内もとても大きく、個人的には、トロントのものよりもお気に入りです。
・その他
ダウンタウンとオールドモントリオールの間にあるシティセンターは、とてもカラフルなことで有名です。
こちらは市役所のような建物で、そういった役所関連などでやらなければならないことがあると、こちらで対応していたりもします。
最近では、感染症のワクチン接種などもこちらで行っていました。
こちらは、ダウンタウンから離れたところにある住宅街です。こういった大きなお家が並ぶエリアは、どちらかというとアメリカのような雰囲気でした。
この住宅街はセントローレンスリバーのすぐ横に位置しているもので、このような景色が見られます。
川の傍に公園があり、まるで海のような景色ですが、大きな川になります。この辺りまでは、ダウンタウンから車かバスでアクセスできますが、少し遠いので車を使ってくることをオススメします。
ケベックシティの街並み
・オールドケベック
モントリオール同様、オールドケベックという歴史的な建物のみ並ぶエリアがあります。
過去の記事でも紹介したことがありますが、ここはモントリオールよりももっとヨーロッパな気分になれますよ。
迷路のようになっていて、迷いながら歩くのさえ楽しいくらい、どこもヨーロピアンです。
ケベックシティはモントリオールよりも小さな街ですが、このオールドケベックエリアはオールドモントリオールよりも大きいです。
こちらもまた、セントローレンスリバーに面しており、そこに大きなお城が立っています。
冬も綺麗で、この川との景色が本当に綺麗でまるでイタリアにでもいるのかのような気分にさせてくれます。
このお城周辺もとても綺麗で、大きな公園があり、のんびりするのに最適なんです。是非、雪のない季節に訪れていただきたいです。
ただし、坂が多く沢山歩くエリアなので、ヒールでのお散歩はオススメしません。
・街並み
オールドケベックではないエリアでは、どこを歩いてもこのような建物ばかりです。
とても綺麗で、モントリオールではプラトーエリアで見られるような雰囲気の建物です。
これはオールドケベックの近くで、ここから大きな大学のある方、オールドケベックとは反対側に行くと、もっと近代的な建物になります。
とは言え、ダウンタウン周辺のアパートメントはこのような写真の感じで、私たちからするとどこを歩いてもヨーロッパ調なのです。ダウンタウンから離れたあたりの住宅街、大抵このような感じです。
この写真は3階から撮ったものなのですが、朝綺麗に山の景色が見られましたよ。
日本には無い景色を堪能しよう!
モントリオールとケベックシティの街並みは、日本では見ることのできない異世界の空間です。
ただ、毎日そこで過ごしていると、当たり前の光景になってしまいますけれども!
少しでも、旅行気分を味わっていただけたら幸いですし、ぜひカナダに遊びにきた際はこのケベック州にも立ち寄ってみてくださいね。