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ワーキングホリデーに最も近いCo-opプログラム、Service Excellence with Business Communicationsプログラム(CSE)とは?

公開:2021/11/23 著者:道家 有紗 482 Views

コロナ禍のためなのか、今年のカナダのワーキングホリデーは早くも終了してしまいましたね。弊社でもギリギリ発行された方、間に合わなかった方様々です。

来年の詳細はまだ出ていないため、ワーキングホリデーを希望している方はやきもきしています。しかもこのコロナで実質ワーキングホリデーが可能なのはカナダとイギリスのみ。イギリスは年2回の抽選かつ今感染者が増えて来ているので少し不安を持っている方も多いようです。

このため、今後カナダの長期留学希望の方はメインが学生ビザになります。しかし、学生ビザは「滞在期間=学校に通学する期間」となり、一部の例外を除き、就労できないのが一般的です。結果、留学費用が高騰化し、躊躇される方がほとんどです。

 

→ カナダのワーキングホリデーのビザ発給通知メール。

ワーキングホリデーとCo-op留学

そんな中、昨年からずっと人気の絶えないのがカナダのCo-op留学です。Co-op留学とは、カナダ政府から認められた一定水準以上の教育を提供できる専門学校のみが提供できるCo-opプログラムで修学します。

その特徴は「英語でビジネスやIT、観光業などの専門科目を学ぶこと」と「学んだ分野に関連する現地企業でインターンシップができること」、「修学期間中に週20時間までアルバイトができること」にあります。多くの場合、このインターンシップは有給です。

一方、多くのワーキングホリデーの方は、渡航してすぐ語学学校で英語を学びます。英語力がある程度ついて、履歴書の作り方や仕事の探し方を語学学校で身につけてからアルバイト先を見つけるのが一般的で、アルバイトと語学学校を並行させている人も多くいます。

 

つまり、「現地でアルバイトしながら学校に通う」のは、ワーキングホリデーもCo-op留学も同じなのです。

しかし決定的な違いとしては、ワーキングホリデーはあくまでもアルバイトでその多くは日本食レストランなどです。そのため、帰国後の履歴書上は単なるアルバイトになります。

それに対してCo-op留学は現地企業でのインターンシップになるので、履歴書では「英語環境で働く英語力があること」や「多国籍な環境で就労可能な人物であること」がすぐに伝わります。

 

アルバイトとインターンシップとの経験値の差は、帰国後のアピール材料としては大きな違いです。

 

そして、ワーキングホリデーとCo-op留学の違いに自分のスケジュールに合わせて取得が調整できるという違いもあります。

Co-op留学は学生ビザになるのでいつでも取得可能です。出発時期も自由に決めることができます。対して、ワーキングホリデーは今回のように急に締め切られたり、Invitationがなかなか当たらず、いつビザが取れるのかが不明だったりと不透明です。

これでは、いつまで日本での仕事をするのか、住んでいる部屋の契約はどうするのかなどいろんなことがはっきりと決めることができず、中途半端な状態に陥ります。実際、それで英語学習に身が入らない方、途中で諦めてしまう方なども時折出て来るのです。

 

ワーキングホリデーのようなCo-opプログラムある

 

接客・飲食業を目的とするCo-opプログラムであれば、働き先はカフェやレストランなどになるので、前述の通りワーキングホリデーのような生活になってきます。

その中でも特に今オススメなのが、カナダで有名な語学学校ILACの専門学校部門、ILAC international college(以下、ILAC IC)が開催するService Excellence with Business Communicationsプログラム(CSE)です。

 

 

通常、Co-opプログラムの入学は高い英語レベルが必要になるので、Co-opプログラムの前に一般英語(以下、ESL)を学ぶのが一般的です。この場合、ESL期間中はアルバイトができないビザでの滞在になるので、ESLが長くなると費用がその分かかることになります。

 

 

しかし、紹介しているCSEでは最初の12週間にESL(一般英語とビジネス英語)が組み込まれています。つまり英語力が一般的にすぐにCo-opを始めることができるレベルになくても申し込み可能ということです。

しかもこのESLは最初からCo-opプログラムの一部として組み込まれているため、なんと実質的にはESL学習なのに、週20時間のアルバイトが可能になっています!(通常の一般英語コースの場合、例えCo-opビザを持っていてもその間の就労はできません。)

一般的なCo-opプログラム参加のためには、平均して12〜16週程度の一般英語学習期間を必要とする生徒が多くいますので、多くの方がこのプログラムのレベルに適しているとも言えます。

 

ワーキングホリデーとCSE利用の学生ビザの比較

 

前述したCSEのCo-opプログラムを利用して、15ヶ月感の学生ビザでの滞在と1年間のカナダワーキングホリデーの比較を簡単に表してみました。

初期のコスト的にはやはりどうしても学生ビザが高くなりますが、注目いただきたいのはその通学期間の違いです。CSEの15ヶ月のうち、実質半分の7.5ヶ月は企業でのインターンですが、もちろん学校からのサポートも受けていただけます。39万円違うだけで、3ヶ月の一般英語と7.5ヶ月の一般英語プラス専門科目習得では結果に大きな差が出ることは明白です。

実質、どちらの留学生活においても現地でのアルバイトが可能になります。飲食業でのアルバイトであれば、まかないが付くことも多く、日常生活のコスト全体が浮くということもあるのです。つまりは働きながらも生活費も抑えられるという美味しい状況にもなります。多くのワーホリもそんな感じです。

 

 

大きな違いは、ワーキングホリデーだと語学学校卒業後はフルタイムですぐに働くことができるが、CSEでは最初の半分座学期間の間は週20時間までの制限があり、その後インターンシップ期間に入るとフルタイムで就労可能となります。

完全に自分の自由に現地での生活を組み立てたいという方はやはりワーキングホリデーがオススメなのです。

一方、自分でプランニングしていくことが苦手な方やある程度生活のリズムが整っている方がいいという方には、断然Co-opという選択肢がオススメです。

 

何より帰国後に得られる成果が大きく違います。

 

弊社では帰国後の就職サポートも無料で行なっておりますが、その際にワーキングホリデーでもTOEIC900点台などしっかりと英語力を身につけている人、ずっと英語環境で働いてきた人は、希望通りの職種にという方は多いです。

しかし、ワーキングホリデー中に日本食レストランで働いていた方や、実際の英語力はブロークンイングリッシュという方は、帰国後の就職先は英語が使える環境という形ではない人もいらっしゃいます。

一方、Co-op留学してきた方や長期学生ビザで学んできて高い英語力が付いている人材については、企業が求める即戦力になります。

 

そのため、Co-op留学の方は全体的に帰国後の就職活動で、条件の良いお仕事に出会えている傾向があります。

 

どうしても留学準備中には、コストに目が行きがちです。

しかし、帰国後のその先を考えた時、将来得られる仕事からの給与や充実度やキャリアなどを考えると、結果的には最初にコストがかかったとしてもプラスになることの方が大きいのです。

 

出発スケジュールが左右されない

ワーキングホリデーのInvitationがいつ届くのか分からない。また、2022年のカナダワーキングホリデーの詳細はいつでるのか?とヤキモキしている方が今とても多いです。

いつ取得できるかわからないワーキングホリデービザよりも、ある程度自分で時期を決定できる学生ビザの方が利便性も高いと思いませんか?

お金を払っても早くワーキングホリデービザが取得できるわけではないですが、学生ビザで渡航したらワーキングホリデーのような生活をほぼ確実に手に入れることができます。

 

しかもワーキングホリデーを使っていないことで、Co-op留学の後にワーキングホリデーでさらにカナダの滞在を延長するという選択肢まで増えてきます。

実際、カナダ企業でインターンシップ経験をしてから、ワーキングホリデーをすると一般のワーキングホリデーに比べると幅広い職種から仕事を選ぶことが可能です。もしかしたら、そのままビジネスビザにつながるなんてことも頑張り次第では夢ではないかもしれません。

ワーキングホリデーは見通しが立たなくてモヤモヤしている方や、キャリアアップのために留学したい方は、一度Co-op留学考えてみませんか?

 

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