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語学留学を行うメリット・デメリットとは

公開:2018/04/23 著者:中川 友康 1000 Views

将来的なライフプランを考えた場合、語学力の習得や国際人としてのキャリア、世界観の育成など、語学留学は実りの多い経験になるに違いありません。

ところが、費用や時間といった貴重なリソースを使わなくてはならないこともたしか。

ここでは、語学留学を行う上でのメリット・デメリットについて紹介します。

語学留学することのメリット

まずは、語学留学することのメリットから。実際に留学経験のある留学生の声に基づいて、主なものを4つピックアップします。

教科書どおりではない生の英語を話せるようになる

語学留学することの最大の魅力は、国内の教育では身につけるのが難しい語学力や専門スキルを習得できる点にあります。現地で怠けることなく、語学学校や大学に通い続けることができれば、確実にステップアップして帰国することができます。

語学的なスキルだけでなく、生まれ育った国以外で実際に生活することで、海外で生活する力や度胸も身につきます。慣れない国では、公共交通を利用したり、食材を買い出したりすることさえ簡単ではありません。

しばらく辛抱して生活し続けることで、海外で暮らすことへの抵抗がなくなるうえ、新たな環境に適応するスピードが速くなるはずです。

世界観・価値観が変わる

新しい文化や習慣に触れることで、従来の狭い世界観や価値観が少なからず変わることになります。ずっと同じ国で生活していると、その国の制度や慣習に応じて考え方や行動がある程度方向づけられ、パターン化してしまうものです。

ところが、海外で生活すると、それまで身につけた考え方や振る舞い方がまるで受け入れられなかったり、おかしなものとみなされたりすることがあります。逆に、特別なことではなく当たり前だと思ってする行動が周囲から賞賛されることもあります。

いずれにしても、これまでの世界観・価値観を否が応でも見直さざるを得ないということが少なくないのです。

自分自身の成長につながる

国内で生活している場合、困ったことがあっても、ちょっとした労力でなんとか解決したり、身近な人が助けてくれたりと、比較的簡単に乗り越えられるものです。

ところが、言葉が不自由で、しかも慣れない環境下では、国内では問題なく対応できるトラブルやアクシデント、例えば電車を乗り間違えただけでも、たちまち窮地に陥ってしまうものです。

海外での生活は、この世に生を受けて間もない小さい子供がそうであるように、毎日が新しい発見の連続であり、小さな冒険と挑戦とを繰り返すことになります。そうした環境に長く身をおくことで、日々成長し自信を身につけていくことになるのです。

自分のキャリアを見つめ直すきっかけになる

社会人が語学留学する場合、まとまった期間、仕事から距離をおくことで、将来的に重ねることを想定していたキャリアやライフプランを見つめ直すきっかけになるはずです。

日々、仕事に追われていると、いま従事している仕事が自分にふさわしいものなのか、自分の人生にとって現在の仕事はどのような意味をもつのかについてあまり考えなくなってしまうもの。

語学留学によって仕事から離れることは、自分の人生を冷静に振り返るためのまたとない機会です。その後の人生の道筋を、多かれ少なかれ、変えることになる場合が少なくありません。

語学留学することのデメリット

語学留学にはデメリットと言える点も少なくありません。限られた資源を無駄遣いしないために、語学留学をする上での注意点についてまとめます。

費用がかかる

語学留学で注意するべき最大のポイントは、相応の費用がかかるということ。留学費用のすべて、ないしは一部を負担してくれる奨学金制度もありますが、ほとんどの場合、留学費用は自己負担です。

渡航先や期間によってはかなりの額が必要になります。身近に資金提供者がいる場合はいいのですが、自分で資金を用意するとなると、準備にかなりの時間と労力を要します。
自分にとって留学が本当に意義あるものなのか、よく考える必要があるでしょう。

社会人など、人によってはまとまった時間が取れないことも

例えば、社会人などは留学のためのまとまった時間を確保するのが難しいはずです。とくに中・長期の留学となる場合は、仕事を辞めるなり休職するなりしなければなりません。

そうなるとキャリアにブランクが生じてしまい、帰国後の仕事探しも難しくなります。語学留学それ自体はキャリアとしては認められないため、注意が必要です。

留学すれば英語が勝手にしゃべれるようになれるわけではない

語学留学を考えている人の中には、留学するだけで自然に英語が話せるようになると考えている人も少なくないようです。ところが、これは大きな間違いです。

例えば、語学学校に通っても、クラスでは講師の話を聞くのが中心。英語を話す機会はそれほど多くありません。しかも、クラスには日本語を話す日本人もいます。その気になれば、英語をほとんど話すことなく留学生活を過ごすこともできるのです。

英語で会話する機会が多い人ほど、英語の上達が早いと言われています。限られた留学期間中にある程度の語学力をモノにするには、積極的に話す練習をすることが不可欠と心得てください。

海外留学の意義を真剣に考えよう!

ここで取り上げた事柄は、語学留学が自分にとって正しい選択なのかどうかを考える上での材料になるはずです。単に海外で生活していただけでは、さほど大きなリターンは期待できません。

学生時代のような一夜漬けの勉強では、本物の英語力を身に着けることはできません。しっかりと留学計画を立て、計画的にプランを実行していく必要性があります。ダイエットや筋トレと同じで、計画的かつ継続的な学習が鍵を握ります。

海外留学の結果として、就活で武器となるTOEICで700点以上を取得できれば、大きな武器となります。これからはグローバル社会であり、言葉の壁を越えて行ける人材が重宝されます。

日本で英語学習していても、TOEIC700点を越えるには、何年掛かるか分かりません。しかしながら、海外留学であれば半年で700点越え、1年あればTOEIC800点を越えることも物理的に可能になります。

メリット・デメリットを考えつつ、自分にとって本当に語学留学が必要なのかどうなのかを考えるようにしましょう。

 

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