留学準備はいつからスタートするのがベターなのか検証
留学準備はいつ頃からはじめた方がよいのか、何をしたら良いのか分からない方は以外に多いのではないでしょうか?そう考えているうちに時間だけが過ぎてしまい、出発ギリギリのドタバタした準備というケースも見受けられます。
プランもしっかり考えて組み立てると、留学生活中の充実度も増します。また、自分の行動も計画的に日々を過ごすようになります。そういう意味でも留学準備はしっかり時間に余裕を持って進めたいものです。
今回は留学準備の流れを説明した上で、いつから留学準備を開始すべきなのか、なぜその時期から開始すべきなのかを検証していきます。これから留学を検討している人は、是非チェックしてください。
まずは留学プランを決めることから!
渡航する国や都市、時期、期間などについて検討していきます。まずは、留学エージェントに資料請求を行い、国や語学学校の特徴をつかむと良いでしょう。
留学プランを決める時期は、出発時期から遡って半年~1年前くらいが良いでしょう。
予算計画もあるので、時間的な余裕が必要です。出発日までに留学予算が貯められるかどうか、逆算して行動しなければなりません。そのため、できる限り早めに相談しましょう。
渡航する国や期間によっては、ビザ申請が必要な場合があるため、ビザの有無や自分がどのビザを取得する必要があるのかも確認しましょう。
留学プランが固まらない人、悩まれている方は留学説明会やカウンセリングに足を運びましょう。各国の特徴や留学のイメージをつかむことができるのでオススメです。
留学プランが固まったら、語学学校や滞在方法を決定していきます。留学カウンセラーが相談に乗りながら、各自の目標や希望に適した留学プランを案内してくれます。
この段階から並行して、留学に必要であろう資金準備も進めていきましょう。学校費用やホームステイの滞在費用などは前払いになりますので、早い段階からの資金調達が必要になります。
その後、準備が進むにつれて、航空券や保険料、現地での生活費などの費用も必要になってきますので、どのくらいの費用を準備すべきか確認しておきましょう。
半年を切ったら留学手続きを開始
留学プランが決定したら、留学手続きの手続きに入ります。
手続き開始時期としては、出発日から逆算して半年を切ったら手続き開始時期に突入していると思って良いでしょう。
留学エージェントが現地の語学学校にお客様の申し込みを行い、その確認が取れ次第、お支払いの手続きをして頂きます。お支払いは一括の前払いになりますので、最初に支払う学校や宿泊施設の費用は用意しておきましょう。
パスポートを持っていない方は、パスポート手配を行います。また、渡航国、滞在期間や目的によってビザの種類が異なります。ビザ申請にはいくつかの書類を準備する必要があり、ビザ取得までに時間がかかる場合がありますので、早めに行動しましょう。
留学準備の1つとして、語学の勉強も必要です。単語や文法の知識がほとんどない状態だと、語学学校の授業についていくのも厳しくなります。現地での効率的な語学力向上を目指すためにも、日本にいるうちから勉強を進めておきましょう。
航空券と海外旅行保険の手続き
留学準備の終盤には、航空券の購入、海外旅行保険の加入を行います。航空券の購入に関しては、ビザを取得した時点で行っても大丈夫です。ビザが却下された場合のことを考えて、「航空券購入はビザが取れてから」が原則です。
航空券の費用は、日が経つごとに料金が上昇しますので、早い段階の購入がお勧めです。
航空券は出発日から遡って、1~3カ月前に購入するのが一般的です。ただ、1カ月前よりも3カ月前の方がより安いチケットを購入できる可能性があるので、早め早めの行動を意識しましょう!
航空券の購入が終わると、日本からの出発日が確定します。出発日が確定すると、次は海外旅行保険に加入することができます。
留学をするにあたって、海外旅行保険の加入は必須と言っても良いでしょう。万が一、海外で怪我や病気をされた場合、保険に入っていないと莫大な医療費が課されます。
荷造りと最終確認
荷造りを行う際は、準備リストに従って前もって必要なものを買い揃えるようにし、渡航日ギリギリの慌ただしい荷造りにならないようしましょう。
持って行ける荷物の容量や重量には限度があるため、必要最小限のアイテムを選別し荷造りしなければなりません。海外に慣れている人は簡単ですが、はじめは持っていくアイテムの選別に苦労するはずです。
全ての留学に関する準備を終えたら最終確認です。ホームステイ先(学生寮)の連絡先、学校の地図や連絡先、海外旅行保険の保険証など、忘れ物が無いかチェックしましょう!
国際便のチェックイン時間は、出発2時間前からです。そのため、渡航当日は遅くとも2時間前に空港に到着するように自宅を出発しましょう。
留学準備はいつから始めるべき?
留学準備の流れのイメージはつかめたかと思いますが、では、留学の準備はいつから始めるのがベターなのでしょうか。
結論を先に述べると、留学渡航日の半年以上前からです!
理由は以下の4点です。
Point1: 英語の基礎固め
早い段階から目標設定しておけば、英語の基礎を固める時間を多く確保できます。留学をする段階で語学の基礎知識がほとんどないという状態だと、授業についていけない可能性や現地生活に苦労する可能性が広がります。
渡航前に単語や文法など勉強をしておくことが非常に重要です。短期間での詰込み型の勉強形式では、英語力の定着は望めません。早い段階から留学計画を立てて留学を意識することで、勉強することへの明確な理由が見えてきます。
日本でコツコツ英語の勉強をしておくことで、渡航後の生活も楽になるので、目標やプランは計画的に立てて行きましょう!
Point2: 資金計画にも時間的余裕が生まれる
留学に必要な予算を早い段階で理解しておけば、資金計画が狂うことはないでしょう。
留学には学校費用、滞在費、生活費、航空券、ビザ申請費用、保険料など莫大な費用がかかります。ワーキングホリデービザで、現地で収入を得るから大丈夫と思っていても、現地では何があるかわかりません。
留学エージェントでは、留学費用のお見積りも出してくれますので、早めに留学費用を把握しておきましょう。資金が足りなければ、もっと頑張って貯めないといけないことが分かりますし、渡航時期をずらしてお金を貯めるといったことも計画できます。
Point3: キャンペーンを待ち構える時間が必要
語学学校によっては、「授業料割引」や「一定期間の申込で1~4週間分の授業をプレゼント」するなどのキャンペーンを実施している場合があります。しかし、キャンペーンは常に実施されているわけではなく、年に数回しか行われない期間限定です。
キャンペーンを利用するためには、自分の希望校がキャンペーンを実施するのを待ち構える時間が必要になります。
確実に割引料金で学校に行きたいという場合、なるべく早い段階から語学学校を決め、その希望校を常時チェックする必要性があります。
Point4: 早い段階での航空券購入は安い!
航空券は早い段階で購入した方が安く購入できます。
大手航空会社も格安航空会社でも、「早割」という広告を見たことがある人も多いのではないでしょうか?航空券は早くに購入すれば、安く購入できる仕組みになっているのです。
国際便だと2~10万円くらいのレベルで値段が変わります。
早期割引は、販売期間や座席数が限定されています。そのため、早い時期に購入した方が断然安く購入できます。航空券を購入するのは、ビザを取得し、学校の手続きが終わってからと、留学手続きの中でも最後のステージです。
航空券を安く購入したいなら、留学手続き全体の準備を早めに動かないといけないのです。
ビザが下りていない、語学学校が確定していない時点での航空券予約は大変危険です。ビザ申請が却下されたり、学校が満席で入学できなかったりすれば、その航空券をキャンセルせざるを得なくなり、高額なキャンセル費用が取られます。
留学相談は1年前から、手続きは6カ月前に開始しよう!
留学費用を節約するためにも、6カ月以上前には留学プラン構築をしましょう。6カ月を切ったらいつでも手続きできるようにしておかなければならないので、留学相談は1年前くらいからスタートするのが理想です。
短期留学であれば、留学期間内でできることも限れるので、半年以上前でなくても良いでしょう。1年前後、または1年以上の留学を考えている方は、その留学生活で自分の人生が変わるくらい大事な留学になります。
自分の人生が掛かってる留学だと思えば、1年前から準備開始するのは決して大げさなことでも無いと思うのです!
留学準備は早いに越したことはありませんので、留学を検討している方は是非早くから行動してみてください。