語学学校の先生と仲良くなって、今ある留学環境を120%を活用しよう!
語学学校に通う際、クラスメイトと仲良くなることは非常に大切です。週末一緒に出掛けてリフレッシュしたり、お互いに刺激しあって勉強のモチベーションにつなげたり。
仲間同士で「一緒に頑張ろう!」と励まし合うことで、学校へ行くことも勉強することも楽しくなり、語学力上達のスピードも断然速くなります。
語学はコミュニケーションツールなので、自分ひとりで勉強するよりも、一緒に勉強した方が語学力はどんどん向上します。
部活動と一緒で、同じ目的に向かって努力する仲間が近くにいれば頑張れますよね!
学校での友達は大事というのは、言われなくても分かる人が多いと思いますが、それと同じくらい学校の先生と仲良くなることも語学留学において大切なことなのです。
語学学校の先生と仲良くなることで、その先生との授業が楽しくなります。授業が楽しくなれば、当然授業中の発言も増えます!嫌いな人の話やアドバイスって、どうしても聞く耳が持てませんよね。
ほとんどの先生が打っても響かない学生よりも、一生懸命に努力している学生を応援したいと思っています。先生も仕事とはいえ人間なので、仲良くなった学生の指導には自然と熱が入り、より可愛がってくれます。
英語学習につまずいた時や、モチベーションが上がらない時でも先生という心強い味方に相談してサポートしてもらえれば、やる気が出てきて英語力がグンと上がります!!
ここでは、先生に目を掛けてもらうためにやっておくべきことやコツについて紹介します。
宿題、予習、復習はかかさずやること!
先生に認めてもらうためには先生が出す宿題と、レッスンの予習と復習を欠かさずにやることが大切です。
宿題・予習・復習と聞いて、「面倒くさい」とか「宿題が嫌い」と思う人もいるかもしれません。しかし、語学学校のレッスンではほぼ毎回宿題が出され、次回以降の授業で提出することを求められます。
宿題を提出しなかったり、提出が遅れたりすれば、先生も真面目に勉強してる学生とは評価してくれません。つまり、先生に目を掛けてもらうことはなくなります。
先生は学生に対して、「学校に勉強しにきている」という認識が強くあります。そのため、宿題や予習、復習をしてこない学生はやる気がない学生、自主性がない学生としてみなされてしまいます。
宿題を提出したり予習をしたりして授業の準備をすることはレッスンの必須参加条件であり、先生に認めてもらうための最低条件といえます。
さらに先生へアピールしたければ、「もっと宿題を出して欲しい!」と追加の宿題を依頼するのも良いでしょう。先生も依頼があれば、快く追加の特別宿題なども出してくれるはずです。
レッスンに積極的に参加、分からない部分は小まめに質問
多くの語学学校では、日本のように学生に対して先生が一方的に話す形式ではなく、学生に発言の機会が多く与えられる双方向での会話授業を行います。
授業中は積極的に参加をして発言をしましょう!
中には「変な発音や発言だったら恥ずかしい…」、「自分の英語変じゃないかな…」、「なかなかスムーズにしゃべれないから授業の邪魔になっていないかな…」と感じるかもしれません。
でも、英語を学びに海外に来ていて、さらに英語を上達させるために授業を受けているのですから、そんな気持ちはきっぱり捨てましょう!
ヨーロッパ系や南米系の学生は、「英語を学びに海外に来ている。そして英語が分からないから学校に通っている。英語が出来ない人が学校に通っていて、その授業中に間違いをする。それって当然だし、全然普通のことだよ!」と合理的に考えます。
それでも、積極的に授業中発言をするのが怖い、勇気が出ない方は、まずクラスメイトや先生に1対1で積極的に話しかけましょう。
誰でも大勢の前で発言するのは怖いものです。1対1で話し掛けられない人が、大勢の前で発言するのは当然難しいはずです。
それだったら、まずは1対1で話し掛けられるようにする。それで勢いがついたら授業中にドンドン発言をしていくようにステップを踏みましょう!
授業中積極的に発言をすれば、当然クラスの中で目立ちます。結果的にレッスンに積極的に参加していることを先生にアピールすることができます。
分からない部分ができれば、その都度レッスン後や昼休みなどに先生を訪ねて、どんどん質問しましょう。先生も学生から頼りにされることは嬉しく感じるものです。
分からない部分を明らかにして知識を増やすことはもちろん、先生が「この学生はよく頑張っている!」とあなたの顔をしっかりと覚えてくれるでしょう。
顔を覚えられれば、より質問をしやすくなりますし、先生との距離もグっと縮まります。学校の敷地内や学校以外で会った時にも、気軽に自然な会話が生まれるでしょう。
先生と良好な関係になれば、さらに授業中の発言ももっと積極的に参加しやすくなるはずです。欧米人はオープンな人が多いため、休日に会った時にはきっとフランクに話しかけてくれるでしょう。
定期的にTOEICなどの試験を受けてアドバイスをもらう
英語力を伸ばすためには、学校のレッスンや宿題以外の勉強も重要です。個人的に勉強して、分からないところを質問して教えて貰ったり、勉強方法のアドバイスを先生から貰ったりすることも大切です。
語学学校の中には、定期テストのフィードバックをしたり、ミーティングを取ってくれたりする場合もありますが、そうした時間や機会が無い学校でも、放課後に自主的に先生に相談に行くと良いでしょう。
例えば、TOEICやIELTS、TOEFL、などの英語検定試験。これらの試験を受験することを学校側が強制していない場合、自分の力試しやスキルアップのために自主的に受験することをオススメします。
試験を受けることで、自分のリアルな英語力がどの程度なのかを把握できます。そして、より高いスコアを取るためには、どうすればいいのか先生からアドバイスを貰いましょう。
今の自分に何が足りないのか、どうすればさらにワンランク上の英語力に近づけるのか、そうしたことを試験のスコアから分析して、さらに深いアドバイスをしてくれます。
そして、先生はきっと、「ああ、この子は積極的に英語と向き合っているんだなあ。」と感心して、熱心に指導してくれるはずです。
そうすることで、授業では教えないような先生独自のスコアアップのテクニックや戦略、勉強の秘訣についても教えてくれる場合があります。これは先生と仲良くなったあなただけしか得られない情報なので、非常に貴重な情報になるでしょう。
さらに先生と仲良くなるためのコツ
これまで先生に目を掛けてもらうため、やっておくべきことを紹介してきました。しかし、これらをただこなすだけでは、先生と一定の距離は縮まりますが、それ以上仲良くなることはできません。
例えば、何度も何度も質問に行っていたら、「また、この子かあ。正直、今は忙しいから質問は受けたくないなあ…」と先生が心の中で思っている時だってあるかもしれません。
そこで、先生を1人の人間として考えて、人間関係をより上手く保つ必要があります。ここでは、先生と学生の間の人間関係を上手く保つコツを2つ紹介します!
ポイント1:質問する内容は前もって決めておく
いざ、先生を訪ねた時、「あれ、聞きたいことは何だったっけ?」や「何がわからないのかがわかりません。」では教える側の先生も困ってしまいます。最悪の場合、何も解決しないまま時間だけが過ぎ、時間の無駄になってしまうかもしれません。
先生には学生の質問に答えること以外に、授業の準備や職員会議の準備など様々な仕事があります。先生の時間も限られているので、質問を受けることだけに時間を割けるワケではありません。
「先生も貴重な時間を割いて、自分に付き合ってくれている。」という気持ちを常に持ちつつ、質問は簡潔にまとめ、ダラダラ質問を続けないことが大事です。
稀に空気を読めない方もいます。例えば、「先生なんだから、質問に付き合ってくれるのが当たり前!」とか「お金を払ってるんだから、納得するまで教えて貰わないと損!」といった考え方の方は、どんなに勉強熱心でも先生に嫌われます。
事前に質問内容をまとめておけば、先生を訪ねた時にスムーズに質問の回答を得ることができ、先生の時間も節約することができます。
先生もストレスなくあなたの質問に答えることができ、さらに「あなたの質問なら多少忙しくても受けられる。」とポジティブに考えてくれるでしょう。
ポイント2:たまには心ばかりのお土産を持って感謝の意を示す
いつもお世話になっている先生への感謝の気持ちとして、ちょっとしたお菓子やお土産を持って感謝の意を示すことも良い手段です。
先生も形に残るプレゼントをもらえば、やはり嬉しいはずです。
相手の気持ちを考えられる、空気が読める学生と思って貰えることはプラスになります。多少質問が多くても、先生も根気よく付き合ってくれるでしょう。
例えば、日本のボールペンや摩擦熱で消えるマーカーなどの文房具がオススメです。日本の文房具は海外のものと比べて品質が高く、海外では大人気です。海外の文房具は質が低く、日本の最低レベルの文具でも、現地では日本の2倍近い値段になるためです。
文房具を少し多めに日本で買って、先生にプレゼントすれば仕事でも使うことができて仕事のやる気アップにつながるかも。100~200円程度の贈り物であれば、プレゼントする側のいやらしさも無いですし、受け取る側の先生も申し訳なさをあまり感じないですよね。
先生を味方につけることは英語力アップに直結する!
先生に目を掛けてもらうために、3つのやるべきことと2つのコツを紹介しました。
2.レッスンには積極的に参加、分からない部分は小まめに質問に行く。
3.定期的にTOEICなどの試験を受けてアドバイスをもらう。
5.たまに心ばかりのお土産を持って行く。
学生側の空いてる時間に好きなだけ質問されると、先生だって当然ストレスが溜まります。先生と良好な関係を築くためには、先生を1人の人間として捉えて向き合うことが必要になります。
留学が始まってから数週間が過ぎると、語学スキルに関して「伸び悩み」や「中だるみ」といった悩みが必ず出てきます。
そんな時に仲良しな先生に相談すれば、先生も親身になってアドバイスをくれるはずです。先生と仲良くなることは、ただ学校や授業が楽しくなるだけでなく、スランプを脱出して英語力アップのきっかけにもなります。
先生を味方に付けている学生は、間違いなく英語力アップにつながります!