留学準備は最短どのくらいで間に合うのかを検証
「留学しよう!」と思っても、いつから準備すれば良いのか分からない人は多いのではないでしょうか?渡航国やビザの種類によっても準備期間は変わります。
一般的には、、、
・3カ月以上の長期留学であれば、3~4カ月前でも間に合います。
・3カ月未満の短期留学であれば、渡航数週間~1カ月前でも間に合います。
しかし、留学を「成功」するためには、6カ月以上の準備期間が必要です!
留学はあなたの貴重なお金と時間を使ってするものです。お金と時間をできる限り有効活用して、自分が満足できる物にしないともったいありません。
それでは、「留学準備って具体的に何をすれば良いのか?」、「いつから始めるのがベストなの?」その辺のポイントをまとめていきたいと思います。
そして、留学準備をする際には「最短どのくらいで間に合うのか?」という点にフォーカスを当てて紹介します。
留学で何をしたいのか?を考えることから始めよう
海外留学する人は年々増えていますが、それに合わせて留学の目的も多様化しています。
・語学学校でしっかり英語力を伸ばしたい。
・海外の大学を卒業したい。
・ワーキングホリデーを体験したい。
・欲しい資格を取得したい などなど…
やりたいことが決まれば、一気に留学準備が見えてきます。
しかし、上記のような明確な目的がなくても問題はありません。気になっている国、留学予算、渡航期間、出発日などの条件から、留学プランを絞っていく事もできるからです。また、そうした条件を調べるうちにやりたいことも少しずつ明確化していきます。
そして、留学するにあたって、真面目な目的でなくても大丈夫です。(笑)
ちなみに、私はカリフォルニアのディズニーランドに行きたいという理由だけで留学を決めました!
カリフォルニアのディズニーランドに行ける留学プログラムの中から、滞在形態や語学学校の様子を調べてから絞り込んでいきました。
また、取りあえず海外に行ってみたい気持ちはあるけど「やりたいことが上手く説明できない…」なんて方も多いのではないでしょうか。そんな方は、留学エージェントに相談してみましょう。
留学カウンセリングに行って、何気なく話をしていれば、色々と質問をしてくれます。それに素直に答えているだけで、自分がやりたいことも引き出してくれますし、それを実現するためにどのようなプランを立てるべきかをアドバイスしてくれます。
大まかなぼんやりとした段階であっても、カウンセリングを通して徐々にやりたいことを明確にしていく手助けをしてくれるはずです。
長期留学であれば留学準備スタートは6カ月以上前に開始したい
留学するにあたって、多くの選択肢があります。
渡航国によっては、ビザの取得に想像以上の時間を要します。また、予期せぬトラブルでスムーズにビザを取得できない事もあるためそうした事も想定しておきたいところ。
また、留学プランが決まって、いざ見積りを出してみたら「自分の想定していた予算よりも大幅にオーバーしていた…」なんてことがあったら、振り出しに逆戻りです。
しかし、時間に余裕を持って準備を開始しておけば、留学予算を用意する時間も作れます。
一方、「留学予算も十分あって、すぐにでも出発したい!」という方は、長期留学であっても渡航3カ月前からの開始でもたいていは間に合います。
ただし、ワーキングホリデービザの場合、カナダやアイルランドなどビザが申請できる時期が限られている国もあるため要注意です。
もしこのような国に留学する場合は、3カ月前からの準備開始では間に合わない可能性があります。ビザの特殊なルールがある国に関しては、やはり半年以上前からの計画性が求められるのです。
→ まだ何もプランが決まっていない方は、まず資料請求からです!
早めに準備開始することの3大メリット
早めの準備は、上記のように留学プランやビザや資金準備といった面でメリットがあるだけではなく、留学費用の節約にも大きな効果があります。
具体的には、下記のような費用節約効果が期待できます。
・安いチケットを前もって購入できる
・学校のキャンペーンが出るのを待ち構える事ができる
1. 為替レートが円高のタイミングを狙える
為替レートは、どの国の通貨でも1年で1~2割変動します。
つまり、円高のベストなタイミングで手続きできれば、円安局面の時に手続きする場合と比べて、全体の留学費用が1~2割節約できることになるのです。
しかし、自分の都合の良いタイミングで円高になるとは限りません!
早めに準備をしておいて、いつでも申込み手続きできる状態まで詰めておけば、自分の好きなタイミング(円高のタイミング)でお手続きができるのです。
逆に、出発日が迫っていてギリギリのタイミングで手続きをしている人は、「今すぐ支払いを進めないと間に合わない!」という状態になりますので、円安の損なタイミング(1,2割高いタイミング)で手続きをしなければいけなくなります。
2. 安いチケットを前もって購入できる
「同じ日に同じ場所へ到着するなら、少しでも安く行きたい!」と誰もが思いますよね!
これを言い直すと、つまり「同じ場所に到着する便であれば安いチケットから売れていく。なくなっていく」という事です。
目安として、自分が日本を出発する日から遡って、2カ月以上前には購入しておきたいところ。
渡航日から2カ月を切ると、どんどん安いチケットは売り切れて、高いチケットしか残っていない場合もあります。
国際便はただでさえ高いので、一番安いチケットと高いチケットでは5~10万円の値段差になることも珍しくありません。
安く行きたいなら、ダラダラしてたらダメなのです!
海外留学の必須知識!航空券を最安で手に入れる方法
→航空券の最安手配について興味がある方はこちらのコラムもぜひご参考ください。
3. 学校のキャンペーンが出るのを待ち構えることができる
語学学校は定期的にキャンペーンを行います。1年中やってるワケではなく、1~2カ月とか、場合によっては1週間限定なんて場合もあります。
単純に手続きが間に合えば良いという視点ならば、渡航1カ月前でも間に合うことには間に合います。ですが、少しでも安く学校に行くためには、キャンペーンを待ち構える時間が欲しいところです。
だからこそ、留学準備は早めに開始して、自分の希望校を絞り込んでおく必要性があります。
短期留学でも3カ月前には準備開始しよう!
短期留学とは、3カ月未満の留学期間のことを指します。
短期留学の方の多くは、観光ビザで渡航されます。観光ビザは特段厳しい審査がないので、たいていは申請すれば1週間もあれば取得できるビザです。さらに国によっては、観光ビザそのものが省略されて事前申請が必要ない国もあります。
短期留学の方はビザの心配はありませんから、飛行機チケットを購入し、学校手続きさえすれば、いつでも渡航できます。
短期留学の場合、1カ月間もあれば間に合います。
ただ、上述の長期留学のところでも解説した通り、「間に合えば良い」という観点で手続きしていたら、留学費用を安く抑えることはできなくなる可能性が高まります。
つまり、短期留学であっても、早め早めに準備しておいて間違いありません!
英語を勉強する時間も確保しておきたい
「英語を学ぶために留学するんだから、出発前は何も勉強はしなくていいや!」
そう思っている方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
そういう考え方で渡航すると、後から痛い思いをします。
ある程度勉強していないと、いざ現地で生活開始すると困ることが多くなります。上手く英語が出てこなかったり、そもそも相手の言っていることが分からなかったり…。
そうなると、現地到着後は「まず耳に英語を慣らすこと」から始めなければならず、せっかく高い費用を払って来たのに、貴重な時間を無駄にしてしまいます。
自分のできる範囲で良いので、留学前にコツコツ勉強しておきましょう。英語の勉強も一夜漬けでは全く歯が立ちません。日々コツコツ勉強する積み重ねが大事です。
突発的に留学準備を開始する方は、事前の勉強をほぼやっていない方がほとんどどです。つまり無計画なので、現地に到着してからも苦労を強いられます。
語学学校では、入学時点で英語力テストがあります。少しでも高い英語力があれば、レベルの高いクラスで勉強開始することができるだけでなく、より意識の高い学生との交流も期待できます。
計画的に動いていれば、留学先で自分がやりたいことを実現するために必要な英語力も、留学カウンセラーが教えてくれます。早めに留学準備を開始しておけば、その英語レベルに1日でも早く到達するために、勉強を開始することができるのです。
留学準備は時間を掛けて計画的に実行しよう!
今回は留学準備に必要な最短期間について紹介しました。
短期留学であれば1カ月、長期留学であれば3カ月あれば間に合うケースがほとんどどです。
ただし、間に合えば良いという観点で手続きしていると、失うモノも多いのです!
海外留学をより有意義なものにするためには、早めに準備を始めることが最重要です。
自分で考えてても具体的な行動に移せない方は、「留学へ行ってみたい!」と思い立った時点で、留学エージェントにまずは相談するのが一番です!
まだ何も決まっていないという人であっても相談が可能ですので、少しでも気になっている方はぜひ留学ドットコムの公式LINEからお気軽にお声掛けください。