【TOEIC対策、英語学習、勉強】スマートフォンで英語を勉強する時に絶対に守るべき4ステップ
英語に限らず、勉強は「コツコツするのが一番だよ!」といった言葉は、みなさん一度は耳にしたことがあると思います。
「でも…私は飽きっぽくて長く続かない…三日坊主になってしまう…」
「言うは易く、行うは難し…だよね!」
と感じる方もきっと多いのでは!?
今、私達の周りには、スマホ、SNS、動画、テレビなど本当に本当に魅力的なものがたくさんあります。「ついつい遊んでしまう」、「気がついたら〇〇をしている…」というのは普通であり、ごく当たり前の状況です!
そんなすごく魅力的な事が身の回りにたくさんある状況からこそ、「あえて…私は面倒な英語の勉強をやるぞ!」、「みんなが長く続かない英語の勉強をコツコツやっているぞ!」と思えるのは、もの凄く”かっこいい事”や”ステキな事”ではないでしょうか?
「うーん。それはわかってはいるけれど、なかなか英語を勉強する気にはなれないんだよね…」という人は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
【参考記事】
英語力を必要としない職が無くなる日も遠くない
今は、まだ英語力がなくても何とかなりそうな気がします。
ちょっと冷静になって未来を考えてみれば、「10年後はどうなっているかわからないぞ…」、「周りの人間がまだ英語の重要性に気づいていないから、今が勉強のチャンスだぞ!」と感じれるのではないでしょうか。
スマートフォンで英語を勉強するコツ
別のコラム記事で、英語の勉強をするならば「スマートフォンがベスト!」という事も紹介していますので、興味がある方はぜひこちらも読んでみてください。
【参考記事】
【TOEIC対策、留学前の英語準備】留学カウンセラーが教えるオススメ英語勉強方法
上記の記事で紹介したようにスマートフォンで英語を勉強する事は、ものすごくメリットがいっぱいなのですが、実はスマートフォンはみなさんもご存知の通り「諸刃の剣」です!
スマートフォンは「勉強」と「遊び」が紙一重なので、「ついつい別のアプリで遊んでしまう!」という”不慮の事故”が起こってしまいます。
スマートフォンで英語を勉強するときのコツ、絶対に守らないといけない4つのステップをご紹介します。
これを行わないと英語の勉強が続かなかったり、三日坊主になってしまったりします!
2.誘惑を遠ざける
3.勉強を習慣化させる
4.勉強時には他人に邪魔をさせない
一つずつ解説していきますね。
1.スキマ時間を整理する
まずスマートフォンで勉強をする際には、「さぁ、英語の勉強をスマートフォンでやるぞ!」と意気込むのではなく、できる限り軽い気持ちで行うのが一番のコツです。
ちょっとしたスキマ時間でコツコツ勉強して、気軽に長く続けて行くのがベストです。
しかし、「なかなか忙しくて時間がないんだよね~」、「気がついたらもうこんな時間になっている!寝なきゃ!」という事で、そのスキマ時間さえも全くない(と思っている)人も多いと思います。
正確には「ぼーっとしていたり、テレビを見てたり、スマートフォンを眺めている。」ような時間が多くは無いでしょうか?
勉強するための第一ステップは、「この時間を活用すれば、英語の勉強が毎日コツコツできるかも!?」と思えるように”時間を整理すること”です。
分かりやすく、「タンス」と「服」を例にしてお話ししていきましょう。
・あなたの1日の活動(通勤、通学、テレビ、食事など)=タンスの中身(服)
・スキマ時間=タンス中の服と服の間にある小さなスペース
・英語の勉強時間=タンスの中に入れたい新しい服
今、あなたの目的は「タンス(1日=24時間)の中に新しい服(英語の勉強時間)を入れたい!」と思っているのですが、今使っているタンス(あなたの1日24時間)はパッと見てぎゅうぎゅうで一杯です!
そのため、もう新しい服(英語の学習時間)は入らなさそうですし、そのタンス(あなたの1日24時間)はドラえもんの4時限ポケットでもない限り、容量自体を増やすことはできません。
でも、あなたはその新しい服(英語の勉強時間)を何とかして、タンス(1日24時間)に入れたいのです!!
そうした時に行うのが、タンスの整理(スキマ時間)の整理です。
一見、パッと見でスペースが無さそうでも、よくタンスの中を覗いてみると「意外にこんなスペースがあったんだ!新しい服入りそうかも!」というスペースがきっとあるはずです。
もしそうしたスペースが見つからなくても、収納の仕方を見直すことでタンスにスペースが作れるように、あなたの24時間も活動を見直すことでスペース(スキマ時間)が作れるはずです!
タンスの中身である1日の活動の「学校」、「仕事」、「通学」、「通勤」、「ゲーム」、「SNS」、「Youtube」、「テレビ」、「風呂」、「食事」などをまずは見直してみましょう!
2.誘惑を遠ざける
英語の勉強ができそうなスキマ時間は見つかりそうでしょうか??
無事スキマ時間が見つかったら、次は「誘惑を遠ざける」のが第二のステップになります。
人間弱いもので…スキマ時間があっても、きちんと対策をしないとそのスキマ時間は「だらだらした時間」、「ぼーっとした時間」に食べられてしまいます!
タンスに入れた服を押し込んでスペースを作っても、手を離したら服が膨らんでスペース無くなってしまうのと同じような感じです。
しかし、タンスの中に仕切りを作って上手に対策をすれば、服が勝手に膨らまないように、私達の24時間も同じようにきちんと対策をすれば、「だらだらした時間」や「ぼーっとした時間」に「大事なスキマ時間」が食べられてしまうこともなくなります。
タンスでは仕切りを作れば良いですが、では1日24時間のスキマ時間ではどうすれば良いでしょうか?
それは、できる限り「誘惑を遠ざける」という工夫です。
誘惑は人によって異なるので、なかなか難しい所です。例えば、以下のような対策や工夫ができると思います。
1)英語のアプリを常に起動させておく
大抵の人は、スマートフォンで電源ボタンを押すと、最初に「ホーム画面」が出てくると思います。そのホーム画面を「英語の学習アプリにする」という方法です。いつどこでもスマートフォンの電源ボタンを押したら、その英語の学習アプリ画面が出てくる状態にするのです。アプリの画面を実際目にしていたら、あとは「見る、考える、タップするだけ」であなたのスキマ時間が英語の勉強時間に変わります!
2)よく使うスマートフォンアプリを奥にしまう
タンスで使わない服は奥に入れて、よく使う服は手前に入れるはずです。これと同様に、ついつい誘惑に負けてしまいそうなアプリは、「一番遠いページ」や「出しにくいフォルダの奥」に入れておきましょう!
また、一方で勉強したい英語のアプリはスマートフォンのショートカットや1ページ目に入れておいて、すぐに出せるように(起動できるように)工夫をしておきます。
3)奥にしまっても、ついつい起動してしまう…
起動しにくい場所へゲーム等のアプリなどを置いても、ついつい起動してしまう場合には、毎回アプリをログアウトするのも一つの手です。「毎回手動でログインをしないと使えない」といった面倒な状態にすることでハードルを少しでも高くして、起動回数を減らしましょう。
4)自分ルールを作ってそれを守る
スマートフォンのアプリはタップすればすぐに起動してしまうので、少しでもハードルを上げるために自分ルールを作ってみるも効果的かもしれません。例えば、「必ず英語の勉強アプリを1日1回開いてから、その後に使いたいアプリを開く。」、「1日英語アプリの起動時間が10分を超えてからでないと、それ以外のアプリは開かない。」、「ゲーム等のアプリを開く前にスクワットを10回する。」、「英語学習アプリを10秒以上見てからじゃないと、別のアプリは開かない。」など。
5)遊びのアプリを別のタブレットなどに移す
自宅にスマートフォンやタブレットが複数ある場合には、「自分のいつも持っているスマートフォンにはゲームや遊びのアプリを入れない。」、「ゲームや遊びのアプリは家の予備スマートフォンやタブレットにだけ入れる。」という工夫もできるかもしれません。
6)それでもついつい遊びのアプリを起動させてしまう場合は…
これは最終手段に近いですが…1から5番のルールをいろいろ試してみても、そのアプリがある事で「ついつい遊んじゃう…」、「英語の勉強が一向にできそうにない…」と思うのであれば、思い切ってアプリを削除するのも一つの手かも知れません。
以上で紹介した中から、自分にあった方法で工夫をしながら「遊びのアプリを起動させるのが面倒だ!」と感じるような状態を目指していきましょう!
3.勉強を習慣化させる
3つ目のコツは、なんとか頑張って「英語のアプリを開いて1日1分でも2分でも良いので勉強する。」といった行動を習慣化させる事です。
ちなみに、習慣化させるために一番有効なのは、「勉強する場所や時間をあらかじめ決めておく」方法です。
例えば、「英語アプリを開くのは朝の通勤時や通学時(夜の帰宅時)と決める。」、「夜9時半からの10分間は必ず英語学習アプリを開く。」、「バスや電車の待ち時間は必ず英語学習アプリを開く。」、「駅のホームでは英語学習アプリしか開かない。」などです。
ステップ1で見つけたスキマ時間を選び、自分に無理ないペースで勉強を続けていけるように頑張りましょう。
また、スキマ時間がいつもバラバラで、場所や時間を決めておくのが難しければ、「毎回スマホを開いたら、必ず英語のアプリ画面がパッと出てきて、それを最初は10秒だけ眺める」ところからのスタートでも良いでしょう。
英語の勉強は最初だれでも面倒だと思います。しかし、継続して行く限り、「すごく頑張らなくても英語の勉強ができる」状態に必ずなっていきます!
例えば、「出かける時にドアにカギを掛ける。」、「朝、歯を磨く。」、「出かける時に靴を履く。」といった事を面倒だと感じる人はきっとほとんどいないと思います。
ロンドン大学の研究では、66日間繰り返すと、「それをやらないと気持ちが悪い!」という状況になり、習慣化されると言われています。
ちょっと大変かもしれませんが、「66日(約2カ月間)だけ続けられたら、その後もコツコツ英語を自動的に勉強できる。」と思ったら、やってみる価値はあると思いませんか?
「66日間の継続」を一つの目標にして、習慣化を目指していきましょう!
4.勉強時に他人に邪魔をさせない
最後のコツは、英語のスマホアプリを開いている時には、「他人に邪魔をさせない」という部分です。
具体的には、「スマートフォンの通知を切る。」、「周りの人からできるだけ声を掛けられないようにする。」といった方法です。
せっかく、スキマ時間を見つけ…重い腰を上げて英語学習アプリを開き…その第一問を見て「うーん、うーん」と考えている時に、メールやLINE、ゲームの通知がポンと出たらどうでしょうか?
その通知1つで、集中力が途切れて「〇〇が気になるなぁ…」と勉強も上の空になってしまうと思います。
「ちょっとだけ…」と別のアプリを起動させてしまうと、ちょっとだけのつもりが、勉強がそこで終わってしまうかも知れません。
もしあなたが一人暮らしではなく、一緒に住んでいる家族がいる場合には、「私はこの時間英語の勉強をしているから、この時間は声を掛けないで!」と一言伝えておきましょう。
周りに伝える事で、「英語勉強しなきゃ!」、「サボれないぞ…」という気持ちにもなりますし、家族からの応援や協力があるかも知れません!
英語力向上は継続学習が非常に重要
どうでしたでしょうか?みなさんの参考になりましたか?
「継続は力なり!」
続ける事は決して簡単ではありません。それでもあなたがいろんな誘惑を振り切って英語の勉強をするのは、誰のためでもなく、あなた自分自身のためです。
そして、誰かが代わりに英語の勉強をして、あなたの英語力をアップさせる事はできません。
これからの時代において、「英語はあなたが生きていく上で、必要かつ重要なもの!」であることは間違いありませんので、遅かれ早かれ英語学習はやっておくべきです。
「いつかやらなきゃいけない…」ならば、スタートは1日でも早い方が良いですよね?
さぁ、自分自身のために、今こそ第一歩を踏み出してみましょう!
「私は英語初心者で、どの英語アプリが良いかわからない!」という方には、まずはDuolingoというアプリがオススメです。以下の記事で紹介してますので、併せてお読みください。