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カテゴリー:勉強方法のコツ

【TOEIC、留学、英会話、リスニング対策】英語初心者は結局何から勉強すれば良いの!?

公開:2018/06/20 著者:中山 大輔 444 Views

英語初心者の方から、「英語の勉強をしたいけど、まず何したら良いですか?」という質問をよく頂きます。

実際は、その方の留学予定の有無や英語を身に付ける目的によっても変わりますが…。

 

「TOEICでハイスコアが欲しい(就職などで使いたい!)」、「留学に行く前にちょっとでも準備をしておきたい!」という方で、かつ現在日本にいる方であれば、ズバリ「単語」と「文法」がベストです!

 

なぜそうなるのか、早速ご紹介しますね。

「話す」と「聞く」は日本でやらない方が良い!

英語を勉強する際には「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の4技能があります。留学前の方に「何を勉強していますか?」と伺うと、「聞く」と「話す」の2つに特に時間やお金を掛けているケースが多い印象です。

 

また、「なぜリスニングとスピーキングの練習しているんですか?」と伺うと…

「だって、海外に行ったら、たくさん会話しないといけないし、相手の言っている事がわからないと生活に困るから!」という回答を頂きます。

確かにそう思ってしまうのも無理はありません!

 

あなたも海外へ渡航や留学をした時に「自分が外国人を目の前にしてアタフタしている姿」を想像したら…めちゃくちゃ不安になりますよね?

 

英語ができない人、苦手意識を持っている人ほど、そうした不安を抱きやすいため、「リスニング、スピーキングを集中的に勉強しなきゃ!」と焦ってしまい、「聞く」と「話す」だけに集中しがちです。

 

ちなみに、何を隠そう…私もワーキングホリデーに行く前は、リスニング、会話の参考書を買ってきて「聞く」と「話す」ばかりの練習をしていました!(笑)

 

当時私は、「あれだけ日本でリスニングや会話の参考書を集中的に勉強してたから、現地や学校でもそこそこ何とかなるだろう!」と思っていました。しかし、現地に到着したら、そのちっぽけな自信は、木っ端みじんとなりました。

 

→ 「日本でやってた勉強、全然役に立たんやんけ!!(怒)」

 

もちろん日本でやっていた勉強が全く役に立っていないわけではありませんが…。

私が日本で頑張って聞いていたリスニングCDの音声は、「分かりやすく優しい内容の英語文章」で、「スピーカーの人がゆっくりはっきり喋ってくれる」内容でした。

そのため、「外国人が話すカジュアルな生英語」や「問答無用で喋ってくる早いスピード」には全く対応ができなかったのです…。

 

単語、文法、会話、リスニングの特徴

「話す」と「聞く」を日本であえてやらないのであれば…。そう!やるべき事は「単語」と「文法」の2つになります。

具体的に、英語を勉強する際の4要素(単語、文法、会話、リスニング)の特徴はこんな感じです。

 

・単語
日本であっても、海外であっても「覚えるという作業」自体は一緒。覚えるのに時間が掛かるため、取りかかるのは早ければ早いほど良い。(どんなに頑張っても、一夜漬けで英単語1,000個覚える事ができません!)

・文法
文法は日本と海外のどちらでも勉強できますが、英語が分からない人にとっては一番ハードルが高くつまらないため、英語がわからない人ほど続けるのは困難!ただ、日本で勉強する場合、参考書などが日本語で解説されているため理解しやすい面もあります。(海外では文法書も英語記載です。)

また、学校に通う場合は、学校の先生に「ここわからないから教えて!」直接質問ができるので、学校や先生の有難さが一番わかるのが文法だったりします。

・会話
日本では英会話できる人が、そもそも周りにいないので、ものすごく練習しにくい!駅前留学(英会話教室)やオンライン英会話などもありますが、お金やまとまった時間が必要です。一方、海外では英会話の練習し放題です!

・リスニング
日本でもインターネットやYoutube、洋画、洋楽などでも練習できます。しかし、英単語や文法を知らなければ結局はほとんど聞き取れず、きちんと理解できないため、これは中級者以上向け。しかし、海外であれば、リスニングも会話と同じように練習し放題!

 

各4要素でこうした事情があるため、会話とリスニングを日本で練習するのははなかなか難しいのが現状です。

しかし、一度海外へ出てしまえば「会話とリスニングの練習し放題!」です。

 

つまり、「日本で勉強し難い会話とリスニングをあえて日本で頑張ってやる!」という事は非効率です。

 

想像してみてください。海外で「部屋を一歩出れば…、周りにいる外国人に声を掛ければ…、会話やリスニングの勉強がし放題!」という状況です。単語や文法を勉強するために部屋にこもって単語や文法の勉強をしているのは、本当に勿体無いですよね?

 

→ 海外では外を歩けば外国人ばかりです!

 

そのため、日本で勉強する際に一番良いのは、単語と文法となります。

 

逆に、「会話とリスニングは日本を出発してからやればOK!」くらいの気持ちでも全然大丈夫です。

 

単語と文法だったらどっちが重要!?

日本で勉強する際に一番効率的で良いのは、単語と文法という事は分かった!

でも「じゃあ、私はどっちをやれば良いの?」という質問もたくさん頂きます。

 

回答としては、「どちらも重要!」なのですが…あえて単語と文法のどちらか一方を取らなければいけないとなった場合には、私は「単語」をオススメ致します。

 

→ 単語と文法のイメージとしては、ちょうどお城を建てるようなイメージです。

 

お城: あなたが目指す英語力 = ゴール

石: 石垣を作るための材料 = 単語数

石垣の積み方: お城を高く立派なものにするための知識 = 文法

 

あなたが目指すべきゴールが立派なお城(高い英語力)であれば、「文法(石垣の積み方)」と「単語(材料となる石の多さ)」のどちらも、いずれは必要です。

しかし、「どちらか一方が無くても、ある程度の形にすることができる」ことを考えると、「単語(材料となる石の多さ)」の方が重要です。

 

これは、石の積み方(文法)を知らなくても、素人の考えで石(単語)を適当にどんどん積んでいけば、なんとなく城っぽいもの(ある程度の会話)を形にする事ができるからです。(笑)

 

もし、石の積み方(文法)をいくら細かく知っていても、材料である石(単語)が無ければ、手元に無い石を積むことはできませんので、何の形にする事もできません。

つまり、文法を知らなくても、知っている単語が多ければ、なんとかなるケースが多い。逆に、いくら文法を知っていても、知らない単語が多ければ、何ともともならないのです!

 

きちんとしたお城(高い英語力)を実現するにはどちらも必要

あなたが目指す英語力が、「細かい事は抜きにしてとにかく通じれば良いよ!」、「単語をいくつか投げかけて伝わればそれでOK!」というのであれば、そこまで立派な城を建てなくても良い事になります。

 

材料の石(英単語)が少ない、また石の積み方(文法)が適当でも、ショボイお城(いわゆる付け焼き刃の英語やサバイバルイングリッシュ)を建てる事ができるでしょう。

 

しかし、一方で「せっかく身につけるならきちんとしていて正しい英語力が良い!」または「TOEIC800や900以上を目指すぞ!」という場合には、、、

 

それなりの材料の石(英単語)と石の積み方(文法)を持っていないと、立派なお城(あなたの目指す高い英語力)は絶対に作れません。

 

→ 英語の勉強は石垣を積み上げる作業と一緒です。

 

そして、何より準備に時間が掛かるのは、やはり石(単語)の準備です。実際のお城を建てる(きちんとした英語力を身に付ける)ステージは留学中であっても、そのための材料(石=単語)は日本にいる段階からコツコツ準備をしておきましょう!

コツコツ集めた石(単語)が、きっと立派な英語力(城)に変わる日が必ず来るはずです

また、「日本にいながら、英単語(石)をコツコツ集めるにはどうしたら!?」と言う方は、以下のコラムも参考にしてみてください!

 

【参考記事】
【TOEIC対策、留学前の英語準備】留学カウンセラーが教えるオススメ英語勉強方法

【英語学習アプリ紹介】TOEIC600以下の人はまずはここから!プロの留学カウンセラーが教えるオススメ英語学習アプリ~Duolingo~

【英語学習アプリ紹介】転職、就職、就活、留学あらゆるシーンでオススメのTOEIC対策アプリ~TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ2~

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