【ベトナム留学】フィリピンの人気校BECIの第三キャンパスALSってどんなところ?
フィリピンのバギオの老舗人気校 BECI International Language Academy ですが、第三キャンパスとしてベトナムに新規校をオープンしました。ベトナムのホーチミンに ALS Language Center という学校名で新設しました。
フィリピン留学において、バギオ地域のBECIは大変有名です。この数年、BECIメインキャンパスを綺麗なキャンパスに移転したり、フィリピン初の女性専用キャンパス BECI THE CAFÉ (Lady campus) をオープンしたりと、今一番フィリピン留学業界で勢いのある学校です!
BECIメインキャンパスと女性専用の2キャンパスで、総学生数は約300人以上となります。
今回はベトナムにオープンした第三キャンパスである ALS Language Center を取り上げて特徴などを掘り下げてみたいと思います。
ベトナム留学で英語を学ぶメリット
ベトナム留学と聞いても、多くの方はピンと来ないと思います。
そして、「なぜ英語圏でないベトナムに第三キャンパス?」と思われる方も多いはず。
現在ベトナムの経済発展は様々な国から注目されています。ASEAN諸国の中でも、特に経済発展が著しく、日本や韓国企業も挙ってベトナムに進出している状態です。
ベトナムビジネスにおいても英語使用がスタンダードとなってきており、経済発展と共に英語を話せる人材確保や英語教育が盛んになっているようなのです!
主にベトナム人をターゲットにした語学学校と思われますが、目まぐるしく急成長し続けるベトナムで過ごす体験は、既に経済が成熟してしまった日本では感じられない貴重な時間です。
ベトナムでの多方面での出会いはもちろん、思いがけないビジネスチャンスや海外就職なんてチャンスにもつながる可能性も。
そんな勢いのあるベトナムのBECI第三キャンパスですが、「ベトナムでしか学べないモノがあるかも…。」と妙に納得してしまいますね。
ベトナムは日本と同様に細長い国土となり、北部、中部、南部に大きく分けられます。首都のハノイは北部にあり、ホーチミンは南部にあります。通貨はドンが使用されており、1ドンは0.0048円程度となり、数字の桁が大きくなりやすい通貨です。
日本からは飛行機で5~6時間となり、時差は2時間程度なので、長時間のフライトや時差ボケに苦しむことはありません。
ベトナム留学の魅力は低コストです。海外留学を考えた時どうしても予算が足りない、など費用がネックになることが多いですが、ベトナム留学はコストを抑えた留学が可能です。
アメリカやオーストラリア、カナダ、などの1ヶ月の授業料は12~16万円程度なのに対し、ベトナムの場合は3~5万円程度です。
これぞ、発展途上国ならでは!驚くほど留学費用が安くなります。ベトナムでは食費や生活費も抑えることが出来ますので、リーズナブルに留学か叶う国なのです。
留学中は外食をする機会も多くなりがちですが、ベトナム料理は日本人の口に合いやすい味付けです。ベトナム料理は野菜が多く、ヘルシーな味付け、辛くない、ということで日本でも最近人気があります。
隣国の中国や植民地統治時代のフランス文化などに影響された味付けとメニューとなっており、長期留学でも食事のストレスを感じることは少ないそうです。
ベトナムの公用語は英語ではありません。しかし日本同様、英語教育に力を入れており、簡単な英語スピーキングが街中でも可能です。
また、ビジネスの現場では英語使用がほとんどとなります。
ALS Language Centerはどんな学校?
ALS Language Centerはタンソンニャット国際空港から車で約10分の場所にあり、アクセスが非常に良い場所にキャンパスがあります。学校周辺にはスーパーはもちろんカフェやレストラン、などがあり、ダウンタウンにも気軽に出掛けることができます。
学校キャンパスで使用しているビルは2017年に建てられた新しいビルとなり、内装はウッド調のおしゃれなカフェのような雰囲気です。学校設備も充実しており、相談デスクや開放的なライブラリー、カフェテリア、マンツーマン授業室、野外テラス、などがあります。
同校はフィリピンの山間地バギオで15年以上、英語語学学校を運営してきたBECI(ベシ)の姉妹校です。
気になる教師陣ですが、教師全員フィリピンでトレーニングを積んできたフィリピン人を採用し、フィリピンのメインキャンパス同様に厳しいトレーニングを受けた優秀な講師陣です。
フィリピンで培った教育プログラムをそのままベトナムキャンパスに採用し、英語教授には自信があります。
BECIが独自に開発した「オンラインモニタリングシステム」をベトナム校でも使用しています。オンラインモニタリングシステムは、学生の学習状況をオンライン上で見ることができるシステムになります。
授業への出席状況や毎月のテスト結果やスピーキングスキルなどの確認ができます。学生は学習の進捗やウィークポイントを知ることが出来る他、日本にいるご両親はお子様の毎日の頑張りを確認することが出来ます。
ALSの特徴は、授業時間は欧米留学並み、授業スタイルはフィリピン式の少人数制、授業料はリーズナブル。つまり、欧米留学とフィリピン留学の丁度中間くらいの立ち位置と言えるのではないでしょうか。
ベトナム校(ALS)の授業スケジュールは、半日で終了するものが多く、授業終了後は自由に過ごすことができます。
現在ベトナムには日本や韓国企業が多く進出しており、変わりゆくベトナムを間近に見て、体感することが出来るとても貴重な機会です。
ALS校留学中の滞在先は、通学または学校提携ホテルが利用可能です。長期留学の場合は学校指定住宅への滞在が可能となり、学生の滞在期間や生活スタイルに合わせることが可能です。
ALSで開講しているコース紹介
ALSの開講するコースは、一般英語コース、ビジネス英語、TOEIC、IELTS対策コース、ジュニアコースと、大抵の留学希望者のニーズはカバーしています。
授業はフィリピン人講師とのマンツーマン授業と少人数グループ授業で構成されており、学生の英語レベルと目的に合った学習が可能です。
授業を担当するフィリピン人講師は、当然ですが英語しか使いません。そのため、わからない文法や教科書の内容があっても日本語で質問することはできません。
英語初心者の方は少し困惑されるかも知れませんが、そこは教師もプロなので大丈夫です。
片言の英語でも試行錯誤して先生に伝えることが何よりも重要ですし、相手もプロですから学生の質問を理解し、丁寧に解説してくれますのでご安心を!
1日のタイムスケジュールですが、マンツーマン授業2コマ、少人数グループ授業2コマの計4コマ授業となります。
一般英語コースでは、すべての英語レベルの学生が受講することができ、個々の学生の英語レベルに合わせて、英語の基礎から応用を学んでいきます。
マンツーマン授業は講師との1対1で行う授業なので、学生のわからない部分をピンポイントで学ぶことができ、学生は自信をもって英語スピーキングの練習を行うことが出来ます。
グループクラスは、講師1名に対し学生が最大4名の少人数クラスです。授業科目は学生のニーズに応じて、リスニング、リーディング、スピーキング、発音矯正、などが選択可能です。
少人数クラスのため学生と講師の距離が近く、コミュニケーションを取りながら授業を受けることが可能です。またクラスメイトとの意見交換やディベートなども行いますので、英語勉強の刺激となるでしょう。
一般英語コースの授業で扱うテキストは20種類以上あり、英語コミュニケーションスキル向上に一番効果的なテキストを学生に合わせて使用しています。
次にALSのビジネス英語コースの紹介ですが、なんと英語初心者の方でも受講が可能!
通常、欧米圏の語学学校のビジネス英語コースは、大人数でのグループ授業となるため、中級以上の英語力が求められます。ALSはマンツーマン主体の授業なので、英語初心者からでも学生の英語レベルや職業、目標、などに合わせた内容で授業を行って貰えます。
英語力が初級・中級者の場合は、スピーキングや文法、発音、など基礎力の学習から始まります。その後、実践的なディスカッション、ビジネス単語の学習などを行います。
上級者レベルになると、会議を想定したプレゼンテーションやディベート、提案書の作成、英語交渉術などの実践に近い内容をロールプレイ方式で学習していきます。
ALSのビジネス英語コースは、今後ワーキングホリデーを考える学生にも適しており、英語圏で仕事をするための英語術や履歴書作成などもサポートしています。
このようにALSのビジネス英語コースは、学生のレベルにあわせてステップアップ型のカリキュラムを組んで貰えるので、最初から無理のある授業は行わないので安心です。
留学前は”英語力がゼロ”と自信がない方でも、ALSでしっかりと基礎を学んでから、オーストラリアやカナダにワーホリで渡航するとスムーズな留学が実現できるでしょう!
ベトナム校は午前中のみの自由度の高いスケジュールなので、もっと短期集中で勉強したい方は、フィリピンのメインキャンパスでの学習をお勧めします。
最後にALSのTOEIC・IELTS試験対策コースですが、試験対策を長年教授してきたフィリピン人講師が担当し、専用テキストにより包括的な試験対策テクニックを学んでいきます。
授業は1日マンツーマン授業2コマ、少人数グル-プ授業2コマとなります。また同コースでは回数無制限の模擬テストも実施しており、本番に向けた試験慣れが可能です。
授業は試験で必要となる読み、書き、聞き、話すの全4技能を試験に合わせて学んでいきます。試験頻出単語やセンテンスの繰り返し練習や問題解答の時間短縮、など高得点取得のための対策を行います。
全体的なALSのコース内容を見ると、一般的なフィリピンの語学学校と変わりません。しかし、授業時間がフィリピンの学校の約半分となるため、のんびりと自分のペースで学びたい人向けに最適であることが分かりますね。
ベトナム留学ALSの留学費用
ALSでの留学中の宿泊先は、ご自宅からの通学または学校提携ホテル宿泊の2タイプから選択することができます。
提携ホテルは、学校キャンパスから徒歩で向かうことができ、快適な完了です。
下記は授業料、ホテル宿泊費用を含んだ学校費用となります。滞在中の食事は含まれていませんが、学校周辺には多くの飲食店があり、ベトナム料理を楽しむことが出来ます。下記費用は、USドルになります。
一般英語コース
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | |
1人部屋 | 640ドル | 1,280ドル | 1,920ドル | 2,560ドル |
2人部屋 | 470ドル | 940ドル | 1,410ドル | 1,880ドル |
ビジネス英語コース / TOEIC・IELTSコース
1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 | |
1人部屋 | 690ドル | 1,380ドル | 2,070ドル | 2,760ドル |
2人部屋 | 520ドル | 1,040ドル | 1,560ドル | 2,080ドル |
※上記費用以外に入学金100ドル、空港ピックアップ20ドル、教材費、ビザ費用、などの支払いが必要となります。
※上記費用は、当記事作成当時の費用となります。最新費用は留学ドットコム窓口までお問い合わせください。
フィリピン留学との2ヶ国留学もおすすめ
この記事をご覧頂いて、「フィリピンも良いけど、ベトナムも気になってきた…!」と言う方もいらっしゃるかも知れません。
そんな方には、留学費用は格安ですから、贅沢にベトナムとフィリピンの両方に留学するのも1つの手です。
ALS Language Centerは、フィリピンで有名な英語学校BECIの姉妹校ということもあり、フィリピンとベトナムの2ヶ国留学もお勧めしてるそうです!
フィリピンBECI校は英語スピーキングに特化した、スパルタコースを開講しており、短期間で最大限の英語の伸びが期待できます。また、ネイティブ教師によるスピーキング強化クラスでは、実際のアクセントをアメリカ人講師より教わることが出来ます。
ALSのコース内容はフィリピンのメインキャンパスと大きな違いはありませんが、授業時間の長さやネイティブ教師の有無など、メインキャンパスにしかないメリットもあります。
例えば、最初は短期集中型のフィリピンで学んで、英語力が中級レベルになったら自分のペースでTOEICやビジネス英語をベトナムで学ぶといった使い分けも良いかも知れませんね!
フィリピンにはBECI校以外にも英語語学学校が100校以上あるので、フィリピンでは別の学校を選択することもできます。
1日8時間のマンツーマン授業を開講する学校やTOEIC対策特化、アジア圏就職支援、など東南アジア圏での留学を検討される場合は、フィリピン留学もチェックしてみてください。