【必見】留学エージェントの見積もりの落とし穴と賢い選び方!
留学エージェントの利用者は、留学未経験者というケースが一番多いです。
そのため「あまりよく分からないまま、最初に問い合わせしたエージェントにすぐ申込してしまった…」という方が非常に多かったりします。
そこで、このコラムではエージェント選びで特に重要な「見積もり」や「お問合せ方法」についてプロ目線から解説をしたいと思います!
また、このコラムで解説しているお見積もりや問いあわせ方法ではなく、全体的なエージェントの選び方を知りたい方は下記のコラムもぜひ参考にしてみてください。
それから、既にお問合せや見積を行っている方はこちらの記事やサービスを参考にしてみてください。
「見積もり=安いエージェントを見つける」ではない!
留学は高価な買い物ですので、値段はもちろん重要です。
しかし、見積もりはただ単に「安いエージェントを探す事」が目的ではありません。
見積もり依頼する本当の目的は「信頼して任せる事ができるエージェントを見つけるため」だからです。
→信頼できるエージェントで、なおかつ安いエージェントだとベストですよね!
やっぱりいくら安くても、その中身(サービス)が悪ければ買いたくありませんよね?
「とにかく安ければ何でも良いよ!たとえ中身はひどいものでも全然構わないよ」という人はきっといないはずです。
そこで、信頼できるエージェントかどうかを調べる方法の一つとして見積もりを上手に利用していきましょう!
具体的には、複数のエージェントへ見積もり依頼をして比較することが重要です。
複数の見積もりを比較する事で「あれ?ここのエージェントは内容や値段が極端に違うぞ!」という事が発見できるためです。
もし「明らかに値段が極端に違う」というエージェントを見つけた場合には、要注意です。
そうした場合には、そのエージェントが「ものすごく上乗せをしている」 or 「見せかけだけを安くしている」というどちらかの可能性が考えられるからです。
見積もり依頼をたくさんすれば良いわけでもない
「見積もり依頼をすれば、そのエージェントが怪しいかどうかをチェックできるんだ!じゃあ、1社でも多く見積もりを依頼しますね!」という考え方も実はNGだったりします。
「見積もり依頼をたくさん出せば出すほど良いエージェントが見つかる」という単純な話でもないからです。
逆に見積もり依頼を出しすぎる事で、情報が多くなりすぎて結局迷ってしまい、決めきれなくなってしまう可能性が高くなります。
ちなみに、下記のような問いあわせ方法はNGですので、絶対に避けていきましょう。
↓
2.手元に見積書やたくさんの情報が届く
↓
3.情報が多すぎてよく分からなくなってしまった!
急がば廻れではないですが、「とりあえず数多く見積もりしよう!」という罠にはひっかからないように気をつけましょう。
プロが教えるエージェントの「問いあわせ」から「申込決定」までの流れ!
それでは、どうやってエージェントにお問合せすれば良いのでしょうか?
理想の問いあわせは、こうした手順を踏んでのお問合せになります。
ステップ1)エージェント連絡前の準備準備
最初はエージェント連絡前の事前準備です。
もちろん「何も分からないからとりあえず聞いてみる!」という相談方法もあります。
しかし、事前にほんのちょっとだけ準備することでより効率良く、みなさんに合ったエージェントが見つけやすくなります。
例えば、あなたがもし友達から「どこかおいしいランチやってるお店教えて!」と聞かれた時と「地元で一番美味しいラーメンのお店を教えて!」と聞かれた時により答えやすいのはどちらでしょうか?
留学カウンセラーも人間ですので…「とりあえず良さそうな留学プラン教えて!」とざっくり聞かれるよりも、例えば「この国と都市で一番真面目な雰囲気の学校を教えて!」と具体的に聞かれた方が、ずっと答えやすいのです。
そこで、まずはエージェントに問い合わせをする前に、自分が考えれる範囲で良いので下記のポイントをしっかり押さえいけると理想です。
・留学の希望をできるだけ明確にする
→具体的には上記のように目的、国、都市をまずは考えていきましょう!
ただ、留学の目的が1つだけという事はありませんし、気になる国や都市が複数あるケースも多いと思います。
そうした場合には「どちらかというと…」という好みを伝えれるとベターです。
例えば、「どっちかというと私はこの目的が一番です。」、「どちらかというと、こっちの国(都市)が自分的には気になってます」という感じですね。
・留学内容の優先順位を決める
→次は上記のように留学の優先順位を決めていきましょう!
留学生が一体何を重視するのかで、留学エージェントからの提案内容が大きく変わるからです。
例えば、単純に「絶対に予算厳守」なのか、「プラン次第では予算アップが可能なのか」でもプランに大きな幅が出てきます。
実際、右も左もわからない状態だとなかなかこうした事を決めるのも難しいかもしれませんが…みなさんのできる範囲、分かる範囲で自分の希望をメモして問いあわせに伝えれると理想です。
逆に「留学の希望(何をしたいのか、どこに行きたいのか)」、「優先順位(自分は何を優先したいのか)」のこの2つをエージェントやカウンセラーへ伝えられれば、より具体的で欲しい情報を詳しく、簡単に手に入れることができるという意味でもあります。
ステップ2)エージェントへのコンタクト&やりとり
「自分の希望(何をしたいのか、どこに行きたいのか)」、「優先順位(自分は何を優先したいのか)」の2つをおぼろげでも良いので頭でイメージしましょう。
それができたら、次はいよいよエージェントへのお問合せです!
まずはカウンセラーへこの2つをしっかり伝え、学校候補と就学期間を大まかに絞り込んでいきましょう。
ちなみに、この段階では焦って「見積もりして!」と、急いで依頼はしなくても大丈夫です。
この2番で行うのは自分の希望にあった「学校候補と期間の絞り込み」で、「見積もり依頼」ではないからです。
※より正確なお見積もりを出して貰うためにも、まずは学校候補と期間を決めていきましょう!
・担当カウンセラーの対応をチェック
そして、この時にその留学エージェント(留学カウンセラー)と2,3回のやりとりをする事になります。
その時には、担当カウンセラーの対応を下記5点でチェックしていけると良いです。
逆に以下のような場合は、キッパリとコンタクトをやめましょう。
もしこうしたエージェントであれば、見積もりの際にいくら値段が安かったとしても、結局はあなたに合わないエージェントになるためです。
・申込を必要以上に迫らないかチェック
特にこの時点で「今すぐに申込をしてくれ!」と必要以上に迫ってくるエージェントには要注意です。
学校が提供する月ごとのキャンペーン、エージェントごとのキャンペーンなどでお得にお申込ができるタイミングも当然あります。
しかし、大きな買い物である留学ですのでここで焦って決めないようにしましょう!
留学は当日や数日で即断するような買い物ではありません。
それを理解してくれないようなエージェントには頼まないのが一番です。
また、もし「本日限り!」「1週間以内に申し込みしてくれれば〇〇円ディスカウント!」と、ものすごく大きな値引きと一緒にとにかく今すぐの申込をせかしてくるという場合には「値引き前提で案内をされている」と考えましょう。
つまり「値引きを前提とした案内 = 提示している価格がもともと適正なものではない = 適正な見積もりをきちんと出してくれない不親切なエージェント」という事ですので要注意です。
一方で「希望のお日にちで出発するためには少しでも早い申込が良いですよ!」、「出発の希望日が迫っているので、迷っている時間はないですよ!」というように即断や即契約は迫らないもののお申込の目安や期限を提示してくれている場合には、しっかりメモをしましょう。
そのメモ情報を元にして他のエージェントとの回答と比べれば「このエージェントは申込をせかしているな」というのも分かるからです。
→即断、即決、即お申込を促すエージェントは一歩引いて判断する方が安心です。
また、留学準備やお申込タイミングについて詳しく知りたい方は下記のコラムも参考になるはずです。
留学準備は最短どのくらいで間に合うのかを検証
・今回の留学で考えている目安予算を伝える
現在考えている留学予算もきちんとお伝えしましょう。
…という気持ちもありますよね(笑)
でも、この時点ではきちんと「自分はこれくらいの予算を考えている。」という予算の目安を伝えていくのがベストです。
なぜならその予算がもし現実的に足りない場合で、かつきちんとしたエージェントであれば「その予算だとご希望の留学プランは残念ながら難しいですね」、「例えば、こうした貯金のプランや留学準備はどうですか?」という正直な回答や提案があるためです。
通常、TOEIC400前後からスタートする方が日常英会話レベルの英語力(CEFRのB2レベル)を身につけるためには、800~1,200時間くらいの学習時間(語学学校で最低4ヶ月程度)がどうしても必要になります。
一方で、単純に成約や売上げの事ばかり考えているエージェントだと「今すぐにとにかく成約して貰いたい!」という気持ちが強いです。
そのため「お客さんのその短い就学期間だと希望の英語力は身につけるのは難しいですよ」といった面倒な説明や提案はしません。
もし「学習期間が足りないよ」ときちんと説明しようと思うと「留学生の現在の英語力を把握→英語力が身につくスピードや時間を解説→だから足りないよ」と言う事を一から説明しないといけないためです。
上記のような説明や案内はエージェントにとっても手間が掛かりますし、説明や案内が長くなれば、そのぶん申込のタイミングも遅れます。
だから、そうした成約や売上げばかりを考えているエージェントでは面倒な事はお客さんに黙ったままなんですね。
具体的には、こんな風にしてに「すぐお申込してもらえるような」案内をしてくるはずです。
ステップ3)見積もり依頼時に気をつけるべき点
2番のエージェントやカウンセラーとのやりとりを経て、「このエージェントやカウンセラーさんは良さそう!」、「信頼できそう!」と感じた場合には、いよいよ見積もりの依頼を出していきます!
いよいよ本題の見積もりですが、見積もり時にも注意すべき所がいくつかありますので、しっかりチェックしていきましょう。
・比較するエージェントは2,3社に絞る!
例えば10社、15社など気になるエージェントへ手当たり次第に見積もり依頼をしていたら、比較するだけでもめちゃくちゃ大変です。
私は「時間だけはとにかくあります!」、「留学準備にどれだけでも時間を掛けれるぞ!」という人は別ですが…基本的にはあまりにたくさんのエージェントへ見積もり依頼をするのはオススメ致しません。
2番の段階でエージェント、カウンセラーとやりとりをしながら、「このエージェントはないなぁ…。」、「ここのエージェント(カウンセラー)はちょっと自分とは合わないな」という印象や感覚を頼りに、候補を減らしていきましょう。
多くの人は留学出発までの準備時間は有限です。
エージェント選びに多くの時間を掛けるよりも、留学プランや学校選び、出発前の持ち物、英語の準備、資金の準備(貯金)などに時間を割く方が断然有意義と言えます。
・見積もり依頼する学校も2、3校に絞る
自分が気になる学校を手当たり次第に「この語学学校10校の見積もりを出して!」と依頼するのは意味がありません!
そのため、見積もりについてもエージェントと同じように絞り込んで2,3校で依頼をしましょう。
また、見積もりの段階で最終候補の学校が5校や6校もあったりすると結局後から迷ってしまったり、比較が大変になったりしますので、見積もりする学校候補は2,3校がベストです。
実際に留学ドットコムのお客さんでもやはり比較検討するものが多すぎると混乱してしまって、結局どの学校が自分に合っているかどうかわからなくなりがちです。
あとは、見積書を5校、6校と数が増えれば増えるほどそれだけカウンセラーも見積もり書の作成に多くの時間が掛かってしまうので、その分エージェントから返事が貰えるのも遅くなってしまいます。
・必ず同じ学校、同じ留学期間で見積もり依頼する
みなさんがインターネットショッピングで値段の比較する時には、必ず同じ商品と違う店で比較しますよね?
同じように、留学もできるだけ同じ商品(国、学校、期間)で比較しましょう!
もし留学期間や学校が違うと、いざ見積もり書が届いた時に結局比較をするのが困難になってしまうためです。
見積もりをする時には「学校、期間」といった条件を必ず決めて(固定して)依頼をしていきましょう。
・有名なエージェント以外も見積もりする
そして、広告などでよく見る有名な会社以外も必ず見積もりに入れて行きましょう。
世の中に留学エージェントの種類はたくさんありますし、有名な会社ほどそれだけ広告費にお金を掛けているため見積金額に差が出やすいためです。
→ 有名なエージェントと広告費などの仕組みもこのコラムで解説しています。
届いた見積もり書はこうやってチェックしよう!
無事、留学エージェントから見積もり書を受け取ったら、次はその見積もり書の中身をしっかりチェックしていきます。
ここではプロならではの見積もり書の見方をご案内しますので、ぜひ活用してくださいね。
総額(合計金額)にだまされるな!
留学についてよく分からない人ほど、細かな内訳を見ず、単純な合計金額だけをパッと見て「ここは安い」、「ここは高い」と判断しがちです。
もちろん総額(合計金額)も大事ですが、「本来入るべき費用が抜けていて、総額が安く見せられている」という可能性もあります。
そのため、見積もりの中に何が含まれているのか、何が含まれていないのかを注意深くチェックしましょう。
パッケージ料金は特に中身をしっかりチェック!
いわゆるパッケージ料金(コミコミで一括〇〇円)という一括料金は何より分かりやすいですよね!
それに「学校やホームステイ、航空券などが全部含まれた留学パッケージ」は、一般消費者からしたら「パッケージ=セットでお得」というイメージが強いと思います。
しかし、留学に限って言えば「パッケージ料金 = 内訳が細かく見えないことが多い = 見えない所で少しずつ上乗せ請求されている可能性が高い」ので、パッケージについては特に用心していきましょう。
また契約書に「学校料金の変動があった場合には差額を請求させて頂きます」という条項がサラッと記載されている事もありますので、どのような場合に差額が発生するのか、どれくらいの差額が発生するのかというのもお申込前に確認しましょう。
これは、留学はお申込時点で料金が確定しますので、お申込後に差額が発生するという事はあり得ないためです。
どの学校を選んでも一律料金という事はありえない
留学においては「どの学校を選んでも一律料金ですよ!」というサービスがあったような場合にも注意をしていきましょう。
普通に考えたら「たくさんある語学学校の授業料が全部同じ」という事はありえないわけです。
もし留学エージェントが「一律料金でコミコミ月額20万円」というサービスを提供していたら、原価となる中身(商品代金)はできるだけ安く押さえたいと考えるのが普通ですよね?
仮に、お客さんが20万円を支払って、中身が15万円の商品であれば、5万円が留学エージェントの売上げとなります。
一方で、お客さんが20万円を支払って、中身が18万円の商品であれば、売上げは2万円だけになってしまいます。
そのため「コミコミ月額20万円で、好きな学校選べるよ!」という内容であったとしても、実際は「パッケージ内の選択肢がそもそも安い学校しかない→どの学校を選んだとしても格安学校をチョイスすることになる」というケースもあったりしますのでこうした一律料金にも注意をしていきましょう。
高すぎる、安すぎるは要注意!
商品やサービスには適正価格や相場というものがあります。
もし見積もりをしたエージェントの中で、「ここだけ異常に安いぞ!」、「他社と比較して高すぎる!」という場合には逆に怪しいので十分に注意しましょう。
もしそうした「明らかに安い、高い」というエージェントがいたら、「なぜ安いのか(高いのか)」という理由をきちんと質問しましょう。
その理由や回答に対してきちんと納得できれば良いですが、不安が残れば要注意です。
また、すぐに値引きをする会社も信用できません。
人間どうしても値引き金額が書いてあると、元の値段が高いものを選びがちですが、極端な値引きは疑うのが得策です。(通常の値引きはキャンペーン、特定の条件などを満たした時に限定的に出されるもののため)
もしこうした大きな値引きが書いてあると、出されたお見積もりがそもそも正当な見積もりでない可能性が高くなります。(もともとが水増し価格で見積もりが出されているため)
それから「同じサービス内容であれば安い方が良い」というのは誰でも同じ気持ちですが…一般的に高いエージェントと安いエージェントには下記のような傾向が見られます。こうした部分も合わせてチェック出来るとベストです。
正規料金かどうかをチェック
留学エージェントの中には、「語学学校の正規料金へ勝手に上乗せをしている。」というケースもあったりします。
例えば、語学学校の正規料金が1週間300ドルであっても、そのエージェントが見積書に「1週間350ドル」と記載をして、見積もりを出しているようなケースです。
週50ドルの差額であっても、半年留学の24週であれば1200ドルもの上乗せ、1年留学であれば2400ドルもの大きな上乗せとなってしまいます。
授業が正規料金になっているか判断するためには、同じ学校と同じ留学期間で、別エージェントへ見積もり依頼すれば分かります。
違う学校、違う留学期間だと料金も比較ができませんので、「必ず同じ学校、同じ留学期間で見積もり依頼する」のが重要です。
学校のキャンペーンが適用されているかチェック
語学学校は、入学やお申込時期、条件を定めて「入学金無料」や「週400ドルを週350ドルで入学できます」というお得なキャンペーンを実施しています。
留学エージェントの中には、「お客さんには学校のお得なキャンペーンの事を伝えずに、そのキャンペーン分をこっそり利益として計上している。」というケースもあるようです…。
↓
・エージェントはその学校へ350ドル(キャンペーン料金)で支払う
↓
・エージェントの手元に差額の50ドルが手元に残り、利益になる
長期留学ですと、キャンペーンのディスカウントが10万円などになるケースもあります。
留学生が気づかなければ、知らないうちに10万円もの損失を出しているという形になるんですね。
海外旅行保険の値段や条件もチェック
長期留学時に加入する海外旅行保険も留学エージェントにとっては大事な商品ですので、お見積もりにこうした保険が入ってくる事も多いです。
その際には、海外旅行保険の保険料があまりに高くないかどうかもチェックしましょう。
2024年時点で海外旅行保険の1ヶ月の相場は22,000円/月くらいです。
そのため、ここの相場からあまりにもかけ離れた保険の見積もりが入っている場合には「高い保険を売りつけようとしている」と警戒していきましょう。
また、「海外旅行保険も必ず留学とセットでお申し込みしないとダメ」というセット申込を義務としているエージェントもあります。
そうしたセット申込を義務としているエージェントは「自分で好きな保険を選べない不親切なエージェント」として見ていきましょう。
プロは見積もりを安く見せる事が可能
実は、留学エージェントの立場からすると、安い見積もりを作ろうと思えばいくらでも簡単に作れてしまいます。
例えば、オーストラリアのワーキングホリデーで3ヶ月の語学学校プランで見積もりで、現地収入を一切入れないとだいたい280万円前後は必要になります。
しかし、ただ単に「安い見積もりを提示するだけ」であれば下記のような事も可能です。
↓
・格安語学学校で短期就学、生活費も低く見積(-100万)
・現地でのアルバイト収入を多く見積(+400万)
↓
・見積:200万以上貯金して帰国出来ますよ!
→学校費用を一番安く見積りして、現地での生活費も安くし、現地でのアルバイト給料を増やせばトータルの見積は安くなります。
また、語学学校もピンキリでしっかりとした名門校から、格安の語学学校もあります。
格安語学学校では1クラス内の留学生数も多くなり、先生の実力や授業の質も下がり、学校の運営体制なども当然値段相応のサービスとなります。
「しっかりとした学習環境で英語を勉強したい!」という人には決してオススメはできないような学校でも、エージェントによっては少しでも安く見せるために見積もりに入れていたりするんですね。
ちなみに、もし渡航後に「エージェントから貰った見積や想定予算は全然違ってた!」となったら、エージェントにクレームを入れるかもしれませんね。
しかし、そうした場合でも安い見積を出すエージェントはそのあたりも慣れているので、のらりくらりとかわします(笑)
例えば、もし渡航後に留学生から「生活費が思ったよりも掛かってしまった!」とクレームが入ったら…エージェント側は「生活費は個人差がありますので仕方ないですよ」という回答をします。
また、「アルバイトがなかなか見つからない、安い給料でしか働けない」というクレームが入ったらどうでしょうか?
その場合には、エージェント側は「やっぱりお仕事で給料や待遇は変わりますので仕方ないですよね~」という回答をするだけになります。
実際、想定予算やお見積もりが正確でなく、いい加減な資金計画で渡航をしてしまうと、渡航後が大変です。
それこそ、「毎日コツコツ節約しながら1年間ほぼ日本語環境でアルバイトだけして英語も身に付かずにそのまま帰国」となりかねません…。
最悪ニュースにあるようにホームレスの無料食料へ並ぶ事にもなるかもしれないですし、資金が底をついて日本への途中帰国を余儀なくされる可能性もあります。
「あまりに安い見積もり」は「絵に描いた餅=机上の空論」で、現実に即していない見積もりである可能性もあるため十分な注意が必要です。
イブニングコースの有無をチェック!
日本の学校でも「日中のコース」、「夜間コース」という種類があるように、実は海外の語学学校でも「日中のコース(デイタイムコース)」と、「夜間コース(イブニングコース)」という種類があります。
そして、費用も日本の学校と同じように日中のコースと夜間コースを比べると「夜間コースの方が断然安い」です。
以前、留学ドットコムにお問合せがあった方で以前こんなケースがありました。
↓
・お客さんは学校=昼間に通うものだと思い込んでいた
↓
・お客さんはエージェントに言われるがままパッケージ費用(日中コース料金)をお支払い
↓
・留学エージェントは、日中コースの費用を受け取りつつ、格安の夜間コースを手配
↓
・お客さんは夜間コースが手配されていると知らずに余分な高い料金を支払っていた
例えば、日中のコースと夜間コースだと週100ドルくらい差があることも珍しくありません。
もし半年(24週)で計算すると、2400ドルものの大きな差になります。
上記のケースであれば、20万円以上を上乗せ請求し、その分を留学エージェントが利益として計上していたことになるのです。
目的に合致すればイブニングコースも節約留学の良い手段となりますが、万人に合う選択肢ではないため、イブニングコースかどうかもお申込前に必ず確認しましょう。
→イブニングコースについて詳しく知りたい方は上記コラムもご参考下さい。
消費税の計算方法もチェック!
学校費用(授業料、滞在費、入学金)などは、日本の商品(サービス)でないため、消費税は掛かりません。
一方、エージェントが日本で行うサービスには、消費税が掛かります。
パッケージや一括料金になると、消費税が余分に掛かる事になりますので、そうした部分もしっかりチェックしていけると安心です。
為替レートもチェック!
為替レートの計算レートでちゃっかり上乗せをしているエージェントもあるため、下記コラムも参考にしながらレートもしっかりチェックしていきましょう。
お申込前のチェックポイント
そして、お見積もりを出して貰って「いよいよ申込するぞ!」となった時にも、焦らず、冷静に申し込みをしましょう。
具体的にはお申込前には下記のような部分もチェックしていけるとベストです。
お申込後の状況もチェック
お見積もり書も安くて、カウンセラーの対応も良く、「ここが良さそうだな」と思った時こそ、お申込後の状況(約款=申込規約)もきちんとチェックしましょう!
些細なトラブルや変更であっても、追加で対応をお願いする際には有料オプションとして追加の料金を請求するエージェントや、そうしたトラブル対応は行いませんという不親切なエージェントもあったりするためです。
一方で、ちょっとしたトラブルなどであれば無償でサポートをしてくれたり、無料で出発日や申し込み内容を変更してくれたりするエージェントもありますので、見積もり書には現れない部分も加味して比較できるとベストです。
また、「いつからキャンセル費用が掛かるのか」というタイミングも約款(申込規約)でしっかりチェックするポイントとなります。
「ここまではキャンセル費用が掛からないと思っていたのに…発生してしまった!」というのだけは避けていきましょう!
逆に、キャンセル費用が掛からないタイミングが分かれば、そのタイミングまでは「仮予約」というような形で気軽にお手続きすることも可能です。
支払いのタイミングをチェック
「なんだか良さそうなエージェントだな。」と思っても、すぐに手付金(頭金、申込金)の支払いを求めるエージェントは怪しんで用心しましょう。
なぜなら、手付金(頭金、申込金)はキャンセルをした場合に返金をされる事はほとんどないためです。
手付金(頭金、申込金)をいったん支払ったら、そのお金は1円も戻ってこないというエージェントもあるため注意しましょう。
一方で、手付金(頭金、申込金)がないエージェントであれば安心して申込ができますし、前述した「キャンセル費用が掛からないタイミング」と上手に組み合わせる事で上手なお申込も可能です。
また、あまりに急ぎで「学校費用をすぐ支払ってください!」と依頼をしてくる業者は会社の内情が厳しい事が予想できます。
それから、仮にエージェントが「お支払いは出発日の3ヶ月前でも大丈夫だよ。」という案内をしてくれたとしても要注意です!
例えば、「お支払いは出発前の3ヶ月前でOKだよ」という状況であっても、出発予定日が近くなればなるほど多額のキャンセル費用や違約金が掛かるようなケースもあるためです。
実は「すぐに支払いをせかさないから、ここは良いエージェントだな~。」と安心するのではなく、お支払い後のルール(申込約款=契約内容)もしっかりチェックした上でお申込をしましょう。
上記のようなケースだと「支払日の直後にすぐキャンセルする。」という場合でも、多額のキャンセル費用が掛かったり、キャンセルをしても一切返金がなかったりする場合もあるためです。
航空券の購入タイミングもチェック
「チケットはとにかく早く購入した方が安くてお得ですよ。」という案内で、航空券購入を出発日の5ヶ月や6ヶ月も前に指示されたり、手配を進めてしまったりするエージェントもあるので気をつけましょう。
早めに航空券を手配する事で確かに少し割安になるのですが、5ヶ月や6ヶ月も前に購入する必要はありません。
なぜなら一般的に留学生が利用する格安航空券は、日付の変更やキャンセル(払い戻し)が一切できないためです。
もし勇み足で6ヶ月前に航空チケットを買ってしまったら、例えば1ヶ月後に「やっぱり予定が変わって渡航日を1週間早めたい(遅くしたい)」となった時に、せっかく購入した数万円ものチケットが完全に無駄になってしまいます。
基本的には一度航空チケットを購入してしまったら、なかなか留学開始日を変えることはありません。
しかし、会社を退職する方であれば「会社から退職をもう少しだけ遅らせて欲しいと依頼があった。」、学生の方であれば「この日にテスト入ってしまった!」、「就活スケジュールで予定が変わった。」といった事も十分考えられます。
他社の見積もり書を見せる
もし「どっちのエージェントも良さそうだなぁ…。」と迷った時や、エージェントを決めきれない時には、思い切って他社の見積もり書を見せましょう!
他社の見積もり書を提示する事で、客観的な意見や回答をしてくれるエージェントかを見極める事ができます。
見積もり書を見せたとたんに…「この会社は全然ダメ!ここは絶対にやめた方が良いよ!」と、とにかく批判ばかりするようなエージェントは怪しいので避けていきましょう。
一方で、「この他社さんの〇〇はメリットです。一方で、△△はデメリットです。」と客観的な意見やアドバイスを出してくれる会社やカウンセラーを探せるとベストですね。
やはりどの留学エージェントにも特徴(強いところや弱いところ)がありますので、自分に合ったエージェント選びが重要です。
留学ドットコムへぜひお問合せください!
いかがでしたでしょうか?
エージェントへのお見積もり、お問合せの方法について役に立つ情報はありましたか?
どのエージェントに問い合わせをする場合でもやるべき事は同じです。
もしあなたが今留学に迷っているのであれば…
まずは上記の2つをぜひ留学ドットコムへお聞かせください!
ぜひ2、3回のやりとりを通じて「留学ドットコムは自分には合ってそう!」と感じた場合には、国や学校を絞り込み、お見積もりをしていきましょう。
その上で、きちんと納得を頂けた場合には、ぜひお申込をして頂ければ幸いです!
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