【ポルトガル留学】ポルトガル留学でかかる費用は?上手く節約する方法とは?
留学を検討する際にどのようなポイントを重視していますか?治安や天候など国によって様々な特徴がありますが、やはり留学先選びで大きなポイントとなるのは留学費用ではないでしょうか。
ひと口に留学費用といっても、その内訳は航空券、家賃、食費、保険代など様々で一体何がどのくらいかかるのかとても気になりますよね! 特にポルトガル留学に関しては、マイナーなので情報も少ないと思います。
と言うことで今回は、私が経験したポルトガル留学した時に経験した必要な費用と節約のコツをお話しします!
航空券は早めに購入するのがオススメ
まずは航空券についてご紹介します。ポルトガルへは日本からの直行便が無いため、トルコやドバイ、ヨーロッパ諸国などで1~2回乗り換えをするのが一般的です。
ポルトガルまでの航空券代は航空会社やトランジット(乗り換え)の回数によって様々ですが、片道6万円代から航空券が手に入ります。往復だと約10万円から購入できる場合もあります。
私が留学した時は、夏休みシーズンで少々値段が上がっていたため、往復約15万円の航空券を購入しました。
航空券の費用を抑えるためには、3カ月前など前もって購入を済ませることと、お盆シーズンや週末を避けることが大切です。
加えて、海外で滞在する際に必要なのが海外旅行保険です。1年間の留学で約20万円と決して小さい金額ではありませんが、荷物紛失から事故まで万が一のトラブルの際にサポートを受けられます。
保険は留学生活を送るにあたって大切なものですので、費用を抑えたいところをぐっとこらえて必ず必要なプランで申し込みましょう。
海外旅行保険も色々なプランがあって、それによって値段が変わります。費用を抑えたい場合は、最低限のプランでも良いので加入しておきましょう。
渡航後の滞在先選びは慎重に
ポルトガル渡航後の滞在先選択と、宿泊費についても気になるところだと思います。
ポルトガルの一般的な家賃は、月250〜400ユーロ(33,000~53,000円)です。
これは他のヨーロッパ諸国に限らず日本と比較しても安いでしょう。
これはシェアハウスのような形の一部屋の値段なので、キッチンやバス・トイレ、リビングルームはルームメイトと共同であることが多いです。
ポルトガルではルームシェア形式が一般的で、留学生や実家を離れたポルトガルの学生の多くがこうしたタイプの部屋を借りて暮らしています。
光熱費は家賃に含まれる場合と、家賃とは別に毎月請求される場合がありますので、部屋決めの際にしっかり確認をしておきましょう。
また初めの月はデポジット(敷金)がかかりますので、家賃とは別に払うお金があるということを覚えておいてください。なお、このデポジットは契約が終わる際に家の損傷が無ければ返金されます。
最初は語学学校に通うのが一般的ですが、1カ月で約12万円~15万円が相場の料金体系となります。語学学校に通っている間は、ホームステイや学生寮に滞在するパターンもあります。
どの滞在先を利用しても、外食をできる限り控えて生活している限りは、費用は大きく変動することはないはずです。
スマートフォンはSIMフリーを賢く利用
次にご紹介するのは現代社会での生活に欠かせないもの。
そう、スマートフォンです!
現地でのスマートフォンは、SIMフリー端末を利用することをお勧めします。
今日本で使用しているスマートフォンがSIMフリーに対応しているなら、そのまま海外でSIMだけ入れ替えれば使用できます。私は日本で使っていたスマホがSIMフリーではなかったため、現地でSIMフリー端末を約120ユーロで買いました。
種類によって値段は様々ですが、日本に比べると安価であることが多いのでポルトガルで新しく端末を購入するのも一つの手段です。端末を手に入れた後はプリペイドSIMカードを購入し、切れたらチャージするという方法で私は使いました。
この方法以外には、現地の携帯会社で月契約をしている留学生もいました。契約をしても月20ユーロ程度ですので、お手頃な値段ですね。安定的に使用するのであれば契約プランでも良いと思います。
現地の食材で自炊生活をする
ポルトガルの食材の多くは日本より安く購入できます。
あまり外食をせず自炊中心で過ごせば、1カ月の食費は300ユーロほどに収めることができます。
ポルトガルは西ヨーロッパで一番物価が安いと言われており、私自身もこの国に到着してすぐに入ったスーパーマーケットで、あらゆる食材の安さに驚かされました。しかし時には日本で普通に売っているものが手に入り難かったり、高額だったりすることもあります。
ポルトガルで賢く節約する方法は高価な物と安価な物をしっかり把握して、買い物をすることです。食材に関して言えば、ポルトガルでは野菜、果物、乳製品、スパゲッティ、お米、などは安価で手に入ります。水は信じられないほど安く、1.5Lのペットボトルの水が0.5ユーロ以下で購入できます。
こうした現地の安い食材を利用しての自炊は、節約ができることに加え、現地の食文化を知ることにも繋がりますので、まさに一石二鳥ですね!
地元人行きつけのお店は安価で美味しい
現地生活に慣れて来ると、現地で親しくなった友人とお出かけをしたり食事をしたりする機会も増えるのは必然です。この交際費も、工夫して賢く節約しましょう。
観光名所の近くでは客寄せをしているレストランが多くあり、価格設定も観光客向けです。
ちょっと中心地から離れれば、地元の人たちに親しまれる居心地の良いお手頃価格なレストランがあるので、地元の人が利用する店をお勧めします。
基本的にカフェは安価ですので、気軽にお茶を楽しむことができます。
カフェのテラス席でコーヒーとポルトガル名物エッグタルトを食べながら、昼下がりに友人との会話を楽しむなんていうのも素敵ですね。
たった2.5ユーロほどで、とても充実した時間を過ごせるでしょう。
工夫しながら海外生活を楽しむことが大事
ポルトガル留学の費用について、少しでもイメージが浮かんでいたら幸いです。ポルトガルは基本的に物価が安いので、少しの工夫で無理をせずに賢く節約することができます。
ポルトガル留学に掛かる費用をまとめると、語学学校の学費は月12万円~15万円、海外旅行保険は年20万円、飛行機チケットは往復15万円程度掛かることになります。
それ以外の現地での生活費、すなわち滞在費、食費(自炊中心)、交際費、交通費、を総合すると、概ね月1,000ユーロあれば大抵の場合大丈夫だと思います。
あとは為替レートによって1~2割変動してしまいますが、日本円に換算すると現地生活費は、およそ月12~14万円程度になります。
海外留学できる時期は、あまりフレキシブルに変更できない部分だと思います。特に私と同様に大学休学して留学する場合においては、休学できる時期は決まっていると思います。可能な限り円高のタイミングで留学、または両替ができると良いですよね。
留学費用が安価なポルトガルですので、節約して浮いた分を休日や観光の費用にあてて思いっきりポルトガルライフを満喫して欲しいと思います。