留学で成功する人は留学前に何をしてる?プロが見た留学成功者の共通点を紹介!
留学に行くことが決まり、学校や航空券、ビザの手続きが完了して一安心…。
「あとは出発まで体調を整えてゆっくり過ごそう!」というのももちろん大事です。
でも、留学を成功させる秘訣は、「渡航前の準備にあり!」と言っても過言ではありません。
留学を開始する前にやっておいた方が後々楽になることがあります。
実際に留学を成功させた先輩たちは留学前にどんなことをしていたのか、幾つかご紹介したいと思いますので、是非参考にしてもらえればと思います。
単語・文法を中心とした英語学習
「これから留学に行くのだから勉強はいらないでしょ?」そう思ってる人は意外に多いのではないでしょうか。
そして、「留学は英語初心者でも大丈夫って言いましたよね?」というご意見を頂くこともありますが、その考えもごもっともです。
しかし、事前に勉強してる人としてない人では、留学後のスタートダッシュに大きな差がついてしまうのもまた事実です。
勉強する時間に余裕があるなら、やっぱり勉強しておくに越したことはありません!
単語や文法が分からない状態であれば、授業が成立しないのです。正直、授業に出てもなにをやってるかチンプンカンプンになるはずです。
マンツーマンでレッスンを受けられるフィリピン留学、ネイティブ講師から発音を学べる欧米圏に留学したのに、現地で単語や文法の復習に時間を割いて終わってしまっては非常にもったいないです!
…とは言え、何か特別難しいことを予習していく必要はありません。
単に皆さんが中高6年間でやってきた単語や文法を、さらっと復習しておくだけでも結果は変わってきます。
私がサポートを担当したお客様のAさんは、実際に中学・高校で学んだ単語と文法を簡単に一通りおさらいして留学に臨みました。
基礎が頭に入っていたので、語学学校で「周囲よりも早くレベルアップすることができた!」と言っていました。
留学前に全く勉強をせずに同じ期間の留学をしていた友達よりも、英語力を伸ばすことができるのです!
基礎的な単語や文法が全く抜けてしまっている状態だと、まずそこに到達するまでに貴重な留学期間を費やすことになってしまいます。
単語や文法は日本国内でも勉強できる内容です。日本で出来る範囲の勉強は、できる限り日本国内にいる時からコツコツ勉強を始めることをお勧めします!
そして、現地に到着したら、沢山の外国人の友達を作って、英語環境で積極的に会話(アウトプット)することで、グンとスピーキング力とリスニング力が伸びるのです。
TOEICなど英語試験を受けてみる
英語学習に加えて、余裕があればTOEICなど英語の試験を事前に受けておくことをお勧めします。
自分のスタート地点の英語力を知っておくことは重要です。目標ラインからどれだけの点数が離れているかが分かれば、どのくらいの期間語学学校に通って勉強すれば良いのか期間も逆算して割り出すことが出来ます。
留学の折り返し(中間)地点、また帰国直前に再度テストを受けてみましょう!
自分の英語力が留学中にどれだけ伸びたかということが視覚的に分かりますし、順調に伸びていれば帰国後の自信にも繋がります。
試験のスコアは、あなたの現実を見せてくれます。中間地点で順調に伸びていなければ、それまでやっていることが間違っていた可能性が高まります。
残り半分の残された時間で、足りない部分をカバーするべく方向修正を行います。
留学で成功している人は、定期的に自分の実力を測り、やってきたことを見つめ直す機会を設けています。
TOEICなどのスコアは、就職活動でもアピール材料になります。同じく私が担当したBさんは留学前に300点台だったTOEICが、7か月のフィリピン留学を経て700点台後半までアップしました。
「フィリピン留学でTOIECが700点台になりました!」という部分はもちろんアピールになります。
さらに言うと、「もともと300点台だったのに、留学して400点以上もスコアが伸びました!」と伝えることで、頑張った成果が相手にも伝わりやすいです。
お金(留学資金)を可能な限り貯めておく
留学中にかかる雑費分も含めて、計画的にお金を貯めている方もいるかもしれませんが、そうした方は全体の一握りだったりします。
多くの方は、学校・航空券・海外旅行保険など最低限の初期費用を貯める程度で、留学(ワーホリ)に行く頃には「貯金はほぼゼロ…。」という状況ではないでしょうか。
「ワーキングホリデーで現地アルバイトをするから。」、「帰国後にすぐ就職するから。」と捕らぬ狸の皮算用で出発すると、思った以上に金銭面で苦労することになってしまいます。
留学で成功する人は、「留学中に貯金が底を尽きて帰国せざるを得ない…。」なんてことにならないように、留学へ行くことが決まった後も渡航までしっかり計画的にお金を貯めています。
留学ドットコムではそのような皆さんを応援するために、留学前の仕事紹介もやっています!
「出発まで数か月しかないけどお金を貯めたい!」という方には、住み込みでガッツリ稼げるリゾートバイトや製造業関連の仕事をご紹介しています。
また、「出発がまだ先だから計画的にコツコツ貯めたい!」という方には、派遣のお仕事もご紹介しています。
早めに留学の準備を終わらせたCさんは、渡航までの余った時間でリゾートバイトをし、2か月働いて50万円ほどの貯金に成功しました。
そのお金があったおかげで「最初の数か月間ワーホリでアルバイトが決まらなくても生活に困らなかったです。」と話していたのが印象的です。
逆にその貯金すら無いまま、現地でアルバイトも決まらなかったらと思うと怖いですよね…。
帰国後の就職を見据えた準備
留学を成功させる人は、出発前から帰国後を見据えて就職サポートを利用されています。
留学ドットコムでは就職サポートという形でお電話もしくは面談で就職のサポートを提供しています。これは帰国後だけでなく、留学に出発する前でも利用可能です。
事前に相談をしておくことで渡航前にある程度自分がどういった業種・職種に興味があるのか目星をつけることができます。また、その業種・職種に就くために必要なTOEICのスコアや英語力・スキルを確認しておくことで、しっかりと目標を立てた上で留学をスタートすることができます。
実際に私のお客様のDさんは留学前に就職相談へ行ったところ、自分がやりたいと思っていた職種に就くには思った以上に英語力が必要になることがわかり、慌てて留学プランを練り直していました。
留学に行って帰国したけど「結局、英語力が足りず希望の職種に就けなかった…。」という人はかなり多くいます。
このような事態を避けるためにも、「帰国後に自分がどうなっていたいか!?」という理想像を描いて、留学プランを組むことは非常に大切ですね。
出発前に自分が希望する職種のためには、どの程度の英語力が必要なのか理解してプランを組んでいれば、こんなトラブルは避けられます!
上記を見ていただくと分かるように、留学を成功させた先輩たちの共通点は「早めに留学手続きを終え、それ以外の準備に時間を割けていた方」です。
私がこれまで担当してきたお客様の中には余裕をもって留学準備を終わらせ、上記を全て行っていた方もいらっしゃいました。
一方、逆にギリギリにご相談に来られて手続きが終わったらすぐに出発という慌ただしい方もいらっしゃいました。
同じ国に同じようなプランで留学していても、渡航前をどのように過ごしたかによって留学後の結果が大きく変わってしまうことを理解しましょう!
皆さんの留学が成功するかどうかは、「留学手続き後~出発前までの準備期間」が非常に大きなポイントになることを強調したいと思います。
留学に行った後に「あれをやっておけばよかった…。」となってしまわないよう、早い段階から計画的に準備を進めていきましょう!