世界中のアニメ好きに出会える学生団体にインターン生が挑戦!
みなさん、名古屋で毎年8月に、コスプレの世界大会が行われているのをご存知ですか?
各国・地域の大会を勝ち抜いた代表たちが、衣装だけでなく舞台での演技や演出も含めたトータルのクオリティを競う、とっても熱い戦いが繰り広げられるんです!
この大会は、各国・地域の予選を勝ち抜いてきた代表たちが来日して、コスプレの世界一を決める大会です。
大会自体は名古屋で行われ主催は企業が行うのですが、各国・地域の代表へのおもてなしやサポートをするのは名古屋の大学生。
今年、留学ドットコム名古屋オフィスのインターン生2人が、学生メンバーとしてコスプレの世界大会に参加してきました!
このコラムでは、その時の経験を対談形式でお届けします!
学生メンバーの活動内容について
今日は僕が2人にお話を聞いていくよ!よろしくね!
じゃあ早速だけど、どうしてコスプレ世界大会の学生メンバーになろうと思ったのか教えて!
そうそう。私は中学生の時からアニメがずっと好きだったから、この学生メンバーに入ったら、海外にももちろん日本人にも、アニメが好きな友達を作れると思ったのが一番の理由かな!
それと、アニメ好きの外国人と友達になって、海外ではどんなアニメが人気なのかな?とか、それぞれのアニメにどんな感想を持ってるのかな?っていうのを聞いてみたいと思ったの。
私は海外の人と関わる機会が留学終わってからなかなかなくって、外国人と仲良くなれる!面白そう!って思ったのがきっかけ。ちょうど就職活動が終わったいいタイミングだったのも決め手かな。
大学4年生っていう学生最後のタイミングで、自分がずっと持ち続けてきた「海外との接点」を通して学んだこととか、英語の勉強の集大成みたいな機会になるかなとも思った。
私も担当国だったイタリア代表のケアをするのが一番大変だった。イタリア代表は、ライバルの多く競争が激しいイタリア予選をようやく勝ち抜いて日本に来れたみたいで、他のチームと比べてもすごく気合が入ってたんだよね。
でもセミファイナルの時点で落選しちゃって、本当に落ち込んでて…なんて声かけていいかわからなかった。英語力の面も人間力の面もまだまだ足りないなって思って辛かったなあ。
英語力が足りなくて、力になりきれなかった悔しさもあったけど、でも逆に英語ができたからこそ、少なくともちょっとは力になれたっていう嬉しさもあるよね。
あ、あともう1つめちゃくちゃ大変だったことあるよね!(笑)
代表たちが名古屋に着いた時に初めてブルガリア代表に会って、その時は何話していいかわからないし、手伝ってほしいことあったら言って!っていっても、「あなたに迷惑かけたくないから…。」みたいな感じで少し寂しかったんだよね。
でも日を追うごとに打ち解けていって、色々サポートを私に頼んでくれたり、それこそトラブルがあった時も私に相談してくれたりしたのが、すごく嬉しかった。出会って1週間くらいだったし、お互いネイティブじゃない英語でのコミュニケーションだったけど、ちゃんと信頼関係が築けてきてるなって。
うん。でも、最終日、お別れの時に「君がベストおもてなしスチューデントだよ!」って言われて、私の頑張りとか気持ちがちゃんと伝わってたんだ!って気づいてすごい嬉しかったの!
あと、それが丁度荷物が送れないトラブルの時で、イタリア代表が荷物を送るために外に出ないといけないタイミングだったから、「最後にもう一回ハグするからここで待ってろ!」って言われて。(笑)それも嬉しかったな。
活動を通して得たものとは?
そうだよね。あとは、今までボランティアって興味がなくて、だって対価もないのに労働するなんてもったいないじゃん?って思ってたの。だから今までボランティアの経験もなかったんだけど、1回やってみるとお金に変えられない貴重な経験ができたなって思う。
それこそ英語ができたからこそしてあげられたサポートで、英語を勉強してよかったなっていう気持ちにもなれた。何事も挑戦してから判断しないといけないなっていうことを学んだよ。
そういう活動を通して、少しだけ、誰かのためにっていう動機で何か行動を起こすことが増えてきたと思ってて、そんなタイミングでこのコスプレの世界大会の団体に入って、自分が担当したブルガリアの代表の役に少しは立てたと思う。
そんな経験から、英語ができることで、私は海外の人にも貢献できるんだなっていう気持ちが生まれたの。来年から入社する会社はそんなに海外との接点はないけど、将来的に外国人の役に立てる仕事も選択肢に入れられるんだなって気が付いたよ。
活動を通して思い出した、留学に挑戦した理由
各チームの代表と会える最終日、塩口さんが担当していたイタリアの荷物問題が解決した後、私たちインターン生2人は一緒に帰りました。
その時、お互いに感じていたのは「私って、このために留学したんだな。」という気持ちでした。
このコラムを書いているのは、対談で出てきたインターン生の神谷(ブルガリア担当だった方)ですが、私はこの経験が留学から帰ってきてから一番「留学してよかったな。」と思える出来事になりました。
私が海外留学を決めた理由は「海外に住んでみたかった、海外の友達が欲しかった。」という100%好奇心からで、実は就職活動やキャリアの事はその次でした。
実際に私はカナダで1年間生活をする中で、現地の文化にも、友達の出身国の文化にも触れられてすごく楽しかったです。
そして、それだけでなく、現地の専門学校で専攻していた、旅行についての知識も身についてたし、精神的にも大きく成長することができたと思います。
帰国後のインターン生としての活動や、自分の就職活動で、私の留学経験はとても活きていると思うし、これから留学に行く人にも、ぜひ今後のキャリアに繋げてほしいなとも思います。
でも、留学の醍醐味や英語が話せる良さってそれだけじゃなかった。英語ができたからこそ、私たちは担当国の代表とより信頼関係を築くことができたし、トラブルの時も少しは役に立つことができました。
少なくとも、人見知りですぐに人と打ち解けるのがそんなに得意ではない私にとっては、共通の言語だった英語がスムーズに話せたことはすごく大きかったと思います。
私が留学に行って英語を学んだのは、もっと海外の人と関わってみたい、もっと海外と接点が持ちたいという理由からでした。
留学に行って英語を学ばなかったら、私はきっとこの学生メンバーには参加しなかったし、学生メンバーにならなかったら、こんなにたくさんの国の人と友達にもなれませんでした。
そう考えると、私が留学に行って英語を学んだ目的はしっかり果たされているな、と実感することができる10日間になりました。
私が自分のファーストキャリアに選んだ会社は、あまり海外と接点があったり、英語を使ったりする職場ではありません。
でも、私が大学生活の間に作ったたくさんの海外の友達と、SNSを通じて繋がっていて、今後も英語でたくさんやり取りをしていくと思います。
また、在学中の留学経験があったからこそ、社会人になっても海外の人と関われるボランティアがあったらきっと参加するだろうし、いつかまたもう一度海外に出たいなとも思います。
この学生メンバーの経験は、「留学に行ったことで、自分の人生が豊かになったな。」と感じることができる、良い経験になりました。
まとめ
名古屋で行われるコスプレの世界大会の、学生メンバーとしての経験を対談形式でお送りしました!
普段職場でしか会っていなかったインターン生2人が、別の場所で会って違う活動(大学生らしい?活動)ができたのは新鮮で楽しかったです!個人的には、お互いもっと仲良くなれたのも、参加して良かった事の一つです。(笑)
「留学してほんとに役に立つの?」っていう疑問はよく聞きますが、こんな留学の醍醐味もあるんだ!っていうことが少しでも伝われば嬉しいです。